2015/10/06 - 2015/10/21
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佐々の賢次郎さん
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エヴェレストをこの目で見たいとの思いで、昨年ヒマラヤに行きました。
トレッキングは初めての素人で、心配な事ばかりでしたが、カラパタール(5545m)からエヴェレストを見る目標を達成できたので、若干の自信となり次の目標に向かってトレーニングを重ね 今年は地震でネパールへの旅行客が減少している情報も有り アンナプルナ・サーキットに出掛ける事にしました。
内容はトレッキングしたときのメモ書きを整理したもので、参考になるか?はなはだ疑問ですが、少しでも記憶に留めて頂ければと思います。
その他のトレッキングブログです。
エヴェレスト街道 トレッキング
上 ; http://4travel.jp/travelogue/11266799
中 ; http://4travel.jp/travelogue/11267028?lid=next_travelogue_from_travelogue
下 ; http://4travel.jp/travelogue/11267035?lid=next_travelogue_from_travelogue
アンナプルナ サーキット トレッキング
上 ; http://4travel.jp/travelogue/11267047?lid=next_travelogue_from_travelogue
中 ;
下 ; http://4travel.jp/travelogue/11267074?lid=next_travelogue_from_travelogue
チョラ パス、ゴーキョ街道 トレッキング
上 ; http://4travel.jp/travelogue/11267098?lid=next_travelogue_from_travelogue
中 ; http://4travel.jp/travelogue/11267173?lid=next_travelogue_from_travelogue
下 ; http://4travel.jp/travelogue/11267289?lid=next_travelogue_from_travelogue
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2015-10 月 アンナプルナ・サーキット トレッキング ;中
目 次 ・・・ 上
前 準 備、 一 日目 ~ 四 日目
目 次 ・・・ 中
五 日目 ; 緩やかなトレイルをマナンへ
六 日目 ; ガンガブルナ氷河に圧倒される
七 日目 ; チュルレダーの吊り橋に魅了される
八 日目 ; 高山病対策で半日トレック
九 日目 ; ハイキャンプの急登は半端ない
十 日目 ; トロン・パス最高点に着くと青空が!
目 次 ・・・ 下
十一 日目 ~ 十六 日目
!!緩やかなトレイルをマナンへ!!
トレッキング ; 五日目 10 / Oct / 2015
ピサン(下村) から マナン まで ;
5.5時間のトレック + 昼食50分 3200 m ~ 3540 m
今朝6時の気温は8℃、出発以来、晴天続きで昼間は21℃まで上がり
快適にトレックできる。8時10分出発、今日も緩やかなトレイルで
東側中腹にピサン上村からのトレイルが見えるが トレッカーの姿は
確認出来ない。
しかし、下側の此方も人影は少なく後方のピサンピークは昨日と同じく山頂部分を見せていたが空港の有るフムデ近くになると山裾まで見え出しこの山も一枚岩の続きの山に見える。 バラタンから数キロの距離なのでスワルガワリ・ダンダから続いているクンチュ・ダンダの山なので同じ断層なのかと思う。
5~6m幅と広くなった道の脇にお土産品店?馬具、剥製、刃物など金物屋の様な品揃え、先の方に多くポーターが荷物を背負って歩いているのが見えてきたが、上のルートをトレックしているトレッカーと目的地は一緒なのでポーターは平坦な下側を歩いているのだろうか?
フムデの入口ゲートを過ぎ建物が紫色で色鮮やかなAIRPORT HOTELでお茶休憩をし、臨時便専用のフムデ空港傍のポリスチェックポストでパスポートチェックを受けた。 -
マルシャンデイ川に沿ったトレイルは 濃い青の空と茶色の山、その合間に雪山が見える絶景ルートだが 山頂付近に雲が湧き山容が判らずその名前が判別出来ないので残念だが 途中、湖( 雨季の水が溜まった?)も有り撮影に精を出す。
道路の脇に所々大きな穴が掘ってあったので聞いてみると、街道沿いの地元の人に電気を供給する為の新しい電柱用の穴で、意識しない間に電線が写真に写り込んでしまい私には邪魔物でしかないが、生活する為の重要な生活基盤。
12時20分、BRAGA で昼食にヤクカレーを注文。
ヤクの肉は1000Rs / kg と聞いたので試しに食する事にしたが 肉は予想に反し軟らかく美味しかった。 -
13時10分発、岩山に沿って建築中のゴンパ;お寺 は斜面に石を積み上げて造った土地に建物が幾つも有り石段で結ばれた大規模なもので、チョルテン、タルチョ が飾られ白壁と朱色の窓のコントラストが綺麗だったので下から撮影。
14時20分、マナン着。
昨夜の風邪薬が効いた様で頭痛は治まり快適に歩いている途中でお腹が痛くなり少し慌てたが、平坦な道で始めて使ったストックは後ろに引き摺る様に持っていたので推進力を感じ腰も膝も楽だった。
ロッジで荷物を整理してヘッドランプをピサンの宿の壁に掛けたまま忘れて来た事に気が付いたので、マナンの散策も兼ね外に出掛け数軒聞いてみると ANNAPURNA TREKKING SHOP 隣の店が安かったので遠近切替えのLED ヘッドランプとトロン・パスに掛けようと思っているタルチョを併せて購入した。
家に電話すると 孫が始めてハイハイを2、3歩したそうで、朝夕抱っこして散歩に行っていたが成長した様子を聞き合うのが楽しみになる!
時間があるので食堂横のサンルームでポカラから持って来たマナスルの絵葉書をマナンで投函しようと書いていると向かいのテーブルの白人女性も多くの絵葉書を書き込んでいた。
残った時間は数独を楽しむ。・・・飛行機の中でも暇つぶしになるので重宝している;100円均一の物。 -
!!ガンガブルナ氷河に圧倒される!!
トレッキング ; 六日目 11 / Oct / 2015
マナン で 高所順応日 ;
3時間のトレック 3540 m ~ 3700 m ~ 3540 m
今朝6時半の気温は12℃、朝の景色を写真にと思って外に出ると ガイドと一緒に歩いて来た韓国人プダムンク・テグランドに偶然再会したので話をすると、今から ICE LAKE に行き明日は TILICHO LAKE ;世界で一番高所の湖、
に行くと言う。“TILICHOはトレイルが険しいので注意して”と言ったが余計なお世話だったかな!!
2ヶ月間のトレックなので エヴェレスト街道以外も踏破するつもりの様だ。
9時からガンガブルナ氷河を見るため CHONGKOR VIEW POINT へ高所順応トレックに出発すると多くの人が登ってくるが、連泊する人が多くマナンで紹介されている12箇所のトレイルの中で此処は距離、高度とも手頃で人気No1、
1時間で到着したV・Pからはガンガブルナ(7454m) から流れ出た氷河の先端が目前に迫る勢いに圧倒される。
エヴェレスト街道と違って岩山が崩れ流れ込むことが無いので、白い雪の塊が流れ下る姿に魅了される。 -
その後、氷河湖に行く下り坂の途中でスリップ、ポーターが慌てて手を出した為 私の後頭部に左目の上を打撲し腫れていたので直ぐに帰って冷やす様に話し帰したが 本人は病院に行ったと言い割れたサングラスの代金の支払いを請求された。私はストックで支えたので滑っただけで腰、足は何とも無かった。
乳白色の氷河湖の畔は多くのトレッカーが、水遊び、昼寝、カフェで休憩など思い思いに過ごしていたが氷河をこれ程の至近距離で見る事が出来るのは流石 アンナプルナトレックだと思った。
昨日 散策の途中でマナンの町から見た時は山頂に雲が懸かり氷河の全容が判らなかったが絶景ポイントに納得。
昼には町に戻り昼食に美味しそうなパンが沢山並んでいるロッジ傍のベーカリーでパンを買い食べてみるとボリユームが有り1個でも充分満足で、ポカラのベーカリー並みの美味しい味に感心した。
エヴェレスト街道のナムチェで買った私のサングラスのフレームも折損したので昨日のお店に行きリップクリームと一緒に購入するとベルト付きで650Rsの格安でメーカーはOAKLEY だったが 偽物天国だから??
昨日書いた絵葉書を出しにポストオフィスに行くと ダサイン(日本の正月に相当で家族が揃って祝う)の為 CLOSE と張り紙有ったのでジョムスンで投函しよう!
高所順応は順調なのでトロン・パスまで後3日 腹式呼吸を忘れないようにしようと思った。 -
!!チュルレダーの吊り橋に魅了される!!
トレッキング ; 七日目 12 / Oct / 2015
マナン から チュルレダー まで ;
5時間のトレック + 昼食50分 3540 m ~ 4200 m
今朝6時の気温は11℃、雲が立ち込めているが青空も少し覗いている。
7時40分、ポーターは別の御用達ロッジに泊まっていたので電話で呼び出して出発し、町外れの丘に建つチョルテンとタルチョで飾られた広場で他のトレッカーと一緒にバッグを下ろし小休止してマナンの町を見下ろしながら脳裏に焼き付けた。
マルシャンデイ川に沿ったトレイルは森林限界を超え低木が続き、谷間と脇から流れ込む川筋に沿った木々の紅葉は今が盛りと美しさを競っている絶景に感動するが、その先何処までも続く紅葉街道は今日一日絶える事が無く、12時に本日の宿泊予定のヤクカルカ;HIMALAYAN VIEW HOTELに到着。
その名前の通りアンナプルナⅡ、Ⅲ、Ⅳ、ガンガブルナ等が一望出来る見通し良いHotel庭のテーブルに席を確保し雲が抜けるのを待つが昼食の間、アンナプルナ山群が雲の中から覗くことは無かった。
昼食後 時間が早いので予定より先のチュルレダーまで行く事に変更して出発。
高山病対策の目安、一日500mアップからすると若干オーバーするが昨日停滞したので大丈夫かな? -
明日はハイキャンプまで行くと725mとなるが??
今回も多くの吊り橋を渡るが、一番楽しみにしていたチュルレダーの吊り橋は両岸を低木の紅葉に囲まれ緩やかな曲線を描く美しい橋だった。
・・・山に積雪が有るともっと引き立つが!
13時40分発、約30分でチュルレダー HOTEL CHURILATTAR着。
時間があるので靴下を洗濯し表の通りに沿って作られた洗濯干しに掛けていたが
16時頃から雪がちらついてきたので室内に移動、しかし乾く気配が無く雪も止んだのでヘッドランプを付けまた外に干し直した。
・・・翌朝、取り込みに出てみると短い五本指の靴下は有ったがメリノウールの靴下が消えていた。
此方ではあまり見かけな厚手の靴下だったので仕方無いか!! -
!!高山病対策で半日トレック!!
トレッキング ; 八日目 13 / Oct / 2015
チュルレダー から トロンフェデイ まで ;
3.5時間のトレック 4200 m ~ 4450 m
朝6時の気温は7℃。登って来た方向に見える筈の山は雲に阻まれ闇の中。
頭痛がするので停滞しようかと思ったが 高度差250mのトロンフェデイまで行くことにした。
ハイキャンプは高度差が有るので無理だが250mなら行けるだろう!
ホテルの食堂脇でSAFE DRINKING WATER を50Rsで販売していたので充填し浄水剤を入れ振って混ぜて置き後でポカリスエットの粉末を投入して飲用したが、この粉末は17日分で2.5kgと重かった。
朝8時10分発、今日もマルシャンデイ川に沿った紅葉街道のトレイルを吊り橋で右岸に渡り進むと菓子、スナック、果物など並べた売店があり小休止、リンゴが美味しそうだったので食べてみたが小玉で日本以外は大体こんな感じ。
この後、45度傾斜の中腹に作られたトレイルを進むと “ Landslide ;落石注意” の表示が有り、此処は休まずに早足で通過するが、山肌には落石の跡が至る所に有りその中でも此処は落石し易く危険性大の場所で、周りは低木ばかりで遮る物が無く落石が有ると傍の石も巻き込み岩屑流となって来るので川底まで流されてしまう。
11時20分、トロンフェデイ;HOTEL NEW FHEDI 到着。 -
昼過ぎには雪がチラついてきたが気温は9℃、雪雲が過ぎれば回復しそうだが?
同宿の女性のグループ3人組は明日に備えハイキャンプまで往復のトレーニングと出掛けていったので、私も45度程の傾斜面に作られた道を雪の合間を見てハイキャンプの方に200m;1時間程登って満足し下る事にした。
多くのトレッカーは翌日のトロン・ラ越えに備え少しでも高度を稼いでおこうとトロンフェデイをパスしてハイキャンプまで登るがロッジの収容能力が少なく全員が泊まれる保証はなくハイシーズンにはトロンフェデイに戻る事になる!
降りる途中、多くのトレッカーとすれ違ったが目を見張る様な事が有った。
それは 同年輩の男女10人位のツアー客がまるで囚人が鎖で繋がれている様に、狭い間隔、狭い歩幅で一列になってリズムを合わせゆっくりと登って行く姿だった。・・・45度の傾斜面を脱落者なくハイキャンプまで登るなら正解かな?
しかし あんなトレックならしない方がマシだと思った。なんか侘びしい! -
ホテルの食堂入り口横の張り紙には “ Horse and Porter Please Contact Us “ と有る。此処まで来る途中、馬で駆け抜ける地元の人を何度か目にしたが此の為だったのか!・・・納得、
エヴェレスト街道はヘリが常に飛び交っていたが此処は馬が主役でサイトの書き込みに“馬でのトロン・パス越えは $ 200 と記述があった。
そういえばホテルから少し登った処に数頭の馬がいたし厩舎も有った。
16時には屋根にうっすらと雪が積もり、マナン方向のアンナプルナ山群は雲の中で夜8時の気温は6℃。
寝る前に予防用にダイアモックスを半錠飲みカイロを足元と腰に付け就寝。 -
!!ハイキャンプの急登は半端ない!!
トレッキング ; 九日目 14 / Oct / 2015
トロンフェデイ から ハイキャンプ まで ;
1.5時間のトレック 4450 m ~ 4925 m
朝6時半の気温は1℃。屋根に積もった雪は残ったままで、アンナプルナ山群に陽が差し込み始めたが、北側の面は逆光で日陰になり写真は不鮮明だった。
9時に出発。45度の傾斜面を3時間で登る予定だったが10時20分には THRONG HIGH CAMP に着いた。
45度の傾斜面をスイッチバックだが一気に登るこの坂は、下から見上げても上から見下ろしても迫力を感じ冷たい風が吹き5000mに近づいてきたことを実感する。
今日は500m近く登ったので明日の登りは500mで、その後は1600mの下りになるので大丈夫だろう。 -
昼食後 裏のビューポイントに登ると、今まで登って来たマルシャンデイ川沿いのトレイルと南側のアンナプルナ山群と東側のプアーブン・ヒマール群と氷河が一望できるが、山頂付近は雲がかかりその全体像を見る事が出来ない。
北側は麓にロッジ群と明日のトロンパス越えに向かうトレイルが見えるがこちらも奥の高い山は雲の中。
下る途中 記念に石を並べサインを残した大小の積み石が有るが残すのは良いが一人で積むのは大変だ。
14時頃になると昨日同様、雪がチラついてきた。ダイアモックスの副作用で指先にシビレを感じたが頭痛も治まり良い感じなって来たのは昨日我慢したのが良かったのかな? 明日は大丈夫だ!
夕食後、明日の出発が早いので宿泊者の人達はみんな、朝食の注文と清算を全て済ませていた。
ツインの部屋だったので、後で到着したオーストリア人;Mr. Walter ;66歳が相部屋になったが、彼はヤクカルカから一人で途中休憩なしでハイキャンプまで6時間掛かったと話していた。・・・2日間掛かったが合計時間は一緒だ。
暫く食堂で過ごした彼は18時前にさっさと寝袋の下に冷気を遮断するマットを敷き5時半出発と言って寝袋に入った。
窓の隙間から風が吹き込むので、寝袋にカイロを入れ、毛糸の帽子をかぶって部屋の電気を消しヘッドランプを頭に着け数独をはじめたが、18時過ぎには窓の外も雲の中に入ってしまった。 -
!!トロン・パス 最高点に着くと青空が ! !!
トレッキング ; 十日目 15 / Oct / 2015
ハイキャンプ から トロン・パス 越え ラーニバウア まで
9時間のトレック + 昼食40分 4925 m ~ 5416 m ~ 3790 m
5時出発なので隣の人に気を使いながら静かにパッキングをしてバッグを部屋の前に置き 食堂で朝食を済ませて待つがポーターがなかなか来ず30分遅れて来たので5時半出発になった。
室内は4℃、外気温は0℃でうっすらと雪が残ったトレイルを歩き出すと小雪がチラつき雲も懸かり視界は100m位で雲の中を歩く感じだが、滑る事も無く軽アイゼンなしで登り、1時間20分でTea House に到着し休憩した。
ポーターはTea House の横でポーターサービスの人と話し込んでいて、馬に乗らないか?と言って来た。
・・・後で考えると紹介料を貰って稼ごうとした様だが、まったく必要ない!
しかし 後方のグループは3人全員が馬に乗って、ポーター4人、ガイド1人のグループだった。
エヴェレストは往復するルートなので体調不良の時は、其処で待機していれば戻って来るが、此処アンナプルナは一周するので必然的に馬の需要は高い様に思う。 -
雪と濡れた石でスリップは多かったが殆んど登りなので滑る事は無く、何度か小さい峠を越えながら登って行くと丘の先に青空が見えて来た。 ・・・ 頂上だ!!
それまで懸かっていた雲が切れ雪も止み、峠の先に青い空が広がり視界が徐々に開けてくると、後から来たトレッカーが私のデイバッグに付けた温度計を見てー3℃だと言っていたが、指先が寒さで痛いのを感じながら、今回最初の目的地トロン・パスに9時10分到着。 -
小さなチョルテンと “THANK YOU VISITING MANANG THORONG ? LA PASS 5416m /・・・・SEE YOU AGAIN !! ” の記念碑と石積み等に幾重にも掛けられたタルチョをバックに写真を撮ってもらうとポーターは“行こう”とバッグを背負って歩こうとするが 少し待つように言って其処にある茶屋に入りホットミルクを注文し、茶屋の人にカメラを向け撮って良いかと聞くと ” NO “・・・しかし直ぐに “JOKE” ・・・ミルクで温まり外に出て峠の周囲を動画に収めるが指先がしびれて人差し指で押す事が出来ず中指でシャッターを切った。
・・・インナー手袋で二重にする必要があったかな?
後から来たトレッカーも記念碑の前で撮影に余念が無い。
空は雪雲と青空が去来するその合間のシャッターチャンスを待って撮影するが早朝の状況に比べ雪が止み視界が開けて来たのは幸運だった。
此処は10時頃から西風;逆風が強くなるので早朝出発し峠越えするのがベストだが、今日は風も無く穏やかなので持ってきたタルチョを架けようとしたが大量に架けられたタルチョに圧倒され断念した。あの上に付けるのが大変だ! -
-
下る途中、雲の切れ間から西の方にダウラギリが見えて来たので写真に収めた。
下りのトレイルに沿ってポールが設置してあり、雪で視界が悪くても道を外れない様に配慮してあるのに納得、
時折 ムクチナート側から登ってくる数少ないトレッカーとすれ違うが、その中の二人組みはスノーシューを着けていた??・・・表面だけの雪だけど!! ・・・完璧な装備だ。
長い登りが有るのでハイキャンプ側から登るトレッカーが圧倒的に多いが、通常吹く強い西風が追い風になるので出発時間を気にしないで明るくなってからでも登れる分楽かな!・・・しかし3800mから1600m登る様になるが??
下りは小雪の合間、時折覗く晴れ間で視界が広がるタイミングを見計らって撮影し、その後小雨も降り出したが、12時頃になるとかなり降りて来た様で雨も止み紅葉の谷間が見え出してきた。 -
13時、Chaharu ;フェデイ(麓)に到着し昼食。
13時40分出発、ポーターはさっさと行ってしまったが何かオカシイ!! 脇に吊り橋があるが渡るかどうか悩む。
・・・馬に乗るのを断ったので口銭が稼げず頭にきたのかな?? -
1時間程歩くと向かい側の山まで山一面、幾重にも掛けられたタルチョが風にはためいているムクチナートの寺院は、チベット仏教とヒンドゥー教の聖地が共存し春先はネパール各地、インド等からの巡礼者で賑わうが、今は静かな時期で白壁の塀で取り囲まれた境内は他に数人のトレッカーも見学に来ていたが宗教に疎い私に紅葉は目に付くが広過ぎて早々に出て来た。神秘な炎と108の水の壁は興味有ったが探せなかった。
参道の門まで来るとポーターが待っていたので HOTEL THE PATHS OF DREAM に向かう。
15時20分着、9時間の長旅だったが高山病の兆候は無く5000m越えでも普通に歩けたので満足!!
しかし 16000mの下りで浮石を踏み、滑って転ぶこと数回、ストックを片方折ってしまった。
雨に濡れたウエア、カメラバッグを干し、久し振りのシャワーは水だったが浴びてスッキリ、フロントで携帯の充電をお願いしたが、日中は停電中だったが夕食の後には充電完了していた。
携帯を手にしながら“電話番号がネパールナンバーだ”と言って返してくれた。・・・現地調達は少ないだろうね! -
ポーターに明日はジープ、バスを乗り継ぎタトパニまで行きたいと伝えておいたので、外出から帰ってきたポーターに手配の結果を聞くと“ジープは明日8時にボスに相談する”。
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