2019年旅初めは女台湾一人旅(高雄/蓮池潭)～vol.4

2019/01/03 - 2019/01/03

2019年1月2日～5日、お正月休みを利用して、
またまた一人で台湾に行って参りました！
約2年半ぶりの台湾。
今回は台北ではなく、南の高雄・台南旅です。

行く先々でドン曇りではありましたが、目立ったトラブルも無く、無事3泊4日を満喫して参りました。

※今回は、前回高雄ド定番の観光スポット【龍虎塔】を訪れた後の周辺散策編です。

　【1日目】関空～高雄
※【2日目】終日高雄観光（龍虎塔/蓮池潭）
　【3日目】終日台南観光
　【4日目】高雄～関空

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩

【春秋閣】
さてさて、高雄観光の目玉、龍虎塔を後にし、せっかくここまで来たので、池周辺の他の見どころも訪れてみようってことで、やってきたのがこちらの【春秋閣】。
やはり…なんだろう…醸し出されるチープ感は否めませんが、
三国志の英雄「関羽」を祀る場所として、1953年に建てられたそうです。
ちなみにこちらは、龍の上に観音様が乗って現れたと言う伝説を現しているんですって

春秋閣 建造物

やはりここでも龍の口から入ります。
(ちなみに虎はいません）

春秋閣 建造物

尾からですろ、向こうに建物が…とりあえず行ってみます。

五里亭 建造物

はい、やってきました。こちらは1978年に建てられた「五里亭」という中国式東屋。
特に何があるという訳ではなく、湖を見ながら休憩するって感じのポイントのようです。
2階に上がったりもできるようでしたが、ドン曇りなので、あがらずに早々に引き上げました。

五里亭 建造物

五里亭側から見た【春秋閣】。
実は春秋閣も龍虎塔と同じような感じで「春閣・秋閣」の2つの塔から成っているんですね～。
登ることもできるそうですが、私は見るだけにしておきました。
〇の龍の尾の部分から出てきてこちらの五里亭の橋を歩いてきたのですが、興味のない方はそのまま向かって右側の出口へ直行してもＯＫです

春秋閣 建造物

【玄天上帝神像】
さてさて、春秋閣から蓮池潭をさらに北上すると、見えてくるのがこちらの【玄天上帝神像】。(龍虎塔からも春秋閣からも実はよーく見えてます)

玄天上帝神像は、北を司る道教の神様で、中国圏の人なら誰もが知るほど有名らしいです。

しかしここからではあまりすごさがピンときませんよね。
ということで、奥に見える橋を渡って近くまで行ってみましょう。

玄天上帝 (北極帝) 建造物

で…でかい。どうだっ！！と言わんばかりに鎮座しておられます。
下の人間と比べると、その大きさがわかるかと思いますが、実はこちらの像、玄天上帝像は水上神像としては東南アジア最大級の大きさ。
その高さ22メートル!!でかいです。
（ちなみに下の彼らは機械式のおみくじを引いて一喜一憂している所）

玄天上帝 (北極帝) 建造物

すごい強そうな神ですよね…。
にしても、おもいっきり蛇と亀（よく見ると亀の甲羅が見える）を踏みつけているのですが…神がこんなんでいいのか？と思ったあなた、実はこれには訳があるらしく、こちらの方、生き物を殺して生きてきたという自らへの懺悔として自分の腹を切り(切腹!!)、胃と腸を取り出し、川に洗い流したんだそう。(何？なんの罰ゲームよ(;・∀・))
しかし、その後なんと胃が亀の怪物、腸が蛇の怪物となり悪事を働いたということで（いやもうホラー<(ﾟﾛﾟ;)>）、その亀と蛇を自ら成敗したという伝説が残っており、そのため、玄天上帝像の足は亀と蛇を踏みつけているのだそうです。 　
玄天上帝、ワイルドすぎてなんもいえん。。。

玄天上帝 (北極帝) 建造物

内部はお参りスペースとなっております。

玄天上帝 (北極帝) 建造物

橋の中程から見ても、大きいですね…。
ここからでも威風堂々たる御姿。
ちなみにこちらの橋の上の石像は『玄天上帝三十六神将』と呼ばれ、奥の玄天上帝神像を守っているのだそうです。

玄天上帝 (北極帝) 建造物

さぁ、更に蓮池潭を北上しますよー。
こちらは途中の町の風景。この辺りは比較的人も少ないですが、少し進むと、ザ、下町って感じで、地元の人用の路上市場みたいなので通りは結構な混雑具合でした。
生活感溢れる中、おかまいなしにガンガン進む観光客な私です。

蓮池潭 滝・河川・湖

途中のお寺。やっぱり電光掲示板が備え付けられてるんですねー。
外観だけみて通過してしまったのですが、有名なお寺なのだろうか。
両脇の狛犬(?)のポーズがちょっと変わってる。

天府宮 寺院・教会

【孔子廊】
玄天上帝神像を北上すると見えてくるのが蓮池潭群最後の観光地となるのがこちら。台湾最大の孔子廊です。
1976年に完成した比較的新しい孔子廊。無料です。（月曜日休み）
ここまで来てようやくドン曇りから青空が少し見え始めましたね。
平日の午前中(10時頃)だからなのかわかりませんが、観光客もほとんどいなくて、すごく静かでした。

高雄孔子廟 寺院・教会

先ほどの中央の本殿(大成殿)の内部。
中央部にはもちろん孔子のお位牌が祀られています。

高雄孔子廟 寺院・教会

左右の天井に掛けられている大きな燈明。
…なんか、どこぞのブランドのロゴみたいだな…。

高雄孔子廟 寺院・教会

大成殿を囲む「廡」の一角では、中国語オンリーですが、孔子廊について
詳しく説明している（であろう）コーナーも。

高雄孔子廟 寺院・教会

人が少ないのでちょっくら座って休憩。静か～。
なんだか、ゆったりと時間が流れている感じでしたね～。

高雄孔子廟 寺院・教会

こちらが入口、正面の門、大成門。(中から撮影)
入口の所に係の人が数名いたのですが、暇そうでした（笑）

高雄孔子廟 寺院・教会

こちらが外側から撮影した大成門です。

高雄孔子廟 寺院・教会

そしてこの大成門を出ると、正面に見えるのがこちらの檽星門。
文曲星ともいわれ、文曲星が教育・文学を司る星と信じられていたということで、その名がついたそうです。

高雄孔子廟 寺院・教会

水はありませんが、こんもりとした、いかにも、な橋が。
この橋の上を通る必要性100%無いんですけど、わざわざ渡りたくなるんですよね（笑）。

さて、ここで蓮池潭周辺の観光も終了、ここから更に北上して、朝来た駅には戻らず、新左営駅まで歩きます。

高雄孔子廟 寺院・教会

【新左営駅/左営駅】
孔子廊から歩いて20分程の所にある、こちらの大きな駅が新左営駅です。
(タクシーやバスを使われる方の方がほとんどで、歩く人なんて私ぐらいだとは思いますが…)

こちらの駅、駅名二つで紹介しておりますが、実はとってもややこしい。
台湾の新幹線と呼ばれる台湾高速鉄道の駅名は「左営駅」。
一方で、同じ建物を利用している台湾鉄路管理局(台鉄。在来線)の駅名は「新左営駅」、さらに、併設されているMRTの駅名は「左営駅」。
いやもうなんだよこれ、どっちかにしてくれよって感じですが、それができない理由が一つ。
覚えていますか皆さん。
私が今回蓮池潭観光をする時に降り立った駅、それが台鉄の一つ手前の駅「左営駅」。
( https://4travel.jp/travelogue/11461514 )
なので台鉄の駅名だけ『新』がついているのですが、いやもうこの際手前の駅名変えて、ここ統一しろよ、と思う反面、ああ、そういえば【新大阪駅】と【大阪駅】のパターンみたいなもんか、と思うと納得できてしまったりもします(;^_^A。

まぁそれはさておき、蓮池潭(龍虎塔)観光は、ここを起点としてバスやタクシーを利用するのが一般的みたいですが「龍虎塔だけで十分、バスとかタクシーとか使いたくないっ。節約したいっ」って方は、日中であれば私のように台鉄「左営駅」を起点にするのも（電車そのものの本数が少ないことを除いて）悪くないのかもなーと思います。

さて、これにて午前の観光も終了。MRTで一旦ホテルへ帰りますー。

新左営駅 駅