ジョグジャから2泊3日の現地ツアーで訪問。ブロモ山&イジェン火口へ行き、バリ島フェリー乗場に向かう行程、宿代朝食込みでR...
続きを読むp635,000。単身参加し、別の単身者(男)と部屋シェアとなる。
イジェン火口の入山料はRp100,000。2014年8月に値上げされたらしい(週末祭日料金の存在不明)。追加料金Rp150,000が必要な「Blue Fire/青い炎」の見学希望者は、25時/深夜1時起き。1時40分車に乗って、肌寒い2時半に公園事務所のある登山口に着いた。ここからが長かった。
砂利道の登り→平坦を繰り返してばかり。バテバテの私の背中をガイドが押す。コートの下に着ていた薄手のコットンセーターは途中で脱ぎ捨てた(帰り道に見当らず、誰かが拾った模様)。登山中もコートが邪魔だったが、脱ぎ捨てないで良かった。1時間半かけて登った標高2300mの真っ暗闇の山頂では、冷たい強風が吹いていた。
ここからカルデラ湖への急斜面800mの細道を、採取した硫黄を肩に担いで登る労働者とすれ違いながら降りなくてはならない。降りるということは、あとで登るということだ。グループ内で途中、頂上へ引き返した女性が2名いた。
かなり下までカルデラを降り、とある地点で硫化水素の臭いが強烈に。マスクをしていても苦しく、少し引き返してガイドの到着を待つ。「スカーフはないのか? マスクの上にスカーフを巻け」。硫化水素が濃厚に漂う中、斜面をさらに下って、恐らく4時半頃ついにビューポイント到着。ガスの青い炎が見えた。
青い炎の勢いは一定ではなく、風などの反応によってゆらゆら変わる。数秒前までほぼ消えていた炎が、急に強くなったり。自分は果たして今どこにいるのだろう? 幻想的な光景だった。
4時45分過ぎに頂上へ引き返す。空は徐々に明るくなってきた。途中振り返ると、往路では見えなかったエメラルド・グリーンのカルデラ胡が。ブルーファイヤーの位置からは、黙々と白煙が上っていた。
頂上からカルデラ胡を見るだけなら追加料金Rp150,000は不要だが、苦労して1時間半かけて登って、湖だけじゃ勿体ない。ブロモ山と値段もたいして変わらないので、体力と装備があるなら行ったほうがいいと思う。
●イジェン周辺の深夜の気温は、ブロモ山ほど寒くない。
●山登りで暑くなるけど、山頂は強風で寒い。防寒具必須。フリースの下に長袖、暑がりなら半袖で大丈夫か? 下半身もやや厚みのある生地だといい。怪我防止のため短パンNG。
●自分はコート、薄手のセーター、その下に長袖着用。途中セーターを捨て、コートは下山後にゴミ箱へ。ガイドが「OK?」と聞いてコートを拾っていた。
●土埃や硫黄の影響を考え、コンタクトレンズは外し、メガネのほうがいいと思う。
●懐中電灯の持参を推奨。
●登山靴とは言わないが、底のグリップがしっかりした靴がいい。帰り道の斜面で滑る。
●ブルーファイヤー見るならスカーフか、口元にグルッと巻ける長さのタオル持参で。軍手や手袋があれば、カルデラの上り下りが楽チン。
●登山用ストック(トレッキングポール)があれば最強。
●ブロモ山からのツアースケジュール、クタパンのフェリー乗場まで
1. 11時44分、ブロモ山の管理事務所を出発、ハイエースでイジェンに向かう
2. 13時55分、ランチ休憩。14時45頃再出発
3. 日が暮れた18時頃、Sempul Villageのカティモア・ホームステイに到着
4. 25時・翌1時起床。荷物ごと車で1時40分ホテル出発
5. 2時半、公園管理事務所のある登山口到着
6. 約1時間半後、山頂に着き、カルデラへ降り始める
7. 4時45分過ぎ、カルデラから山頂へ引き返す、徐々に明るくなり始める
8. 5時20分頃、カルデラを出て山頂へ
9. 7時頃、管理事務所のある登山口に帰還、朝食BOXをもらう
10.7時40分前後、車で登山口を出発
11.9時15分、クタパンのバリ島行きフェリー乗場に到着
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投稿日:2015/05/16