2016/08/22 - 2016/08/27
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sallyさん
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イギリスで運転するのは8年ぶりでしたが、どういうのか「え、そうだったっけ?」「あれ、そうだったの?」ということが多くて。
いや、単に「だいたいなんとかなるだろう」とナメていたのが悪いのかもしれないのですけども。
実際走ってみて失敗や発見があったので、”イギリスでのドライブ旅”にフォーカスして書いてみます。
速度違反の罰金請求があったら(え、)また情報を追加するかもしれませんが、まぁとりあえず。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- レンタカー
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-
【ドライブ旅に必要なもの】
・国際免許証 (有効期限は発行から1年)
・カーナビアプリ (4トラベラーさんからオススメされたアプリ”Sigic”)
・スマホのホルダー
・スマホ充電器
・サングラス
・日焼け止め (外は涼しいのに日差しは厳しい) -
スマホホルダーは、エアコンの送風口に取り付けます。
それと、カーナビアプリを動作しているとスマートフォンの充電がどんどん
なくなるので充電器具も持参必須。
車のソケットから電源が取れるものがあり、急速充電ならなお良いです。 -
【速度規制とカメラについて】
速度規制の看板、これは「制限時速30マイル(54キロ)」
そして、その奥、写真右側にみえる小さく見えるカメラマークの看板が
「ここからカメラ設置あるよ」の意味です。
こういうのが、町の中心部に入るしばらく手前にあります。
この看板の組み合わせ「時速30マイルで走ってください。カメラで撮影していますよ、制限速度を超えたら罰金ですよ。」という意味なのです。
そして、町の外れにでるまで、30マイル規制は続きます。
速度がちょっとでも超えると罰金です。
日本のように警察がどこかに潜んでいるというやり方とは違います。 -
【カーナビが誘導する道路について】
8年前に運転したときも確かに「こんな細い道、対向車来たら終わりだよ?」という事がなくなかったのですが、今回もありました。
細い道でもどんどん提案してきますが、フットパスになっていたりすると歩行者もいるし、何より対向車が来るとバックするのが大変。
どの道路を通るか事前にある程度の予習が必要そうです。
予習には紙版マップが必要になりますが、割高ですけれどもAmazonなどで購入できます。 -
【給油について】
自分で給油してレジに行ってお金を払います。
この際、ひとり運転の場合は車をロックした方が良いでしょうね。
ガソリン代は、ガソリンスタンド(といってもイギリス英語ではペトロールスタンドですが)によって結構幅があるように思いました。
リッターあたりの金額で、単位はセントです。
110.0と表示されていたら、1リッター110セント、つまり1ポンド10セントですね。 日本より単価が高いようです。 -
【高速道路のサービスエリア】
日本と違うのはサービスエリアが高速道路からちょっと入ったところにある所。
日本の場合高速道路から見える範囲にありますよね、それがイギリスではサービスエリアまでのアプローチは結構長いです(土地があるからか?)
それと上り線にはあって、下り線にはないサービスエリアも結構あって、数は少ないです。もっとも、”上り線、下り線”と言わないですね。”北行き(North Bound)”、”南行き”などと言います。 -
なおイギリス国内のほとんどのサービスエリアは、3社ーWelcome break、 MOTO、 Roadshefーのいずれかが運営しているということです。日本のように”ご当地ものを楽しむ”って趣向はないように思いました。
こちらは、Welcomebreakが運営するサービスエリア
”こんなお店が入っています”という看板が表示されています。 -
そんなイギリス大手のサービスエリア3社とは別に、牧場経営の家族がやっているサービスエリアも数は多くないけれどあるようで、こちらはオススメ。
この写真はM6のサービスエリア”Tebay”。
牧場直営のレストラン、ファームショップがあって新鮮な乳製品やハム、チーズが販売されていました。広々としたカフェテリア空間からはヨークシャーデールズの雄大な自然が眺められるところもまた素晴らしい。 -
【Tebayサービスエリアの外観】
のんびりした雰囲気が漂っていて、一般道?と思ってしまう。
ここは「イギリスのサービスエリアの人気ランキング」なるサイトで見つけました。
サービスエリアの人気ランキングがあるサイト
Motorway Services
http://www.motorwayservices.info
-
【駐車場について】
街中の駐車場は、自己申告制前払いです。
つまり駐車したらまずこうした自販機を見つけて、駐車時間分を購入し、出て来たチケットを車のダッシュボードに見えるように表示しておきます。
この自販機なのですが、クレジットカードが使えないところが多い(多すぎる)。
一見、カード処理ができそうな動きをするものの「現在使用できません」みたいなメッセージが出てくることが多い(というか、カードが使えた自販機はゼロでした)。
よって小銭を用意しておいた方が良いでしょう。 -
写真左側に写っているのが、駐車カードです。
駐車料金を払わないで駐めておくとどうなるか。監視員がまめにチェックしているので、言い訳許さず罰金徴収だそうです。
ただ、わたしは3箇所くらい払わないで駐めちゃいました。監視員がそんなに怖いと知らなかったので。
オススメはしませんが。 -
【レンタカーの契約について】
Rentalcars.comというサイトで2ヶ月前に予約しました。
このサイトはレンタカー会社を予約する会社で、そこを通してわたしが選んだ車、日程が合致したのはAlamoという会社のものでした。(よって車のピックアップ、契約はそこで行う、ということ)
コンパクトカー、オートマチック車で4日間、マンチェスター空港out /inの
4日間(96時間)で、予約時にクレジットカード払いした金額は18,000円弱。
この金額には、強制加入の自車両損害補償保険(CDW)、第三者損害保険(TPL)、盗難保険(TP)、地方税、プレミアムロケーションチャージ、無制限走行距離が含まれている、とのこと。 -
【現地でする契約についてーその1】
これが問題で、レンタカーオフィスで相手の説明していることが途中で全然わからなくなってしまったという事実・・・
よって、”フルカバーだったと思っている…”という契約の控えを転記しておきます。
DW(Damage Waiver 車両損害補償)
”included in rate"と印字されているので上記の”CDW”のことだと思われる。
EP (Excess Waiver/PW Partial Waiver追加自動車損害賠償保険/対人・対物任意保険 )
1日あたり 9.9ポンド
RAP (Road Assistance Protection ロードサイドアシスト)
1日あたり 4.16ポンド
上記の他に税金、そして例の”ガソリン満タン返しですか?どうしますか?”オプション。 -
【現地でする契約についてーその2】
Rentalcars. comで予約した際は”ガソリンは満タン返し”と明記されていたものの、現地オフィスに行くと「燃料についてはオプションから選んで」と言われる。
オプションは3つ
1)満タン返し
2)”半分まで”給油して返す
3)”ほとんどカラ状態”で返す
よって、2)と3)は、燃料代金を別に払うということ。
『どれがオススメなんですか?』と聞くと「ここの燃料は安いから、カラ状態で返すのがお得だと思うよ」と言われて、「ほとんどカラ状態返し」を選らんだ。
燃料代金は1リットルあたり ?0.92 満タン分で ?38.64。
結果からいうとこれは失敗。
燃費もよくわからない車に「ほとんどカラ返し」を選択したのはギャンブルみたいなものだった。
ガロンなのかリットルなのか単位をよくわかっていないまま、給油した自分も問題だが。(ガソリンスタンド表示はリットルです。燃費はガロンで言うのに・・・)
返却時は燃料が半分残っている状態だったので、約20ポンドほど損したことになる。
ちなみに、確かにレンタカーオフィスのガソリン代(1リットル=0.92ポンド)は市中のガソリンスタンド(1リットル=1.01~ 1.12ポンド)より安かったです。 -
というわけで、予約時が18,000円ほど、
現地で精算したお金が17,000円ほど。
よって4日間合計で、35,000円。
みなさんおっしゃるように、補償をフルカバーにするとレンタル本体料金の2倍くらいになるというのが目安のようです。 -
参考までに、走り続けた5日間の旅程を。
1日目PM マンチェスター空港オフィスでレンタカーout (借り出し)
マンチェスターから湖水地方へ
《G》→《B》 95マイル(152㎞)4時間
2日目 湖水地方、ニアソーリー、グラスミア、アンブルサイド
計40マイル(65㎞)
3日目 湖水地方、ボウネスオンウィンダミアからハドリアヌス城壁
《B》→《C》 70マイル (110㎞)4時間半
ハドリアヌス城壁からヨークシャーデールズ、ハウズの町へ
《C》→《D》 84マイル (135㎞)2時間半
4日目 ヨークシャーデールズ(ハウズ)からピークディストリクト
(ベイクウェル)へ
《D》→《F》 133マイル(213㎞)6時間
5日目AM ベイクウェルからマンチェスターへ
マンチェスター空港オフィスへレンタカーin (返却)
《F》→《G》 40マイル(64㎞)2時間
合計で750㎞、時間はおよそ20時間くらい費やした模様・・・。
ところで、上記の時間は実際にかかった走行時間です。
カーナビや、グーグルマップでの予定走行時間の2倍はかかりました。その理由をいろいろ考えたのですが、まずは市内の速度規制が厳しく、広い範囲で30マイル走行区域があるので、カーナビの時速での計算にはならないのではないかと。
休憩を沢山とった覚えも(サービスエリアにちょこちょこ入ったのは初日だけだし・・・)ないのに目的地になかなか着かないのは、かなり予想外でした。。 -
【最後に】
違反罰則金についてですが、
レンタカードットコムの日本人スタッフさんからのメールによると・・・
『レンタカーをされまして、交通違反をされますと、通常、現地レンタカー会社より、事務手続料金の御請求がございます。
車がレンタルであることを受けて、交通局が、ご利用のレンタカー会社へ連絡をいたします。レンタカー会社は、お客様のご登録情報を交通局へ報告いたします。(事務手続料)
実際の違反罰則金については、当局より、直接お客様のご住所へ、罰則金についてのご連絡がございます。
航空郵便となりますので、お時間がかかり、実際の違反については3ヵ月後、半年後ということもございます。メールにて、ご連絡があることもございます。』
だそうです。ふぅ、半年って結構先ねぇ・・・
なにはともあれ、車旅は楽しかったです、罰金を待つドキドキを差し引いても。
『イギリス車旅あれこれ』おしまい。
=================
20170501現在、半年以上経過したわけですが、本人の認識とは別に
”イギリス一般道路速度超過の罰金”をロイヤルメールで頂くことなく
至っております。
イギリスの知人は『いくら仕事が”早い”イギリス警察でも、もうない
んじゃない?』と言ってくれたりしてます。
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