2009年11月29日に、紅葉を探しに訪れました。
紅葉を探しに行ったものの、紅葉は無く、イチョウがあるだけでしたが...
続きを読む、それ以外の部分で考えさせられました。
京都・奈良へ行ってお寺などを回っていると、今から800年前、下手したら1400年前という歴史のある寺院ばかりです。
そこには伝統を重んじ、歴史を大切に保存しようとする姿が見て取れます。
しかしこの寺では、完全に既成概念というものを取り払い、現代のお寺のあり方とは、を試行錯誤してきた様子が感じられました。
そこには宗教の差は無く、古くからの伝統へのとらわれも無く、国境すらも超越しているように思えます。
それは、訪れる者を出迎える仁王門であり、全てを物語っているのが受付堂だと思います。
もっとも私が感じたのは、外観を見ただけのことなので、実際のこのお寺の方針などは分かりませんが、外観は内面の鏡だとすると、てんで的外れということは無いのではないでしょうか。
かといって、本堂や納骨堂などは、日本の伝統的な建物で、決して古きを軽んじるというのではなく、全てを受け入れるという考えなのではないかと思いました。
閉じる
投稿日:2011/03/23