《ヨーロッパ最後の中世》といわれるルーマニアってどんな国！?　その３４　★ブラショフまち歩き　３★夕食は・・・ピザ！★

2015/05/02 - 2015/05/02

２０時少し前、そろそろ夕食でも食べに出かけてみる？と、連れ合いとともに、薄暮に包まれ始めたブラショフの町へ・・・ふらりと・・・。

エリア ブラショフ(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.0

今は別のお店になっている・・・チャイナレストランも写っているな〜〜（笑）。

まもなく２０時になります。そろそろ夕食でも食べに出てみる？と、連れ合いとともに、ホテルからスファトゥルイ広場に出ました。

雨はついに止んだみたいです〜〜（ちっ！今頃・・・）。

でも湿気はまだ多いので、トゥンパ山頂のロープウェイ乗降場やＢＲＡＳＯＶ文字の展望台のあたりは相変わらずモヤモヤに包まれています。

お天気が悪いと、気温が低く、けっこう寒いんだよね〜ぇ。

日没前後の時間・・・あたりは暗くなり始め・・・街灯りが映えるようになってきました。

こういうところって、入って行っていいものなのかよくわからない・・・。野良犬に追いかけられても嫌だしねぇ・・・。行き止まり？

雨も上がったし、レストランのテラス席はこれから賑わうのかな。

スファトゥルイ広場から延びるメインストリートのレプブリチ通りStrada Republicii周辺には、裏通りに至るまで、たくさんのレストランなどがあります。

このStr. Apollonia Hirscherという通りにも、レストランがたくさんあるらしいから、まずはこの通りあたりからぶらぶらしてみよっか・・・。

ポルティコには、怪しげな色のライトアップ・・・たぶんレストランだと思うけれど・・・。

ホコテンになってるみたい・・・通りの真ん中までテラス席が広がっています。

ここらへんを歩いていると、ルーマニアだということを忘れてしまうような・・・ヨーロッパでよく見かけるようないつもの風景。

ガラス張りのモダンなレストラン。

横道のStrada Johann Gottへ曲がってみた・・・。

いくつものレストランがせっかくあるのですが、どうにもお腹が空いておらず・・・胃もたれ気味・・・ちゃんとしたレストランで食べる気合いが入らないなぁ。どうしよう・・・。

Strada Diaconu Coresiという通りに曲り・・・一番のメインストリートであるレプブリチ通りStrada Republiciiの方へ向かうことにします。

Terroirs Boutique du Vinというワイン屋さんもあります。

横道。

だいぶ暗くなってきました

Ｔ字路の突き当りがレプブリチ通り。

レプブリチ通りも、ホコテンになっているので、思いっきりテラス席が並んでいます。

一番のメインストリートだけあって、飲食店はもちろん、衣類や靴、アクセサリーなどあらゆるお店が並んでおり、とっても賑やか。

通りの半分以上がテラス席で占められているので、狭くなった通り道には人がいっぱい。

まぁ、相変わらずセンスは別として・・・。

雨もあがったおかげで、テラス席もけっこう埋まってきています。

海外で、胃もたれ気味になった時には、中華、ハンバーガー・・・そして次点には、イタリアン（パスタとかピザとかトマト味のもの）・・・がわが家のパターン（連れ合いの胃腸は、大丈夫なんですが・・・）。

ブラショフには、ピッツェリアを含めたイタリアンレストランも多いみたい。胃もたれさえなければ、食べに行ってみたいレストランもあったけど・・・。今夜は本格的なお料理を食べる食欲が・・・ということで、ピッツェリアに入ることにしました。

Pizza Roma 2というお店です。気づかなかったけど、スファトゥルイ広場に、Pizza Roma 1があったみたい。

２階がテーブル席。

カジュアルな感じで、こういうところなら価格も安そう〜。

落ち着いたレストランといった雰囲気ではなく、賑やかでざわざわした感じです。

きっとピザはデカいだろうから・・・と、ビールと共に、ピザ１枚、サラダ１つだけオーダーしました。

・・・・やっぱりピザ、大きかった〜〜！！今日の胃袋状態なら、ふたりで１枚でちょうどよかったわ。

ピザもサラダも６００円くらい、ビールも４００ｍｌで２００円くらいだから、合計で１５００円くらい。あまりの安さにビックリ・・・。こういうスタイルのお店で食べれば、食費は安く済むのね〜ぇ。（今年ナポリに行って、ピッツェリアのピザの安さにまた驚きましたが・・・）

Pizza Roma
http://www.pizzaroma.ro/en/

２１時半をまわった頃・・・お店を出ました。

あたりはすっかり暗くなって・・・。

食事前には、だいぶ人出が多かったけど・・・やけに人の引くのが早いなぁ〜〜。

スファトゥルイ広場に戻ってきました。

レストランもまだやっているんだけど、どことな〜く物寂しい雰囲気を感じるような・・・。週末とはいえ・・・田舎の都市だと、こんなもんかなぁ。

マーケットもまだ頑張ってやっているんだけどね・・・。

トゥンパ山頂のＢＲＡＳＯＶの文字、ライトアップしているんだ〜〜。

明るい店内では、まだ楽しそうにお食事している人もいるけれど、お家に帰っていく人たちも多いかな・・・。

さっきチョコレートなどを買ったChocolat Createur de Goutはカフェになっているので、まだやっているように見えます。

広場から、建物１階のトンネルをくぐると・・・

路地なんだけど・・・帰路につく人影が見えて、そろそろわが家もお部屋に戻りたい気分になりました。

２２時になります。ホテルのお部屋へ戻ろう・・・。

明日は（わが家にしては）ちょっと早起きして、列車で１時間ほどのシナイアSinaiaへと移動です。

カーサ ワグナー ホテル

この旅行記へのコメント （8）

• ippuniさん 2016/07/28 02:08:05

  ブラショフ街歩き

  こあひるさん、こんにちは
  
  今日でブラショフの街歩き編も終わりです。
  
  ザクセン人とルーマニア人を隔てる壁…、ルーマニア人って、私もそんなに多くの人を知っているわけじゃないけど、なんだか、下手（したて）で、謙虚で、我慢強い印象を受けます。
  
  差別を受けたり、不当な扱いを表沙汰に受けても、人権を主張して戦ったりせず、相手や状況を避けたり、引いたり、諦めたり…って言う人が多いかも。見ていると、なんで怒らないの！？それでいいの！？って心の中でモヤモヤすることも多いのです。欧州では、ポーランド人やルーマニア人が結構差別の対象になっていますけど、フランスではかなり酷い扱いを受けています。
  
  歴史を見ても、ルーマニア人の様子を見て、ヤキモキすることが多いけど、きっとそういう民族なんですよね。闘うのが好きじゃない、優しい民族。自分の国なのにあんな壁を建てられて、壁の中に入れないなんて。。。
  
  ブラショフの街歩きは雨で残念でしたね。今回は私の行ったことのない要塞の風景なども見られて興味深かったです。
  
  胃もたれしてしまうと、食欲がゼロに等しくて困っちゃいますよね。同行者がもんな胃もたれしてしまうと本当に食べなくなってしまいますが、同行者が大丈夫だと何かしらたべなければいけないから、無理やりでも食事が出来て、以前は食事食事と食べたがる旦那がうざかったけど、最近はまぁそのおかげで辛うじて私も食べてるって言う感じで、助かっている気もします。
  
  フランス料理は、（こあひるさんも経験済みだからおわかりだと思いますが）ほぼ胃もたれしない料理ばかりなので、こちらではあまりそういうことはありませんが、時々他の欧州の国を旅行していて胃もたれをすると、私もピザとコーラというパターンになります（笑）和食でも、ダメな時があるんですね、不思議と。
  
  次からはシナイア編にお邪魔しますね！
  
  ippuni

  こあひるさん からの返信 2016/07/31 00:26:18

  RE: ブラショフ街歩き

  ippuniさん、こんばんは〜！
  
  ダラダラと長い旅行記、いつも見て下さってありがとうございます！
  
  ippuniさんのおっしゃるように、ルーマニア人は忍耐強く、控えめなのかもしれませんね〜。歴史的なものがそういった国民性をつくりあげているのかな〜。とはいえ、もともとラテン系だということもあるせいか、暗く内向的ってわけでもなさそうで・・・無難に適当に・・・したたかに生きてきたのかもしれませんね〜。
  
  ブラショフまち歩きの日だけ１日中雨だったのは残念で、時間があればもう少し歩いてみたいエリアもありましたが、街の雰囲気を味わうことはできました。
  
  ippuniさんのところも、旦那さま、食事食事・・・でうざいんですね〜（笑）。頭の中にあの旦那さまが思い浮かんできて、ちょっと微笑ましいです。うちの旦那も、他に楽しみがないもんで、旅行中は、食事のことしか頭にないようです。
  
  フランス料理は、思い込んでいたイメージと全然ちがって、ほんとに優しかったなぁ〜〜。グリルじゃなくても、比較的安心して色々あてずっぽうで試してオーダーできるので楽しかったなぁ。
  
  こあひる

• ガブリエラさん 2016/06/29 09:24:02

  ブラショフのピザ♪

  こあひるさん☆
  
  おはようございます♪
  
  ブラショフの広場のあたり、懐かしいです！！！
  
  教会とか、もっと見て回ればよかったかな〜と、結構あった自由時間を、街歩きだけで使ってしまったのを後悔です。
  
  海外旅行に行くと、私も最近胃がもたれることがあり、ガスター１０が必需品になってしまいました（苦笑）。
  ツアーの場合、食事がついてることが多いので、量を加減して食べるようになりました。
  でも、「和食、せめて中華にしてくれ〜！」って思う時、あります(^_^;)
  
  ピザは、なかなか安くておいしそうですね♪
  
  ガブ(^_^)v

  こあひるさん からの返信 2016/06/29 10:21:37

  RE: ブラショフのピザ♪

  ガブちゃん、こんにちは〜！
  
  私もすでに、懐かしいルーマニア。記憶がなくなってしまった部分も多いのですが・・・。今は、旅行記のために写真を１枚ずつ振り返りながら・・・あ〜！そうだった！こんなだった！って思い出を反芻して楽しんでいます。
  
  ブラショフは、トランシルヴァニアの・・・ある意味暗い歴史を表すような遺構がたくさん残っているので印象的でした。雨は嫌だったけど、どんよりと暗い風情が似合っていたのかも・・・。
  
  ツアーだと、３度の食事があるから、胃腸が弱い場合、ちょっと大変かもしれないね〜。中華料理とかもたまには混ぜてほしくても、やっぱりその地方のお料理を食べてもらいたいって組むんだろうしね〜。
  
  ルーマニアは物価が安かったけれど、ちゃんとしたレストランでなく、よりカジュアルなお店だとこんなに安く済むんだ〜って、驚いてしまいました。
  
  こあひる

• aoitomoさん 2016/06/27 13:30:49

  夜の静けさも絵になります〜

  こあひるさん こんにちは〜
  
  『ライトアップ』
  ２０時でもまだ暗くならないこの季節はなんか得した気分になります。
  夕食時に雨が止んだのは御主人にとっても良かったですね〜
  この時間もライトアップに目が離せないときでもあるので、
  食事を取るか撮影を取るか難しいところです。
  胃もたれも大変ですが、その分撮影時間が取れたのでは？
  
  『Pizza Roma 2』
  ピザの大きさとお値打ち感は、日本以上です。
  私も仮に訪れることができても常に、和食・中華・ピザ・バーガーばかりですから、このような店情報は助かります〜
  
  『夜の静けさ』
  暗くなるとスファトゥルイ広場ですら静かな雰囲気になるのですね〜
  これはこれで写真としての雰囲気は好きです。
  暗い路地もいい雰囲気です。
  
  シナイアといえば『シナイア僧院』のイメージばかりなんですが、
  こあひるさん目線のシナイア期待してます〜
  
  aoitomo

  こあひるさん からの返信 2016/06/28 10:27:53

  RE: 夜の静けさも絵になります〜

  aoitomoさん、こんにちは〜！
  
  ヨーロッパは、まだ夏でなくても日が長いので、ほんと得した気分になりますね〜。でも商店は早く閉まっちゃうし・・・ルーマニアではレストランの開店時間が遅くて困ることはなかったけど、イタリアやスペインでは、夜８時くらいにならないと、レストランも開かないし・・・。
  
  夕暮れ時を撮ろうと思ったりすると、夕食とどっちを優先しようか・・・けっこう迷います。撮影に夢中になっていると、夜遅くまで出歩いてしまう・・・ってことになりがちですし・・・。
  
  Ｐｉｚｚａ　Ｒｏｍａって名前にはちょっと笑っちゃいますが・・・海外でのピザはサイズが大きいので、助かります。日本の宅配ピザなんて、年々小さくなっていて、今やわが家はでＬサイズでないと足りませんので、かなり高くつきます（笑）。
  
  観光シーズンでなかったせいもあるのか・・・一番の観光の中心地でも、夜の引けは早かったですねぇ。全くひと気がないわけでもなく、レストランやバーは営業しているんですけれど・・・。まぁ、怖い感じでもないので、夜のぶらつきも楽しめました。
  
  シナイア僧院ご存知なのですねぇ〜〜！さすがです〜！私は全然知りませんでしたから・・・。
  
  こあひる

• るなさん 2016/06/27 11:11:55

  胃もたれ（笑）

  こあひるお姉ちゃま、こんにちは。
  
  胃もたれでピッツァ？？（笑）
  こういう現象は欧米人にはないのかしらね？
  実は昨日、夕飯を息子が作ってくれたんだけど、イタリアンだかスペインバルで働いてる息子が作れるのはほぼオリーブオイル+ガーリック料理。めっちゃ好きなコラボではあるが、これオンリーだといささか胃もたれ(;'∀')食べてる時はめちゃめちゃ美味しい♪とぱくついたものの、後でみんなで胃もたれしたという（爆）
  
  考えてみたらイタリアでもほぼこんなだもんねぇ〜でも、パスタ（スパゲッティ物）ってのは麺類だから意外とスルッといけるしね。
  
  ルーマニアの地方都市、やっぱり田舎感が残るんだね。これって私にはいいなって思えるけど、確かに淋しい感じは否めない。
  数年前にチェコに行った時、カルロヴィヴァリでそう感じたよ。高級保養地とは言え、所詮地方だから夜はすんごい淋しい。夜、カフェ探したけどほとんどやってなかったもん(*_*)
  まっ、そういう意味じゃ一泊するところも考えちゃうよね〜多少ブラブラしても楽しい方がいいし☆
  眠らない街も世界にはいっぱいあるけど、夜はそこそこってのがいいね（笑）
  
  るなっちょ

  こあひるさん からの返信 2016/06/28 10:16:25

  RE: 胃もたれ（笑）

  るなっちょ、おはよ〜！
  
  油っこいクドいお料理を大量に・・・身体の小さい日本人であっても、子供の頃からそういう環境で育つと、胃腸が適応できるのものなのか・・・いつも知りたいと思ってしまう・・・。
  
  でも、外国人でもけっこう残してるのを見かけるし、日本じゃ見かけないような巨デブが多いのを見ると、デカい外国人にとってもカロリーが多すぎるってことじゃないのか・・・？と思ってしまう・・・（笑）。
  
  胃もたれで食欲がないと、油っこいクドイ料理を見ただけで、うえ〜って感じになるけど、中華とかハンバーガとか、きりっとした味を（お醤油のような）食べたくなるのと同じ欲求だと思うのだけど・・・普段からわりと馴染みのあるトマト味でもいい・・・って気分になるんだよねぇ。
  
  確かにイタリアンも油っこいから、胃もたれしているって理由というより・・・きりっとはっきりした味を食べたい・・・って理由になるのかな。そういう時には、オリーブオイルやガーリックたっぷりじゃないようなもの（トマト味のパスタとか）に限っています。だからかな・・・そういえば、海外で、イタリアンのちゃんとしたお料理って、食べたことあんまりないのかも・・・？
  
  ルーマニアの地方都市は、イタリアやフランスの都市と違って、どこか素朴でダサさもあり・・・田舎っぽさはあるよね。まぁ、それもまた味なんだろうけど。
  
  ブラショフは、ルーマニア第二の都市だけあって、夜遅くまでやっているレストランやバーはあるし、夜でもひと気がないわけじゃないんだけど、観光シーズンにちょっと早いせいもあるのか、夜の引きは思ったよりも早かったわねぇ・・・。広場に面しているから、うるさいかしら？なんて思っていたけど、全然静かだった・・・。さびれているって雰囲気はないのだけれど、普通に生活してる人が多いんだな〜って感じなのかなぁ。
  
  こあひる