九州新幹線【その５】　人吉→吉松→嘉例川

2011/04/15 - 2011/04/15

この年の３月１２日に全線開業した九州新幹線に乗りに行きました。

鹿児島に飛び、鹿児島中央→博多→新八代　と乗車。
往復ともに鹿児島空港の最寄り駅である嘉例川駅を利用し、久しぶりに肥薩線の全線にも乗車しました。

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人吉からは、全国の鉄道路線でも屈指の難所である人吉?吉松間を通り、スタート地点の嘉例川駅に戻りました。

エリア えびの・生駒高原(宮崎)

【その４】からのつづき

人吉から乗った吉松行き。
これに乗って肥薩線の山越え区間を行く。

人吉駅 (JR九州) ／人吉温泉駅 (くま川鉄道) 駅

実は、八代からここまで乗ってきた車両です^^;

運転士さんは、吉松と人吉を往復しているらしい。

人吉駅を出発。

すぐに単線になって川を渡るが、

その先で旧湯前線のくま川鉄道が分岐。

くま川鉄道の相良藩願成寺駅付近で分かれる。

すぐに球磨川を渡る。

ここから、すごい登りにかかる。
この先やがてループ線にかかる。

ループ線の途中にある、大畑駅に差しかかる。
Ｚ型の配線のスイッチバック駅で、通過することができない構造。

上からの線路と合流して、

大畑駅に着く。

大畑駅ホーム。
ループ線の途中にあるスイッチバック駅として有名な駅。

大畑駅 駅

駅舎。ＳＬ時代は給水駅としての機能もあった。

駅をバックして出発。「Ｚ」の真ん中の部分を行く。

上からの線路と合流。

再びスイッチバック。ループ線を登っていく。

この先、３０パーミル区間。

肉眼でも急坂を登っているのがはっきり分かる。
ＳＬ時代はざぞかし難儀したことだろう。

急坂をゆっくり登っていき、ようやく着いた矢岳駅。

矢岳駅ホーム。

矢岳駅 駅

矢岳駅の駅舎。

矢岳からは下り。
今までとはうって変わって軽快に下っていく。

矢岳越えの日本三大車窓の眺め。少し煙ってますが…

やがて眼下に真幸駅が見える。

ここも大畑駅と同じ、Ｚ型配線の駅。

運転士さんも一度後ろの方に歩いて行き、スイッチバック。

Ｚの真ん中の線を行き、

真幸駅に着く。

真幸駅のホーム。
肥薩線でこの駅だけ宮崎県である。

ホームにある「幸せの鐘」。

真幸駅 駅

ホームから駅舎を見る。

５月で真幸駅開業１００周年だそうだ。
ちなみにこの駅、宮崎県内で一番古い駅。

駅舎のホーム側。

こちらが駅舎の正面。

真幸駅をスイッチバックで出発。さらに坂を下っていく。

スピードオーバーなのではと思うくらいのスピードで軽快に下る。

左から吉都線が合流、終点吉松駅へ。

吉松駅に到着。

吉松駅の駅名標。

跨線橋から。左の列車は吉都線の都城行き。

吉松駅。
昭和初期までは、鹿児島線と宮崎方面の路線が分岐する交通の要所だった。

吉松駅 駅

その当時は駅前もかなり賑わったそうだが、現在は北海道のどこかの町のようにスコーンとしている。

駅の横にあったＣ５５形蒸気機関車。地元の子供達が遊んでいた。

改札口。すでに本日の窓口の営業は終わっていた。

ここから乗るのは隼人行きの鈍行。

吉松駅を出発。かつての活況を偲ばせる広い構内。

吉松から２つめ、大隅横川駅。

実はここの駅舎も明治時代の開業以来使われ続けている

大隅横川駅 駅

そしてその３つ先が、今朝も来た嘉例川駅。
反対方向から来たことになる。

嘉例川駅 駅

すでに暗くなりかけたホーム。

いい雰囲気である。

昔の駅はどこもこんな感じだったんだろう。

静かに夜を迎えようとしていた。

あとは、朝と逆のコースで戻るだけである。

再びタクシーに乗り、１０分ほどで完全に日の暮れた鹿児島空港。

鹿児島空港 空港

空港のコンコース。

夕食は、薩摩黒豚のトンカツにしてみました。

羽田までは、初めての搭乗となるスカイネットアジア航空に乗り、帰宅しました。

この旅行記へのコメント （2）

• オーヤシクタンさん 2018/03/24 08:13:32

  肥薩線ナウ。

  Tagucyan様、おはようございます。
  オーヤシクタンでございます。
  
  只今、吉松駅ナウ。
  これから、肥薩線の取材です。
  そして、人吉で熊本のスーパーバイザーT氏と合流です。
  
  オーヤシクタン。

  Tagucyanさん からの返信 2018/03/24 16:28:36

  RE: 肥薩線ナウ。

  
  オーヤシクタン様
  こんにちは。
  
  肥薩線ですか。
  特に吉松−人吉間は、景色もいいし、スイッチバックあり、ループ線あり、乗っていて楽しい路線ですよね。
  それにしても、いつの間にかたったの３往復ですか…　しかもそのうち２本は観光列車。
  残った３本とも、明るい時間帯しか走ってなくて、すっかり観光鉄道のようですね。
  
  それから、当方の７年前の旅行記をよく見つけてきましたね（笑）
  あのときは、東日本大震災の直後で、まだ混乱が続いている中どさくさで出かけた記憶があります。
  もう７年も経つんだなあ、と。
  
  これからＴさんと合流ですか。
  きっと、深い世界に入るのでしょうね。
  
  旅行記、いまから楽しみです。
  
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  Tagucyan