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いよいよ復路。先生たちと別れて一人旅再開です。

アメリカ横断旅行 その6 ニューヨーク→ロサンゼルス編

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2001/07/16 - 2001/08/28

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mamimu

mamimuさん

いよいよ復路。先生たちと別れて一人旅再開です。

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  • 2001年8月11日 Savannah(Georgia)<br /><br />First African Baptist Church<br />1788年に完成した、アメリカで最初の黒人のための教会。現在の建物は1861年に修復されたもの。

    2001年8月11日 Savannah(Georgia)

    First African Baptist Church
    1788年に完成した、アメリカで最初の黒人のための教会。現在の建物は1861年に修復されたもの。

  • 2001年8月11日 Savannah(Georgia)<br /><br />Independent Presbyterian Church<br /><br />映画「フォレスト・ガンプ」の冒頭のシーンに登場

    2001年8月11日 Savannah(Georgia)

    Independent Presbyterian Church

    映画「フォレスト・ガンプ」の冒頭のシーンに登場

  • 2001年8月11日 Savannah(Georgia) <br /><br />Independent Presbyterian Church

    2001年8月11日 Savannah(Georgia)

    Independent Presbyterian Church

  • 2001年8月11日 Savannah(Georgia)<br /><br />サバンナ川<br />川には、貨物用?の大きな船がたくさん。<br />旅行会社勤務時に、サバンナへお仕事で行かれるお客さんを担当したことが数回。日本から出張で行かれるかたも多いようです。ビジネスでも重要な都市なのかな?

    2001年8月11日 Savannah(Georgia)

    サバンナ川
    川には、貨物用?の大きな船がたくさん。
    旅行会社勤務時に、サバンナへお仕事で行かれるお客さんを担当したことが数回。日本から出張で行かれるかたも多いようです。ビジネスでも重要な都市なのかな?

  • 2001年8月11日 Savannah(Georgia)<br /><br />アトランタ・オリンピックの記念碑。

    2001年8月11日 Savannah(Georgia)

    アトランタ・オリンピックの記念碑。

  • 2001年8月11日 Savannah(Georgia)<br /><br />エメット公園内にある、「手を振る女性の像(Waving Girl)」。<br />海で行方不明になった恋人を求めて、45年間この川岸から手を振った女性の姿と言われている。

    2001年8月11日 Savannah(Georgia)

    エメット公園内にある、「手を振る女性の像(Waving Girl)」。
    海で行方不明になった恋人を求めて、45年間この川岸から手を振った女性の姿と言われている。

  • 2001年8月11日 Savannah(Georgia)

    2001年8月11日 Savannah(Georgia)

  • 2001年8月11日 Savannah(Georgia)<br /><br />City Hall

    2001年8月11日 Savannah(Georgia)

    City Hall

  • 2001年8月11日 Savannah(Georgia)<br /><br />Cathedral of St. John the Baptist(セント・ジョン・バプティスト大聖堂)<br /><br />南部で最も美しいと言われている教会。夜の姿もきれいだった。

    2001年8月11日 Savannah(Georgia)

    Cathedral of St. John the Baptist(セント・ジョン・バプティスト大聖堂)

    南部で最も美しいと言われている教会。夜の姿もきれいだった。

  • 2001年8月12日 Savannah(Georgia)<br /><br />Cathedral of St. John the Baptist<br /><br />朝の姿も美しい。行った時は、ちょうど日曜の礼拝中のため入れない。近くの公園で礼拝が終わるまで待つ。<br />サバンナは、「スクエア」と呼ばれる小さな公園がたくさんある。南部だから暑いのだけど、スクエアには緑が多いので歩き疲れた時、暑さにだれた時にものんびり一休みできる。ただし、虫除けが必須。いっぱい蚊に刺されました。病気予防のためにも虫除けがないと。

    2001年8月12日 Savannah(Georgia)

    Cathedral of St. John the Baptist

    朝の姿も美しい。行った時は、ちょうど日曜の礼拝中のため入れない。近くの公園で礼拝が終わるまで待つ。
    サバンナは、「スクエア」と呼ばれる小さな公園がたくさんある。南部だから暑いのだけど、スクエアには緑が多いので歩き疲れた時、暑さにだれた時にものんびり一休みできる。ただし、虫除けが必須。いっぱい蚊に刺されました。病気予防のためにも虫除けがないと。

  • 2001年8月12日 Savannah(Georgia)<br /><br />Cathedral of St. John the Baptist<br /><br />礼拝が終わり、帰る人と逆行して中へ。ガイドブックでは改装中と書いてあって、入れるかわからなかったため、中へ入ることができて感激。全体的にキラキラしていて美しい。

    2001年8月12日 Savannah(Georgia)

    Cathedral of St. John the Baptist

    礼拝が終わり、帰る人と逆行して中へ。ガイドブックでは改装中と書いてあって、入れるかわからなかったため、中へ入ることができて感激。全体的にキラキラしていて美しい。

  • 2001年8月12日 Savannah(Georgia)<br /><br />Cathedral of St. John the Baptist

    2001年8月12日 Savannah(Georgia)

    Cathedral of St. John the Baptist

  • 2001年8月12日 Savannah(Georgia)<br /><br />Cathedral of St. John the Baptist<br /><br />パイプオルガンの奥にはバラ窓が。

    2001年8月12日 Savannah(Georgia)

    Cathedral of St. John the Baptist

    パイプオルガンの奥にはバラ窓が。

  • 2001年8月12日 Savannah(Georgia)<br /><br />Mickve Israel Temple(ミクベ・イスラエル寺院)<br /><br />アメリカで3番目に古いシナゴーグ(ユダヤ教の寺院)で、1733年に建立された。アメリカで唯一のゴシック・スタイルの寺院。何でだったか覚えてないけど、入れなかった。<br /><br />写真は残ってないけど、この後に南部最古の美術館であるTelfair Museum of Art &amp; Science (テルフェア美術館)へ行った。<br />そこで、Julian R. Storyというアメリカの画家の『The Black Prince at the Battle of Crёcy』という作品に惹きつけられた。大きな作品で、戦いに敗れて倒れている馬と人を前に佇んでいる黒衣の人。全体的にくらーいイメージで、その絵から想像できるストーリーもドロドロしてそうなのに、その絵の前から離れられなかった。足休めもしたかったので、展示室の真ん中にあったソファーに座って、2、30分くらいその絵をぼーっと見てた。他にどんな作品があったか覚えてないけど、その絵だけは印象的だった。

    2001年8月12日 Savannah(Georgia)

    Mickve Israel Temple(ミクベ・イスラエル寺院)

    アメリカで3番目に古いシナゴーグ(ユダヤ教の寺院)で、1733年に建立された。アメリカで唯一のゴシック・スタイルの寺院。何でだったか覚えてないけど、入れなかった。

    写真は残ってないけど、この後に南部最古の美術館であるTelfair Museum of Art & Science (テルフェア美術館)へ行った。
    そこで、Julian R. Storyというアメリカの画家の『The Black Prince at the Battle of Crёcy』という作品に惹きつけられた。大きな作品で、戦いに敗れて倒れている馬と人を前に佇んでいる黒衣の人。全体的にくらーいイメージで、その絵から想像できるストーリーもドロドロしてそうなのに、その絵の前から離れられなかった。足休めもしたかったので、展示室の真ん中にあったソファーに座って、2、30分くらいその絵をぼーっと見てた。他にどんな作品があったか覚えてないけど、その絵だけは印象的だった。

  • 2001年8月12日 Savannah(Georgia)<br /><br />The Owens Thomas House(オーエンズ・トーマス邸)<br /><br />1825年に、独立戦争で活躍したフランスの軍人ラファイエット将軍がここのバルコニーから演説した。<br /><br />次の目的地はFlorence(Alabama)。 <br />Savannnahという街からFlorenceという街までの移動では、Columbiaという街で乗換えで、乗るときに運転手にパスを見せたら、「チケットが必要だ。」って言われた。<br />チケットのことを言われたのは初めてじゃなかったから、どうすればいいかはわかっていた。<br />(急いでチケットカウンターに行き、パスを見せてチケットを発行してもらえばOK.大体、バスに乗る人の列で前の方に並んでいることが多かったから、急げば他の人が手続きしている間に、戻って来て列の後ろに並びなおせば間に合った。)<br />でもこの時は私は列の後ろの方に並んでて、私の後には2,3人しかいなかったから、バスが行っちゃわないかすごく心配だったけど、しょうがないからチケット売り場に行った。<br /><br />そうしたらすごい並んでて、15分くらい待たされてやっとチケットを手に入れてバスのところに戻ったら、もうバスは出発した後。置いてかれたよ。<br />次のバスがわからなくてまたチケット売り場に並んで聞いてみたら、1時間半後ぐらいにあることがわかって、とりあえずそのバスでAtlantaに行ってみた。<br />前のバスがAtlantaを通ることはわかってたから。<br />私が置いてかれたバスは、Columbiaの次にAtlantaに停車して1時間ぐらい休憩を取ることになっていた。<br />でも、いくら次のバスでそれを追いかけても、間に合わないだろうと思った。<br /><br />実際、私がAtlantaに着いたのは、前のバスがAtlantaを発つ時間の1時間後だったから、次のバスを調べようと思ってInformationで聞いてみると、「すぐ行け!!」って言われた。<br />急いでゲートに向かおうとすると、「そっちじゃない、こっちだ!!」とまで言われた。<br />言われた出口(普通の乗客は使わない出入り口)から出てバスのところに行くと、バスはまだ出発前で、間にあったみたい。<br />乗客は席に着いていて、ドライバーがいないからドアが閉まっていた。<br />バスの前面に書かれている行き先(日本の観光バスみたいに、窓の上方にある)を確認して、ドライバーを待った。<br />もう手続きは終わっていて、出発するだけの状態だったけど、ぎりぎり間に合ったみたいで、乗せてくれた。ありがとうございます!<br /><br />Florenceという街はそんなに大きい所じゃないし、ガイドブックでも、私がいた方面からの長距離バスは、1日に2本くらいしかないようなことが書いてあったから、<br />「こんな短時間の間に、待ち時間がほとんどなくうまく次のバスに乗れるなんて何かおかしい。もしかしたらこのバス、私が置いてかれたやつかも。」<br />と思っていたら、やっぱりそうだったみたい。<br />1時間間に合わなかったと思ってたら、AtlantaはColumbiaと違うタイムゾーンらしい。<br />つまり、Columbiaを出たときはEastern Time Zone だったのに、Atlantaに着いた時はCentral Time Zone (-1時間)になっていたらしい。<br />だから、私の時計が違ってただけで、実際はぎりぎり間に合ってたというわけ。<br />ガイドブックだと、AtlantaはEastern Time Zone になってるのに。<br />だまされた。<br /><br />でも、間に合ってよかった。<br />AtlantaでInformationに行く前に、トイレなんて行っちゃってたし。<br />結局、私のAtlanta滞在時間は30分もありませんでした。<br />ま、もともと乗換えだけの予定で、観光する計画じゃなかったからいいけど。<br />今回もルートが複雑だから復習すると、<br />Savannah-Columbia-Atlanta-Florence  <br />

    2001年8月12日 Savannah(Georgia)

    The Owens Thomas House(オーエンズ・トーマス邸)

    1825年に、独立戦争で活躍したフランスの軍人ラファイエット将軍がここのバルコニーから演説した。

    次の目的地はFlorence(Alabama)。
    Savannnahという街からFlorenceという街までの移動では、Columbiaという街で乗換えで、乗るときに運転手にパスを見せたら、「チケットが必要だ。」って言われた。
    チケットのことを言われたのは初めてじゃなかったから、どうすればいいかはわかっていた。
    (急いでチケットカウンターに行き、パスを見せてチケットを発行してもらえばOK.大体、バスに乗る人の列で前の方に並んでいることが多かったから、急げば他の人が手続きしている間に、戻って来て列の後ろに並びなおせば間に合った。)
    でもこの時は私は列の後ろの方に並んでて、私の後には2,3人しかいなかったから、バスが行っちゃわないかすごく心配だったけど、しょうがないからチケット売り場に行った。

    そうしたらすごい並んでて、15分くらい待たされてやっとチケットを手に入れてバスのところに戻ったら、もうバスは出発した後。置いてかれたよ。
    次のバスがわからなくてまたチケット売り場に並んで聞いてみたら、1時間半後ぐらいにあることがわかって、とりあえずそのバスでAtlantaに行ってみた。
    前のバスがAtlantaを通ることはわかってたから。
    私が置いてかれたバスは、Columbiaの次にAtlantaに停車して1時間ぐらい休憩を取ることになっていた。
    でも、いくら次のバスでそれを追いかけても、間に合わないだろうと思った。

    実際、私がAtlantaに着いたのは、前のバスがAtlantaを発つ時間の1時間後だったから、次のバスを調べようと思ってInformationで聞いてみると、「すぐ行け!!」って言われた。
    急いでゲートに向かおうとすると、「そっちじゃない、こっちだ!!」とまで言われた。
    言われた出口(普通の乗客は使わない出入り口)から出てバスのところに行くと、バスはまだ出発前で、間にあったみたい。
    乗客は席に着いていて、ドライバーがいないからドアが閉まっていた。
    バスの前面に書かれている行き先(日本の観光バスみたいに、窓の上方にある)を確認して、ドライバーを待った。
    もう手続きは終わっていて、出発するだけの状態だったけど、ぎりぎり間に合ったみたいで、乗せてくれた。ありがとうございます!

    Florenceという街はそんなに大きい所じゃないし、ガイドブックでも、私がいた方面からの長距離バスは、1日に2本くらいしかないようなことが書いてあったから、
    「こんな短時間の間に、待ち時間がほとんどなくうまく次のバスに乗れるなんて何かおかしい。もしかしたらこのバス、私が置いてかれたやつかも。」
    と思っていたら、やっぱりそうだったみたい。
    1時間間に合わなかったと思ってたら、AtlantaはColumbiaと違うタイムゾーンらしい。
    つまり、Columbiaを出たときはEastern Time Zone だったのに、Atlantaに着いた時はCentral Time Zone (-1時間)になっていたらしい。
    だから、私の時計が違ってただけで、実際はぎりぎり間に合ってたというわけ。
    ガイドブックだと、AtlantaはEastern Time Zone になってるのに。
    だまされた。

    でも、間に合ってよかった。
    AtlantaでInformationに行く前に、トイレなんて行っちゃってたし。
    結局、私のAtlanta滞在時間は30分もありませんでした。
    ま、もともと乗換えだけの予定で、観光する計画じゃなかったからいいけど。
    今回もルートが複雑だから復習すると、
    Savannah-Columbia-Atlanta-Florence 

  • 2001年8月13日 Tuscumbia(Alabama)<br /><br />この街での目的は、ヘレン・ケラーの生家を訪れること。<br />ただし、問題が一つ。このヘレン・ケラーの生家(Ivy Green)は、Florenceの隣町(?)のTuscumbiaにある。徒歩で行くには遠すぎるから、タクシーで行くしかない。<br />田舎では流しのタクシーなんていなくて、電話で呼ぶしかない。この旅の間、これまでに何度か電話は経験したけど、やっぱり勇気がいる。できればかけたくない。<br />部屋の電話帳にタクシー会社は載ってたけど、どの会社がいいかわからないし、やっぱり電話したくないから、フロントで頼んでもらうことにした。フロントでタクシーを呼んでもらい、チップを渡したら笑われたような気がした。気のせいか?<br /><br />タクシーを使っても15分か20分くらいかかった。<br />降りる時に、「帰りもタクシーを使いたいんだけど。」<br />とドライバーに言ったら、名刺をくれた。<br />「帰りは自分で電話かー。」とちょっと憂鬱になった。<br /><br />Ivy Greenへ入ると、白髪のおばあさんが迎えてくれた。入場料を払い、「自由に見学できるのですか?」と聞くと、1階の各部屋を説明してくれた。「2階にも行ってごらん。」と言われたから2階へ。<br />昔の家だけど、きれいで、当時にしては大きい家だと思う。<br />へレンが使っていた部屋があり、写真を撮った。<br />部屋の中には入れないから、ドアのところから。<br />でも、壁が邪魔で部屋全体がうまく撮れないから、少し身を乗り出すような感じで撮った。撮った瞬間に柵に触れて、すこし動かしてしまった。すると、ベルの音が。学校とかの非常ベルみたいなジリリリリーというけたたましい音。最初は、何が起こったのかわからなかった。<br />美術館でも作品に近づきすぎて音が鳴ったことがあるけど、離れればすぐ止まったし、今回もすぐ止まるだろうと思った。<br />でも、止まらない。<br /><br />おそるおそる1階へ行ってみた。<br />おばあさんに、「2階で柵に触れたから、そのせいだと思う。」<br />と告げたけど、おばあさんは怒ってもいないし、私を攻めようともしない。電話で管理会社みたいなところ(セコムみたいなところ?)<br />に電話して、「こちらIvy Green。・・・・・・・・」と何か言っている。私のほかの観光客は一家族だけだったけど、庭から戻ってきて、<br />「何だ、何だ。」という感じで何か言っていた。<br />おばあさんが電話で経緯を説明したにもかかわらず、管理会社?がやってくるらしい。私はおばあさんに謝り、「管理会社にもちゃんと謝らないとなー。」と思ってその場にいると、おばあさんは、<br />「この音はクレイジーだわ。 ここはうるさいから、庭や離れでも見学してきなさい。」と言ってくれた。<br /><br />おばあさんに感謝して庭を見学していると、消防車がやってくるのが見えた。私は消防車を呼んでしまったらしいです。<br />音も止まり、消防車も帰り、ほっとして見学再開。<br />一通り見終わって、母屋(おばあさんがいる所)へ戻った。<br />1階で見ていなかった所を見て、見学は終了。<br /><br />タクシーを呼びたいけど、その前に電話を探さなければならない。<br />Ivy Greenの周りにはなさそうだったから、無駄に歩いて探すより、ここで借りるほうが早いだろうと思って、名刺を見せながら、「タクシーを呼びたいのだけれど。」とおばあさんに言うと、「電話を貸してください。」と言う前に、「ここに電話すればいいの?」と言われたから、「はい。」と言うと、おばあさんが電話してくれた。<br />「日本人のgirlがいるのだけれど、・・・」<br /><br />タクシーを待つ間、おばあさんと話をした。<br />おばあさんは月曜日だけそこで働いているらしい。訪問日が一日でもずれていたら、会えなかったと考えると、月曜日に来てよかったと思う。<br />ヘレン・ケラーの遠い親戚か何かかなーと思って聞いたら、本人とは何の関係もないらしい。<br />すごく良くしてもらったから、時間もあるし、一緒に写真を撮りたいと言うと、快くOKしてくれた。私が片手でカメラを持ち、シャッターを押すと、カメラが近かったから、フラッシュに驚いていた。<br />光った瞬間、驚いて顔を背けてた。<br />私の当時のカメラは、デジカメではなくフィルム用カメラで、シャッターが切れるのが遅いタイプ(半押しの状態でピント合わせをして、次の瞬間にシャッターが切れる)だったから、でき上がった写真ではおばあさんは顔を背けたところ。ちょっと面白い写真になった。<br />でも、おばあさん驚かせてしまってごめんなさい。<br /><br />私が旅の話をすると、おばあさんはアメリカを出たことがないと言った。さらに、「あなたにはエナジーがある。」と言ってくれた。<br />この言葉はすごく嬉しかった。ますます自分はパワフルだと実感した。<br />やっとタクシーが来て、最後におばあさんは、「Have a nice trip.」と言ってくれた。<br /><br />この日は、タクシーの運転手もいい人で、いい出会いのあった一日だった。<br /><br />これが、セコムを呼んでまで撮った写真。

    2001年8月13日 Tuscumbia(Alabama)

    この街での目的は、ヘレン・ケラーの生家を訪れること。
    ただし、問題が一つ。このヘレン・ケラーの生家(Ivy Green)は、Florenceの隣町(?)のTuscumbiaにある。徒歩で行くには遠すぎるから、タクシーで行くしかない。
    田舎では流しのタクシーなんていなくて、電話で呼ぶしかない。この旅の間、これまでに何度か電話は経験したけど、やっぱり勇気がいる。できればかけたくない。
    部屋の電話帳にタクシー会社は載ってたけど、どの会社がいいかわからないし、やっぱり電話したくないから、フロントで頼んでもらうことにした。フロントでタクシーを呼んでもらい、チップを渡したら笑われたような気がした。気のせいか?

    タクシーを使っても15分か20分くらいかかった。
    降りる時に、「帰りもタクシーを使いたいんだけど。」
    とドライバーに言ったら、名刺をくれた。
    「帰りは自分で電話かー。」とちょっと憂鬱になった。

    Ivy Greenへ入ると、白髪のおばあさんが迎えてくれた。入場料を払い、「自由に見学できるのですか?」と聞くと、1階の各部屋を説明してくれた。「2階にも行ってごらん。」と言われたから2階へ。
    昔の家だけど、きれいで、当時にしては大きい家だと思う。
    へレンが使っていた部屋があり、写真を撮った。
    部屋の中には入れないから、ドアのところから。
    でも、壁が邪魔で部屋全体がうまく撮れないから、少し身を乗り出すような感じで撮った。撮った瞬間に柵に触れて、すこし動かしてしまった。すると、ベルの音が。学校とかの非常ベルみたいなジリリリリーというけたたましい音。最初は、何が起こったのかわからなかった。
    美術館でも作品に近づきすぎて音が鳴ったことがあるけど、離れればすぐ止まったし、今回もすぐ止まるだろうと思った。
    でも、止まらない。

    おそるおそる1階へ行ってみた。
    おばあさんに、「2階で柵に触れたから、そのせいだと思う。」
    と告げたけど、おばあさんは怒ってもいないし、私を攻めようともしない。電話で管理会社みたいなところ(セコムみたいなところ?)
    に電話して、「こちらIvy Green。・・・・・・・・」と何か言っている。私のほかの観光客は一家族だけだったけど、庭から戻ってきて、
    「何だ、何だ。」という感じで何か言っていた。
    おばあさんが電話で経緯を説明したにもかかわらず、管理会社?がやってくるらしい。私はおばあさんに謝り、「管理会社にもちゃんと謝らないとなー。」と思ってその場にいると、おばあさんは、
    「この音はクレイジーだわ。 ここはうるさいから、庭や離れでも見学してきなさい。」と言ってくれた。

    おばあさんに感謝して庭を見学していると、消防車がやってくるのが見えた。私は消防車を呼んでしまったらしいです。
    音も止まり、消防車も帰り、ほっとして見学再開。
    一通り見終わって、母屋(おばあさんがいる所)へ戻った。
    1階で見ていなかった所を見て、見学は終了。

    タクシーを呼びたいけど、その前に電話を探さなければならない。
    Ivy Greenの周りにはなさそうだったから、無駄に歩いて探すより、ここで借りるほうが早いだろうと思って、名刺を見せながら、「タクシーを呼びたいのだけれど。」とおばあさんに言うと、「電話を貸してください。」と言う前に、「ここに電話すればいいの?」と言われたから、「はい。」と言うと、おばあさんが電話してくれた。
    「日本人のgirlがいるのだけれど、・・・」

    タクシーを待つ間、おばあさんと話をした。
    おばあさんは月曜日だけそこで働いているらしい。訪問日が一日でもずれていたら、会えなかったと考えると、月曜日に来てよかったと思う。
    ヘレン・ケラーの遠い親戚か何かかなーと思って聞いたら、本人とは何の関係もないらしい。
    すごく良くしてもらったから、時間もあるし、一緒に写真を撮りたいと言うと、快くOKしてくれた。私が片手でカメラを持ち、シャッターを押すと、カメラが近かったから、フラッシュに驚いていた。
    光った瞬間、驚いて顔を背けてた。
    私の当時のカメラは、デジカメではなくフィルム用カメラで、シャッターが切れるのが遅いタイプ(半押しの状態でピント合わせをして、次の瞬間にシャッターが切れる)だったから、でき上がった写真ではおばあさんは顔を背けたところ。ちょっと面白い写真になった。
    でも、おばあさん驚かせてしまってごめんなさい。

    私が旅の話をすると、おばあさんはアメリカを出たことがないと言った。さらに、「あなたにはエナジーがある。」と言ってくれた。
    この言葉はすごく嬉しかった。ますます自分はパワフルだと実感した。
    やっとタクシーが来て、最後におばあさんは、「Have a nice trip.」と言ってくれた。

    この日は、タクシーの運転手もいい人で、いい出会いのあった一日だった。

    これが、セコムを呼んでまで撮った写真。

  • 2001年8月13日 Tuscumbia(Alabama)<br /><br />Ivy Green<br /><br />ヘレンが「water」という言葉を学んだ井戸

    2001年8月13日 Tuscumbia(Alabama)

    Ivy Green

    ヘレンが「water」という言葉を学んだ井戸

  • 2001年8月13日 Tuscumbia(Alabama)

    2001年8月13日 Tuscumbia(Alabama)

  • 2001年8月13日 Tuscumbia(Alabama)<br /><br />Ivy Green<br /><br />ヘレンが一時期サリバン先生と暮らした離れ

    2001年8月13日 Tuscumbia(Alabama)

    Ivy Green

    ヘレンが一時期サリバン先生と暮らした離れ

  • 2001年8月14日 Memphis(Tennessee)<br /><br />エルビス・プレスリーの像。

    2001年8月14日 Memphis(Tennessee)

    エルビス・プレスリーの像。

  • 2001年8月14日 Memphis(Tennessee)<br /><br />Beale Street

    2001年8月14日 Memphis(Tennessee)

    Beale Street

  • 2001年8月14日 Memphis(Tennessee)<br /><br />映画館の中。可愛かったし、まわりに人もいないし、暇だったので。<br /><br />Memphisの映画館で、当時日本ではまだ未公開の、「Original Sin」(邦題は「プアゾン」だったかな?)という映画を見た。<br />アントニオ・バンデラスと、アンジェリーナ・ジョリーが出ている、ちょっと怪しげな雰囲気の映画。<br /><br />ここでちょっと、アメリカの映画料金の仕組みを解説。<br />料金は、年齢(学生とか、子どもとか)で違うのはもちろん、見る時間や、平日か休日かでも違う。<br />あとは、多分新作か古いかでも違うかもしれない。<br />私が新作を安く見たければ、平日の昼間に学生料金で入るのが多分一番安く見られる方法。<br /><br />で、今回私は学生料金で見ようと思って、料金表を見ると、$5。安い!! と思って、いざ買おうとチケット売り場へ。<br />5:00PMを見るつもりで学生証を差し出し、再度料金表を確認すると、5:00PMからは、Twiliteと書いてある。<br />「しまった。高くなっちゃう。」と思ったけど、もう遅い。<br />「失敗した―。」と思っていたら、不思議なことに、そこは夜のほうが安い。結局、$4で見られた。映画が500円くらいで見られるなんてお得だよね。<br /><br />映画館に入り、自分が見る映画の入り口に行ってみると、まだ清掃中という表示が。他には誰もいない。<br />「早く来すぎたかな。」と思いながらベンチで待った。<br />清掃中の表示が消える頃でも、他の観客はいない。<br />「一番乗りじゃん。ど真ん中に座ってやる。」と思って中へ。<br />誰もいないから、サンダルを脱いで足を組み、偉そうなかっこ。<br />「もしかして、今日は貸しきり?」なんて考える。<br />でも、予告が始まってもホントに誰も来ない。<br />「やった。ホントに貸しきりだ。」と思っていたら、本編が始まってしばらくして、3人グループが来た。<br />その後、さらに1人入ってきたから、(でも、この人は途中で出ていった。)<br />最大時で5人。 すごい贅沢だった。<br />さらにこの映画館、映画館の入り口ではチケットを切るけど、中の入り口(各映画の入り口)では係員はいない。<br />だから、一度入ってしまえば、好きな映画を何回も見られるし、ずっといられる。<br />3人グループも、終わった後違う映画の方に入っていった。<br />私もやりたかったけど、そこまで時間がなかったからやめた。<br />もっと早く知っていれば、早く入っていたのに。

    2001年8月14日 Memphis(Tennessee)

    映画館の中。可愛かったし、まわりに人もいないし、暇だったので。

    Memphisの映画館で、当時日本ではまだ未公開の、「Original Sin」(邦題は「プアゾン」だったかな?)という映画を見た。
    アントニオ・バンデラスと、アンジェリーナ・ジョリーが出ている、ちょっと怪しげな雰囲気の映画。

    ここでちょっと、アメリカの映画料金の仕組みを解説。
    料金は、年齢(学生とか、子どもとか)で違うのはもちろん、見る時間や、平日か休日かでも違う。
    あとは、多分新作か古いかでも違うかもしれない。
    私が新作を安く見たければ、平日の昼間に学生料金で入るのが多分一番安く見られる方法。

    で、今回私は学生料金で見ようと思って、料金表を見ると、$5。安い!! と思って、いざ買おうとチケット売り場へ。
    5:00PMを見るつもりで学生証を差し出し、再度料金表を確認すると、5:00PMからは、Twiliteと書いてある。
    「しまった。高くなっちゃう。」と思ったけど、もう遅い。
    「失敗した―。」と思っていたら、不思議なことに、そこは夜のほうが安い。結局、$4で見られた。映画が500円くらいで見られるなんてお得だよね。

    映画館に入り、自分が見る映画の入り口に行ってみると、まだ清掃中という表示が。他には誰もいない。
    「早く来すぎたかな。」と思いながらベンチで待った。
    清掃中の表示が消える頃でも、他の観客はいない。
    「一番乗りじゃん。ど真ん中に座ってやる。」と思って中へ。
    誰もいないから、サンダルを脱いで足を組み、偉そうなかっこ。
    「もしかして、今日は貸しきり?」なんて考える。
    でも、予告が始まってもホントに誰も来ない。
    「やった。ホントに貸しきりだ。」と思っていたら、本編が始まってしばらくして、3人グループが来た。
    その後、さらに1人入ってきたから、(でも、この人は途中で出ていった。)
    最大時で5人。 すごい贅沢だった。
    さらにこの映画館、映画館の入り口ではチケットを切るけど、中の入り口(各映画の入り口)では係員はいない。
    だから、一度入ってしまえば、好きな映画を何回も見られるし、ずっといられる。
    3人グループも、終わった後違う映画の方に入っていった。
    私もやりたかったけど、そこまで時間がなかったからやめた。
    もっと早く知っていれば、早く入っていたのに。

  • 2001年8月14日 Memphis(Tennessee)<br /><br />ミシシッピ川。夕陽がきれいだった。

    2001年8月14日 Memphis(Tennessee)

    ミシシッピ川。夕陽がきれいだった。

  • 2001年8月14日 Memphis(Tennessee)<br /><br />1両だけっていうのがローカルだなぁ。

    2001年8月14日 Memphis(Tennessee)

    1両だけっていうのがローカルだなぁ。

  • 2001年8月14日 Memphis(Tennessee)<br /><br />橋がきれいで撮ったのか、橋の後ろにMemphis Bellらしきものが見えたから撮ったのか、、覚えてないです。<br /><br />Memphisを発つ前に家に電話をした。日本出発前に母にお知らせしておいた予定では Memphis  には寄ることになっていなかったので、Memphisにいることを告げる。「エルビス・プレスリーの故郷だよ」と言うと、「あ、そうなの?そういえば、確か命日は今ぐらいだったと思う」と母。<br />調べてみると、エルビスが亡くなったのは1977年8月16日。<br />「今度の土曜は夕飯いらないよ」と言っても土曜には忘れている母だけど、こういう話題への記憶力には驚かされる。

    2001年8月14日 Memphis(Tennessee)

    橋がきれいで撮ったのか、橋の後ろにMemphis Bellらしきものが見えたから撮ったのか、、覚えてないです。

    Memphisを発つ前に家に電話をした。日本出発前に母にお知らせしておいた予定では Memphis には寄ることになっていなかったので、Memphisにいることを告げる。「エルビス・プレスリーの故郷だよ」と言うと、「あ、そうなの?そういえば、確か命日は今ぐらいだったと思う」と母。
    調べてみると、エルビスが亡くなったのは1977年8月16日。
    「今度の土曜は夕飯いらないよ」と言っても土曜には忘れている母だけど、こういう話題への記憶力には驚かされる。

  • 2001年8月15か16日 Memphis→Los Angels の間のどこか<br /><br />MemphisからLos Angelsに行くには、一度Dallasで乗り換え。<br />お話は、Dallasでのことから。<br /><br />Dallasでバスの列に並んでいた時、私の前後には若い男性が並んでいた。<br />その二人は知り合い同士ではなかったみたいだけど、私の前の人が後ろの人に話しかけて、仲良くなっていってた。<br />別に、仲良くなるのはいいけど、二人の会話の間に私はいたから見事にはさまれて、さらに存在を無視されていた。<br />「私も仲間に入れてー!!」と思いつつ、会話は聞こえていても内容は理解できないし、会話に割り込めるほど英語力もないから、黙ってた。<br />でも、そんなことがあったから尚更、二人の顔は覚えた。<br />その内の一人の雰囲気は、今でも覚えてるくらい。<br /><br />今回は早めに並んでいたから、希望通り、最前列右側の窓際席をゲット。ここは前がよく見えるし、もちろん窓際だから横も見える。<br />欠点としては、足場が狭く、寒いこと(窓際はすっっごく寒い。)<br />でも、狭くたって足が短い私なら多少は堪えられる。<br />出入り口に近いこの席だと、人の乗り降りが見える。途中のバスターミナルで止まると、今度はどんな人が乗ってくるのかチェック。どこでだかは忘れたけど、ちょっとかっこいい人が乗ってきて、嬉しくなる。<br /><br />Dallasを出たのは朝の6:00頃。<br />だんだん混んできたが、とりあえず順調。荷物もちゃんとある。 <br />そして、事件は夜に起きた。<br /><br />DallasからLos Angelsまでは乗換えがなく、ずっと同じバスだったけど、途中で運転手の交代はあった。確か、最後の交代はPhoenixで、早朝の4:30頃だったと思う。その1時間後ぐらいにどこかのバス停でちょっと停車し、バスは再び走り始めたのに、30分もしないうちに、また停車した。<br />運転手はバスを降りてどこかに行き、すぐ戻ってきたけど、バスが発車する気配が無い。<br />「何で動かないのかなー。」と不思議に思っていると、パトカーが3,4台やってきた。<br /><br />「え、え、何で?」と思っていると、警官がバスに乗り込んできて、<br />運転手と話をしている。運転手はバスの後ろの方の座席を指差し、何か言っている。すると、警官は後ろの方に行き、戻ってきた。<br />警官の後ろには、乗客が二人。そのうち一人は、途中から乗ってきた人で、私がかっこいいと思った人。  <br />「え、あの人犯罪者?」と思っていると、さらに乗客二人が降りていった。その二人は、Dallasで私の前後に並んでいた人達。乗客4人と運転手はそれぞれ警官と話をしている。<br />窓際の席だったおかげで、様子がよく見える。<br />乗客は身分証明証を見せているように見えた。警官のうちの一人がバスに乗り込んできて、何か言った。私の後ろの席のおばちゃんが何か言ったけど、このやりとりは全く理解できなかった。<br /><br />バスに乗っている間、最前列の席の私は後ろの様子がわからないから、彼らが何をしていたか知らないけど、印象としては、悪いことをしそうな人達には見えなかった。<br /><br />しばらく事情聴取(?)をした後、Dallasの二人はバスに戻った。<br />彼らの疑いは晴れたらしい。<br />その後、最初に降りた二人も戻ってきたけど、バッグを持ってまた降りていった。運転手はトランクを開け、彼らが預けた荷物を降ろした。<br />彼らはバスから降ろされるらしい。<br />「もしかして、彼らはパトカーで連れていかれちゃうの?きゃー、逮捕 の瞬間見ちゃった―。」と、脳天気に思った。<br /><br />運転手も戻ってきて、バスは出発。<br />「あー、せめて彼らがパトカーに乗るところまで見たいなー。」<br />と思っていたら、警官はパトカーに乗り始めたけど、彼らが乗る様子はない。警官はみんなパトカーに乗り、パトカーも動き出した。<br /><br />そして彼ら二人は…置いてきぼり。<br />結局、逮捕はされないけど、バスにも乗れないという、とても中途半端な状態にされてしまった。早朝でまだ真っ暗だし、店もないへんぴな所に置いていかれてしまった<br />二人がその後どうなったかは…もちろん知りません。

    2001年8月15か16日 Memphis→Los Angels の間のどこか

    MemphisからLos Angelsに行くには、一度Dallasで乗り換え。
    お話は、Dallasでのことから。

    Dallasでバスの列に並んでいた時、私の前後には若い男性が並んでいた。
    その二人は知り合い同士ではなかったみたいだけど、私の前の人が後ろの人に話しかけて、仲良くなっていってた。
    別に、仲良くなるのはいいけど、二人の会話の間に私はいたから見事にはさまれて、さらに存在を無視されていた。
    「私も仲間に入れてー!!」と思いつつ、会話は聞こえていても内容は理解できないし、会話に割り込めるほど英語力もないから、黙ってた。
    でも、そんなことがあったから尚更、二人の顔は覚えた。
    その内の一人の雰囲気は、今でも覚えてるくらい。

    今回は早めに並んでいたから、希望通り、最前列右側の窓際席をゲット。ここは前がよく見えるし、もちろん窓際だから横も見える。
    欠点としては、足場が狭く、寒いこと(窓際はすっっごく寒い。)
    でも、狭くたって足が短い私なら多少は堪えられる。
    出入り口に近いこの席だと、人の乗り降りが見える。途中のバスターミナルで止まると、今度はどんな人が乗ってくるのかチェック。どこでだかは忘れたけど、ちょっとかっこいい人が乗ってきて、嬉しくなる。

    Dallasを出たのは朝の6:00頃。
    だんだん混んできたが、とりあえず順調。荷物もちゃんとある。 
    そして、事件は夜に起きた。

    DallasからLos Angelsまでは乗換えがなく、ずっと同じバスだったけど、途中で運転手の交代はあった。確か、最後の交代はPhoenixで、早朝の4:30頃だったと思う。その1時間後ぐらいにどこかのバス停でちょっと停車し、バスは再び走り始めたのに、30分もしないうちに、また停車した。
    運転手はバスを降りてどこかに行き、すぐ戻ってきたけど、バスが発車する気配が無い。
    「何で動かないのかなー。」と不思議に思っていると、パトカーが3,4台やってきた。

    「え、え、何で?」と思っていると、警官がバスに乗り込んできて、
    運転手と話をしている。運転手はバスの後ろの方の座席を指差し、何か言っている。すると、警官は後ろの方に行き、戻ってきた。
    警官の後ろには、乗客が二人。そのうち一人は、途中から乗ってきた人で、私がかっこいいと思った人。  
    「え、あの人犯罪者?」と思っていると、さらに乗客二人が降りていった。その二人は、Dallasで私の前後に並んでいた人達。乗客4人と運転手はそれぞれ警官と話をしている。
    窓際の席だったおかげで、様子がよく見える。
    乗客は身分証明証を見せているように見えた。警官のうちの一人がバスに乗り込んできて、何か言った。私の後ろの席のおばちゃんが何か言ったけど、このやりとりは全く理解できなかった。

    バスに乗っている間、最前列の席の私は後ろの様子がわからないから、彼らが何をしていたか知らないけど、印象としては、悪いことをしそうな人達には見えなかった。

    しばらく事情聴取(?)をした後、Dallasの二人はバスに戻った。
    彼らの疑いは晴れたらしい。
    その後、最初に降りた二人も戻ってきたけど、バッグを持ってまた降りていった。運転手はトランクを開け、彼らが預けた荷物を降ろした。
    彼らはバスから降ろされるらしい。
    「もしかして、彼らはパトカーで連れていかれちゃうの?きゃー、逮捕 の瞬間見ちゃった―。」と、脳天気に思った。

    運転手も戻ってきて、バスは出発。
    「あー、せめて彼らがパトカーに乗るところまで見たいなー。」
    と思っていたら、警官はパトカーに乗り始めたけど、彼らが乗る様子はない。警官はみんなパトカーに乗り、パトカーも動き出した。

    そして彼ら二人は…置いてきぼり。
    結局、逮捕はされないけど、バスにも乗れないという、とても中途半端な状態にされてしまった。早朝でまだ真っ暗だし、店もないへんぴな所に置いていかれてしまった
    二人がその後どうなったかは…もちろん知りません。

  • 2001年8月15か16日 Memphis→Los Angels の間のどこか

    2001年8月15か16日 Memphis→Los Angels の間のどこか

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