2023/10/19 - 2023/10/22
372位(同エリア3324件中)
- #旧軽井沢銀座
- #白糸の滝
- #軽井沢アウトレット
- #ショーハウス記念館
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秋のシルバーウィークの旅、Ver.3は旧軽井沢から軽井沢銀座をサイクリングし、宿泊は私の軽井沢=ペンションというイメージから、南ヶ丘地区別荘地ペンション街にある、料理が美味しく人工温泉のある「キャンディタフト」に宿泊しました。
北軽井沢のホテルから、先ずは白糸の滝に立ち寄り、予約しておいたレンタサイクル店で、初めての電動自転車に乗り換えて、快適なサイクリングを楽しみました。
Ver.3のコースは、雲場池→恵みシャレーレーン→軽井沢聖パウロカトリック教会→旧軽井沢銀座(ランチ&休憩)→日本聖公会軽井沢ショー記念礼拝堂→軽井沢会テニスコート→諏訪神社。
レンタカーを返却して、軽井沢駅と軽井沢アウトレット周辺を散策して、ペンションに向かい、評判の名物料理と麦飯石温泉で癒されました。
秋の軽井沢・木曽路は、以下の全5部作です。
・Ver.1 軽井沢星野エリア・ハルニレテラス 編↓
https://4travel.jp/travelogue/11894622
・Ver.2 鬼押し出し園から北軽井沢 ヴィラ北軽井沢エルウイング 編
https://4travel.jp/travelogue/11904155
・Ver.3 白糸の滝から軽井沢散策とペンション宿泊 編
・Ver.4 熊野神社から碓氷峠鉄道文化村、碓氷橋梁 編
https://4travel.jp/travelogue/11907054
・Ver.5 妻籠・馬籠宿、昼神温泉宿泊 編
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 自転車 徒歩
-
ホテルを出て、ナビ設定を間違えたのか浅間大滝への道を走り、途中山道で引き返すというアクシデントがありましたが、何とか有料道路の白糸ハイランドウェイに入ることが出来ました。
「軽井沢」と「北軽井沢」を結んでいるのが「白糸ハイランドウェイ」で、有料道路ですが、路面状況はあまり良くない道を走る事20分弱で、最初の目的地白糸の滝に到着です。
道路沿いに何か所か駐車場もあり、外国の方のバスが多く停車していました。白糸の滝 自然・景勝地
-
入口から緩やかな坂を上る事、10分程で到着です。
私、白糸の滝と聞くと、昔々富士山に登った帰りに立ち寄った記憶があり、確か静岡県だったよな、と思いながら来たのですが、全国には18か所程「白糸の滝」があるようです。 -
この白糸の滝は、浅間火山の東麓にあり、上流に川がなく源流は地下や岩肌から湧き出る湧水で、千曲川に繋がるようですが、元々は1783年の天明の大噴火の際に形成された地層から、谷底に2か所出ていた湧水を、昭和初期に間の尾根を切り取る形で湧水線として繋げ、前面に池を造成し人工的に作られたそうです。
人工というのに驚きですが、幅の広さや湾曲したフォルム、人を優しく受け入れてくれる雰囲気を持つ滝と言われています。 -
標高1,260mの高さにあり、落差は3 m、幅は70mの湯川の源流となっています。
伏流水が源流の為、概ね流量は一定で濁らず、天候に左右されることなく、常に白糸のように清水が流れ落ちることから命名されたと言われているようです。
流れ出て来る伏流水は、浅間山に降った雨が6年かけて流れ出るといわれていますが、自然の恵みですね。
駐車場に戻り、白糸ハイランドウェイを走り抜け、軽井沢三笠通りを車窓から見て、軽井沢駅近くの、予約していたレンタサイクル店に向います。 -
軽井沢の移動はレンタサイクルがお勧めと聞きました。
確かに、旧軽井沢でも、見所が少し離れているので、レンタサイクルは便利でした。
体力を考え、電動自転車にしたのですが、ホント楽ですね。
スイスイと坂道もストレスなく、ママチャリ2台(一応ヘルメットもレンタルしました。)が上って行きます。
お店で貰った地図を頼りに、先ずは六本辻交差点から雲場亭に向かいます。
途中通った六本辻交差点は、1915年に開発された別荘地のシンボルとして設けられた円形交差点です。
軽井沢は円形交差点、所謂ロータリーと呼ばれる交差点が多く、旧軽井沢にもロータリー交差点がありました。
軽井沢銀座には、スヌショップがありチラッとスヌ達を見てきました。 -
周辺の外人墓地や美術館等と共に、代表的な軽井沢の観光コースとなっている雲場池です。
池の周囲一帯は、大型の別荘が立ち並ぶ高級別荘地となっていて、堀辰雄、川端康成、正宗白鳥、室生犀星、吉屋信子、与謝野晶子氏の随筆にも登場する、有名な散歩コースのようです。雲場池 自然・景勝地
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周辺一帯の別荘地を開発したのは、貿易商 野澤源次郎氏ですが、現在のホテル鹿島ノ森の敷地内で湧き出た湧水が源の雲場川を、堰き止めた造った人造湖だそうです。
水源の湧き水は、江戸時代から名水で知られた湧水で、古くから大名や宮家の御膳に用いられていた事から「御膳水」と呼ばれていたそうです。 -
雲場池から恵みシャレーレーンを快適に走り、鹿島の森通りから旧ゴルフ場通りと、森の中のサイクリングです。
気持ち良いですねぇ。。。。
「恵みシャレー」は、外国人宣教師達が中心となって建築された、キリスト教宿泊施設で、その施設前の道路を軽井沢歴史の道「恵みシャレーレーン」でクリスマスの頃はイルミネーションの見学で賑わった道だそうですが、「恵みシャレー軽井沢」は2020年10月末で営業終了したそうです。
白糸の滝から来る途中に走った三笠通りを横切ると、聖パウロカトリック教会に到着です。
三笠通りの名前の由来ともなっている、重要文化財 旧三笠ホテルは保存修理工事の為、見ることが出来なかったのが残念です。聖パウロカトリック教会 寺・神社・教会
-
聖パウロカトリック教会の設計は、アメリカの建築学会賞を受賞したアントニン・レイモンド氏で、軽井沢の歴史的建造物の一つとなっています。
傾斜の強い三角屋根と大きな尖塔、打ち放しのコンクリートが特徴的な建物で、内部はむき出しの木材によるX型のトラス構造になっています。
2003年、DOCOMOMO JAPAN選定の「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定されています。
ここは、開かれたキリスト教の実践への試みの一環として、非信者のウェディング挙式という道を開き、キリスト教式の結婚式が普及するきっかけとなった教会だそうです。
有名人の挙式も多く、西郷輝彦&辺見マリの挙式がTV放送され、軽井沢の結婚式がクローズアップップされる菊花となったようです。
他にも芥川也寸志、林隆三、森山加代子、吉田拓郎氏も、こちらの教会で挙式されているそうですが、チョット離婚率が高くないですか。。。。 -
旧軽井沢ロータリー周辺の駐輪場に時短者を置いて、周辺をウロウロしています。
スヌショップや洒落た雑貨屋さん、郵便局や幼稚園等軽井沢という街を構成する景観ですね。
街歩き途中にあった生ジュースのお店で小休止。
奥様シナノスィートの美味しさに感動していました。 -
丁度ランチタイムの時間となり、旧軽井沢ロータリーのお蕎麦屋さんに行ったのですが、凄い行列。。。。
こりゃ無理だと思い、横を見ると感じの良いお店がありました。
少し待てばOKとの事で、こちら酢重正之で頂く事にしました。
こちらのお店は1827年に、小諸で味噌蔵として味噌や醤油のお店で、約200年の歴史があるお店で、東京、名古屋、シンガポールにレストラン事業を展開し、2005年に初代当主の「重右衛門正之」の名から「酢重正之」として軽井沢に出店されたようです。レストラン酢重正之 グルメ・レストラン
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培われた味噌、醤油等の素材のもつ旨味を最大限に活かした、シンプルで飽きのこない和食のようです。
奥様は酢重の信州五彩盛で、右下から時計回りに揚げ出し豆腐、信州サーモンの刺身、信州産青大豆のおから、皿上の3品は一人娘の甘納豆、根菜味噌漬け、牛肉のしぐれ煮、主菜のヒレカツです。
銅釜炊きご飯のセットで2,970円です。
チョット豪華なランチですね。 -
左上は、私発注のサバの塩焼きランチセット(1,760円)、右上が銅釜炊きご飯のセットで、おかわりOKのご飯、信州味噌の味噌汁、新鮮野菜のおひたし、漬物。
2階からの眺めも良く、ゆっくりとランチを頂いた後は、珈琲を追加して軽井沢の街並みを眺めながら、暫し歓談です。 -
食事を終え、次に向かったのは旧軽井沢銀座を抜けた場所にある、日本聖公会ショー記念礼拝堂です。
日本聖公会中部教区に属する軽井沢の教会で、木立の中に佇んでいました。
1895年の軽井沢初の教会として建築された建物を、1922年までに幾度の増・改築が成されて、ほぼ現在の形となり、その後も修復を重ねながら、現在も軽井沢を訪れる人々の心の憩いの場となっています。
礼拝堂の前にはショーの胸像と、1903年に村民によって寄贈された記念碑が建っています。日本聖公会ショー記念礼拝堂 名所・史跡
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1885年にカナダ人宣教師、A.C. ショー司祭によって避暑地軽井沢の歴史が始まりましたが、彼が1895年に建てた、軽井沢で最古の教会です。
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教会に隣接して建つ、ショーハウス記念館です。
A.C. ショー司祭が、旧軽井沢の大塚山に1888年に建てた軽井沢で最初の別荘です。
昭和初期に軽井沢教会敷地内に移築されていたものを、1986年にショー記念礼拝堂の隣に再度移築・復元されました。ショーハウス記念館 美術館・博物館
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館内には、生前のショー司祭の愛用品や、当時の軽井沢の写真等が展示されています。
1885年、リウマチに悩むショー司祭は、夏目漱石らを教えたディクソン氏と共にたまたま軽井沢を訪れ、魅了されたようです。
当時の軽井沢は、文明開化と共に宿場は閑散となり、ショー達が宿泊した旅籠「亀屋」も休業中で、ディクソン氏は旅籠「亀屋」の経営者の家、ショー一家は宿場にあった廃業した旅籠を改装し、涼しい軽井沢でひと夏を過ごしました。
その際の、蒸し暑い東京と比べ快適な軽井沢生活の話は、居留地に住む外国人達には、まさに別天地の様に聞こえ、宣教師達が軽井沢を往来する頻度が増え、旅籠が旅館やホテルに転じた大きな変革期を迎えました。
ショーは1888年、旅籠「鶴屋」の主人の斡旋により、大塚山に別荘を建てましたが、これが軽井沢の初の別荘、現在のショーハウス記念館です。 -
自転車の返却時間(4時間)迄、あと少しとなりましたので、ゆっくりと戻ります。
途中、。1957年8月19日に、軽井沢国際テニストーナメントに出場していた上皇様と、上皇后様が出会ったと言う、有名な「軽井沢会テニスコート」を覗いてきました。
1892年頃からという、歴史のある会員制のテニスコートで、約4,000m2の面積を有し、13面のコートと、ヴォーリズ設計のクラブハウスがあります。
会員制ではありますが、シーズンオフには予約制で非会員も利用できるようで、すがドレスコードがあり、伝統的に白を基調としたテニスウェアの着用を推奨している、との事です。軽井沢会テニスコート 名所・史跡
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テニスコートから少し進むと、少し寂れた雰囲気の神社がありました。
創立年代は不詳のようですが、軽井沢開発当初に信州一の宮 諏訪大社の分霊を祀った神社のようです。
1873年村社、1946年に神社本庁所属、1980年長野県神社庁献幣使参同指定神社となっています。
旧軽井沢、新軽井沢の集落の氏神様ですね。諏訪神社 寺・神社・教会
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本殿は、中仙道軽井沢宿が最も繁栄した元禄期の再建で、優れた彫刻が施された立派な建築です。
ひっそり佇んでいますが、正月の初詣や、8月「例大祭」の花火大会等で1年を通して賑わいのある神社のようです。
諏訪神社の境内には、稀に見る巨樹群で、ケトチノキ、ケヤキ、ミズナラ等13余種、7つの神木等の古木、大木が多く「神樹守」が有名で、パワースポットとして知られる場所のようです。 -
レンタサイクルを返却し、車で軽井沢駅近くの「軽井沢プリンスショッピングプラザ」駐車場に車を預け、先ずは軽井沢駅に向かいます。
1997年10月1日の北陸新幹線開業に伴い、しなの鉄道線との接続駅となりましたが、開業までは信越本線の途中駅が新幹線開業で在来線扱いの信越本線の内、横川駅 - 軽井沢駅は廃止となり、軽井沢駅 - 篠ノ井駅間は経営分離されて、しなの鉄道線となりました。
廃止された横川駅 - 軽井沢駅間は碓氷峠という、旧国鉄の最急勾配(66.7‰)あり、越えるために全ての列車が軽井沢駅で補助機関車を連結し、横川駅まで上って行ったという、歴史ある駅です。
これらの記録場度を展示した「軽井沢駅舎記念館」がありましたが、2017年閉館したようです。軽井沢駅 駅
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軽井沢プリンスショッピングプラザは、かつて軽井沢プリンスホテルゴルフコースがあった場所で、1995年に北陸新幹線(長野新幹線)の、軽井沢への延伸を見据えてオープンした西武系のショッピングモールです。
芝生広場は、ゴルフ場のコースを残したもので、220近い店舗がある6エリアにまたがる、大型のショッピングモールです。軽井沢プリンスショッピングプラザ アウトレット
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特に買い物をする訳でも無く、目的無くお店を見て歩くだけというのも楽しいものです。
一寸歩き疲れたので、休憩を兼ねてドリンクタイムにミカドコーヒーに入店です。
ミカドコーヒーは、1948年に東京日本橋室町で、コーヒー及び喫茶材料の小売業で創業し、1952年に旧軽井沢銀座に喫茶店をオープンし、軽井沢に進出しました。
こちらのお店は2002年開店だそうです。ミカドコーヒー 軽井沢旧道店 グルメ・レストラン
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軽井沢プリンスショッピングプラザから、5分程の位置にあった本日のお宿、ペンションキャンディタフト、部屋はツインで結構広かったです。
私の学生時代からの勝手な思い込みですが、軽井沢はテニス等のスポーツ合宿地や、その頃良く行っていた信州のスキー場でも、利用するのはペンションが多く、当時も大型リゾートホテル等があったとは思うのですが、価格的にハードルが高いのもあって、何故か軽井沢=ペンション、という図式が脳内に刻み込まれていたように思います。
今回も、色々な宿泊施設を調べ、プリンスホテルやゆとりろ軽井沢ホテル、ルグラン旧軽井沢等も候補に検討していたのですが、価格と私の思い込みでペンションに決定、数ある中から口コミが良く、お風呂も大きな貸し切り風呂があり、何より料理が美味しいということで決定しました。軽井沢のペンションって憧れでした by まつじゅんさんペンション キャンディタフト 宿・ホテル
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貸し切り風呂は、麦飯石温泉の岩風呂が2か所あり、鍵を掛けると客室廊下に使用中表示になるシステムに感心しながら、何度も入浴して体を癒しました。
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親切なオーナーさんとの会話も楽しく、夕食時のドリンクも色々あり、私達は軽井沢高原ビールを頂きましたが、ナント定価です。
じゃらんのランキングで1位を獲得したペンションの様で、特に料理の中でも「にんじんのスープ」は絶品、こちらの名物でこれを食べ(飲み)に来るリピーターさんも多いようです。
確かに、これは食べるスープです。
にんじんは専用の畑で育てているそうです。 -
前菜は、えび&ホタテが大きい平打ち面のパスタ。
ソースはパンにつけて、皿を綺麗に拭き上げる程美味しかったです。 -
サラダにメインのステーキ、山ブドウのジェラート、そして珈琲です。
どの料理も美味しく、お腹一杯です。 -
朝からもう一度お風呂に浸かり、朝食です。
ワンプレートで、フルーツのカッティングも美しい盛り付けです。
手作りパン、これで1人分です。
2人で1人前を頂き、食べきれなかったパンは、袋に入れて持ち帰り下さいとの事でした。
実は、この日は移動距離が長くランチを食べ損ねてしまい、この頂いたパンに救われました。
Ver.3、これまで。
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