2016年ＧＷ！女一人の初台湾！2（台北＆九分）

2016/04/29 - 2016/05/01

2016年3月、ようやく母が行きたがっていたカンボジア（アンコールワット）へ。
トランジットの合間には、今まで散々「なんで行ったことないの？」という韓国（ソウル）にもちびっと訪問。

そんな中、2016年GW、もう一つのまだ見ぬ初アジア【台湾】に行ってまいりました。
しかも久々の一人旅!!
今さら公開して何になるんだって感じですが、
お暇な方はお付き合いいただければと思います。


　【1日目】関空～台北
※【2日目】終日台北市内観光
　　(総統府・龍山寺・中正紀念堂・国父記念館・忠烈祠・淡水・饒河街観光夜市)
　【3日目】午前　台北市内観光(孔子廟・中正紀念堂)
　　　　　 午後　九份移動～観光
　【4日目】午前　九份観光～台北市内移動
　　　　　 午後　台北市内観光（故宮博物院・台北101・鼎泰豊・ICE MONSTER）
　　　　 　深夜　空港～帰国
　【5日目】早朝　関空着

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

台北2日目。天気はあまりよくないですが、徒歩で出発～!!

【二二八和平公園】
日本統治時代の1899年に台湾で初めて造られた洋風公園。
敷地内には二・二八事件(1947年に発生した中国国民党政権による弾圧の引き金となった事件）の記念館が建てられております。

二二八和平公園 広場・公園

園内にある、悶絶必至の「健康歩道」。
よくTVとかで芸人さんが悶絶してる裸足で石の上を歩くアレ。
ちょっと乗ってみましたが、靴下の上からでも不健康さがにじみでてもた…(笑)。すぐ近くではご老人がすいすい歩いてましたね…。

さてお次はこちらの公園のお隣にあるコチラ。

健康歩道 (二二八和平公園内) 広場・公園

【総統府】
1919年に、台湾を統治するために日本が建てた建物。
第二次大戦で損壊しましたが、1948年に修復され、
現在も政府によって使用されています。
上空からみると『日本』の『日』に見えるように建てられているそう。
ただ、この辺りは、中央官庁が密集する(日本でいういわゆる)『霞ヶ関』的なエリアなので、許可なく上空飛行はできない軍事管制区域らしいので、ドローンで確かめてみよ、的なことは思わない方が良いかと。

中華民国総統府 建造物

なのでこうしてがっちりガードされとります。
ちなみに内部は月一回は自由に見られるらしい。
んでもって、ガイド付きツアーに参加すれば、一部中を見られるみたいなのですが、私は見学はせず、さらにそのまま西へと進みます。

中華民国総統府 建造物

【西門紅楼】

日本統治時代の1908年に建てられた「西門紅楼」。
演芸場や映画館として使われていたようです。
周囲には近くに地下鉄の駅があるので、ザ・繁華街って感じで若者が集って（特に週末は）か～なり賑わうらしいですが、この時は、まだ朝ってこともあってちょっと寂しめでした。

西門紅楼 劇場・ホール・ショー

西本願寺がこんなところに。

西本願寺広場 (萬華406号広場) 広場・公園

【龍山寺】
1738年に建てられた、台北最古の寺。いかにも中華的なカラフルな寺。
人が多くて『観光地化』されていますが、逆にビギナーにも訪問しやすいと思います。

最古の割には随分現代的な感じがしますが…ま、そこはおいといて
（ちなみに本堂以外の大半は第二次大戦で焼失したのち再建）
早速門をくぐってみましょうかね。

龍山寺 寺院・教会

こちらが前門。一見人が少なそうにも見えますが、まだまだ内部ではないのでこんなもん。
奥へ進むと、台北最強のパワースポットと言われるだけあって、観光客から地元の人までまぁそれはそれはひっきりなしにたくさんの人が拝んでいます。

ちなみに、中央が入口ではなく(写真には写っていませんが)右側に入口、左側が出口になっておりますので間違えないように。

ネットで事前に調べると、入口を入った所で線香やろうそくなどのお供えセットが売られているとのことだったのですが、なぜか線香は無料で配布されました。
これで最低限（何が最低なのかよくわかりませんが）の祈願はできるってことなのでしょうか。
しかし、貰ったもので祈願していいものなのか？と思っておりましたが、まぁ、寺が配っているものだし、ありがたく頂いて、それで参拝することにしました。

龍山寺 寺院・教会

寺には滝も流れております。
多分風水とかで「ここに水の流れを」とかで決めたんでしょうね。

龍山寺 寺院・教会

奥に見えるのが本殿。皆真剣に(当然ですが)拝んでいます。
参拝方法は、実は私自身よくわからないのですが、龍山寺には7つの香炉があるので、前殿・本殿・後殿5箇所の香炉を順番に参拝しながら線香を立てて行くのだそうです。
後はもう、とりあえず誠意をもって拝めばなんとかしてくれるのでは、と(笑)。これぞまさしく神頼み!!(;´･ω･)。

ちなみに、祈願するときは神様がちゃんと認識できるように、自己紹介（名前とか住所とか）してから祈願するのだそうですが…日本語わかるのかな…(;´･ω･)

龍山寺 寺院・教会

個人的にこのお寺の目玉は、この後殿だと思ってます。
なんてったって、受験・安産・良縁などの、その道のスペシャリストな神様たちが、専門的に願いをかなえてやろうじゃないかってことで祀られているのです。
その数なんと19神様！！お好きな神様に祈りをささげてください。

祈願後寺を出ようとすると、出口にはお守りなどを売る売店があります。
ああなんて見事な誘導線。もちろん大人気。
種類も、ありすぎてわからないぐらい豊富。
こういう時、漢字がわかる日本人、そこそこ助かりますね。なんとな～く雰囲気で買えます( ´艸｀)。

しかもどれも結構安くて100円ぐらいでどんどん買えちゃいますよ～。

龍山寺 寺院・教会

【中正紀念堂】

中国国民党政府、初代総統蒋介石を記念して建てられたモニュメント。
「中正」とは蒋介石の本名(＝蒋中正)のことで、1975年4月5日に亡くなった蒋介石に対する哀悼の意を込め、1980年に完成。
いや、もうとにかくでかい。
サッカー場25個分の敷地らしいです。うほ～。
ではでは、奥の建物まで行ってみましょうかね。

中正紀念公園 広場・公園

どどーんとそびえたつ本堂の面積は約1万5千m2で、高さは70m！！
八角形の屋根は孫文が唱えた八徳「忠、孝、仁、愛、信、義、和、平」を表し、階段の段数は蒋介石の亡くなった年齢と同じく89段というこだわりっぷりです。

さ、中にも入れますので、登って入ってみましょうね。
もちろん、中に鎮座するのは…

国立中正紀念堂 建造物

蒋介石！！ブロンズ像の高さ6.3m。
他に目立ったもののないところにどーんと鎮座するこの蒋介石さん。
堂内はリンカーン記念堂を参考にしているだけあって、なんとなく荘厳な雰囲気に満ちております。

像の上部に書いてあるのが、彼の基本政治理念であった「倫理、民主、科学」。んでもって、土台に刻まれているのが遺言なんだって。

ちなみにこのブロンズの蒋介石さん、故郷である中国の方向を向いて座っているのだそうです。

国立中正紀念堂 建造物

そんな蒋介石さんを護衛するのがこちらの衛兵さん。
毎日9時～17時の1時間ずつ交代で行われるのですが、真夏のエアコンの無いだろうがなんだろうが、交代までの一時間、直立不動でひたすら立ち続けるという激務に耐えておられます。

そんな彼らは、陸・海・空軍の選び抜かれた精鋭たち。
高卒以上で犯罪歴がなく、身長175cm - 195cm、体重65kg±1kgが条件で(もちろん見た目も大事！)、銃を片手で持ったままひたすら立ち続ける、など厳しい訓練が課せられるそう。

そんな中正記念堂のハイライトともいえるのが、
そんな精鋭たちの一糸乱れぬ姿が見られる衛兵交代式。
ってことで本来であれば、ここで交代式の様子をって所なのですが、本日はこの後の予定が目白押しのため、一旦今日はスルー

国立中正紀念堂 建造物

【国父紀年館】

国家の父、孫文の生誕100周年を記念して1972年に建てられた建物。
孫文の功績をたたえた記念展示室や図書館があります。

国父紀念館 博物館・美術館・ギャラリー

入ってすぐに鎮座している、孫文さん。像の高さは8.9メートル。
今考えたら、何気に中正記念堂の蒋介石より大きいんですね。
建物の天井が低いせいか、蒋介石さんの方が遥かに大きく見えました。

まぁ、それはさておき、皆さん、こちらにも、衛兵さんがいるのがわかりますでしょうか。ここでももちろんやりますよ、衛兵交代式。
今回これに合わせてやってきたんですけど、到着時点で5分前だったので、既に場内は満員御礼。
大陸からの人たちの強引な横入りの応酬にもめげず、がんばって鑑賞！！

国父紀念館 博物館・美術館・ギャラリー

はい、交代する兵士の方々が入ってきました。
確か中央の人は連れてくる偉い人みたいな感じで、脇二人が交代する衛兵だったと思います。りりしいです
この時はさすがの大陸人たちも静かに見守っているので（ビデオ撮るのに必死なだけかもしれないが）交代の衛兵さんたちの靴の音や銃などを使う音だけがホールに響きます。

国父紀念館 衛兵交代儀式 祭り・イベント

今まで護衛をしていた人たちも台からおり、銃剣を使ったやりとりなんかが繰り広げられます。かっけ～☆

国父紀念館 衛兵交代儀式 祭り・イベント

約10分ほどの交代式を済ませて帰っていく衛兵さんたちと新たに護衛にとりかかる衛兵さんたち。

なお、歩いてきたことでついた服のくせやしわなんかは、そばで監視している見習い(いずれここに立つ衛兵)が修正。

とにかく護衛の衛兵さんたちは、顔にハエが止まろうが、どんなにかゆいところがあろうが、微動だにしてはいけないらしいのですが
(バッキンガム宮殿とかと同じなんでしょうね)
そこまでじっとしていたら、いざ何か有事が起こった時に、とっさに動けるのかどうか、そっちの方が心配になるのは、私だけ？？

国父紀念館 博物館・美術館・ギャラリー

この旅行記へのコメント （1）

• しろさん 2020/08/07 18:04:24

  台湾いいですよねー！

  windyさん初めまして！
  
  私の拙い旅行記にいいねいただきありがとうございました。
  
  台湾の旅行記を拝見させていただいております。
  私も2度ほどしか行っていないもの、また行きたいなーと思いつつなかなか機会が来ません。
  タイメインなもので。。。
  また寄らせていただきます。
  
  機会がありましたらまたお立ちよりいただければ幸いです。
  今後とも何卒よろしくお願いいたします。