１６回目で初めてのロンドン自由旅行（テロ関連から）

2017/03/09 - 2017/03/23

２０１７年３月９日から２３日にかけて、東京経由で、ロンドンに行ってきた。１６回目の今回は、初めて、仕事に無関係な旅なので、好きなことだけに熱中した。予想通り、昼間は美術館、博物館三昧になった。

ナショナル・ギャラリーが写真がとれるようになったので、好きな作品を撮影できたのが今回は嬉しい収穫だった。到着日の翌日から２日間、ゆっくり丁寧に見ていき、なおかつ撮影した。何十回も入館しているところだが、写真がないと忘れてしまうものだ。解説も含め、これはと思うものは次々と撮影していった。いい写真コレクションができた！初めて入館した１９８６年の頃は美術本をかなり買い込んでそれらと照らし合わせて見に行ったものだが、近年は写真が印刷本よりもリアルになったので、本にはあまり頼らない。これもメディアの変化だ。

夜は、音楽会に連続6日間行った。その後はウィンブルドンの友人宅に滞在して音楽談義などで過ごした。その友人は毎年、我が家に遊びに来てくれているのだが、返礼できるのは３年ぶりだった。

11(saturday) 7:30pm Barbican (Savall, AAM, Handel,etc)
12(sunday) 7:00pm Barbican (Malkki, Tezlaf, LSO, Brahms VC, R.Strauss Zarathustra)
13(monday) 7:15pm ROH (Tchaikovsky,Sleeping Beauty, Hikaru Kobayashi..)
14(tuesday) 7:30pm RFH (Pollini recital, Schoenberg, Beethoven op.13,57,78)
15(wednesday) 4:30pm ROH (Wagner, Meistersinger at Nurnberg,Pappano,Terfel..
16(thurday) 7:30pm Barbican, (LSO, Luisi,Levit,Beethoven"Emperor",Brahms Sym2)

これらについては、また詳細は改めて旅行記を書くことになるだろう。

ロンドンのウェストミンスター・ブリッジとハウス・オブ・パーラメントで３月２２日に起きた一人の自動車暴走とナイフによるテロ事件の６日前にこのあたりを珍しく歩いていた！このあたりを歩いたのは数回しか記憶がないのだが、この日は珍しく観光客化した。その写真からスタートしよう。なお、ロンドンでのテロは１２年ぶりだったのだ。

写真の一枚目は、犯人は車を乗り捨てた後で、このあたりでナイフをもって国会議事堂の敷地内にはいりこもうとして射殺された。警官も一人死亡している。この件以外は、楽しい思い出ばかりなので、この件を最初に書いておく。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0

ウェストミンスター・ブリッジの歩道。ここをテロの車が猛スピードで走り抜け、多くの人を跳ねた。車は折り返して橋を戻ってきて、議事堂の鉄の塀にぶつかり、停止する。それから犯人は車を出て、ナイフだけで議事堂内の敷地に入っていき、警官を刺殺した後で、射殺された。

ウェストミンスター橋 建造物

道路の反対側に見える鉄の塀に車はぶつかって、停車したあたり。

国会議事堂 (ウェストミンスター宮殿) 現代・近代建築

ロンドンでは１２年ぶりのテロだけに、反響は大きい。前回はキングズ・クロスの地下鉄爆破とタビストック・スクエアあたりでのバスの爆破が重なった複数テロだったが、今回は単独犯の実行のようだ。あの時も前後はロンドンに行っているが、大変な衝撃を与えたものだ。

ロンドンはあの１２年前のテロ以来、カメラの設置など、安全度を高める策が導入され、ヨーロッパ本土のような大規模なテロはおきていなかったのだが。。。

今回はテロ関連を最初に出して置き、それから、旅の楽しい思い出をまとめることにした。

この旅行記へのコメント （2）

• Keiさん 2017/03/25 12:01:26

  お帰りなさい！

  tadさん、こんにちは
  
  車の暴走テロは防ぐ手段が難しそうで厄介ですね。
  ニュースを見た時は少し心配になりましたが、御無事で何よりです。
  
  久しぶりのロンドン堪能できましたでしょうか？
  
  ナショナルギャラリーの名作の紹介を楽しみにしております。
  
  Kei
  

  tadさん からの返信 2017/03/25 16:22:18

  RE: お帰りなさい！

  こんにちは。
  　
  車の暴走は日本でも起きていますから、特にロンドンが危ないとは思っていませんが、問題は動機ですよね。。。ロンドン市長みずからイスラム教徒なのですが、それでも反対分子はどこにもいますから。。。
  
  写真は安カメラですから、大したことはありませんが、十分、自分の記録にはなりますね。そのうち、少し紹介します。３か所のギャラリーを撮影しました。