2005/08/09 - 2005/08/14
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Newmanさん
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漁業の街、羅臼。観光という面からいうと、大型ホテルが立ち並び観光船が発着するウトロ側とくらべると些か華やかさに欠けるように思われがちですが、実は見どころも結構多く、街自体も素朴でなかなか良い感じでした。
また、羅臼側には無料で入ることのできる温泉なども数ヶ所あり、どこも道路沿いにあるので結構気軽に利用できます。まさに、温泉好き、わけても秘湯好きにはたまらないところでしょう。
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羅臼温泉街(羅臼市街から2,3km)近くにある熊の湯に行ってきました。写真は国道(知床横断道路)沿いの駐車場横に架かる橋から眺めた羅臼川の渓流です。露天風呂は橋を渡ってから川に沿って下流方向に下ってすぐのところにあります。
この熊の湯は、道路を挟んだ反対側に国設キャンプ場があることもあり、とても人気のある露天風呂です。地元の方も多くいらしているようで、地元の話題などに耳を傾けていると結構情報収集ができたりもします。 -
毎朝5時半から6時くらいになると、お湯を抜いて清掃が始まります。キャンプ場に滞在する人たちが清掃の手伝い(有志)をする慣わしになってるそうで、この日も大勢の方が集まっていました(5時33分撮影)。
ちなみに、7時くらいにくれば一番湯に入れるそうですよ。 -
熊の湯から横断道路を少し下ったところに、この間歇泉があります。1962年温泉ボーリング中に噴湯したそうで、1968年3月19日に北海道指定の天然記念物となりました。現在は、30分から2時間の不定期な間隔で2分程度5〜10mくらいの高さに噴湯します。その際の湯温は98度にまで達するそうです。
今回の旅で私は2度ここを訪れたのですが、幸運にも2度とも着いてから5分前後で噴湯するのを見ることができました。 -
間歇泉のすぐ前に、羅臼側からの羅臼岳登山のための山小屋 峰があります。山小屋というよりもどこかロッジ風の建物です。
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山小屋と間歇泉の間を通ってすぐのところが、羅臼岳登山口です。
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次に、横断道路をウトロ側に進んでいき、熊越の滝へと向かいました。覆道のすぐ手前に滝への入口があります(ここが少しわかりづらいのです...)。
入口から4〜500mほど、このように草木が鬱蒼と茂る中を歩いていきます。それだけに、国道からすぐのオシンコシンの滝や遊歩道の整備されたフレペの滝などと比べるとここを訪れる人は少ないようなのですが、それゆえに秘境度は増します。 -
まずは、滝を見下ろす展望台へとやってきました。この写真には写っていないのですが、ここからは滝の上の覆道がよく見えます。
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展望台を下ると、滝の正面に出ます。オーソドックスな形ではありますが、大変美しい滝でした。
滝の名前の由来について書かれた看板が立っていたのですが、内容がなかなか面白いものだったので、以下に転載します。
熊越の滝のいわれ
昔、羅臼の猟師が親子連れの熊をしとめようとして、この滝の前まで追って来た。すると母熊はせめて子熊だけでも逃がそうとして滝を越えさせようと下からおし上げた。その姿を見て母子愛に感動した猟師はうつのをやめました。
それ以来、羅臼の熊は人をおそわなくなったという話があります。 -
望郷台にやってきました。ここは、海抜167mの高台にあり羅臼の街を一望できます。ここへは朝の7時半頃と16時半頃との2度やってきたのですが、南東方向の海に面した羅臼の街は朝早い時間のやわらかい光の中で眺めるのが合っているように思います。
ここには、羅臼国後展望塔が建っていて、館内には北方領土に関する資料が展示されています(9時から17時(11〜3月は16時)まで/月曜日、年末年始等休館)。 -
左の小高い山は英嶺山(521.4m)。手軽に登れるコースとして昨年ハイキングコースができたばかりの山です。右に写っている赤い屋根が登山口の羅臼中学校。
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奥に羅臼岳をはじめ知床連山が見えます。
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こちらは、羅臼スキー場。
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国後島です。白っぽい断崖がとても印象的ですね。湿気の少ない時期だともっとハッキリと見えるのだと思います。
実際に思っていたよりもかなり近くに感じました。そして、その大きさにはただただ圧倒されてしまいました。 -
こちらは、マッカウス洞窟です。内部にはヒカリゴケが自生しています。
それほど奥行きはなく、また手前の池のあたりでは上から絶え間なく雫が落ちてきていました。 -
洞窟内に自生するヒカリゴケ。
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朝方だと内部に光が差し込むため、フラッシュを焚かなくとも写真におさまります。
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この洞窟は、1858年(安政5年)5月5日に、当時幕府から蝦夷山川地理取調を命ぜられていた松浦武四郎が野宿をした場所でもあります。
同年の著書『知床日誌』には、マッカウス洞窟で野宿したところ、洞窟の壁に岩管やハマナス等の草花が咲いていたので、以下の歌を書き残したと記されています。
「仮寝する窟におふる石小管葦し菖蒲と見てこそはねめ」
また、「夜中に熊が出てきて捨てた魚骨をバリバリ食べるので心細い思いをした」とも書かれています。
なお、1869年(明治2年)に命名された「北海道」という地名は彼が探検中に使っていた「北海道人」という雅号から用いられたとのことです。 -
洞窟前の道路を渡って、羅臼の街の方向を眺めてみました。
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日本最東端の温泉、相泊温泉(あいどまりおんせん)です。海に臨んだ場所にありますが、目の前にはテトラポッドが積まれていて展望はいまひとつです。小屋がけされてビニールシートを被せてありましたが、台風などで吹き飛んでしまうと覆いがなくなってしまうそうです。
塩分を含んだ熱めのお湯は、日焼けした腕にかなりしみました。 -
内部はこんな感じです。
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温泉の前からは、羅臼側の終点相泊漁港が見えます。羅臼から相泊までは夏季のみ日に2本(相泊発、7:05と16:40)バスが通っています。
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