araさんのクチコミ(6ページ)全245件

　この店を一躍有名にした「チャーシュー入りメロンパン」。写真のようにさくさく生地の中に甘辛い濃厚チャーシューのあんが入っている。「絶品」などという口コミばかりだったが、辛党のおっさんには「甘いなー」と感じるだけだった。３人で４品頼んで1400円ほど。安かった。

香港で最も有名な道教寺院で占いでも知られると聞いて訪ねた。平日にもかかわらず、大勢の参拝者で大にぎわいだった。黄金色、赤色など中華系寺院特有の派手な色彩の中で多くの信者が一心不乱に祈っており、信心とは万国共通なのだとあらためて思った。本堂手前には十二支の像が安置され、自分の干支の前で写真を撮る人が絶えなかった。

初めての香港だが、食が目的だったので観光地は時間つぶし程度。ただ、ここは定番中の定番だろうと香港着の夕方から向った。時間待ちが必至というピークトラムは避けてセントラルから15番のバスで行った。頂上にタワー展望台が有料であるが、その先に無料の展望台があり、そこで十分。ガスが出ていたが、香港らしい夜景を楽しんだ。皮肉なことに有料展望台の方はガスに覆われていて見えなかったのでは。

　名物のカニは、ベトナム産の蟹を仕入れて十二分に泥を吐かせた上でニンニク、唐辛子、自家製スパイスなどを加えて炒めるとか。カリカリになった大量のニンニクが特徴で泥臭さを消すためもあるだろうが、まさに病みつきになるピリ辛さだった。ビールが進み、実にうまかった。カニは時価で写真は中サイズ。確か7、8千円。大は1万5千円ほど。辛さも選べ、小を注文した。他にアムール貝、野菜炒め、エビ炒めを食べ、チンタオビールを何本か飲んで１人当たり6000円ほどだった。

　中心部で3星の中でも高評価（好立地）だったので予約したが、ロビーなしのまったく寝るだけのホテルだった。トリプルルームは洗面台はベッドの横、シャワーとトイレは上が空いた簡易ドア。音は丸聞こえ。香港だから狭いのは仕方ないが、これはやりすぎ。とても戸惑った。

尖沙咀の岸辺へ。改装、整備されたばかりのプロムナードを楽しんだ。対岸に香港島の高層ビルを臨み、香港らしさを感じさせる格好の散歩道だろう。手すりには香港映画のスターの手形が並んでいるが、やはりブルースリーのブロンズ像が一番人気だった。昼過ぎには逆光になるので午前中がいいかも。

フィレンツェ観光なら一押しの美術館だろう。さほどルネサンス絵画に関心がなくても、どこかで見た記憶があるボッティチェッリの「ヴィーナス誕生」や「春／プリマヴェーラ」はアッと驚かされる。関心がある人なら感動、感激だろう。本物を間近でじっくり観賞出来る。中世、ルネサンス絵画がほとんどだが、最初と最後はNYの同時多発テロなど社会性のある現代アートも展示されてあり、この美術館のセンスを感じる。ただ開場直後の午前９時すぎは大混雑、長蛇の列に困惑した。ただ、チケットを事前に購入していたので優先されてすんなり入れた。ネットで買えるのでぜひ事前購入を。

　フィレンツェ一番の観光地にふさわしい雰囲気。幾何学的な模様のドオーモを中心に広い広場があり、カフェなども並び、周辺は一休みに最適。ドオーモ内は外の喧噪に比べると質素な中世の教会がこれもまたいい。人のいない夜も静かで趣きが違っていい。

３年ぶりに界隈を歩いた。国際通りからスーと入る道も整備されて、外資系ホテルも建つなど界隈はこざっぱりした感があり、沖縄らしい混沌さは薄らいだようだ。ただ、界隈は沖縄らしい焼物が並ぶ一方でそうでない店もあったりして、通りは健在のようだ。夜は近くの公設市場周辺で立ち飲みがにぎわうなど、グッと沖縄らしい下町風情が漂う。

ローマ方面から列車で。終着サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩数分。スーツケースが苦にならない近さだった。またドゥオーモなど主だった観光地は徒歩圏内で立地はとてもいい。ただ１泊１万４０００円は狭い部屋、ロビーなしなどを踏まえれば割高に感じた。クチコミの高評が不思議。

ホテルマハイナウエルネスリゾートから歩いて数分。近いのでお高いホテルでの夕食を敬遠してこちらに。同様にそう思ったのか、台湾、韓国など海外からの宿泊客も多く満席状態。来店は少し早めか遅めがよさそうだ。メニューは刺身など海鮮を中心に沖縄らしい品も。主に単品を注文したが、定食はボリューム満点だった。居酒屋というより定食屋さんかな。

初めて訪れた連れ合いは「え、これが守礼門。小さい。イメージと違う」と。確かに城の正門としては威圧感もなく小ぶりだが、小国として平和外交に徹した琉球王国らしい門だろう。大国中国の使者を威圧するような大門などとんでもないということか。首里城はまさに沖縄の歴史がしのばれる所だ。

孫を連れての沖縄。美ら海水族館がお目当てだったが、イルカショーをはじめ広い公園内にはさまざまな施設があり、半日楽しめた。熱帯ドリームセンターではちょうど国際洋蘭博覧会（毎年開催）が開かれており、色鮮やかなのランが迎えてくれた。超人気の水族館に比べればかなり空いており、花の散策を楽しめた。郷土村も興味深かった。時間がなくて海洋民族の歴史や文化を紹介する海洋文化館に行けなかったのが残念。次回のお楽しみに。公園を満喫したいなら時間をたっぷりとって、真夏は避けた方がいいのでは。

スロープ状に下っていく構造で最後の大水槽はど迫力。子どもはもちろん大人も十分楽しめる。巨大なジンベイザメが悠悠と泳ぐ様は迫力満点、とても魅了される。このほかエイ、マグロなど数多くの南洋の魚たちが泳いでいる。大水槽を臨むカフェもあり、時間が許す限り居たくなる。

チャガルチ市場の隣りでこれまではトイレ利用（百貨店は清潔）で寄ったが、初めて屋上へ。釜山港から市街地までを一望できる。プサン一番の眺めだろう。港前に建つだけに龍頭山公園より港湾の光景は細かいところまでよく見えた。３月はまだ寒かったので閑散としていた。

「夏は大渋滞、絶対行かない方がいい」。やたら飛ばすタクシーのおじさんのアドバイスを守って夏は避け、冬や春先に訪ねてきた。特に冬はいつも空気が澄んでいて気分爽快になる。真冬の朝は寒いがその分清々しい。この日は春を思わせる暖かさで多くの若者が遊んでいた。

　前回（２０１４年末）は大渋滞で１時間待っても駐車場にたどりつかず断念した。今回は平日午前、ウーバーでスイスイと入場できた。建築美、展示内容、庭園、景観。どれもすばらしかった。丘を切り開いた広大な施設なのに入場は無料。石油で財を成したそうだが、巨万の冨の活用方法を説いているかのような桁違いの規模だった。職員も多く、その人件費だけでも相当に上るだろうに。トランプさんにはない発想かな。それにしてもオープンテラスでの昼食は最高の気分。丘を吹き抜ける風が心地よかった。

　釜山港は韓国を代表する貿易港だが、大漁港でもあるということをあらためて感じさせてくれる所。連れが初釜山のときは必ず訪れるが、見て回るだけにとどめている。見るからに活魚はうまそうだが、刺身がうまいと感心したことがなかったから。しかも割高。どうやら捌き方が日韓ではまったく違うようだ。醤油やわさびもちょっと違うのでなおさら。他は何でもうまいのに。

水を運ぶ少女、アコーディオンおじさん、ポン菓子ー。朝鮮戦争当時、避難民であふれた釜山。当時の庶民の暮らしぶりを題材にしたブロンズ像などが通りに配置されている。すっかりそうした面影がない街中だからか、昼食時だからか、それとも苦い思い出だからか、立ち止まる人はいなかった。あえて訪れる観光客もわれわれ以外はたぶんなし。その落差も考えさせられた。

初釜山の友人の案内も兼ねて東側から歩いて登った。汗が出ようとするころ、頂上の広場に着いたが、ツアーバスは止まっておらず観光客はゼロだった。地元市民もまばら。釜山を初めて訪れた１０数年前以来だが、売りのタワーに上る人がいるのかどうか、寂しいかぎり。港湾を望む景観も新名所のスカイパークの方がいい。忘れられた観光地か。