知床羅臼のシャチとウトロのヒグマ

2017/07/08 - 2017/07/09

７月８日と９日、知床でシャチとヒグマを見に行きました。
シャチは間近で見れたのですが、ヒグマは遠くからしか見えずちょっと残念でした。

シャチ・ウオッチングの動画
https://www.youtube.com/watch?v=SaEuRhAdd3c

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、まず７月８日土曜日。いい天気です。
わたしが泊まった羅臼の民宿ではホエール&シャチウオッチングの船を出しています。
３時間ほどで８，０００円のところを、１０００円割引で７０００円。
クジラが羅臼に来るのは８月だそうで、今はシャチの時期。

９時に港を出発。
青空と青い海、緑の知床半島がとても美しい。

リブマックスリゾート知床シーフロント 宿・ホテル

でも一向にシャチが見つかりません。

羅臼では５社ほどの業者が船を出して手分けしてシャチを探しているのですが、どこも見つからないようです。
私たちの船は羅臼湾から知床岬の方まで行ってくれたが、結局見つからりませんでした。

あきらめて羅臼に戻るとき、１匹シャチが見つかりました。
しかし、あっという間に泳いでいってしまい、尾びれを見だただけで終わってしまいました。
自然の生き物が相手なので、こういうこともあるのは仕方がないが、残念。
ちなみに午後に出発した船では結局１匹も見つからなかったそうです。

気を取り直して、知床半島の羅臼側で車で行ける一番奥の場所、相泊温泉へ行ってみました。
このあたりは人は住んでおらず、猟師さんの番屋があるだけです。
バスも７，８月に１日２本来るだけの場所です。

相泊温泉 温泉

終点の相泊には温泉があります。
海岸に掘立小屋を建てただけの温泉です。
秘湯中の秘湯と言えるところ。
ここで一息。

相泊温泉の手前にはセセキ温泉という露天風呂もあります。
「北の国から　２００２　遺言」のロケにも使われたところです。
海が満潮になると沈んでしまう露天風呂です。

セセキ温泉 温泉

こちらは海水の温泉でもあり、汚い。
このお湯には入る気はしませんでした。

羅臼からウトロへ。
今日の宿泊の民宿に荷物を置いて、ヒグマが見れないかな、とやはり遊覧船でカムイワッカの滝まで行ってみました。
こちらは３０００円のコースです。

知床観光船 おーろら 乗り物

知床半島のウトロ側の海岸は断崖絶壁の地形が見応えがありました。
スケールは小さいけど、かつて北欧で見たフィヨルドのようです。

ゾウの形をした巨岩です

道路を車で行くと、ウトロ側の一番奥がカムイワッカの滝。
私が乗った遊覧船コースはここでUターン。
ヒグマには会えませんでした。

いろいろ考えたけど、やっぱりここまで来た以上、シャチやヒグマが見たい！ってことで、明日日曜日の午前は羅臼でシャチ・ウオッチング、午後はウトロでヒグマ・ウオッチングの船を予約しました。
シャチは割引で７，０００円、ヒグマは５，０００円。
「福沢センセ」がどんどん飛んでいくなあ～

カムイワッカ湯の滝 自然・景勝地

ウトロの北にあるプユニ岬から見た夕日。
たくさんの人が夕日を見にきていました

プユニ岬 自然・景勝地

プユニ岬から見た有景のウトロ

で、翌日７月９日、日曜日。
今日もいい天気です。

早起きして、７時半にウトロの民宿を出発して、また知床横断道路を突っ走って８時半に羅臼へ。
９時に再び、ボートで出発。
他の業者のボートは５０人ぎっしり満員で出発していきましたが、こちらのボートは１人旅の男性が私ともう１人、１人旅の女性、若いカップル、５歳くらいの男の子とご両親の８人で出発。
ガラガラなので、場所取りに苦労しないでラッキー。

１時間ほど行ったところで、ある業者のボートが「シャチを発見」との情報が入り、他のボートもその場所で急行。

シャチが見えてきました！
でかい！
おびれだけでも２ｍ近くあり、私より大きいのです。

見渡すと６匹くらいのシャチがいるようです。
なかにはペアのシャチもいて、夫婦か親子でしょう。

鴨川シーワールドなどで見たことのあるシャチですが、広い海を悠々と泳いでいるシャチはとても大きく見えます。

沖縄で見たクジラよりは小さいですが、クジラは近くで見れないけど、シャチは近くで見えるので、迫力満点。
潮を吹いているところです。

できれば御蔵島のイルカみたいに一緒に泳ぎたいものですが、何と言っても、クジラでさえ殺してししまう「海の王者」「海のギャング」。
人間なんて襲われたらひとたまりもありません。
間近で見えるだけでもよしとしないと。

約１時間ほどシャチを堪能して、午前の船は終わり。
いやあ、よかったよかった。

昼ごはんは「純の番屋」というお店で。
「北の国から」で使われたお店です。

純の番屋 グルメ・レストラン

いくらが輝いてました。
カニ汁もついて１６００円。

午後３時半のボートまでやや時間があるので、ウトロに向かう途中、今度は熊の湯という温泉へ立ち寄り。

ここは林の中の露天風呂。
緑の山林に囲まれ、下からは川のせせらぎが聞こえてとても気持ちがいい。

外人さんも入ってきました。
こんなところまで来るなんてなかなか温泉ツウの外人さんです。

熊の湯温泉 温泉

羅臼～ウトロ間の知床横断道路の中間地点は知床峠。
羅臼岳がとても美しく見えました。

知床峠 自然・景勝地

途中にある知床自然センターからは遊歩道を歩いて、昨日遊覧船で海から見た滝へ。

フレペの滝(乙女の涙) 自然・景勝地

午後３時半、ヒグマ探しの船で出発。

カムイワッカの滝の少し先の砂浜でヒグマを発見しました。
といいたいところなのですが、海からでは遠すぎて、黒い点にしか見えません。
確かに動いてはいるのですが・・・
母熊と３匹の子熊のようです。

ゴジラ岩観光 乗り物

カメラの望遠でようやく見えるけど、肉眼では見えないので、「見た」感じはしませんでした。
道路脇とかでもっと近くで見たかったな。