四条大宮から嵐山と帷子ノ辻から北野白梅町までの2路線からなっています。京福電鉄自体京阪グループの傘下に入っており、2両もし...
続きを読むくは1両の可愛い電車が一部路面を含んだ路線を走っています。
観光地嵐山へと向かう路線でありながら、以前はアクセスの悪さと道路混雑時の遅延など悪いことばかりが指摘されていたこともありました。現在では市営地下鉄東西線・嵯峨野山陰線との乗り換えもできるようになり、沿線の観光地の多さもプラスになり乗降客が増えてきているようです。
ワンマン運行のチンチン電車は、京阪大津線と同じような感じで走ります。また同じ京阪グループということもあるのか、ラッピングトレインも走っています。
昭和50(1975)年までシングルポール式の集電方式を使っており、当時まだ健在だった京都市電がビューゲルを採用していたことから、見た目だけでは〝古い電車〟と見間違われることもありました。モーターリゼーションの波の影響を受け、地下化や廃止の進む路面電車の中では唯一そのような話をあまり聞かない不思議な路線でもあります。
実家が沿線だったこともあり、幼少の頃から〝嵐電〟の呼称は使っていましたが、それが公式呼称となった現在、京都の街から田舎へと走る電車にはこれからも頑張って貰わないとと改めて思います。
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投稿日:2018/05/20