2019年旅初めは女台湾一人旅(高雄/西子湾)～vol.5

2019/01/03 - 2019/01/03

2019年1月2日～5日、お正月休みを利用して、
またまた一人で台湾に行って参りました！
約2年半ぶりの台湾。
今回は台北ではなく、南の高雄・台南旅です。

行く先々でドン曇りではありましたが、目立ったトラブルも無く、無事3泊4日を満喫して参りました。

※今回は、午前の蓮池潭(龍虎塔)観光を終え、午後、西子湾岸周辺観光編です。

　【1日目】関空～高雄
　【2日目】終日高雄観光（AM:龍虎塔/蓮池潭)
※　(午後：西子湾岸周辺)
　【3日目】終日台南観光
　【4日目】高雄～関空

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩

【書店喫茶一二三】
午前中に蓮池潭を終え、一度ホテルに戻って少し休憩して、再び観光へ。
そろそろ12時ということで、ランチを頂くぞーってことで、MRTでやってきたのはMRT西子湾駅徒歩数分の所にあるこちら。
ガイドブックに載っており、雰囲気よさそうと思いやってきました。
通りの名前だけを頼りに行ってみましたが、思いのほか迷わずたどり着けました。
こういう時の嗅覚はえげつないんですよね、私(;^_^A。

というか、今気がついたんですけど、右側の写真、なぜか中央の人物が切り取られてますよね…。
え…なんで??…リアルに怖いんですけど。どなたか解明して…。

書店喫茶 一二三亭 カフェ

とまぁ、そんなことにはなぜかこの時は全く気が付いていなかったので、とっとと2階の入口へ。
『古き良き時代ってこのこと』みたいなレトロな雰囲気満載。
それもそのはず、1920年代、日本統治時代に建てられた建物をリノベーションしてカフェにしたんだって。

書店喫茶 一二三亭 カフェ

カフェ自体は2013年オープンなので、新しいのですが、天井に張り巡らされた梁や柱はリノベ時にも外さず、そのまま使われているそう。
私は読んでいませんが、書店喫茶というだけあって本がたくさん。
日本語の書籍も、雑誌含めたくさん置いてありました。
なお、壁の本は自由に読めますが、中央テーブルの本は売り物です。

書店喫茶 一二三亭 カフェ

雰囲気ある机は、茶箱。昔使われていたのですかね。
ここに座ってドリンクでまったりくつろぐのも良いですが、
ランチには食べにくそうだし、混雑していないとはいえ、一人でここに座るのはちょっと、ということで、普通のテーブル席に座りました。

書店喫茶 一二三亭 カフェ

オーダーの仕方が少し変わっていて、まず入口でこのメニューと赤鉛筆を渡され、直接メニューにチェックを入れて渡します。
日本語も書いてあるので安心です。
（店員さんは現地の方のようで日本語不可でした）

書店喫茶 一二三亭 カフェ

こちらが私のオーダーしたサーモンサンドイッチセット(250元)＋アイスミルクティー(セットに+80元)です。
日本円にすると1200円程なので、結構高めの価格設定ですね。
ビーフシチューセットと悩んだのですが、1月にも関わらず高雄は暑いくらいだったので、シチューはどうだろうってのと、メニューを見た時に、デザートが付いてるっぽい写真だったので、こちらにしました。
ちなみに、写真でスープと思っていた左上の飲み物は、実は冷たい、はちみつレモンっぽい、ゆず茶だったかな、とにかく、そんな感じのドリンクでした。

結構ボリュームがありましたが、当然完食（笑）。
外の喧騒からも程遠く、ここだけゆったりとした時間が経過しているようでしたが、実質高雄観光できるのは今日のみなので、小一時間でおいとまして、次の目的地へと移動です。

ごちそうさまでしたー♪

書店喫茶 一二三亭 カフェ

カフェから徒歩5分ぐらいの所にあるのがこちらの鼓山フェリーポート。
このフェリーに乗って10分ぐらいの所に、旗津半島という細長い島があり、美味しい海産物とか夕日がきれいな場所なんかがあって、人気のスポットなのだそうですが、今回私の目的地はこちらではないので、スルーです（笑）

鼓山輪渡站 (鼓山フェリーターミナル) 船系

左に見えるのがそのフェリー。んでもって奥にみえるのが旗津半島。

鼓山輪渡站 (鼓山フェリーターミナル) 船系

私はそのフェリーを横目に見ながら橋を渡ってまだまだ歩きます。

鼓山輪渡站 (鼓山フェリーターミナル) 船系

フェリーの奥にそびえたっているのが、高雄のランドマーク、高雄85。
まだまだ海沿いを歩きます。

こんもり小高い丘（山？）の上に見えるのが、旗津にある旗後灯台。
1883年に立てられ、日本統治時代の1918年に改修され、いまだ現役らしいです。
灯台そのものには登ることはできませんが、ここの展望台にまでは行けるようです

旗後灯台 建造物

そうこうしているうちに、私の今回の目的地が、海とは反対方向に見えてきました。あそこまで行くか…辛そうだな…(;・∀・)

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

【打狗英国領事館文化園区】
入場料…99元(約360円。ipass利用可)

山のふもとの英国領事館と山の上の領事官邸を合わせた総称。
台湾初の領事館(1879年)。『打狗』とは、高雄の旧称です。

通常は、MRT西子湾駅からバスに乗り、もう少し先で降り、付近の階段で先に山の上の官邸を見学してからこちらに降りてくるらしいのですが、私の場合、途中カフェに寄って来たので、また駅に戻ることや、バスそのものが(時間とか考えるのが)めんどくさくて、歩いてやってきました。
(ここまでならフェリー乗り場から歩いて約10-15分程度で着きます)

当初はここから入れるという情報が無くて、先のバス停まで行かなくてはいけないと思っていたのですが、ここからも入場できました。
日本人だというと日本語の(結構しっかりした)パンフレットが貰えます

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

当時はこんな感じだったんですかね。
中も見学できるので入ってみましょう。

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

英国領事ジョン・ギブソンと清朝官吏曾憲徳の交渉の様子。
歴史的会談だったようですが、最終的には決裂するんだそうです。

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

こちらは当時の医師の診察の様子。
ちなみにこちらの建物、日本の統治下になった後は、領事館業務は台北の淡水に移されたため、一旦閉館となり、その後1932年に水産試験場となり缶詰の製造実験が行われ、戦後は台湾省水産試験所となっていたんだって

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

建物裏の山道(階段)から、上の官邸まで登りますよ～。
ちなみに、バスで先に行っても、駅から歩いても上までの選択肢は徒歩のみです(;´Д｀)

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

途中まで登った所で唐突に現れる蝋人形、それが、初代の領事、
ロバート・スウィンホー氏です。

さ、引き続き登ります。

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

あの先に官邸が…。
結構急なんですよね…。
さぁ、もう少し、ガンバレ私…(;・∀・)

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

はい～、ついに到着～、こちらが山の上に見えていた官邸です～。
台湾初にして最古の洋館。

ティールームがあって、英国領事館らしく、本格的なアフタヌーンティーが楽しめるようです。ここで優雅なひと時を過ごすのもいいかも。
(ちなみに、入場券を買うと、喫茶の割引券みたいなのをくれます）

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

さすが景色も良いですね～。高雄85も見えます～。

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

建物の反対側からは西子湾。こちらも良い眺め～♪

西子湾 海岸・海

バスで来られた方は多分この辺りにバス停があって、階段を上ってこちら側からやってくるようです。
先の道を進むと、奥は国立中山大学キャンバスです。

西子湾 海岸・海

こちらのポストに絵葉書を投函すると、特別な消印を押してくれるということで書きたかったのですが、バラ売りの良い絵葉書が売っていなかったので、とりあえず景色を眺めてぼーっとすごしました。

ちなみにこちらの建物は、1931年からは高雄海洋観測所として使われ、1946年国民党政府に引き継がれた後は中央気象局高雄観測所として使われていたそうです。
確かにこんだけ眺め良かったら観測にはもってこいですもんね

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

領事館真横に建ってる「十八王公廟」。(正式名は霊興殿)
バス利用の方が階段をのぼると最初に見えてくるのがこちら。
道教の廟で、玄天上帝、十八王公等が祀られているそうです。
台湾ではこちらの建物の方がずっと普通なのですが、小一時間英国建築を見てきたのですごい違和感(;^_^A。

霊興殿 寺院・教会

帰りも歩く気満々なので、十八王公廟側からは降りずに、再度領事館側の(初代の領事、ロバート・スウィンホー氏の蝋人形があった)階段を降り、下界に戻りました

打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー

さぁ、また海沿いを歩いて戻りますよ～。
ガンガン歩きます。

フェリー乗り場近くの橋が見えてきました～。

鼓山輪渡站 (鼓山フェリーターミナル) 船系

さぁ、橋を渡って、フェリー乗り場を通りすぎて、
今度はMRTの駅さえも歩いて通り過ぎて、まだまだ観光は続く！
昔のロマンに思いを馳せた後は、現代アートの世界へ突入です～。

※ちなみにこの日、TOTALで28km歩く(;・∀・)

鼓山輪渡站 (鼓山フェリーターミナル) 船系

この旅行記へのコメント （2）

• チェブコさん 2019/10/09 14:21:51

  同じ時期に渡航している！！

  windyさん　はじめまして
  旅行記、楽しく拝見させていただきました。
  当方は2018/12/31~2019/1/3まで高雄に渡航しておりました。
  私たちは1/2に英国領事館にバスに乗ってアクセスして、上から降りて来るルートで
  観光しました。
  そしてアフタヌーンティもしましたが、はっきりいってオススメしませんので、
  windyさんはしなくてよかったとと思います。スイーツのレベルがイマイチで残してしまいましたから・・・。
  こういうこところは雰囲気を楽しむのがベストかもしれませんね。

  windyさん からの返信 2019/10/10 00:44:35

  Re: 同じ時期に渡航している！！

  コメントありがとうございます！
  やはり観光地のアフタヌーンティはホテルでもない限りは、雰囲気重視って感じになってしまうのかもしれませんね。
  でも優雅なひと時を過ごされたようで、羨ましいです。
  私は外のベンチで持参のお茶飲んでましたからね;^_^A。
  …ま、まぁ、一人だし、っていう言い訳もついでにしておきます（笑）