アメリカ横断旅行　その7　西海岸でお遊び　ラスベガス編

2001/07/16 - 2001/08/28

一人旅を終えて、日本からきた友人とロサンゼルスで合流。そして再びグレイハウンドに乗ってラスベガスへ。西海岸お遊びの旅のはじまり〜。

エリア ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

2001年8月17日 Las Vegas

車中2泊のバス旅にいったん区切りをつけ、1ヶ月振りに出発点のロサンゼルスへ帰還。グレイハウンドのターミナルのロッカーに荷物を預け、ダウンタウンで買い物＆ランチを済ませてから空港へ。日本からやってきた友達のお出迎え。
空港に着いてすぐ、友達と会えた。ここからは二人旅。お遊びの旅。
ダウンタウンへ戻り、ロッカーから荷物を出して、再びグレイハウンドでラスベガスへ向かう。乗換え地でバスが大幅に遅れ、着いたのは翌日夜中の1時過ぎ。（あれ、車中2泊ではおさまらず、3泊になってる？）さらに、ラスベガスのバスディーポから宿泊予定のホテルまではバス。こんな夜中でもバスはあるのです。ホテルチェックインの前にマックでお腹を満たす。そしてチェックインは3時くらい。あー、長い1日でした。

2001年8月17日 Las Vegas

2001年8月17日 Las Vegas

バンジージャンプの瞬間を見ちゃった。

2001年8月17日 Las Vegas

Circus Circus というホテルの中では、サーカスが無料で見られる。

2001年8月17日 Las Vegas

ニューヨークの街並みを再現したホテル。New York New York

二人旅開始二日目、Las Vegasでのこと。
そもそもLas Vegasを計画に取り入れたのは、Backstreet Boys のコンサートが行われるから。というわけで、ここでの私達の目的はカジノではなく、Backstreet Boys のコンサートを観ること。チケットは日本にいる時にインターネットで予約済み。この日はコンサートの日だから、朝からご機嫌だった。
場所はMGMホテルで、そこでBackstreet Boysのコンサートの前日にAerosmithが行われることになっていた。そっちも観たかったけど、その日はLos AngelsからLas Vegasに着く日で、何時に着くかわからなかったから、計画には入れなかった。実際、ホテルにチェックインしたのが夜中の3時ごろだったから、計画に入れなくて正解だった。

コンサートは夜だから、昼間は観光をすることにした。まずは、Las Vegas名物とも言える、Buffet（食べ放題）へ。目標のホテルに入り、Buffetを探すために入り口近くにあったホテル内の案内図を見ていると、同じ物を見ている20歳くらいの男の子4人ぐらいのグループがいた。ちょっと少年みたいな感じでかっこいい。その内２人くらいがBackstreet BoysのBrian（わからない人、ごめん。）に雰囲気が似ている。その人達もBuffetがお目当てだったらしく、その後Buffetで並んでいる時も一緒だった。

Buffetでたらふく食べていると、さっきの男の子グループが帰って行くのが見えた。「あーあ、行っちゃったー。バイバーイ。」と友達とつぶやく。その後しばらくして、私達も帰ることにした。そしてBuffetを出て、そのホテルにあるジェットコースターに乗るために、
（満腹の状態で乗りました。私は全然平気だったけど、友達は乗った後に気分が悪くなった。）入り口へ向かって歩いている途中でエスカレーターを降りると、さっきの男の子グループが!「やったー。また会えた。でも、もう会えないだろうね。」と友達に言った。

ジェットコースターに乗った後、ホテルを出ようと思って出口の方へ歩いていくと、出口近くのカジノでさっきの男の子グループ発見。向こうも私達に気付いたみたいで、一人の子が隣の子に、「あ、あの子達。」みたいな感じで話かけてた。「すっごい偶然だね。向こうも気付いたみたい。でも、話しかける勇気　は持てないね。」　と、私達。そのままその場を去った。

その後もホテル巡りしたり買い物したりしていたら、夜になった。買ったものをホテルの部屋に置いた後、急いで会場に向かった。やっと会場に着くと、人がいない。「え？何このコンサート会場らしからぬ静けさは。」と思ってよく見ると、会場のドアには、「closed」の札が。「え？コンサートは?」と思いながら、近くにあるチケット売り場へ。そこではコンサートチケットを手にした親子が問い合わせをしていた。係の人によると、コンサートは10月に延期されたとのこと。

そういえば、New Yorkで通訳をしてくれた友達がBackstreet Boysのファンで、「コンサートに行く」って言ったら、「AJ（メンバー）の治療のために、コンサートがキャンセルされたりしてるらしいけど、大丈夫?」って言っていた。実は、私が出国する1週間くらい前に延期は決まっていたらしい。
この時にはもう、来日コンサートのチケットが取れていることを知っていたけど、やっぱり楽しみにしていただけに、イライラがお腹の底からこみあげてきた。何かで発散しないとおさまりそうにない。
そこで、私がとった行動はやけ食い。前々から挑戦してみたかった、StarbucksのFrappuccinoの特大サイズ。
（日本のGrandeよりも大きい。サイズ名は忘れた。ペットボトルぐらいの大きさ。）
ということで、当時アメリカでも新商品らしい、Chocolate Brownie Frappuccinoの特大サイズを食べた。買う時に、サイズを聞かれたから特大サイズの名前を言うと、レジのお兄さんに驚かれた。 友達はCaramel Brownie Frappuccino の特大サイズ。特大はホントに大きくて、結局全部は食べられなかった。でも、イライラが発散できて満足だった。

この日の夜はコンサートのつもりだったのに、なくなったから予定を変更して、ホテルの夜のショー巡りをすることにした。

いろいろなホテルをまわり、あるホテルの中を歩いていると、カジノで昼間の男の子グループを発見!!すっごい偶然だと思わない?
そりゃあ、ラスベガスは観光地としてはそんなに広くはないけど、ホテルはいっぱいあるから人が多いのに、一日に同じ人達と4回も会ったんだよ。すごく嬉しくて「これは運命?」なんて思ったりもしたけど、やっぱり話しかけられなかった。

Backstreet Boysに会えなかったのは残念だったけど、
かっこいい男の子達に4回も会えたから、よかった。

2001年8月17日 Las Vegas

New York New York のカジノ

本当はカジノでの写真は禁止。

2001年8月17日 Las Vegas

New York New York

自由の女神がヤンキースのユニフォームを着ている。ジェットコースターもある。

2001年8月17日 Las Vegas

古代エジプトがモチーフのホテル。Luxor

中にも外にもスフィンクスがいる。

2001年8月17日 Las Vegas

中世がモチーフのホテル。Excalibur のショー。

2001年8月17日 Las Vegas

これはホテルじゃないけど。
コーラのビンがある建物は World of Coca Cola コカコーラを紹介するミュージアムとロゴグッズが売っているショップ。ビンの中はエスカレーター。

その右は M&M s World アトラクション、ショップとカフェ。

2001年8月17日 Las Vegas

パリがテーマのホテル。　Paris-Las Vegas Casino Resort

エッフェル塔の足の一部はホテル内に入り込んでる。

2001年8月17日 Las Vegas

小説「宝島」をモチーフにしたホテル。　Treasure Island

ホテルの前では、「バッカニア湾海賊の戦い」というショーが行われる。

2001年8月17日 Las Vegas

The Mirage のショー。「火山噴火」15分毎に噴火しちゃう。

2001年8月17日 Las Vegas

「火山噴火」

2001年8月18日 Las Vegas

世界一の規模を誇るホテル。 MGM Grand

中には本物のライオンがいる。

2001年8月18日 Las Vegas

ラスベガスで最初（1946年）にできたホテル。
Flamingo Hilton

よーっく見ると、ペンギンがいるのです。

2001年8月18日 Las Vegas

Luxorを外から。客室へ行くエレベーターは斜めに上昇するらしい。

2001年8月18日 Las Vegas

まずは、前日の夜の話から。

夜のショーも楽しんで、満足してホテルに戻った。
ロビーで日本語版のLas Vegas ガイドみたいな無料の冊子をもらってから部屋へ。部屋でそれをぱらぱらっとめくっていると、Aerosmithのコンサート情報があった。それによると、もう終わっていたと思っていたコンサートが実は翌日だと言うことが判明。そういえば、部屋から見えるMGMホテルの巨大スクリーンで、Aerosmithの映像やってた。
「コンサート終わったはずなのに何でだろ？」と思っていたら、実はまだだったのね。

友達と相談して、見られるはずのコンサートがダメだったから、Aerosmithに行ってみようか。という結論に。確か一番安い席で40ドルぐらいで、そんなに高くもなかったから。まだチケットがあるかわからないけど、明日朝イチで行ってみて、ダメだったら諦めようということに。

そして翌日、朝イチとは言いがたい時間だったけど、11時過ぎぐらいにチケット売り場へ行ってみた。チケットはあることはあったが、お姉さんによると、「音は聞こえるけど、ステージの横になるから見えない席。」らしい。「でも、それでもステージの雰囲気は味わえるだろう、でもどうしよう。」と相談していると、お姉さんが別の係員と話を始めて、どこかへ電話をした。戻ってきたお姉さんによると、
「キャンセルが出たから、アリーナがあるわよ。」とのこと。ええっこんないいいタイミングでキャンセルが出るなんて。予定よりも高い席になってしまったけど、Aerosmithのアリーナ席をゲット。

そしてその後、夜のコンサートまで観光＆買い物＆プールで時間を潰し、Buffetにも行ってお腹を満たし、コンサートに備えた。私達が会場に着いた時はもう開演時間を1時間ぐらい過ぎていたけど、前座が終わったところだったらしくて、丁度よかった。席に着いて驚いた。当日券なのにこんなに前でよいの？って席。周りの人は、20代後半からおじさんまで、いろいろいる。大体の人がお酒を飲んでいた。私達の前に座った人は、女の人2人組で、すっごいスタイルがよくてモデルみたい。かっこいい。

前座が終わってもコンサートはなかなか始まらない。離れた席の方でざわざわしていたから、そっちを見ると、待ちきれなくなった(?)女のお客さんが、係員とけんかしていた。女の人が係員になぐりかかり、周りは「いいぞ―」って感じで歓声をあげている。その人は係員に連れていかれちゃった。びっくりしたけど、それだけみんな、待ちきれなくなっていた。

やっと始まり、みんな立ち始めた。私達の席は確かに前のほうで、日本でのコンサートだったら、ホントに素晴らしい席だと思う。
なのに、なのに、ここはアメリカ。平均身長が違います。
私と友達、日本人女性の平均的身長。二人とも158cmぐらい。
しかも旅先のため、二人ともヒールなんて履いていない。
ところが、前にいるモデルみたいな女性二人組。二人して背が高くて、余裕で170cm以上ある。もしかしたら、180cmぐらいあるんじゃないの？って感じ。しかも、私の前の人、ノリノリで、動く動く。軽く踊っているから、頭が固定されていない。人の間をぬって、メンバーを見ていた。途中で隣の人がどっかに行っちゃったから、横に移動したりして、何とか見ていた。

それでも、十分楽しめたけどね。Aerosmithよかったー。私達二人とも、AerosmithのCDは一枚も持っていなかったから、有名な曲じゃないとわからなかったけど、楽しめた。実際、コンサートで演奏されたうち、わかった曲は4曲くらい。いいの、それでも。　
その後San Francisco でCD一枚買いました。
それぐらいよかったってこと。
個人的には、「Sunshine」という曲が、演出共によかった。

この日はこの後、初カジノを楽しんで、はまって、結局夜中まで遊んでた。

Backstreet Boys のコンサートという、私達のLas Vegas での目的は達成できなかったけど、十分楽しめた。Las Vegas 良い。楽しい。

2001年8月18日 Las Vegas

Aerosmithのライブ

2001年8月18日 Las Vegas

Aerosmithのライブ

2001年8月18日 Las Vegas

Aerosmithのライブ

2001年8月18日 Las Vegas

Aerosmithのライブ

2001年8月18日 Las Vegas

ホテルの部屋からの眺め

2001年8月18日 Las Vegas

ホテルの部屋からの眺め

2001年8月19日 Las Vegas

The Mirage にいるホワイトタイガー

今回は、ラスベガスでのカジノ生活について。18日と19日の行動です。

カジノ初体験は、Aerosmithのコンサートの後。私の計画としては、まずは初心者でも気軽にできるスロット、キノでカジノの雰囲気に慣れて、最後にはブラックジャックに挑戦することが目標だった。
一応、この３つについて簡単に説明すると、
　●スロット…目指せ777。台によって、ベティちゃんのやつとかある。一番お手軽にできる。掛け金が5,25セント、$1の台がある。
　●キノ…宝くじのナンバーズみたいなやつ。1から80までの数字の中から好きな番号を1から15個選び、用紙にチェックし、掛け金を書いてキノカウンターに掛け金と共に持っていく。後は結果を待つのみ。少しすると抽選が始まり、当てた数字の数でいくらもらえるか決まる。
　●ブラックジャック…カードゲーム。4人座れるテーブルで、ディーラーと勝負する。ディーラーとのやりとりが必要。
まずはスロットから。みみっちく、5¢台しか使わない。ボタンを押せばいいのに、雰囲気を味わいたいから、いちいちレバーを引く。一回5¢だと、$1で最低でも20回できる。しかも、その20回のうち何回かは当たるから、実際には20回以上できる。
次は、キノに挑戦。これは自分で賭けなくても、ラウンジでゆったりしながら抽選を見ているだけでも楽しい。どの数字に賭けようか考える。まずは、自分の誕生日、年齢、あと家族の誕生日…とやっているうちに、気付いたら15個以上チェックしていた。→やりなおし。
15個の数字を選び、掛け金（やっぱりみみっちく、$1しか賭けない。）と共にカウンターへ。手続きが終わり、ラウンジの椅子で抽選を待つ。
はずれ。→そんなにうまくはいかないものです。
次の回は、友達が賭けて、私はお休み。やっぱりはずれ。次の回で賭けようと思い、数字を選んで紙に記入。でもやっぱりもう一回休もうと思い、賭けなかった。一応数字は選んであるから、賭けていたらどうなっていたかと思って、抽選の結果と自分の選んだ数字を見比べてみた。何で、これに賭けなかったのだろう。後悔。賭けていたら、$42当たってたのに―!!よく言われる、ビギナーズラック、私はこんな事で使ってしまったらしい。　後悔先に立たず。

キノで$5ぐらい使った後、カジノの雰囲気にも慣れてきたから、ブラックジャックに挑戦してみたくなってきて、まずはゲームを見て手順を観察することにした。はやい、はやい。1ゲームがすぐ終わってしまう。素早い判断が要求されるらしい。これは、私には無理です。やり方もちゃんと覚えていないし、
何よりマイペースの私には向かない。→断念。

次の日、前日とは違うホテルでキノをやったら、当たったのー。$10当てました。嬉しい。その後、また別のホテルでスロットをやったら、$4ぐらい儲けた。

結局、カジノでは$20ぐらい使って、$14ぐらい儲けたから、大体$5の損。これぐらいなら許せる損だよね。

カジノでのもう一つのお楽しみは、お酒。カジノではお酒はタダ。バニーガールみたいなお姉さんがたが歩き回っていて注文を聞いてくれるから、言うと、持ってきてくれる。
ただし、持ってきてくれた人へのチップ（$1程度）は必要だから、正確に言うと、お酒が$1で飲める。メニュー表がないのが辛いけど、他の人が飲んでいるものを観察して、「名前はわからないんだけど、こんなであんなで…」と言うと、一緒に考えてくれる。
コロナって言うビールが気になっていて、でも名前を知らなかったとき、他の人が置いていったビンを見て、「あ、これってガラナって名前なんだー。」と勘違いしてお姉さんに「ガラナ。」って言っても通じなくて、「ビンのやつで、ライムが差してあってー」と説明したらわかってくれた。それと、ホイップクリームが乗っているものを飲んでる人を見て気になったから、「名前はわからないけど、ホイップクリームが乗ってて…」と言ったら、持ってきてくれた。結果は、ホットのコーヒー味のお酒。名前は知りません。安いから、お店でわざわざ飲みたいとは思わないけど、飲んでみたいお酒を頼んでみた。

お姉さんがたのすごいところは、頼んだものをちゃんと頼んだ人に渡してくれるところ。例えば、私がビールで友達がカルーアだったとすると、持ってきた時に、「ビールの人は？」なんて聞かない。確認しないでもちゃんと私にビール、友達にカルーアを渡してくれる。これはすごい能力だと思う。一体どんなメモを取っているんだろう。

2001年8月19日 Las Vegas

Paris-Las Vegas Casino Resort のエッフェル塔から見た、Bellagioの噴水ショー。
Bellagioはイタリアをモチーフにしたホテルで、ホテル前の池はコモ湖をイメージしている。