MILFLORESさんのクチコミ全221件

歴史ある重厚な建物に似合わずちゃんとエレベーター整備があり、足腰の悪い年配者でも難なく見学できます。
ただしそのエレベーター、各階で係りの人に声をかけないと乗れない隠れエレベーターで、普通の見学では入れない部屋に通されてなかなか面白かった。見学者の入れないそんな部屋にもコレクションが多く展示されてい、得した気分でした。

2016年までは地下鉄でもバスでも使え、地下鉄の自動販売機で買えたお得な10回券を観光客にも勧めていたのですが、スペインも近代化して最近ではICカード化してしまいチャージ式になってしまったとか。
そこで、1週間のマドリード滞在に私が選んだのはTARJETA TURISTICA（ツーリストカード）。
地下鉄もバスも近郊列車も乗り放題で、非常に便利でお得です。

https://www.metromadrid.es/en/viaja_en_metro/Tarifasybilletes/abonos/contenido02.html

AゾーンとTゾーンとありますが、通常のマドリード市内観光ならAゾーンで済みます。
2018年5月現在
1日券　8,40ユーロ
2日券　14,20ユーロ
3日券　18,40ユーロ
4日券　22,60ユーロ
5日券　26,80ユーロ
7日券　35,40ユーロ

マドリード着したその日にマドリード空港の地下鉄駅のインフォメーションオフィスにて発行してもらいました。
5泊だったので5日券を購入し、毎日バスと地下鉄を駆使しました。
使い方はいたって簡単で、地下鉄や近郊列車では改札口で、バスでは運転席の脇にある機械にかざすだけ。ただし日本のICカードのように反応は早くないのでひと呼吸ほどゆっくり目に。

10回券のICカードはどのように手に入れるのか調べていませんが、10回券が12,20ユーロと思うと5日間乗り放題の26,80ユーロはお得に感じました。

ツーリストカードは、マドリード郊外の世界遺産エル・エスコリアルがデザインされてい、旅行の思い出にもなります。

国立考古学博物館　Museo Arqueológico Nacional (MAN) http://www.man.es
開館時間： 火～土　9:30 ～ 20:00 　日祝　9:30 ～ 15:00
閉館日： 毎月曜日、1月1日, 6日、5月1日、11月9日、12月24日, 25日, 31日

入館料：一般　3ユーロ　65歳以上　1,50ユーロ

長年の改修工事の末、2014年4月にリニューアル オープンして、近代的で開放的な博物館になりました。
エレベーターありますので、高齢者でも見学しやすいです。

必見は紀元前5～4世紀のイベロ族の彫刻「エルチェ夫人像」と「バサの夫人像」
アルタミラ洞窟のレプリカも有名です。

考古学って難しいですが、この博物館は石器時代から近年まで、様々なコレクションがあるので、興味のある部分のみ摘み食いするつもりで行ってみるのも良いと思います。


個人的には、ローマ時代のモザイクや、ロマネスク教会の柱頭のコレクションが素晴らしいと思います。

泊まったホテルのレセプションで、園内ではここが一番美味しいよ、と教えてもらった。
ビュッフェ式、パリージャ（炭火焼）の肉が美味しかった。
初日に入った園入り口近くのもう一つのビュッフェ式レストラン「La Selva」より安くて美味しく、店内は広くて雰囲気も良かった。
ただし各国の団体客の利用が多く、料理を取るのに混み合う。

クレジットカード払い可。

園内の駅は3つ、入園して最初にあるEstacion Central セントラル駅、上下遊歩道の入り口近くにあるEstacion Cataratas カタラタス駅、そして園内一番奥にある「悪魔の喉笛」へのアクセスにあるEstacion Garganta ガルガンタ駅。

セントラルとカタラタスの間は特に乗らなくても、Sendero Verde (Green Trail)というジャングルの間を整備されている遊歩道（600ｍ）を歩けば気持ちいい。
ガルガンタに行くには、必要と感じた。

セントラル駅とカタラタス駅は20分おきに、カタラタス駅とガルガンタ駅は30分おきに運行しているが、始発と終電の時間が決まっている以外は適当に運行している感じ。
だから「悪魔のの喉笛」に行こうと思ったのに、電車がつい５分前に行っちゃったところ！なんてことになってしまい、時間のロスを考えてちょっと悔しい思いをする。

バスやタクシーの帰りのピックアップの時間が決まっている場合は、ガルガンタから帰ってくる時間を余裕をもって考慮した方が良い。

アラゴン州 サラゴサ県北部、ナバーラ州との境に近い Sos Del Rey Catolico ソス デル レイ カトリコのパラドールは、歴史的建造物ではありませんが、アラゴン様式の石造りで、高貴な雰囲気があり、中世の面影を残すソスの町並みにしっくりと馴染んでいます。

内部はパラドールらしい重厚な造りで、あちこちに置かれている家具も趣があります。
部屋は充分広く、リフォームされていて清潔です。

パラドールのレストラン「Cinco Villas」もお勧めです。
アラゴンの郷土料理、テルナスコ（若羊のロースト）は美味。

ソスは、カトリック王フェルナンド2世の生誕地。
アップダウンのある細い石畳の路地が迷路のように広がり、どこも写真に収めたくなるような素敵な町並です。

近郊列車（スペイン全土では Cercanias、 バルセロナでは Rodalies）で、空港ターミナル２からサンツ駅まで行けます。ただし、ターミル２はLCCやチャーター便のみが発着、名の知れた航空会社でバルセロナに到着する場合はターミナル１利用となり、そこからはバスが頻繁に出ているので、わざわざターミナル２まで移動して近郊列車で市内まで移動する日本人は少ないと思います。

ターミナル外にある空港駅から市内のサンツ駅まで3駅、所要時間は約20分。
2015年現在、運賃は4,10ユーロです。
切符の自動販売機はお札もクレジットカードも使えます。
運行が30分に1本なのが不便です。
やはり、空港バス移動の方が便利ですね。

バルセロナ近郊路線図
http://www.renfe.com/viajeros/cercanias/planos/barcelona.html
時刻表チェック
http://www.renfe.com/viajeros/cercanias/barcelona/index.html

サン パウ病院（正式名称 Hospital de la Santa Creu i Sant Pau）は、1401年に設立された歴史ある病院です。ですが現在、この病院が観光名所となっているのは、1902～1930年に建設されたモデルニスモの建物群のためです。
カタルーニャ音楽堂を手掛けた、モデルニスモの建築家 Lluis Domenech i Montaner（ムンタネー）の設計によります。ムンタネーは、バルセロナ建築学校でガウディの教授だった人です。

このモデルニスモの建物群が、2009年までは実際に病院として機能していました。
ですが、4年間の修復作業を経て2014年2月より、「モデルニスモ地区」として有料で見学する観光地となってしまいました。
一般入場料8ユーロ、自由見学です。チケットは当日購入しましたが、待ちませんでした。
そんなに観光客多くありません。

サグラダ ファミリアから近いので、合わせて見に来ると良いでしょう。

バルセロナの地理をある程度把握していれば、観光客でも意外と利用しやすいです。
バルセロナ市営バスのサイトからpdfでダウンロードできるマップとしばらくにらめっこすれば、乗るべきバスがきっと見つかります。
http://www.tmb.cat/es/mapa-de-la-xarxa
この地図は、各バス停でも見られます。
バス停には電光掲示板があって、後何分でバスが来るか表示されます。
バス路線はただ番号だったり、Vから始まったり、Hから始まったり、基準がよく分からないのですが、どれも同じように乗れます。
各バス停には名前が付いています。(その通りと交差する通りのコンビネーションが多く分かりやすい)。観光スポット近くの停留所名を運転手さんに確認して、次のバス停を案内するバス内の電光掲示板を確認していれば、下車も簡単です。
運賃は2,15ユーロ。マドリードに比べるとかなり割高です。でも、10回回数券なら9,95ユーロ。
ホテルからスペイン広場へ、空港へ(46番線)、サン・パウ病院へ、と色々と活用出来ました。バルセロナの素敵な建物を見ながら移動出来て、楽しかったです。

名前が変更しています。　NH Sants Barcelona
http://www.nh-hoteles.es/hotel/nh-sants-barcelona

サンツ駅から徒歩3分、スペイン広場へも徒歩圏です。
ホテル近くにあるバス停から、市内あちこちへバスで移動でき便利でした。

NHチェーンの安心できる質の部屋で、広くはありませんが、ベッドも心地良いし、セーフティーボックスもあります。シャワーの扉のデザインが良くなくて、床が水浸しになってしまうのが唯一の難点でした。

朝食ビュッフェは充実しています。

最大の見所は、カタルーニャの村々の教会から剥がして持ってきてしまった、ロマネスク壁画のコレクションです。保存のためとはいえ、元の教会はどんなになってしまったのかと少々複雑に思いますが。

個人的に面白かったのは、カタルーニャ・ゴシックの宗教画。

そして余り知られていませんが、テラス展望台からの眺めが素晴らしい！　（展望台のみ入場料もあり）

美術館の一般入場料は12ユーロと高めですが、購入日より1カ月以内に2日有効なので、私は2日連続で通いました。
スペイン広場からモンジュイックの丘の上にある美術館はとても遠くにあるように見えますが、途中にはエスカレーターがずっとあるし、噴水が涼しげにあるので、楽々徒歩で行けます。

世界に名高いカトリック両王ですが、その結婚式はこんな質素な場所で挙げられました。というのも、当時のカスティージャ王国の王だった、イサベルの義理兄エンリケ4世とそのお取り巻きに知られることなく極秘に、アラゴン王国の王子フェルナンドと婚姻を結んだからです。フェルナンドは、アラゴン王国から従者ひとりのみ付けて、農民の格好をしてバジャドリッドまでやってきました。
結婚式は1469年の10月19日に挙げられました。

この建物は14世紀中旬に貴族ビベロスが建てた城で、当時は四方に塔がありました。
イサベルの時代になって、ここに王立裁判所が置かれました。

現在は、バジャドリッド古文書館となってい、イサベルとフェルナンドが式を挙げた部屋は、古書観覧室となっています。

レンフェの駅から中心地へ向う途中、左手に見える大きな公園です。
初日、公園の柵の外にまで孔雀が出てきているのに驚いて現地の友人に話したら、「たくさんいるんだよ！」と言われたので、翌日に散歩に入ってみました。あっちこっちに孔雀がいます！　
11ヘクタールある市内一の大きさの公園で、18世紀から存在しています。

このスペースは、14世紀から「マヨール広場」と呼ばれていました。（それ以前は「市場広場」といった。）火事があって、16世紀に全面的に修復され今の姿になりました。四方を建物で囲まれた長方形の大きなプラサ（広場）は、その後、マドリードやサラマンカのマヨール広場のモデルになったそうです。

週に一度、何かしらイベントが催されます。イースター時期に滞在しましたが、夜のプロセシオンを見ることができました。

正式名称は Palacio de Santa Cruz　サンタ クルス宮殿です。
1491年に Pedro Gonzalez de Mendoza 枢機卿の命により建設された、スペインで第一号のルネッサンス式建築物です。
バジャドリッド大学のカレッジ（寮）でした。

イースター中の1泊でしたが、シングルユーズのダブルルーム朝食付きが60ユーロしませんでした。
ピスエルガ川の向こう側、フェリア会場の近くに位置しています。
旧市街へは徒歩圏内です。駅との往復にはバスを利用しました。
安くて綺麗なビジネスホテルで、NHチェーンのスタンダードを満たしています。
セキュリティーボックス、ミニバー有り。

アリカンテはスペインの中でもアイスクリームの美味しい土地として知られています。
その中でも、このイタリアっぽい名前に惹かれて入ってみた店は大正解で、２日連続で利用しました。
イタリアのようにフルーツフレーバーのが多いのが、スペインでは珍しいです。
カフェテリアも兼ねているので、中や外の席に着いてゆっくりすることも出来ます。
外のテラス席は大きな木がある広場にあって、気持ち良かったです。
アリカンテ名物のトゥロンも売っています。

カウンターにたくさんのピンチョスが並んでい、外から見えたそのカラフルさに誘われて入ってみました。
アリカンテでバスク地方名物のピンチョスなんか・・・と思ったけど、日本からいらっしゃる皆さんにはスペイン料理に変わりないので、ご紹介します。
カウンター席に座り、目の前に並んだ下ごしらえされたピンチョスの気に入ったのを頼むと、トーストしたり、揚げたり、グリルしたり、温めたりして仕上げて持ってきてくれます。
特別に美味しかった訳ではありませんが、店員さんがとてもテキパキと働いていて、気持ちのよい店でした。ピンチョスは２～５ユーロと低価格。

サンタ バルバラ城は標高166mの Benacantil ベナカンティル山に建っています。元はイスラム時代の城でしたが、中世カトリック教徒の手により修復増築され、現在はアラブ時代の面影は残っていません。
「サンタ バルバラ」の名は、後のアルフォンソ10世によってこの地のレコンキスタがされた1247年12月4日が、聖バルバラの日だったことによります。

ビーチ沿いの道を行くと、途中に城に上がれるエレベーターへのアクセス口があります。
その入り口でエレベーターの往復料金 2,70ユーロを払います。
城自体は入場無料で、元気があれば歩いて行くことも可能です。

上からの市街地と、特に海の眺めは素晴らしいです。

グーグルで検索して見つけたこの店に、土曜日の夜に入ろうと思ったら、超満員でドアから先一歩も入れずに断念。翌日曜日の昼時間早め（13時）にリベンジ、カウンター席を確保することが出来ました。
左右の地元のお客さんの注文するものをチラッと見ると、どれもなかなか美味しいそう。
メニューを見て、とりあえず注文した一品は Sashimi de Jurel （アジ刺し）、刺身と言っても醤油が出てくるわけではありません。ちょっと手を加えて軽くマリネされていました。プレゼンが美しい！
次に注文したのは、目の前に並んでいて他のお客さんが皆注文していた生牡蠣 Ostras、最高！
そして、ここでは嬉しいことにアロス（米料理）が一人前から注文できたので、arroz a banda アロス・ア・バンダを頼みました。（バレンシア地方ではアロスは大抵２人前からなので嬉しい配慮）
左右のお客さんとの会話も弾み（右は、おじいさんおばあさんをご馳走に連れてきた孫夫婦、左は、リゾートホテルのオーナー！）、キビキビと働くハンサムなボーイさんたちを見ているのも楽しくて、カウンター席に２時間も居着いてしまいました。
アリカンテに来たら、是非行ってみて下さい。