室生犀星詩碑

伊東駅から徒歩１５分くらいのところにあるスポット。室生犀星が伊東滞在中に創作した詩で詩文集「高麗の花」に収められた。
川...  続きを読む沿いのカーブした道路の桜の木の脇に碑が設置されており、あまり目立たないかもしれない。詩の内容については、東海館の展示の一部で触れられており、先に東海館を見学してから訪れると、理解が深まると感じられた。  閉じる

投稿日:2023/05/07

個人的には「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」という室生犀星の歌が大好きです。なので伊東で金沢出身の...  続きを読む室生犀星の碑に出会えるとは思ってもいませんでした。音無神社とは反対の川沿いにありました。御令嬢(室生朝子氏)からの寄稿も添えられていました。  閉じる

投稿日:2023/01/02

室生犀星といえば金沢の作家。伊東にも来てたのですね。
「じんなら魚の碑」ともいうようです。その不思議な名称はこの松川に居...  続きを読むる魚の名前のようです。
じんなら魚、という不思議な名称とともに、あわれなりけり、が不思議な印象。魚はしょせん食べられちゃうからなのか、と思ったら、直前に亡くした子供のことを言ってもいるそう。なにかちょっと悲しげな石碑でもありました。  閉じる

投稿日:2023/10/21

JR伊東駅から徒歩で20分ほどです。伊東大川(松川)のほとり、聖母幼稚園の向かいに室生犀星の「じんなら魚」の詩碑があります...  続きを読む。大正12年の作です。犀星は温泉街伊東を愛した小説家、詩人ですがその前年に幼い長男を失った時の苦渋を「じんなら魚」にこめたといいます。じんなら魚はコトヒキという魚。「じんなら」ということばがなんとも切なく響きます。思わず川面をのぞいてしまいました。  閉じる

投稿日:2022/04/07

JR伊東駅から南東側へしばらく歩いた先、伊東大川沿いの道の歩道脇にあります。
（駅前の繁華街からを抜けて川沿いの散歩した...  続きを読むついでにたまたま見つけました）
詩人・小説家の室生犀星が伊東に滞在したときに詠まれた詩だそうで、「伊豆伊東の温泉に　じんならと伝へる魚棲みけり…」とこの地の魚の様子を詠ったものとのこと。
（歴史の授業で聞き覚えのある人ですし、文学好きな方なら楽しめるかと思います）  閉じる

投稿日:2020/03/11

松川（伊東大川）沿いの道端に室生犀星の詩碑があります。ちょうど一年前にもここに来ていますが特に変化はありません。この詩を詠...  続きを読むんだ背景は昨年書いたとおり。

音無神社とは反対側に位置するので観光客が来ることはほとんどなくひっそりとある感じ。何度も立ち寄るようなスポットではないのですが、毎回近くのホテルに泊まるので川沿いの散策途中に自然と目にすることになってます。  閉じる

投稿日:2019/12/09

室生犀星は金沢の出身ですが伊東を訪れていて、かつて市内にあった浄の池を泳ぐ「じんなら」という魚を見て詩を詠みました。その詩...  続きを読む碑が音無神社対岸の松川沿いにあります。長男を亡くして悲しみの中にいた犀星が、懸命に泳ぐじんならの姿を見て自身に重ね合わせて詠んだといわれています。背景を知った上で詩碑を見ると、しみじみと感じるものがありますね。

松川遊歩道とは反対側にあるので観光客はほとんど来ません。消防署の橋の所に詩碑の案内標識は出ています。詩碑の前の道幅は狭く、車を停める余裕はないです。  閉じる

投稿日:2018/10/20

室生犀星は金沢市の出身ですが、伊東温泉にも市内の松川沿いに立派な詩碑がありました。詩句は以下の通り。犀星は伊東温泉で、湯け...  続きを読むむりの立つ池の中で必死に泳ぐじんならを見て、それを我が身にたとえて詠んだ詩と言われています。


　じんなら魚


伊豆伊東の温泉（いでゆ）に

じんならと伝へる魚棲みけり


けむり立つ湯のなかに

己れ冷たき身を泳がし

あさ日さす水面に出でて遊びけり


人ありて問はばじんならは悲しと告げむ

己れ冷たく温泉（ゆ）はあつく

されど泳がねばならず

けぶり立つ温泉（いでゆ）のなかに棲みけり

なお、碑は松川沿いにあって、音無神社の対岸。遊歩道の側ではないのですが、碑の脇からは川まで降りて行ける広い階段もあったりするので、ここも散策の途中に寄れる場所です。下流の橋のに詩碑の標識もあるので、これに気が付いたら是非どうぞ。  閉じる

投稿日:2016/06/10