araraさんのクチコミ(2ページ)全1,474件

開港資料館に入ると中庭真正面にこの大きなたまくすの木がしっかり根を張っています。ペリー提督横浜上陸の絵やイラストで紹介しています。確かに公園や植物園ではない資料館に150年以上も育っていたと思われ、この先も末永くあれと思わずにはいれませんでした。

横浜マリンタワーの横、山下公園通りにある人形博物館です。世界各地の人形が展示されています。駐車場も建物内に設置されているほどで、各地から観光バスで来訪する見学者たちの受け入れも万全です。良心的な入場料で見学できるのが良い感じです。

横浜公園入口近くに置かれたブラントン銅像、鉄道会社の技術助手だったところ、日本政府の灯台建設技術募集によって、研修後採用された方です。居留地の街づくりにも貢献されたとか。明治維新の立役者（薩長）や日本建築者（辰野金吾等）、そしてこの方も当時26歳だったそうで、20代そこそこの者によって日本の近代化が成り立ったってことに？？？です。

横浜港から陸上された貨物の通関や発送の取り扱い事務所だった旧開通社、後に、開通合名会社、どちらにしても聞き慣れない会社名でした。1軒や2軒でさばけるとは思えない相当量の貨物だったことは想像できます。煉瓦と石の外壁構造から、貴重な残存部分です。

立派な建物だなと見ていた萬福臨や朱雀門のある通りです。途中に1920年ころの中華街という看板があって、この南門シルクロードが紹介されていました。情緒あふれる通り、行き交う人々の情報も書かれていて、今からは想像できない雰囲気が魅力的でした。

山下公園の東の端にある石のステージです。クジラの開口を思わせるオブジェから始まって、詰所寄りにある世界の広場まで、魚介類のそれらが置かれています。アイディアよくまとまってます。残念なのは、春に訪れた時と変わらず、進入不可のコーンが置かれ、景観を悪くしていることです。

神奈川県庁南に置かれている運上所跡記念碑です。関税業務や外交業務を扱う機関で、船の出入港手続きや手続きに伴う銀の両替、或いは違法行為の取り締まりなど多岐に渡ったようです。神奈川奉行改め横浜役所そして横浜税関と移りましたが、いかに貿易が盛んだったかが分かります。

シルクセンターの敷地の一角に置かれた英一番館跡碑です。明治維新前後から何かと話題に上がるシャーディン・マセソン商会が日本に開設した商館の支社です。碑の周りは、植物が茂り、意識しないと案外素通りしそうですが、旧英一番館は、10mほど手前に大きな案内板が分かりやすかったです。

山下公園内には、海外に関する各種オブジェや銅像などがあります。居留地があちこち存在していますから、ここに集約された感じです。その一つにガールスカウトの像があります。面白いことに銅像のモデルが実在していたという話は有名かと思います。像は、60年以上前の1962年に建てられたそうですが、随分と年代物です。

横浜港開港100周年事業としてシルクセンター構想が持ち上がったそうです。まだ日の浅い事業ですが、蚕から絹の生産・輸出、蚕の糞などから武器なるものが作られた歴史は古くからありました。英一番館跡と隣接する大きなビル内に資料が展示されています。できればバリバリと音を立てながら桑の葉を食べ大きくなる蚕の様子なども見れるといいです。

山下公園内、赤い靴はいていた女の子像近くにある西洋理髪発祥の地として石のオブジェがあります。公式には生活様式の変化と共に断髪も行われたとあります。真偽はいかほどかわかりませんが、確かに断髪した髪型の石像です。開港と共に行われたことをいくつか公園内で披露している一つでしょう。

伊豆下田では地域の偉人を学ぶ際、欠かせないのが下岡蓮杖ですが、下田出身だったことや日本写真の開祖だったからでした。詳細は、ウイッキーに生い立ちや写真術取得への取り組み、写真館開業など詳しく書かれていました。損保ジャパン横浜馬車道ビル向かいに顕彰碑が置かれています。茶石の上に置かれた銀色の碑が映えます。

横浜情報文化センター内にあるニュースパーク、日本新聞博物館です。日刊新聞発祥の地である横浜ならではの施設かと思います。間近に新聞が刷られる様子は見たことはなかったですが、スピーディーに仕上げるには大きな機械であることは想像できました。ネットの普及で遠ざかってますが、企画展などでメディアの変遷を知る事ができます。

横浜情報文化センター内にある放送番組資料の保存・視聴・展示している施設です。丁度夏休みもあって、各種放映済みの番組を放送ライブラリー夏休み特別企画の紹介をしていました。懐かしさもあって、どれも見たい内容ばかりでした。

山下公園に面している山下埠頭流通センターではガンダムフェアーが行われています。建物上部には巨大な姿が現れています。山下公園からそこまではかなりの距離がありますが、一目でわかるほどです。家族連れや若い男性たちの往来が激しかったです。それほどの興味のない自分は外からの見学で十分です。

中華街には、東西南北プラスいくつかの門が設けられています。ここは、横浜関帝廟、横浜中華学院の先にある門です。商売の神様としてある横浜関帝廟の通りから、文字のごとく久しく繁栄を願う永遠の意味合いかと思います。ちょっと地味な門ですが、対称的にあるに天長門との関連から、天と地の相補の関係も意味しているようです。

桜木町駅前から港の見える丘公園に至るルートを総しています。かなり広範囲にありますが、山下臨港線プロムナード開通に合わせて発表されたそうです。あちこち歩きましたが、見晴らし良い山下臨港線プロムナードが一番しっくりしているように思います。

関内ホール前に置かれたガス灯と案内板ですが、少し離れてはいますが、同じ馬車道にある牛馬飲水前にも同様のものが置かれてあります。イギリスからやってきたガス灯たちとあります。牛馬飲水やレンガ造り下水管等、何か所かに置かれているのと同様です。

山下公園通り８２号線に面し、道路向かいには産業貿易センターがあります。県民ホールと芸術劇場の２棟あります。道路沿いの階段から先は人で溢れていました。さすが大型複合文化施設です。街中ではなく、超一級観光地のこの場所に文化施設がある意味合いは何なんでしょう。

開港広場公園に入るとすぐに置かれているのがこの碑です。台石の上に球形の石碑が置かれています。定説によると、アメリカ全権大使マシューペリーの来日によって下田と箱館の２港を開くというものでした。公園を引き立たせる立派なオブジェに見えます。