blumentalさんのクチコミ(3ページ)全47件

　シュヴェービッシュ・ハル旧市街だけの観光ではもったいない、コンブルク修道院にも寄るべきですよ。コンブルクの書き込み情報がないので、情報提供します。コンブルクには旧市外から歩くと３０分（南東へ３kmほど）かかりますが、Schwäbisch Hall駅前のバス停から４番バス（Hessental駅行き、平日30分に１本、1.85ユーロ）を利用して、バス停Steinbach Comburgまで４分、逆にHessental駅前からの利用ならSteinbach Comburgまで３分、そのあと、道の北側の丘を３分歩けば到着です。（もともと古城だった）城塞のような修道院の規模の大きさにびっくりします。
　教会内部以外は散策自由、城壁からの眺めもすばらしい。修道院の聖ニコラウス教会はガイド付きの見学（所要45分、５ユーロ、平日11,13,14,15,16時,土日14,15,16時スタート）ですが、見る価値あり。華麗な祭壇だけでなく、装飾豊かなリング型燭台は必見。ドイツにはロマネスク様式のリング型燭台は３つしかなく、世界遺産のアーヘンとヒルデスハイムを見た人は多いと思いますが、あとひとつはここですよ。シュヴェービッシュ・ハル旧市街を見た人は、Hessental駅へ移動するはず。それなら、旧市街のバス停Spitalbachからでなく、Schwäbisch Hall駅に戻って、４番バスを利用することをお勧めします。コンブルク散策、教会見学、バス時間の調整を含め、１時間半から２時間のプランで十分です。

ハン・ミュンデン旧市街の南東部にある小さな教会です（正確には元教会です）。三十年戦争時にほとんど廃墟になっていた教会が1684年から再建されました。塔部分は1730年の建築です。ハン・ミュンデンは軍都として工兵の駐屯地が置かれたため、この教会は駐屯地教会になりました。
教会の北側外壁に鉄ひげ博士アイゼンバルトの墓碑があります。あちこち診察の旅をしていた彼は1727年この町で亡くなりました。
2006年にここは教会としての役目を終え、2010年から中はカフェCafé Aegidiusになっています。

マルクト広場に面したワインハウスのちょうど裏にある泉です。ヴァルプルギス教会裏のキルヒ広場の西に位置します。シュヴァルムの泉の中央に「ガチョウ番の娘」の像があります（1958年作）。シュヴァルム地方の民族衣装をつけた素朴な女の子の像ですが、童話の「赤ずきんちゃん」ではありません。ゲッティンゲンの「ガチョウ娘リーゼル」像よりずっと原作の童話に合っている感じがしました。

幅111m、中央の塔は高さ112m、横にも縦にも長いネオ・ルネサンスの壮大な建物。以前の市庁舎が1842年の大火で焼失したため、1886-97年に新たに建造されました。建物全体を１枚の写真に収めるのに苦労する建物です（でも無理でした）。
外部だけの見学で終わらせるのはもったいないです。ガイドツアーで市庁舎議事堂内部を見学できます。会議の間、皇帝の間、市民の間、宴会の間など豪華で重厚なたくさんの部屋がありました。
ツアーは30分おきにあるので、窓口で予約できます。所要時間は40分くらい。アーチ型天井のロビー部分と中庭は見学無料です。

ライン河畔の丘Burgの上に立つ教会です。聖ヨハネ教会自体は質素な小さい教会ですが、この丘の北側斜面が魅力的。ここからはライン川と旧市街と山上の城が3点セットで見られるシュタイン・アム・ラインの絶好の展望スポットです。
聖ゲオルク修道院、ライン橋、ホーエンクリンゲン城を１枚の写真に収めることができます。

後ろにノルトケッテ連峰をひかえ、教会のピンク色の鐘楼が映えます。インスブルックの見事な景観に貢献している教会です。
シュピタールとは病院のことで、14世紀に病院と併設して建てられた教会です。しかし1689年の地震による損壊のため、教会部分は1700-01年に再建されました。隣接していた病院は1888年に他所に引っ越したため、その後の施設は学校として使われています（教会の西側）。
教会としての規模は小さいですが、中は綺麗なバロックの装飾です。

レヒ川の橋からチロラー通りを約1kmほど南にある滝です。滝の高さは12mで、そんなに大きな規模のものではありませんが、急流を見下ろすと結構迫力を感じました。周りの自然や景観も心地よいものでした。滝の横に橋がかかっており、対岸の岩山にはバイエルン王マクシミリアン2世の像があります。