毎年、曜日に関係なく7月4・5・6日に例大祭が行われます。天狗の火渡りが有名ですが、その他にお神輿も火渡りを行いますし、日...
続きを読む中は漁船の海上巡行やお神輿の海中渡御などもあります。7月には、美国と古平で天狗の火渡りが行われますが、地元の人によると、美国神社のものは護摩火が2本立ち、1本の古平より迫力があるそうですが、一方で古平の方は、天狗さんが美国のものより勇壮なのだそうです。
天狗の火渡りは5日と6日の夜、20時ころから美国神社の境内で行われますが、実際は21時くらいになり、時間はその時々の雰囲気で前後します。ただし、少なくとも20時の30分以上前に会場入りしていないと、最前列での観覧は難しいほか、正面で見るか、側面で見るかなど、希望の場所が選びにくくなります。なお、その場所にじっとしているには、レジャーシートや椅子などの座るものの準備や、ちょっとした飲食物のほか、何か時間をつぶせるものがあってもよいかもしれません。
本殿側の参道上の正面の位置は、まさに火に飛び込む天狗や神輿の姿を正面から写真に収めるには良い場所で、早くからカメラマンの列ができていました。しかし、火の位置からは少し離れてしまうのと、火渡りを終えて本殿に向かう神輿などの一行が通る場所なので、観覧中に一時的に場所の移動を余儀なくされるかもしれません。参道の右手、社務所の前と鳥居の下または右手横は、スタッフの通り道となりますし、鳥居近くでは距離がある分、炎との間に規制のための警察官や祭りのスタッフが立ってしまったりする場合もあります。観覧するのには、側面になってしまいますが、もうちょっと火に近い場所の方が、迫力を間近で味わえて良いと思います。ただ、火の真横の席よりは、火に飛び込む正面の様子も見える少し斜めの位置がよいところではないでしょうか。
開催は夕方の時間帯であり、境内には木々が少し生えているため、念のため虫よけスプレーをしていった方がよいかもしれません。人の密度が多く、襲われる頻度が下がったせいかもしれませんが、訪れた時は蚊の襲来は気にならなかったものの、同時間帯に木々の生い茂る黄金岬を訪れたところ、ヤブ蚊に囲まれる事態になりました。
祭りは最終日に一番盛り上がるとの話しですが、土日などの祝日の巡りも関係するかもしれません。5日、6日に火渡り、そして天狗一行の市中巡行がありますが、6日は役場前や国道沿いのセイコーマート前で天狗のパフォーマンスがあるそうです。
アクセスは公共交通機関でも訪れることができますが、その場合、火渡りを観覧するためには、泊まりの準備が必要です。海浜館やみはらし荘は景色が良さそうですが、会場の美国神社からは離れています。中心部には安くてアクセスも比較的よい民宿などもあり、民宿一与さんは部屋から港や海が見え、神社やコンビニ、バス停などのアクセスもほどよいバランスのとれた感じでした。気候や天気にもよりますが、小泊野営場などでのキャンプも一つの手だと思います。
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投稿日:2019/07/08