2001/07/16 - 2001/08/28
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とうとうニューヨーク到着
一人旅はいったん終了。日本の大学の先生、ゼミ生と空港で合流し、アメリカでお世話になる大学へ。滞在中は、土・日は自由行動。平日は英語の授業や現地の会社等の見学、講義等という生活。
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2001年7月25日
New York Grand Central Terminal
グランドセントラル駅
New Yorkに到着するのは6:15AMの予定だったのに、バスが順調に行きすぎて、実際についたのは6:00前。外はまだ真っ暗。とりあえず、トイレへ。
Durangoで寝坊したおかげで、本当はナイアガラで一泊
するはずだったのにできなかったから、Rapid City から夜行続き。
3日間お風呂に入ってない上に、シカゴでは大雨で足がすごい濡れたし、ナイアガラの滝では濡れた上に汗をかいたから、その時の私はとっっても汚かった。
その夜も一人で泊まるならそのままでいたかもしれないけど、その日は先生やゼミ生と合流する日。
しかもゼミ生はほとんどが初対面だから、第一印象で不潔な人は困る。
だからトイレではシャツを着替えて、洗顔シートや足拭きシート、シャンプーシートを駆使して何とか清潔な状態にしようとがんばった。
簡単に化粧もして身支度を整えると、いつのまにか時間がたっていた。
先生達が乗った飛行機の到着時間は2:55PM
それまで観光しようと思い、邪魔な荷物をロッカーに入れようとロッカーを探したけれど、見つからない。
大体のバスターミナルにはロッカーがあるから、New Yorkにもあるはずだと思っていたけどみつからない。
もしかしたら、セキュリティー上の問題でないのかもしれない。
仕方がないから、鉄道の駅ならあるだろうと思って、移動することに。
Grand Central Terminal へ行くことにした。駅につき、ロッカーを探したけれど見つからない。
「New Yorkにはロッカーはないのかー!!」と半分怒りながら右往左往。
Lost & Found は見つけたけど、ロッカーがない。職員に聞いてみると、「あっちで預けられる。」と言われた。
言われた方にあるのは、さっき見た、Lost & Found
「これって失くし物預かり所じゃないのー?」
と思いながら入っていき、掲示を読んでみると、預かってくれるっぽい。言ってみると、預かってくれた。やっと荷物から開放されて、その後は観光&買い物。 -
New York Grand Central Terminal
この駅は写真でもわかる通り、全体的に暗い。けど、怪しい暗さではない。
天井に描かれた星座図は、くらーい雰囲気とよく合っていて不思議な空間。団体の学生さんが授業で来てたみたいで、あちこちに座りこんでスケッチしていた。 -
New York St. Patricks Cathedral
セントパトリック大聖堂
朝早かったけど、人がたくさんいた。ニューヨークの人々の朝は早い。7時ぐらいでも、屋台で買ったパンをかじりながら出勤する人々が。ここでも、出勤前にお祈りのために寄ったような人をたくさん見た。 -
New York Trump Tower
トランプタワー
上層階は超高級アパートで、スピルバーグ監督が住んでいるらしい。内装、外装とも豪華なビル。 -
New York Trump Tower
トランプタワー -
New York St. Thomas Church
少しだけど観光をした後。。
空港へは遅れずに行きたかったから、早めに向かった。
再び重い荷物を抱えて地下鉄へ。
JFK空港へは、地下鉄AでHoward Beach 駅まで行き、そこから無料バス。
簡単そうだけど、この地下鉄Aが曲者。途中で、分岐する。
京王線が、橋本行きと八王子行きに分かれるのと同じ。
電車には、どこ行きかちゃんと書いてない。運悪く、私が乗っていた電車は、目的地へいかないやつ。分岐点となる駅で乗り換えなくちゃいけない。
その駅が要注意だったことはわかってたし、アナウンスがあったから頑張って聞いてたけど、わからなかった。
「ま、時間の余裕はあるし、間違ってたら戻ってくればいいや。」
と思って降りないでいると、降りてホームに立っていた男性が「どこに行くんだ?」 と聞いてくれた。
Howard Beach という駅名がとっさに出てこなくて、地図で確認してたら、ドアが閉まった。
男性は、「あーあ。」とでも言いたそうな顔だった。
どっからどう見ても空港に向かっている私が降りなかったから声をかけてくれたらしい。
逆方面の電車で戻ってちゃんと目的地には行けたけど、重い荷物を抱えて反対側のホームへ行くのは大変だった。
やっと空港に着いた。
この日のNew Yorkはすっっごい暑くて、のどがカラカラ。
水はいつも携帯していたけど、何か他のものが飲みたい気分。
空港の売店でジュースを買うことに。
この時の私は、暑さと荷物の重さと喉の渇きでイライラがたまってた。
もう、とにかく早く水分を摂って椅子に座ってのんびりしたい気分。レジに並んで買おうとしていると、日本語が聞こえてきた。
アメリカ人の男性と日本人の女性。
「男性が日本に留学している時に仲良くなって、女性が遊びに来たのかなー。」 と勝手に解釈。
前の人が買い終わって、次の番に。
その二人組と私が前の人の後ろに横並びの状態で、どっちが先に買っても不自然じゃない並び方だったけど、私は二人よりも先に並んでいたし、早く飲みたかったから、自分の飲み物を「私が先よ。」って感じでカウンターに差し出した。「すっごい感じが悪い人みたいだったけど、別に知りあいじゃないし、いいや。」
と思って、買ったものを持ってベンチへ。
しばらく時間を潰して、お迎えの人が固まっているところへ。
立ったまま待つこと1時間以上。やっと先生の姿が。 こっちを見ると、「あ、いましたね。」という感じで笑顔に。 私も笑顔で会釈。近づいてきた先生、目線が私に向いていない。しかも、隣の人に話し掛けた。すっごい偶然。 隣に立っていた人は、New Yorkで私達が滞在した大学の先生で、この研修のお世話をしてくれた人だった。
さらに、驚くべきことに、その先生は先生に、さっき売店であった二人を紹介した。何と、その二人は私達の通訳をしてくれる学生だった。私は、その二人と最悪な初対面をしてしまいました。
でもね、この後この二人とはちゃんと仲良くなれたから問題なし。というより、二人はこの売店での出来事で不愉快には思っていなかったらしい。あーよかった。 -
2001年7月28日
New York MOMA(Museum of Modern Art)
この日、私は一人でホイットニー美術館(Whitney Museum of American Art)とセントラルパークに行くつもりだった。朝食の時、先生にどこに行くのか聞かれたから答えた。先生はこれまでに何度もNew Yorkに来たことがあるにもかかわらず、行ったことがなかったらしい。というより、存在すら知らなかったらしい。ということで、急遽私はホイットニー美術館に興味を持った先生と行動を共にすることに決定。プラス、もともと先生と出かけることになっていた先輩も。(誤解を招くといけないから断っておくけど、別に私は先生と行くのが嫌だったわけじゃないよ。)
朝食を済ませ、すぐ出発かと思いきや、そうはいかない。先生のお知り合いの方が学校に来ることになっていた。観光はその後。このお知り合いの方がすごい。日経BPに現地採用で入社、今では(当時)New Yorkで社長をされている。仕事の関係でお会いするとしたら、すごいかしこまっちゃいそうな相手。だけど、ここはアメリカで、この方はアメリカ生活がとても長い。多分、私が日本で生活した年数(つまり、年齢)よりも長い間アメリカで暮らしているはず。ポロシャツに短パンで、片手にコーヒーを持ってやってきた。日本人だから小柄だけど、とても元気。アメリカ生活に馴染んでいることがわかる。うらやましい。
先生と社長のお話に、私と先輩も参加。といってもほとんど聞いているだけ。最近のアメリカの状況を5分ちょっとぐらい話した後、話題は今日の予定になった。先生が、「今日はマンハッタンで美術館に行くんですよ。」と言うと、「そうですか。マンハッタンですか。電車でですか?」と聞かれたので、「そうです。」と先生。この学校からマンハッタンに行くには、まず駅まで延々と歩き、駅から大体1時間に1本の電車に乗る。「よかったら、駅まで車でお送りしますよ。何時の電車ですか?」と聞かれたので、時刻表で調べると、十分後ぐらいのがあって、その次は1時間後だった。「十分後にあるんですけど、無理そうなので、1時間後ですね。」と言うと、「でも、今出れば間に合うかもしれませんね。どうしますか。行きますか。」ということで、車で駅まで送ってもらった。らくらくー。
と・こ・ろ・が……
間に合わなかった。ということで、駅の周辺を少し歩き、Cafeで先生にコーヒーを奢っていただきました。
このことで驚いたのは、社長の決断力。さすが。こういう人が仕事で成功するのだね。
1時間後の電車に乗り、マンハッタンへ。まずは先生の要望でMOMAへ。私はNYの滞在中にMOMAへ行くつもりはなかったけど、まあ、行ってみてもよいかなと思って来てみた。Monetの睡蓮が見られたのがよかった。
美術館では大抵学生料金が設定されていて、私は国際学生証があるから難なく学生料金で。だけど先輩は持ってなくて、その代わり大学の学生証を持っていた。「いくらなんでも日本の学生証じゃ無理でしょう。」と思っていたら、強気な先輩はそれを見せて、「I am a student.」と言ったら大丈夫だったらしい。やってみるものだ。その先輩、中国からの留学生。留学生って、年齢は日本の普通の学生より上で(だいたい、自分の国でも大学出てるから。)その先輩も30歳くらい。もう立派な社会人の年齢なのに、学生で通っちゃった。不思議なものだ。
MOMAを出ると先生が、「お昼にしましょう。」とおっしゃった。近くのヒルトンホテルへ。リッチ。ヒルトンの中のレストランで昼食。またまた先生に奢っていただきました。ごちそうさまです。私が頼んだのはツナサンド。注文したら、焼具合を聞かれたから「ツナを焼く?なんで?」と思っていたら、出てきたのは、マグロのステーキをサンドしたもの。そうだね。これもツナサンドだね。ナイフとフォークで頂きました。シーチキンサンドではありませんでした。美味なり。
食事の最後を緑茶で締め、次は念願のホイットニー美術館。ここからは地下鉄がよさそう。先生にそう言うと、「いや、タクシーで行きましょう。」というお返事。おお、タクシー。日本でもあまり乗らないのに、New Yorkで乗ることになるとは思わなかった。タクシーに乗り、ホイットニーミュージアムと告げるけど、わかってもらえない。発音が難しい単語だから通じないのかと思い、メモに書いて見せたけど、分かってもらえない。わかってもらえないというより、運転手が知らないらしい。多分よくあることなんだと思うけど、タクシーの運転手って移民が多いからね。渋滞してるから、時々止まった時に地図を見てる。とってもあやしい運転手。ガイドブックの地図を見せ、住所を書いて見せたら、なんとかわかってもらえた。苦労して美術館に着き、見学。
美術館は、アメリカン ポップアートの作品が中心で、今まで興味がなかったような作品が見られてよかった。興味の幅が広がり、楽しかった。
先生と一緒に行動し、いつもの私の旅とは違う日になった。私がヒルトンで食事&New Yorkでタクシーをまた経験する日はやってくるのでしょうか。 -
New York
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New York Central Park
Hans Christian Andersen Statue
アンデルセン像と一緒に読書。のふり。 -
New York Central Park
Alice in Wonderland Statue
不思議の国のアリス像とお友達。のふり。 -
New York Central Park
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New York Central Park Strawberry Fields
故ジョン・レノンが住んでいたダコタアパートから見える位置にある。中央には、「IMAGINE」の文字が。 -
New York Columbus Circle
コロンブスの像があるあたり。写真は、銀色の地球儀。
駅から学校まで帰る途中でコンビニまで来ると、電車が一緒だった、ゼミ生がいた。「ID持ってきてますか?」って聞かれたから何事かと思ったら、タバコを買いたいけど、パスポートを寮に置いてきたから買えないらしい。私が代わりに買ってあげることに。
レジに行き、国際学生証を見せると、ダメだと言われた。なんでだよ。おかしいぞ。と思ってちょっとむすっとしながら今度はパスポートのコピーを見せた。しぶしぶOK。これで買える。
だけど、こっから少し大変だった。吸うのは私じゃないから、どれを欲しいのかよくわからない。青のマルボロ(だったかな?)が欲しかったらしくて、それを店員に言った。でも横で吸う本人が、「やっぱり1カートン」とか言ってる。でも、青はバラでしかない。
1箱でいいから青を買うのか、青でなくてもいいから1カートン買うのか判断するのはゼミ生。
一応、私が買うことになってるから、店員に告げるのは私。
でも吸うのはゼミ生だから、ゼミ生は希望を私に言う。
とってもややこしい。しかも、私はタバコを吸わないから、カートンといわれてもよくわからない。ダースじゃだめなの?やっと買うのが決まり、お支払い。私の物のはずなのに、お金を出すのはゼミ生。受け取ったタバコをすぐに(こっそりと)ゼミ生に渡す私。とってもあやしい。
何とかタバコを買うと、今度は先輩に「これ(夕食用のブリトー)を温められるか聞いてくれる?」と頼まれた。聞いてみると、「あっちに電子レンジがある。」と言われた。あ、自分でやるところなのね。
自分では何も買わないのに、人のお世話をしてばかりいたみたい。何でこんなに働いてんだろ。記念すべきはタバコ初購入。日本でも自販機でしか買ったことないから。 -
2001年7月29日
New York Metropolitan Museum of Art
この日は日曜で自由行動の日。
私は一人でメトロポリタン美術館に行く予定。
マンハッタンに行くにはまず学校から駅まで歩き、電車に乗って1時間ぐらいだったかな。この電車が1時間に一本ぐらい。駅は無人。切符は電車の中で購入。いかにアメリカが車社会かってことがわかるよね。
電車が1時間に一本ってことは、遊びに行くのに丁度よい電車には今回の研修のゼミ生が集中する可能性が高いってこと。電車で集中するとしても、何両かに分散されるからまあ、許せる。でも、みんなが同じ電車を目指すなら、駅までの道にも集中する。マンハッタンで一人歩きするのはいいけど、駅までの道で一人はさみしい。前に数人が固まっていたり、私の後ろから数人が固まって来たりなんてなると、お互いに気まずい。だから、とりあえずマンハッタンの駅までは友達と一緒させてもらうことにし、私を含めて3人で行くことになった。
駅まで行き、電車にも乗り、座っておしゃべりでもしようと思ったのに、予想外に混んでる。席は日本のローカル線や特急みたいに、進行方向と直角の座席。向かい合ってはいないけど。二人席と三人席があるけど、ほとんど埋まっていて、三人並んで座るのは無理。二人ならなんとかなりそうだから、どうせマンハッタンで別れるんだし、全席埋まっているわけじゃないんだから、3人で立ってるのもばからしいと思って、ここでもう別行動をとることにした。
三人席で一人分の空席があったから、私はそこに。隣は小学生ぐらいの男の子とお母さん。マンハッタンまで一緒かと思っていたら、3駅ぐらいで降りちゃった。
親子が降りてしばらくすると、駅員がまわって来た。切符を買おうと思ったら、私には話しかけないで行っちゃった。
「あれ、何で?」と思ったけど、理由はすぐにわかった。
さっきの親子のおかげ。電車の中で切符を買うと、駅員さんが、買った人の席に券を差していく。つまり、席に券がある人はもう買ったということになる。
そうです。私の席には親子の券があったのです。最初私は通路側の席だったけど、親子が降りた後は窓際、つまり親子がいた席に移動した。ってことは、券がある席に移動したってこと。多分、券をよく見れば行き先と人数が書いてあるはずだから、私には有効じゃないことがわかるはずなんだけど、駅員さんは確かめなかったみたい。
思わぬところで得をしてしまいました。 -
New York Metropolitan Museum of Art
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New York Metropolitan Museum of Art
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New York Metropolitan Museum of Art
The Temple of Dendur デンドゥール神殿 -
New York Metropolitan Museum of Art
Degas 踊り子 -
New York Metropolitan Opera House
リンカーンセンター内のメトロポリタンオペラハウスのロビーに飾られている、シャガールの絵画。『音楽の泉』『音楽の勝利』のどちらか -
New York Metropolitan Opera House
これもシャガール。
『音楽の泉』『音楽の勝利』のどちらか -
New York
韓国人街には見えなかったけど、こんな標識が。 -
New York Brooklyn Bridge
歩いて渡った。底が半分はがれたサンダルを履いた足を引きずりながら。
渡った後、ブルックリンから地下鉄でマンハッタンに戻ろうと思ったのに、日曜の夜のため、近くの地下鉄駅が閉鎖されていた。別の駅へ行っても、確実に利用できるかわからなかったから、また橋を戻った。往復しちゃったさ。
以前、New York で大規模な停電(だったっけ?)が起こった時、大勢の人がこの橋を渡る光景をニュースで見た。自分が渡ったことあるから、「お疲れ」って気持ちだった。 -
New York Brooklyn Bridge
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New York Brooklyn Bridge
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New York Brooklyn Bridge
よく見ると、今はないWorld Trade Center が写っている。
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