２度目の大人の休日パスで行く東北　４日目　（弘前）

2017/07/01 - 2017/07/04

齢66歳にしてまだ行ったことのない県が３つあります。青森県、徳島県、沖縄県です（もっともその他の道府県に行ったのはほとんどが出張ですが‥）。今回の旅の目的の一つが青森県を訪れることでした。
青森県では弘前市と青森市の二つを回る予定でしたが、急用ができ青森を断念、東京に戻ることになりました。それでも予定していた旅程の95％を消化し、満足のうちに今回の旅を終えることができました。

《経路》
7月1日（土）　東京ー米沢ー山寺ー蔵王温泉
7月2日（日）　蔵王温泉ー山形ー増田ー横手
7月3日（月）　横手ー角館ー秋田ー鯵ヶ沢
7月4日（火）　鯵ヶ沢ー弘前ー青森ー東京

エリア 弘前(青森)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝目覚めると雨は上がっています。

鯵ヶ沢温泉 ホテルグランメール 山海荘 宿・ホテル

朝食会場は２階大広間。青森山田高校新体操部出身に見える小顔のスタッフが笑顔でお出迎え（実際は全く関係ないそうです）。

朝食はバフェ。

フレンチトーストを焼く有名なお姉さん。

ふんわり卵焼きも目の前で焼いてくれます。

和洋折衷、目一杯盛り付けました。満腹。

部屋から見下ろすと露天風呂の屋根が見えます。

チェックアウトを終え、庭に出てみました。巨大ホテルです。最上階左端が私たちが泊まったスイートルームです。

鯵ヶ沢湾の眺め。手前の大きな建物は「日本海拠点館あじがさわ」というコミュニティセンター。

紫陽花の向こうに氏神さまが祀ってあります。

8時30分に送迎バスでホテル出発。

５分ほどで鰺ケ沢駅。

鰺ケ沢駅 駅

当駅9時始発の五能線で弘前に向かいます。

車内はまだガラガラです。

五所川原駅です。津軽鉄道の走れメロス号が見えます。

五所川原駅 駅

立倭武多が売りのようです。

板柳駅を過ぎたあたりから、両側は一面のりんご畑。

五能線は川部駅が終点。スイッチバックして奥羽本線弘前行きとなります。
岩木川の支流・平川の鉄橋。

これまた読めない駅名。撫牛子と書いて「ないじょうし」と読みます。

撫牛子駅 駅

10時37分、弘前駅到着。

弘前駅 駅

タクシーで弘前城、弘前公園に向かいます。終始一貫、駆け足の旅です。

三の丸追手門、重要文化財です。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

一目散に本丸天守を目指します。

杉の大橋。高校生たちとすれ違います。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

中濠。桜の頃はさぞかし美しいでしょう。

二の丸南門。これも築城時の姿で現存し、重要文化財。

１階正面の柱にケヤキ板を化粧のための鏡板として張り付けてあります。

下乗橋からみた内濠。

本丸石垣は耐震補強のため補修中です。

見事な五葉松。

巨石を積み上げた本丸石垣。

天守が見えてきました。

石垣修理のため天守を約70メートル本丸の内側に移動する曳屋を実施済みです。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

天守に登ることもできます。
あいにくの曇り空、岩木山は裾野が微かに見えるだけ。

石垣修理には約10年かかるそう。しばらくこの状態です。

石垣修理現場です。

街に戻り、青森銀行の母体となった旧第五十九銀行本店です。ルネッサンス様式の洋風建築として重要文化財に指定されています。

青森銀行記念館 美術館・博物館

弘前名物はどういうわけかフランス料理だそう。ならばとこの店だけ予約しておきました。

レストラン山崎 グルメ・レストラン

11時30分の開店と同時に入店。まだガラガラでしたが、あっという間に満席。
ほとんどが観光客、それも大人の休日パスで来た人が多そうです。店主（？）が「大人の休日倶楽部が無いと、やっていけません」と言っていましたが、案外本音かも。

私はロゼワイン、妻はりんごジュース。

時間がないので本日のサービスランチ2160円。まずアミューズ。

私は、自然栽培りんごの冷静スープ（+540円）。

妻は、熟成豚骨と丸鶏のブイヨンスープと春菊。

私のメインは、熟成豚肩ロースのシードル煮。

妻のメインは、下北産天然鯛のタイム風味蒸しサフランソース　旬の菜添え（+540円）。

デザートはココナッツのブラマンジェと旬のフルーツ。
メニューはどれも水準以上の美味しさでした。

私はコーヒー、妻は紅茶。弘前の食文化に触れることができました。

レストランでタクシーを呼んでもらい、予定通り弘前駅に戻りました。

弘前駅 駅

お土産にりんごゼリーを購入。ここでも大人の休日パスで特典があります。
大げさに言えば、東北経済は大人の休日倶楽部で保っています。

タイミングよく、ブラタモリも弘前特集。帰宅後、観ました。

12時58分、奥羽本線青森行き。

車内はほぼ満席。
この後、青森観光を予定していましたが、急用を知らせるメール着信。

青森観光を断念し、新青森で東北新幹線の予約変更をしました。どの列車も満席、一番早いのは15時17分発のはやぶさ60号東京行き。大人の休日パスは各区間１回に限り指定席の変更が可能です。
乗り継ぎに1時間半ほどありますが、それでも当初予定より1時間以上早く東京駅に着きます。

ねぶたの家 ワ・ラッセに行けなかったのでこれで我慢。

時間があるので新青森駅を見物します。

新青森駅 駅

棟方志功の「華狩頌」をベースにした大壁画「青い森から放つ」が印象的でした。

はやぶさ60号も満席。途中駅で客が下車した後もすぐ塞がります。

盛岡駅で6分ほど停車した後、快調に飛ばして18時32分に東京駅に到着しました。

盛岡駅 駅

この旅行記へのコメント （3）

• PHOPHOCHANGさん 2017/07/10 16:27:24

  質問させていただいても宜しいですか？

  お年が判明(^_^)b
  で、PHOの配偶者であってもおかしくない年齢でいらっしゃるのですね。実際妹の配偶者とほぼ同じだったかと‥。
  
  質問と言うのは、今回の旅行の企画、予約、そして支払いはどなたか行ったのか？です。
  自分は親に連れて行って貰った子供の頃を除き、誰かに連れられて行く旅の経験が旅行社によるツアーに申し込んだ時以外有りません。それも最近は専ら独り旅なので行ってません。
  なので、他の家庭の奥方様はどうなんだろう？と疑問に思った訳です。
  友人は子供とは出かけても旦那とは行かない、もしくはPHOのように旦那無しなので、答えになりません。
  
  差し支え無ければで結構ですので、教えてください。
  

  beanbagさん からの返信 2017/07/11 09:21:11

  RE: 質問させていただいても宜しいですか？

  PHOPHOCHANGさん
  
  いつも拙い旅行記をご覧いただきありがとうございます。
  前回のコメントを合わせてご返事させたいただきます。
  
  一人カラオケに２時間も付き合ってくれる妻は確かに素晴らしい人です。いつも「結婚で全ての運を使い果たしたのね」と言われています。ただし、彼女はカラオケの間ずっと私の歌を聴いていたわけではなく、スマホでネットサーフィンしてましたので、私の歌など上の空だったと思います。
  
  我が家の旅は全て私が企画・手配しています。ツアーに参加することはなく、全て個人手配です。ただし、大人の休日倶楽部に入ったのは妻の方が早く、休日パスを教えてくれたのも彼女です。また、娘がプレゼントしてくれる宿泊券をどこにするかは、妻と娘が相談して決めています。それ以外のルート選択や交通手段、ホテル・レストランの予約は全て私がネットでしています。
  
  子供が二人とも巣立ったので、旅行するとすれば妻と一緒か私一人です。欧米は妻が同行してくれますが、アジアは私一人です。それぞれに良さがありますので、ワンパターンでないのが好都合です。
  
  ご参考になりましたでしょうか？
  これからもよろしくお願いします。
  
  beanbag

  PHOPHOCHANGさん からの返信 2017/07/11 23:29:32

  RE: RE: 質問させていただいても宜しいですか？

  早速のご回答有難うございましたm(_ _)m
  
  大変参考になりました。
  やはり、いつも同じではないのですね。良かったぁ☆
  ついでにPHOの事情を述べると、自分も親にプレゼントした覚えは無いですが、当然ながら子供からプレゼントされた事も無いです。
  誕生日や記念日なども、「祝いたい人が居れば、その人自身がお金を出す（そうすればお金を出すのは自分の誕生日1回で済む）」と言うルールをPHOが成人する時に作りましたから、ずっとそれが続いています。
  
  今週末、丁度ツレが鰻を食べに東京へ出て来るので、奥様を見習ってみようと思います♪
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  
  
  
  
  > PHOPHOCHANGさん
  >
  > いつも拙い旅行記をご覧いただきありがとうございます。
  > 前回のコメントを合わせてご返事させたいただきます。
  >
  > 一人カラオケに２時間も付き合ってくれる妻は確かに素晴らしい人です。いつも「結婚で全ての運を使い果たしたのね」と言われています。ただし、彼女はカラオケの間ずっと私の歌を聴いていたわけではなく、スマホでネットサーフィンしてましたので、私の歌など上の空だったと思います。
  >
  > 我が家の旅は全て私が企画・手配しています。ツアーに参加することはなく、全て個人手配です。ただし、大人の休日倶楽部に入ったのは妻の方が早く、休日パスを教えてくれたのも彼女です。また、娘がプレゼントしてくれる宿泊券をどこにするかは、妻と娘が相談して決めています。それ以外のルート選択や交通手段、ホテル・レストランの予約は全て私がネットでしています。
  >
  > 子供が二人とも巣立ったので、旅行するとすれば妻と一緒か私一人です。欧米は妻が同行してくれますが、アジアは私一人です。それぞれに良さがありますので、ワンパターンでないのが好都合です。
  >
  > ご参考になりましたでしょうか？
  > これからもよろしくお願いします。
  >
  > beanbag