2016/05/22 - 2016/05/22
37位(同エリア722件中)
前日光さん
5月22日、朝8時台の三沢空港行きに搭乗したので、午前中も有効に時間が使えた。
そこで高校生の頃、けっこうよく読んでいた寺山修司氏が、この辺で少年時代を送ったということなので、「寺山修司記念館」に行ってみた。
この記念館は、実におもしろかった!
今までも文学館などが好きで、多くの文学館に行ったが、この寺山氏の記念館は、やはりご本人のパーソナリティーのせいか、独自の展示の仕方が際立っていた。
来館者の数は、それほど多くないと思われたが、例えば駐車場には北九州ナンバーの車が駐まっていたりした。
一人で訪れる人が多いようだ。
話しかけられたら困るという風情の眼鏡をかけた男性、若くはない地味な感じの女性、母娘の二人連れも静かだった。
展示室には「勉強机」が幾つも置かれ、その引き出しを開けると、寺山氏の作品が飛び出すという仕掛けになっている。
ある机からは、カルメン・マキの「時には〜母のない子のよ〜うに〜♪」という声が流れてきたり、寺山氏が作詞した小学校の校歌が聞こえてきたりした。
記念館の裏山?には、氏の短歌が刻まれた文学碑が建つが、そこまでの遊歩道はこの時期新緑に包まれていた。
程よい散策コースになっていて、展望の良い場所からは小川原湖が望めた。
この後、下北半島の本州最北東端の岬「尻屋崎」に向かった。
北海道に勝るとも劣らない人家や信号の少なさに唖然とした。
そして辿り着いた尻屋崎灯台。
寒立馬(かんだちめ)も登場した。
親潮(千島海流)と、津軽海峡からの潮が合流するこの海では、温度差で発生する霧が太平洋側から押し寄せてきて、神秘的な風景を見ることができた。
そしていよいよ次は、あの「恐山」である。
恐山の尋常ならざる空気感は、想像以上だった(゚Д゚)
言葉では説明できないので、写真の枚数が増えてしまったが、よくよくその雰囲気を味わっていただけましたなら幸いです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
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-
空港からほど近い場所にある奇妙な建物。
「三沢市歴史民俗資料館」の近くにあるのが、寺山修司氏の記念館である。 -
記念館入り口。
左「展示棟」、右「ホワイエ(休憩室)棟」。
ホワイエ棟外壁には、何枚もの陶板が貼り込まれている。 -
館内では、寺山と親交のあった写真家森山大道の写真展も開かれていた。
-
寺山は、自らの「職業は寺山修司」と宣言した。
短歌・俳句・詩を書き、その後演劇・映画・ラジオ・テレビのシナリオも書いた。 -
寺山は「机」という言葉にこだわった。
そして1983年5月4日、彼は何もかもを机の引き出しに置き忘れたまま、自分の存在を不確かなものとして旅だっていった。 -
寺山を「探す」ことが、この記念館の展示構成の基本である。
「机の引き出し」を開けると、消えていった寺山に出会えるのだ。
かつて様々な所に寺山はいて、たくさんの足跡を残したのだから。
以上、パンフレットを参考にして〜 -
建物の外に出ると、文学碑に辿り着くまでの間、青森特産のヒバ材に書き込まれた寺山の作品に出会える。
(ヒバ材の上にある8個の「指さし」は、横尾忠則氏作である) -
「ふるさとの 訛なくせし 友といて モカ珈琲は かくまでにがし」
(あれ?誰かのパクリ?思わずクスッとする(^_-))
「一本の 欅の木やさし そのなかに 血は立ったまま 眠れるものを」
(分かったような、分からないような?)
「売りにゆく 柱時計が ふいに鳴る 横抱きにして 枯野ゆくとき」
(こんなことって、あるかも。ホラーっぽいかな?) -
「駈けてきて ふいにとまれば われをこえて ゆく風たちの 時を呼ぶこえ」
(首の辺りを、風がサァ〜と吹きすぎて行った)
「吸ひさしの 煙草で北を 指すときの 北暗ければ 望郷ならず」
(北国生まれは、故郷に対してこうなるんだよね)
「生命線 ひそかに変へむために わが抽出しにある一本の釘」
(いけないよ、まさに自傷行為だぁ〜(>_<)) -
さよならだけが人生ならば
また来る春は何だろう
はるかな地の果てに咲いている
野の百合は何だろう -
さよならだけが人生ならば
めぐり会う日は何だろう
やさしいやさしい夕焼けと
ふたりの愛は何だろう -
さよならだけが人生ならば
建てた我が家何だろう
さみしいさみしい平原に
ともす灯りは何だろう -
さよならだけが 人生ならば
人生なんか いりません
〜幸福が遠すぎたら
(井伏鱒二氏の漢詩の意訳「サヨナラだけが人生だ」に対する寺山の詩) -
遊歩道からは、小川原湖や小田内沼などが見えた。
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そして、寺山の文学碑が。。。
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「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし 見捨つるほどの祖国はありや」
「一粒の向日葵の種まきしのみに 荒野をわれの処女地と呼びき」
「君のため一つの声とわれならむ 失いし日を歌わんために」 -
文学碑を背にして眺めた風景。
小田内沼だろうか? -
木々の間を戻ってきた。
新緑の中で、息がつまりそうだった。 -
ホワイエ棟外壁には、149枚の陶板が貼り込まれている。
寺山と交流のあった約30人のメッセージ陶板がにぎやかだ。
澄み渡った下北の空は、どこかに狂気と哀しみを孕んでいた。 -
昼食は「道の駅みさわ 斗南藩記念観光村 くれ馬ぱーく」で。
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上の写真は、この後何度か口にすることになる「貝味噌焼き定食」
ホタテが入っていて、おいしかった〜
下は、焼き肉定食?だったかな?
これはどこにでもありそうですね。 -
ここの特産品コーナーが、面白かった。
上の写真は「かりんとう」です。
「ほっきかりんとう」に「牛蒡かりんとう」(おいしかった!)「南瓜かりんとう」「アップルかりんとう」などなど。
下の南部煎餅っぽいものの名前が笑えた。
「如何せん イカせんべい」、「生れて墨ませんべい」(たぶんイカ墨入り?)」
太宰の作品をパロっていて、似顔絵入り。これは津軽で売るべきですが、ま、いいんじゃないかと(^_-) -
これは「家出のするめ」
寺山の「家出のすすめ」のパロディーですねぇ〜^^;
↑
これこそ下北バージョン(^_^)v
やっぱり買ってみるべきだったかも。
(なにしろ満腹だったもので。) -
こうして下北半島の、「まさかり」の柄部分である国道338号線をひたすら走り続けた。
この時点では、「恐山」すらまだ73キロも先にある。 -
下北半島太平洋側には、原子燃料サイクル施設を有する六ヶ所村などがあるが、ほとんどは両サイドが山林で覆われた道路が続いているだけだ。
この道の左側には「公益財団法人 環境科学技術研究所 先端分子生物科学研究センター」なるものがあるらしい。 -
大間まで75キロ、恐山まで40キロ、むつ市まで26キロの地点まで来たが、人家も信号もほとんどない(゚o゚;
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1時間半以上はこうした道を走り続けた。
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やっと「尻屋崎」への分岐点にやって来た。
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それから約30分後、尻屋崎灯台に到着!
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こちらは津軽海峡側。
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風が強くて寒かった。
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海の水は澄んでいた。
水平線に霧がかかっているが、これは太平洋側の冷たい空気と海峡の比較的暖かい空気との差によって生まれたものだ。 -
足下の紫の花が丈が短いのは、激しい風と寒さのせいだろう。
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海峡側から灯台を見上げてみた。
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海を見下ろす場所には、「第二進徳丸殉難者之碑」と共に地蔵のようなものが祀られている。
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海面を依然として霧が這っている。
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灯台の方に戻ると、噂の「寒立馬」登場!
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近くに来ても、恐怖感はなかった。
近寄りすぎると、危険なこともあるとか。
季節によっては、ごろんと草原に寝転がっているこのヒトたちを見ることができるらしい。
なんと!絵のような風景なんだろう(~o~) -
太平洋側に行ってみると。。。
霧が這っている〜
ここは下北半島の最北東端です。 -
口語歌運動の先駆者 鳴海要吉(1883〜1959)の歌碑。
鳴海は現黒石市の出身である。
「諦めの旅ではあった
磯の先の 白い灯台に 日が晄して居た」
とあった。 -
午後2時頃灯台を後にし、いよいよ恐山に向かった。
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恐山への道は、思った以上に険しかった。
アップダウンが激しく狭い山道は、いろは坂に慣れている私たちからみても、思いがけないものがあった。
途中から硫黄の匂いが鼻をつき始め、やがて見えてきたこの赤い太鼓橋を渡ると(「三途の川」を渡るという意味を持っている)、いよいよ霊場である。 -
観光バスがたくさん駐まっていた割には、人が少なかったかもしれない。
この荘厳な建物は「山門」である。 -
恐山は、約1200年前頃、慈覚大師円仁によって開かれた霊場だ。
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面白いことに、本堂はこの山門の横に建っている。
歴史を感じる建物ではあるが、まさか山門の横に本堂とは思わず、この角度しか写真が残っていない。 -
山門の柱の間から見える。。。
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この「地蔵殿」が、てっきり本堂だと思ってしまったので。
ちなみにここには、本尊の地蔵菩薩が祀られている。
祈願祈祷の道場でもあるようだ。 -
左上…寺務所(山門の手前から地蔵殿まで横長に続く建物。
御朱印などもここでいただく)
右上…温泉・薬師の湯(ちなみに相棒殿は、アッという間にこの温泉に入ってきた)
左下…このような石積みが至る所にあった。
右下…手水舎 -
地蔵殿側面から見た風景
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同上
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恐山の境内には、いろいろな名称の付いた場所があるが、あまりに多いので、どこがその場所に当たるのか分からない。
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これは「納骨塔」
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写真と名前は一致していませんが、この他にも
「重罪地獄」、「修羅地獄」、「金堀地獄」、「どうや地獄」。。。
という「〜地獄」という場所がある。 -
また「みたま石」、「大王石」などという{〜石」というのもあった。
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「地獄谷」などという場所も。
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地蔵殿の裏山から山門の方を眺めた風景
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地面に目をやると、この一番上のように硫黄を穴から噴出している所もある。
そしてその硫黄のせいなのか、赤く爛れたようなところも。
しかしよく見ると、その上をきれいな水が流れていたりする。
まことにもって、摩訶不思議な風景の連続だった! -
「無間地獄」
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「太子堂」
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この辺りは「賽の河原」と呼ばれていたような。。。
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「千手観音」
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三途の川?
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「賽の河原地蔵堂」
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極楽浜に背を向けているのは「震災慰霊塔」
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地獄巡りの後で、行き着くのは、この現実離れした「宇曽利山湖(うそりやまこ)」
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おどろおどろしい世界を見た後に行き着いたこの湖は、この世のものとは思えない静けさをたたえている。
正面に見える形の良い山は「大尽山」 -
「無縁仏」
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浄化された気分で帰路についたが。。。
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「まむしに注意」の標識に(写真は撮りそびれてしまった!)、現実に引き戻される(-_-)
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辺り一面に立ち込める硫黄の臭気と、荒涼とした風景。
そんな中にも、白い花が咲いていた。
この世の地獄のような風景も、宇曽利山湖の現実離れした風景も、どちらも恐山のものである。 -
下北半島に漂う奇妙な明るさは、狂気を孕んでいる。
寺山修司記念館で感じた空気と恐山のそれは共通している。
どこかに、人を尋常ならざる気分に誘うものが漂っているのだ。
「もういいかい
まあだだよ
百年たったら帰っておいで
百年たてばその意味わかる」 by Shuji Terayama -
恐山御朱印
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この旅行記へのコメント (22)
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- ちゃみおさん 2016/06/14 21:32:11
- 白い灯台とお馬さん♪
- 前日光さん、こんばんは。
青森・・・
広島からは遠いので、なかなか行けそうにない県です。
下手したら、一生行かないかもしれないな〜、なんて思っています(^^;)
青空の元、真っ白な尻屋崎灯台がとってもきれいですね。
日差しがたっぷりで暖かそうですけど、寒かったんですね。
霧のかかる水平線も幻想的で素敵です!
動物好きの私としては、寒立馬に興味津々です。
宮崎の都井岬にもお馬さんがいましたけど、こちらにも居るんですね。
灯台とお馬さん、絵になりますね〜。
のんびり草を食むお馬さんの姿と景色の美しさに癒されました。
ちゃみお
- 前日光さん からの返信 2016/06/14 23:57:18
- RE: 白い灯台とお馬さん♪
- ちゃみおさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます!
> 青森・・・
> 広島からは遠いので、なかなか行けそうにない県です。
> 下手したら、一生行かないかもしれないな〜、なんて思っています(^^;)
→遠いっていうイメージはありますよね。
でもオランダやイタリアやハワイよりは、ずっと近いぞ〜(^_^)v
なんてったってパスポートいらないし(^▽^)
って、まぁ冗談はさておいて、東北は私もいつでも行けるという気持ちがあって、後回しになっている所があります。
山形と福島はしょっちゅう行ってるんですが、今回思い切って青森に行ってみて、思いの外その魅力にハマリそうな自分にビックリです。
元々は西表島の「ほしのリゾート」でお世話になったスタッフさんが、4月〜11月頃までは「奥入瀬渓流ホテル」に常駐していると聞いたことが
青森行きの直接のきっかけだったかも。
季節と天候に恵まれたせいか、青森は本当に自然がど〜〜んと広くて山も川も海もきれいで、よかったです(^_^)v
> 青空の元、真っ白な尻屋崎灯台がとってもきれいですね。
> 日差しがたっぷりで暖かそうですけど、寒かったんですね。
> 霧のかかる水平線も幻想的で素敵です!
→そうそうそう!
ホントにこの尻屋崎灯台、よかったですよ〜!(^^)!
海面を這う霧もロマンティックだったし、千島海流と津軽海峡からの流れが混じり合って絶妙な自然を作り上げていました。
岬は日御碕もそうでしたが、風が強くて寒かったです。
長袖を着ていって正解でした。
> 動物好きの私としては、寒立馬に興味津々です。
> 宮崎の都井岬にもお馬さんがいましたけど、こちらにも居るんですね。
> 灯台とお馬さん、絵になりますね〜。
> のんびり草を食むお馬さんの姿と景色の美しさに癒されました。
→ここの馬は「寒立馬」と呼ばれていて、半野生です。
柵も何にも無いところに放し飼いになっています。
夏はこの子たちが、草原にゴロンと横になっているんだそうです。
考えただけでもかわいいですよね!
この子たちは、サラブレットのように姿が美しいわけではないのですが、そのどっしりと大地に根を下ろしたような、日本の在来種といった感じがたまらなくいいと思います。
(猫も馬も在来種が好きです。猫だったら断然元ノラちゃんを飼いたいと思っているところです)
白い灯台と草を食む馬って。。。そして美しい海です。
もう最高〜でした!(^^)!
前日光
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- ガブリエラさん 2016/06/14 21:15:20
- 恐山\(◎o◎)/!
- 前日光さん☆
こんばんは♪
拝見するのが、遅くなってしまってごめんなさい!!!
実は、去年から「東北行きたい」と思っていまして、行きたい場所の中に、恐山が入っているのですヽ(^o^)丿
前日光さんのお写真で、独特の雰囲気、他のお寺さんとは違う光景に、ますますその気持ちが強くなりました♪
きっと、行ったら、色々感じちゃうのかな・・とか、少し怖くもありますが、実現できたらいいな〜♪
ガブ(^_^)v
- 前日光さん からの返信 2016/06/14 22:42:55
- RE: 恐山\(◎o◎)/!
- こんばんは、ガブちゃん!
忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
> 拝見するのが、遅くなってしまってごめんなさい!!!
→とんでもありません!
こちらこそご無沙汰しておりまして(^◇^;)
> 実は、去年から「東北行きたい」と思っていまして、行きたい場所の中に、恐山が入っているのですヽ(^o^)丿
→え?そうだったんですか!
それはまた、なぜに東北に?
私も東北はいつでも行ける(地理的に)なんて思っているうちに、時が過ぎてしまい。。。
西表島でお世話になった「ほしのグループ」のスタッフさんが、奥入瀬渓流ホテルが本拠地(4月〜11月頃までが奥入瀬で、冬は西表だったらしい)だと聞いて、彼女に会いに行く旅でもあったのです。
青森初上陸で下北半島をチョイスし、今回恐山に行くことができました。
> 前日光さんのお写真で、独特の雰囲気、他のお寺さんとは違う光景に、ますますその気持ちが強くなりました♪
→はい!
ここは行ってみて、その空気を感じてほしいです。
いろいろ聞いたり読んだりしていたことが、ああ、そういうことだったんだと分かりますよ。
あの硫黄臭を嗅いでみないと、恐山の感じは実感できないと思う。
> きっと、行ったら、色々感じちゃうのかな・・とか、少し怖くもありますが、実現できたらいいな〜♪
→確かに不気味な部分もあります。
でもなんだろうなぁ〜、哀しい感じとでもいうのかな、そんな気分にもなります。
チャンスがあったら、ぜひ行ってみて!
(話しは変わりますが、この旅の「前泊編」も覗いてみて。実はガブちゃんのお名前を、無断で使わせていただいちゃいました^^;
ガブちゃんも好きな「あの方?」が登場してますよ(^_-))
前日光
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- aoitomoさん 2016/06/14 16:54:22
- 青森の極楽旅で極楽も見れました〜
- 前日光さん こんにちは〜
南国の『西表島』に行かれたと思ったら、今度は北の『青森』ヘ。
東北はスキー以外ではなかなか行かないので、私としても遠い場所です。
私は大自然の西表島に憧れてしまって、相方に西表でカヌーやシャワークライミングや、ケイビングをして自然を満喫しないかと打診したら、ひとりで行ってこいと言われました。(汗)
そんなのに付き合ってられないということでしょう〜
間もなく梅雨があけるとベストシーズンですが、今年は諦めました。
旅費も跳ね上がっているし〜
来年は西表島ひとり旅かも〜(汗)
『寺山修司記念館』
寺山修司の過激なコメントが好きでしたが、記念館もあったのですね。
当時は、若い人々の心を掴むのが上手い人ぐらいしか思ってませんでしたが、偉大な人物であることに納得できました。
「時には〜母のない子のよ〜うに〜♪」のコメで前日光さんの思い入れの深さがわかります。
『あしたのジョー』の力石徹の葬儀の葬儀委員長と言うのもありましたね。
『尻屋崎灯台』
天気も良くて絶景ですね。
海面に霧が出ているのも幻想的です。
海の水も綺麗ですね〜
「寒立馬」のいる風景は絵になりますね〜
『恐山』
ドキュメンタリー番組や旅番組でしか見たことのない恐山です。
いまでは、イタコも特定の行事の時にしか訪れないようですね。
恐山の荒涼とした風景は独特な雰囲気を醸しだしてます。
こんなところに憧れます。特別な世界に入る感じがして。
『宇曽利山湖&極楽浜』
ここはまさに極楽のイメージです。
この写真だけだと日本でないような気分になります。さすが極楽!
湖であるから尚更神秘的です。
この湖も美しい色をしてますね。
この静けさも、まさに極楽にぴったりです。
色々と練られた旅計画も素晴らしいです。
そしてやはりレンタカーが便利ですね〜
aoitomo
- 前日光さん からの返信 2016/06/14 22:03:42
- RE: 青森の極楽旅で極楽も見れました〜
- aoitomoさん、こんばんは〜\(^o^)/
> 南国の『西表島』に行かれたと思ったら、今度は北の『青森』ヘ。
> 東北はスキー以外ではなかなか行かないので、私としても遠い場所です。
→ホホホホ。。。神出鬼没でしょ!
っていうか、ウチのツーリストは相棒殿ですから。
でも今回の青森行きは、実は西表の「ほしのリゾート リゾナーレ西表」でお世話になったスタッフが、春〜秋は「ほしのリゾート 奥入瀬渓流ホテル」にいると聞いたので、彼女に会いに行く旅でもあったのです。
(そうは言っても奥入瀬には泊まらなかったのですが( ̄∇ ̄))
ランチだけしてきました!
aoitomoさんの奥様やお嬢様は、てっきり西表などでのアクティビティーに大賛成だと思っていましたが、意外な反応でしたね!
さすがのaoitomoさんも、西表での一人カヌーなどはちょっと寂しいですか?
> 間もなく梅雨があけるとベストシーズンですが、今年は諦めました。
> 旅費も跳ね上がっているし〜
> 来年は西表島ひとり旅かも〜(汗)
→大自然を一人で満喫するのも悪くはありませんが、できれば家族で楽しみたいですよね!
一年かけて、御家族を説得してみてはいかがですか?
寺山氏ですが、基本ヘンな人だと思います。
いわゆる奇人タイプかな?
一度は新宿の町全体を巻き込んで、パフォーマンスを実行してしまうということもあったようですし。
どうも私、まともじゃない人に惹かれる傾向がありまして。
それって自分がまともじゃないからでしょ!って突っ込まれそうですが、私自身は意外にまともだと、自分では思っています(^◇^;)
カルメン・マキ。
きれいでしたねぇ〜(~o~)
あのタイプは、今の時代では受けないかもしれませんね。
あの冷めた抑揚をつけない歌い方が、却って聞く者の心に沁みるんですよ。
尻屋崎灯台は、予想以上によかったです〜
天気が良かったことも大きいですね!
そう、海面に這う霧がすてきでした!
海の水は、とてもきれいに澄んでいました。
なんと言っても「寒立馬」に会えたのが、うれしかったです(^_^)v
そして、「恐山」にはヤラレましたぁ〜(゚o゚;
日曜日に訪れたのですが、どうやらイタコの口寄せが行われていたらしいのです。
覗いて見たかったですが、怖いなぁという気もしまして。
あの硫黄臭と荒涼とした風景は、絶対に何かがある…と思わずにはいられませんでした。
初めてこの光景を見た人って、いったいどう思ったのでしょうかね?
ぜひ実際に訪れて、あの空気を感じてほしいです。
宇曽利山湖&極楽浜は、確かに美しかったのですが、美しすぎてここもまた、こんな風景が在るはずが無い!という気分に襲われました。
荒涼とした賽の河原や「〜地獄」と呼ばれる所よりも、この美しすぎる風景の方に却って違和感や尋常で無い何かを感じてしまいました。
まさに極楽浄土とは、こんな所を言うのでしょうか?
とにかく行ってみて良かったです〜!(^^)!
> 色々と練られた旅計画も素晴らしいです。
> そしてやはりレンタカーが便利ですね〜
→旅の計画は、ほとんど相棒殿が立てます。
(でも「恐山」に行きたいという主張はしましたが。)
地理が好きで、地図オタクなので、安心して任せられます。
旅の友としては、ベストフレンド(^_-)ですね。
東北や北海道は、特にレンタカーがないと、効率的に回ることは難しいと思います。
丁寧なコメント、ありがとうございました<(_ _)>
前日光
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- 旅猫さん 2016/06/12 08:29:27
- 懐かしき下北半島
- 前日光さん、こんにちは。
寺山さん、実はほとんど知りません(^^;
歌を詠まれる方でもあるのですね。
そして、下北半島。
私が訪れたのは、もう16年も前のこと。
http://4travel.jp/travelogue/11070529
尻屋埼灯台は、その時改修中で見られませんでしたが、
寒立馬はそこかしこで草を食んでいて、とても素敵な景色でした。
恐山は、独特な雰囲気がありますよね。
怖いという人も結構いますが、晴れていればとても綺麗なところです。
宇曽利山湖の佇まいは、何とも言えませんしね。
また訪れる機会がありましたら、ぜひ薬研渓流や仏ヶ浦へも行ってみてください。
旅猫
- 前日光さん からの返信 2016/06/12 22:08:51
- RE: 懐かしき下北半島
- 旅猫さん、こちらにもコメント、ありがとうございます<(_ _)>
> 寺山さん、実はほとんど知りません(^^;
> 歌を詠まれる方でもあるのですね。
→私は中・高校時代にけっこう詩集を読みました。
それに「マッチ擦るつかの間海に霧深し〜」の短歌は、教科書に載っていることが多くて、教えたことも何度かあります。
> そして、下北半島。
> 私が訪れたのは、もう16年も前のこと。
> http://4travel.jp/travelogue/11070529
> 尻屋埼灯台は、その時改修中で見られませんでしたが、
> 寒立馬はそこかしこで草を食んでいて、とても素敵な景色でした。
→16年前の旅行記を拝見させていただきました。
尻屋崎灯台が工事中だったとは!
それは残念でしたね(^^;)
日本の灯台百選とやらに選ばれている白い灯台、最初馬はいませんでしたが、海岸べりから戻って来たら、何頭かの馬が普通にさり気なく草を食んでいたりして、とてもうれしかったです(^_^)v
白い灯台と馬の絵は、サマになっていました。
> 恐山は、独特な雰囲気がありますよね。
> 怖いという人も結構いますが、晴れていればとても綺麗なところです。
> 宇曽利山湖の佇まいは、何とも言えませんしね。
→恐山の佇まいには、参りましたよ。
不気味な荒涼たる風景と宇曽利山湖の静けさ。
何か尋常ならざる空気が漂っているように感じました。
これは寺山氏の記念館から、ずっと引きずってきた感覚なのかもしれません。
下北半島には、何かがありますよ(^_-)
> また訪れる機会がありましたら、ぜひ薬研渓流や仏ヶ浦へも行ってみてください。
→はい!
ぜひ今度は薬研渓流や仏ヶ浦にも、行ってみるつもりです。
そうでなければ、私の下北半島旅行記は終了できませんからね。
前日光
-
- ふわっくまさん 2016/06/11 21:57:46
- 恐山〜一度は行ってみたいです・・
- 前日光さん、こんばんは。
青空&新緑の中の散策・・冒頭から、詩的な旅行記の演出にさすが!と思い拝見させていただきました(^-^)
小田内沼もキレイに見えて、空気も澄んでいた様子で・・
そして尻屋崎灯台のお馬さん、可愛いですね〜・・
飄々とした姿に、癒されます♪
アップダウンの激しい、道のりの先の「恐山」・・
摩訶不思議な風景の連続の後は、この世とも思えない湖の静けさ・・
どの場面も絵になる光景で、スゴイ〜☆と思いました。
実は高速道路料金一律@1,000円の時、青森・浅虫温泉までは行ったのですが、その先は距離が無理かと思って「恐山」は断念したことがあったのです。
やっぱり無茶はしないで、前もって心して行くべき場所だなぁと改めて思いました。
ありがとうございました。 ふわっくま
- 前日光さん からの返信 2016/06/12 16:58:06
- RE: 恐山〜一度は行ってみたいです・・
- ふわっくまさん、こんにちは。
今日は昼間ちょっと出かけていまして、返信遅くなりましたm(_ _)m
> 青空&新緑の中の散策・・冒頭から、詩的な旅行記の演出にさすが!と思い拝見させていただきました(^-^)
> 小田内沼もキレイに見えて、空気も澄んでいた様子で・・
恐れ入ります。
寺山氏の短歌と詩を羅列しただけです。
昔けっこう彼の詩などを読んでいましたが、やっぱり言葉のセンスは抜群だなと再認識した次第です。
久しぶりに好天に恵まれた旅だったことも、ルンルン気分の原因かも(だって昨年後半からの私の旅って、低気圧と仲良しのものが多かったでしょ(^_-))
> そして尻屋崎灯台のお馬さん、可愛いですね〜・・
> 飄々とした姿に、癒されます♪
→寒立馬!きまってますよねぇ〜
半野生とのことですが、酷寒の尻屋崎にこの馬が佇んでいる図なんて、ゾクゾクしちゃいます。
灯台だけでなく、お馬さんがいる!というのがポイントですよね!
> アップダウンの激しい、道のりの先の「恐山」・・
> 摩訶不思議な風景の連続の後は、この世とも思えない湖の静けさ・・
> どの場面も絵になる光景で、スゴイ〜☆と思いました。
→この恐山の世界は、何とも言えません。
噂だけだろうと思っていたのですが、行ってみてわかる感覚ってありますよね。
まさに恐山は、一度ぜひ行ってみてほしい場所ですね。
> 実は高速道路料金一律@1,000円の時、青森・浅虫温泉までは行ったのですが、その先は距離が無理かと思って「恐山」は断念したことがあったのです。
> やっぱり無茶はしないで、前もって心して行くべき場所だなぁと改めて思いました。
→私は下風呂温泉(津軽海峡沿い)という所に泊まったのですが、宿の女将が言っていました。
みなさん浅虫温泉まではいらっしゃるのですが、恐山の後はそのまま三沢や青森に帰ってしまわれることが多いんですって。
下北に一泊のつもりで行かないと、恐山をゆっくり巡るのは難しいでしょうね。
機会がありましたら、行ってみてください(^_^)v
前日光
-
- 天星さん 2016/06/09 23:16:44
- お庭番様って
- けっこう○○な果てぇーみたいな
場所がけっこうお好きなのでは.....
西表、北海道...えちごの考えすぎですね(笑)
寺山修司.....競馬のCMのイメージが強くて
トレンチコート腕を通さずに、はおって
カッコつけてた方
トレンチコートが流行した時代ですね
ネットで見ると昭和48年のCMみたい
麦チョコ、オセロゲームが流行った.....
ぜんぜん、寺山修司から脱線(笑)
しかし、あの外見からシンプルでも
心に残る詩が作れる才能は誰しもが認め
けっこう、映画にも出演してましたね
なみだは
にんげんのつくることのできる
一番 小さな海です
人は見かけによらぬもの.....
なれば、えちごにも何か才能が.......
あ、見当たらない(笑)
えちご
- 前日光さん からの返信 2016/06/10 18:33:45
- そうなんですよ〜(^_^)v もうとうの昔に。。。
- 分かっていたでしょ!
端っこ大好き!
こんばんは、えちご殿。
特に北の果ての寂れた感じや、おどろな感じも意外に好き!
この翌日は「大間崎」に行って、「本州最北端の地」を踏みしめてきましたよ(^▽^)
でも旅のコースを決めているのは、相棒殿ですから。
専門「地理」、地図オタクです。
航空写真の解説は、相棒殿のアドバイスがなければ分かりません(^_-)
> 寺山修司.....競馬のCMのイメージが強くて
> トレンチコート腕を通さずに、はおって
> カッコつけてた方
> トレンチコートが流行した時代ですね
> ネットで見ると昭和48年のCMみたい
→コンプレックスの塊のくせにナルシストで自信家。
トレンチコートは「カサブランカ」の影響でしょうか?
トレンチコートって、確かに下に何を着ていても、羽織ってしまえば見えませんからボロ隠しにもなりますよね。
昭和48年ですか。。。
東京にいたはずなのですが、何をしていたのやら。
> 麦チョコ、オセロゲームが流行った.....
> ぜんぜん、寺山修司から脱線(笑)
→そんな時代だったのですか。
どちらにもあまり記憶はありませんねぇ〜
チョコレートは、普通の板チョコが好きでしたね。
> しかし、あの外見からシンプルでも
> 心に残る詩が作れる才能は誰しもが認め
> けっこう、映画にも出演してましたね
→そうですよねぇ〜
「書を捨てよ 町に出よう」なんて言っちゃったりして。
よく分かんないけど、カッコいいぞと思ったものでした。
「かもめは飛びながら歌をおぼえ 人生は遊びながら年老いてゆく」
短いフレーズの中にハッとするような表現が光りました!
こんな言語感覚の持ち主は、神様が早いとこ連れていってしまうようです。
> なみだは
> にんげんのつくることのできる
> 一番 小さな海です
↑
これ、傑作ですよね!
初めて読んだ時、ヤラレタァ〜(>_<)と思いました。
> 人は見かけによらぬもの.....
> なれば、えちごにも何か才能が.......
> あ、見当たらない(笑)
→えちご殿の才能は、4トラメンバーなら、どなたもご存じだと思いますよ。
カメラセンスって、磨けばどんどん伸びる人と、どんなに頑張っても無理!っていうタイプがいて、後者であることが哀しいお庭番です。
せいぜいお掃除しかできないので、下北半島の空もきれいに掃いてきましたよ。
所詮徳川様のお庭番
-
- bettyさん 2016/06/09 10:03:30
- 恐山は怖くて行かないかも!
- 前日光さん、おはようございます♪
昨日はありがとうございました(__)とても嬉しかったです♪
1人でコツコツと作業していて誰にも会っていなかったので、
前日光さんの声でホッとしました(*^▽^*)
青森の旅の旅行記はとても素晴らしくできていますね♪
感心しながら拝見しました(^ω^)
寺山修二さんのことを詳しくは知りませんでしたが、ちょっと興味を
持ってしまいました。
東北、しかも青森の下北半島を中心とした旅程のマニアックさに
驚きましたが、またそこがいい感じ(*´▽`*)
尻屋崎灯台なんて滅多に行かない場所だよね。。。
恐山は団体ツアーにもあるぐらいだし、温泉も宿泊施設もあるみたい
なのでそんなに怖いところではないとはわかっているのですが、
花巻をタクシー観光したときの運転手さんの恐山の話が心に残っていて
いいイメージがありません。
結婚をしないまま亡くなってしまった息子さんを慰める花嫁衣裳の
人形の話が生々しくて気分が落ち込みました。
母親の気持ちもわかるだけにモヤモヤした気分できいていました。
私もこれからの旅はピンポイントで観光しようと考えていますが、
下北半島は遠いし中々行くチャンスは少ないかなって思います。
主人が引退後に東北に興味を持ってくれて廻ってくれたら別ですが(^-^;
今回の旅は忘れられない思い出深い良いものだったことが旅行記から
よーくわかりました♪
betty
- 前日光さん からの返信 2016/06/09 17:09:58
- RE: 恐山は怖くて行かないかも!
- bettyさん、こんにちは。
お忙しい所、コメント、ありがとうございます!
昨日はこちらこそ失礼いたしました。
パソコンなど、開けてる場合じゃないんじゃないかと思ったもので。
徐々に片付けていくといいですよ。
こんな時、片付けのコビトさんがいて、ふと気づいたら全部やってくれてる!なんて奇跡があるといいのにね!(^^)!
> 青森の旅の旅行記はとても素晴らしくできていますね♪
> 感心しながら拝見しました(^ω^)
> 寺山修二さんのことを詳しくは知りませんでしたが、ちょっと興味を
> 持ってしまいました。
→ありがとうございます(^^;)
私好みの奇人変人の寺山さんなので、つい力が入ってしまいました(^_^)v
「書を捨てよ 町へ出よう」という本があって、私の教え子がハマッたらしく(演劇部の子でした)卒業後、寺山関連のことを書いた葉書が届いたことがあります。
ある種の人間は、妙に寺山に惹かれる所があるようです(中・高校時代の私もそんな子だったかも?)
> 東北、しかも青森の下北半島を中心とした旅程のマニアックさに
> 驚きましたが、またそこがいい感じ(*´▽`*)
→我が家のツーリストは、相棒殿です。
つむじが曲がってる所は似たもの同士なのかもしれません(^_-)
> 尻屋崎灯台なんて滅多に行かない場所だよね。。。
→本州最東端の地です。
天気が良かったので、素晴らしい風景を見ることができました。
他にも物好きな観光客は、けっこういましたよ〜
> 恐山は団体ツアーにもあるぐらいだし、温泉も宿泊施設もあるみたい
> なのでそんなに怖いところではないとはわかっているのですが、
> 花巻をタクシー観光したときの運転手さんの恐山の話が心に残っていて
> いいイメージがありません。
→怖いもの見たさって、あるじゃないですか。
好奇心も手伝って行ってみたのですが。
何とも表現できないような雰囲気が漂っていましたよ。
確かに不気味な感じはありましたが、一方ではまたこんな風景が世の中にはあるんだということを認識させられました。
> 結婚をしないまま亡くなってしまった息子さんを慰める花嫁衣裳の
> 人形の話が生々しくて気分が落ち込みました。
> 母親の気持ちもわかるだけにモヤモヤした気分できいていました。
→その花嫁人形は、どうやら本堂にあったようです。
しかもこの日は日曜日だったのですが、イタコの口寄せというものが行われていたようです。
もちろん実際にはみませんでしたが。
この花嫁人形は、靖国神社の「遊就館」にもあるそうです。
こちらは戦争で若くして亡くなった息子の霊を慰めるものですが。
いずれにしても、こういう話は生々しくて、ツライものがありますね(-_-)
> 私もこれからの旅はピンポイントで観光しようと考えていますが、
> 下北半島は遠いし中々行くチャンスは少ないかなって思います。
> 主人が引退後に東北に興味を持ってくれて廻ってくれたら別ですが(^-^;
→下北半島は、広くて遠いですが、良い温泉もありますよ。
この日は「下風呂温泉」という所に泊まりましたが、この後の旅行記にアップしますね!
私は今回、この下北半島にかなりハマリました。
新緑が本当にきれいで、天気が良かったことも大きいのでしょうね。
> 今回の旅は忘れられない思い出深い良いものだったことが旅行記から
> よーくわかりました♪
→日本は本当にいろいろあるなぁと、つくづく思った旅でした!
翌日の酸ヶ湯温泉もおもしろかったですよ〜
奥入瀬渓流や十和田湖も、とてもきれいでした!(^^)!
前日光
-
- 十三の白髭さん 2016/06/08 20:44:18
- 恐山の夕方は・・・・・・・
- 前日光さん
青森行きでしたか、それも恐山へ・・・・・
私は30代の頃かな、夕方近く友人連れられて訪れた事がありますよ。
その時、イタコと目が合い背筋がゾーとした記憶が。
人形などが沢山於いてある、水子供養塔傍でした。
硫黄の匂いが漂い草木も生えぬ世界でした(オーバーかな?)
二度と訪れる事はないでしょう
続編が楽しみにしています。
それでは また
十三の白髭
- 前日光さん からの返信 2016/06/08 23:33:44
- RE: 恐山の夕方は・・・・・・・
- 十三の白鬚さん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます!
> 青森行きでしたか、それも恐山へ・・・・・
→はい、実は青森は今回が初めてでした。
普通は津軽方面から迫るのかなぁと思いつつ、下北半島側から攻めてみました(笑)
青森初訪問で恐山に行くとは、恐れを知らない所業ですね(>_<)
> 私は30代の頃かな、夕方近く友人連れられて訪れた事がありますよ。
→なんと!恐山に行くのに夕方近くとは…
これまた恐れを知らない所業のような。。。
黄昏時、どんなに不気味な感じだったのでしょうか?(*_*)
> その時、イタコと目が合い背筋がゾーとした記憶が。
→わぁ〜、これはホラー映画ですよ〜(゚Д゚)
> 人形などが沢山於いてある、水子供養塔傍でした。
→結婚もしないで亡くなってしまった息子さんなどに、親御さんが花嫁人形を供えて行くのだそうです。
本堂の中を覗いて見ませんでしたが、あの中にその人形があるとか聞いたような?
人形って、それが置いてある場所によっては、怖いなぁと思うことがありますよね。やはり人の形をしているからなのでしょうか?
> 硫黄の匂いが漂い草木も生えぬ世界でした(オーバーかな?)
→今でもこの感じは変わっていないと思います。
硫黄の臭いと荒涼たる風景は、観光客が何人いようと同じだと思います。
> 二度と訪れる事はないでしょう
→そうですね。。。
確かに一度でいいかも。
でももしまたチャンスがあるのなら、もう一度見逃した所を見たいという気持ちはあります。
> 続編が楽しみにしています。
→2泊目が「酸ヶ湯温泉」でした。
これまた珍しい体験ができたのかなと思います。
また遊びにいらしてくださいね(^_^)v
前日光
-
- norisaさん 2016/06/08 13:26:47
- 連敗連敗ーー
- 前日光さん
こんにちは。
pedaru師匠に勝つためには師匠を海外旅行にでも追放?しておくしかないかもしれません(苦笑)
やはり早起きは1ユーロの得!?ですね(現代風にーー(笑))
さて、下北半島を北上されましたか。
寒立馬、本州最北端の地に生きるだけあって凛とした姿かたちです。
寒がりの我々には模範となる生きものです。
恐山というのは名前のみ知っていましたし、昔のテレビで垣間見た程度。
霊場というかおどろおどろしい穢れた地かと思い込んでいましたが、何と立派な寺院なんですね。
昔見た記憶は亡くなった人の霊を呼び戻す老女たちがいる風景だけでしたが、その風景はこのような寂寞とした地なのですね。
今はその老女たちはいないのでしょうか?
しかし、最近昔の映画で「ソラリス」という有名なSF映画をみたばかり。
そこでは地球から遠く離れた星、ソラリスに旅した宇宙飛行士たちの居住する宇宙ステーションに彼らの愛した、亡くなった人々が現れる心理サスペンスSF映画ですが、恐山で実際に亡くなった方とお話しできたらーーーと連想するとーーー相当コワイですね。
まさに恐山の名にふさわしい寂寞、荒涼とした空間ですね!
norsa
- 前日光さん からの返信 2016/06/08 21:32:53
- RE: 連敗連敗ーー
- norisaさん、こんばんは。
珍しいお時間にご訪問いただきまして。
いつもは早朝ですよね?
師匠は相変わらず早朝ですよ。
師匠を海外追放?
妙案ですね!
海外にいる場合、師匠は時差をどのように乗り越えるのでしょうね?
日本流を貫きそうだと思いませんか?(*^ー゜)
> さて、下北半島を北上されましたか。
> 寒立馬、本州最北端の地に生きるだけあって凛とした姿かたちです。
> 寒がりの我々には模範となる生きものです。
→下北半島、というよりは、青森県初上陸の私、予想以上に素晴らしい所ばかりでした!
尻屋崎灯台は、そこに至る道筋が森林ばかり続いて、何度も北海道と勘違いしそうになりました。
尻屋崎からの眺め、本州最東端の自然に圧倒されました。
寒立馬も登場してくれて、感動的でした。
自然が厳しい所に生きる動物たちは、やはり颯爽としておりました。
> 恐山というのは名前のみ知っていましたし、昔のテレビで垣間見た程度。
> 霊場というかおどろおどろしい穢れた地かと思い込んでいましたが、何と立派な寺院なんですね。
→山門や地蔵殿は、確かに立派ですよね。
寺務所の側方には、宿坊もあるようです。
一度ご宿泊などなさったら如何でしょう?( ・∀・)
荒涼とした光景の果ての極楽浜と呼ばれる宇曽利山湖の佇まいは、この世のものとも思えないものでした。
静かでさびしくて、哀しい気分にさえなりました。
軸がブレたような奇妙な感覚は、今も忘れられません。
> 昔見た記憶は亡くなった人の霊を呼び戻す老女たちがいる風景だけでしたが、その風景はこのような寂寞とした地なのですね。
> 今はその老女たちはいないのでしょうか?
→「イタコ」と呼ばれる人たちですね。
実はこの日も本堂で、イタコが亡き人の霊を呼び寄せていたようです。
私たちは見ませんでしたが、今でもそれを目的に訪れる方もいらっしゃるようですよ。
> しかし、最近昔の映画で「ソラリス」という有名なSF映画をみたばかり。
> そこでは地球から遠く離れた星、ソラリスに旅した宇宙飛行士たちの居住する宇宙ステーションに彼らの愛した、亡くなった人々が現れる心理サスペンスSF映画ですが、恐山で実際に亡くなった方とお話しできたらーーーと連想するとーーー相当コワイですね。
> まさに恐山の名にふさわしい寂寞、荒涼とした空間ですね!
→それは怖い映画をご覧になりましたね。
話が地球だけではなく、宇宙にまで拡大されているわけですが、しかし思えば霊を呼び寄せるのは、宇宙の彼方からなのかもしれません。
いずれにしましても、恐山は強烈なパワースポットであると実感しました(*_*)
行ってみて良かったです。
前日光
-
- ボビーさん 2016/06/08 08:36:26
- 大湊に住んでいたころ。
- 前日光さん おはようございます。
下北半島のむつ市大湊に、10年住んでいました。ていうか10歳まで住んでいただけですが、いい所だったのか記憶が定かではなく、今では懐かしい場所になっています。
あれから2回ほど行きました。
町全体は、田名部あたりは発展してますが、大湊は、あの時のままの感じはします。
森林だけが長ーく続く道は、印象的ですよね。
この先に町があるんだろうかと思ってしまうのは、私だけではなかったみたいですね。
山形のおばあちゃんのとこから青森に帰るときは、淋しくて泣いてしまったことありました。
恐山も街中から遠いですよね。わかります。
ちょっと不気味だし。
前日光さんの旅行記見て、何年か前に行った記憶がよみがえりました。
懐かしかったです。ありがとうございました。
本州北の果てまでお疲れ様でした。
次もあるようですので楽しみにしております。
ボビー
- 前日光さん からの返信 2016/06/08 17:15:05
- RE: 大湊に住んでいたころ。
- ボビーさん、こんにちは〜
コメント、ありがとうございます!
ボビーさんは、むつ市の大湊に10歳まで住んでいらしたのですねぇ〜
幼い頃とは言え、あの辺りの空気感、ご理解いただけますね?
> 町全体は、田名部あたりは発展してますが、大湊は、あの時のままの感じはします。
> 森林だけが長ーく続く道は、印象的ですよね。
> この先に町があるんだろうかと思ってしまうのは、私だけではなかったみたいですね。
→ホント!あの森林ロードには驚きました(゚o゚;
どこまで続くんだぁ〜って感じでしたよ。
夜だったら怖いだろうなぁと思います。
> 山形のおばあちゃんのとこから青森に帰るときは、淋しくて泣いてしまったことありました。
> 恐山も街中から遠いですよね。わかります。
> ちょっと不気味だし。
→そう、山形とはまた違う淋しさがありますね。
信号も長いことなかったし。
そして恐山!ものすごいパワースポットですね!
あの荒涼とした風景を、大昔最初に見た人って、どんな気分になったのでしょうねぇ〜
道も上り坂だけではなくて、下ったりする所もあって。
やがて強烈な硫黄臭がしてきて。
その風景に反比例するかのような宇曽利山湖の静けさ。
あの別世界のような感じは、周囲の風景と完全に離反していて、あそこを極楽浄土と思った人の気持ちが良く分かります!
> 前日光さんの旅行記見て、何年か前に行った記憶がよみがえりました。
> 懐かしかったです。ありがとうございました。
> 本州北の果てまでお疲れ様でした。
> 次もあるようですので楽しみにしております。
→この後は下風呂温泉や大間、奥入瀬渓流、十和田湖、酸ヶ湯温泉に泊まりました。
最近仕事が週3日あったりしまして、アップは遅くなるかもしれませんが、また遊びにいらしてくださいねぇ〜(^_^)v
前日光
-
- pedaruさん 2016/06/08 05:23:14
- 恐山、寺山修司
- 前日光さん お早うございます。
朝超早いのでまだnorisaさんは夢のなか、一足早くコメントします。
>「売りにゆく 柱時計が ふいに鳴る 横抱きにして 枯野ゆくとき」
(こんなことって、あるかも。ホラーっぽいかな?)
これは明治の終わりの頃の叔父の話です。修理にだした柱時計を遠くの街まで取りに行かされた叔父の背には子供にとっては大きすぎる柱時計をくくりつけられ、トボトボと畑中の道を歩いていました。日も傾き辺りは暗くなる寸前の寂しい道でした。と・・・背中の時計がボーン、と鳴りました。
ボーン、ボーン、ボーン、ボン、ボン、ボンボンボンボン・・・・・
止まりません、鳴り続けます。走り出しました。ボンボンボンボン・・・
ようやく家の明かりが見えました。ガラッと玄関の戸を開けて泣きながら母に抱きついたのでした。
恐山のことは後日コメントします。今日はここまで、お後がよろしいようで・・・
pedaru
- 前日光さん からの返信 2016/06/08 16:06:26
- RE: 恐山、寺山修司
- 師匠、こんにちは〜
一番乗りですよ〜(^_^)v
確かにこの時間なら、norisaさんは起きていたとしても布団の中でしょうね!
寺山氏の詩歌って、ある種のユーモアとホラーと哀しみみたいなものが混在していますよね。
柱時計の歌は、やや怖いかも(*_*)
叔父様のエピソード。。。
これは、漱石の「夢十夜」の中のこわ〜い話を髣髴させますね。
背中におんぶしていた我が子がどんどん重くなって…
「おまえがおれを殺したのは今からちょうど百年前だね。」っていう、確か第三夜だったか。。。
それにしても早朝から、よく話を作りますねぇ〜( ̄∇ ̄)
師匠は、朝が一番頭が冴えているのでしょうか?
>トボトボと畑中の道を歩いていました。日も傾き辺りは暗くなる寸前の寂しい道でした。と・・・背中の時計がボーン、と鳴りました。
> ボーン、ボーン、ボーン、ボン、ボン、ボンボンボンボン・・・・・
> 止まりません、鳴り続けます。走り出しました。ボンボンボンボン・・・
> ようやく家の明かりが見えました。ガラッと玄関の戸を開けて泣きながら母に抱きついたのでした。
→あ、でもちょっと芥川の「トロッコ」も入っていますかね。
ホラーなコメント、ありがとうございましたm(_ _)m
> 恐山のことは後日コメントします。今日はここまで、お後がよろしいようで・・・
→恐山の方も、ぜひまた後で(^_-)
楽しみにしております(^^)/
前日光
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