2016/05/09 - 2016/05/09
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こあひるさん
藤の花・・・見かけも香りも大好き。
でも藤の花って・・・GW旅行の疲れで、どよ〜んとしているうちに、見頃をつい見逃してしまうのよねぇ・・・。
そして今年は、近隣の藤の開花がいつもより早く・・・GW旅行から帰ってきた日には容赦なく、すでに見頃〜〜!となっていた。
明日からは雨が降るという予報なので・・・もし見に行くなら、GW旅行翌日の今日しかないんじゃないの・・・。まだ頭がぼ〜っとして、身体もあちこちが痛くてぐ〜ったり・・・少しも動きたくない・・・のだが・・・だからといって、大好きな藤を見ずに終わってしまうのも残念だな〜。
子平町の伊達政宗ゆかりの藤なら、近所だし・・・地図を見たら歩いていけそうな距離じゃない・・・?・・・ということで、疲労困憊の重い身体に鞭打って(←大げさ)、ダラダラ歩いて行ってみようか・・・と出かけてみることにした。
今年の子平町の藤の公開日は、これまで訪れた2013、2014年に比べると、1週間ほども早かった。ちょうど花房の長さに影響のある時期に、雨が少なく暑かったため、今年の花房はだいぶ短め・・・だそう。
でも、とても上品な心地よい香りがふ〜んわりと辺りに漂い・・・お花自体、今年はバッチリ見頃だったし・・・とても癒されたひと時だった。
2013年の子平町の藤
http://4travel.jp/travelogue/10776091
2014年の子平町の藤
http://4travel.jp/travelogue/10888093
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足を引きずるようにダラダラと・・・徒歩30分ほどで、2年ぶりに訪れる千田さんのお宅に到着しました。
伊達政宗が朝鮮から持ち帰った・・・と伝わる藤は、こちら千田さんのお庭で、代々大切に手入れされてきました。 -
見頃の状況に合わせて、毎年公開日は異なります。公開日は、毎年1週間ほどとなっています。
今年は5月6日〜12日までの公開となりました。個人宅なので、大っぴらな公開日情報はないのですが、こちらのアドレスで探せました。
http://shihei-fuji.jugem.jp/
その他、ローカル紙の河北新報などに記事が載ったり、こちらのテレビで放映されたりするので、何となく耳に入ってくることもあります。 -
お庭の公開中(1週間ほど)は、門の脇に「仙臺名所 藤の花」の看板がかかっています。
それではお邪魔しま〜す! -
つつじもだいぶ咲いています。人が絶え間なく、藤を見に訪れます。
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お庭の中門を入ると・・・わ〜〜ぁ!!!目の前に広がる藤色の世界と心地よい上品な香り。お庭はもちろんのこと、母屋もとっても風情があるんですよね。
千田家のお庭にある「子平町(しへいまち)の藤」は、伊達政宗が朝鮮出兵した際の文禄2年(1593)に、朝鮮から鉢植えとして持ち帰ったものを、千田家が拝領したと伝わっています。
千田家は、御大工棟梁などとして代々仙台藩に仕え、仙台藩とのゆかりが深いお家柄なのです。
江戸時代から、旧町名にちなんだ「半子町(はんこまち)の藤」として広く知られており、樹齢400以上の古木と推定されます。
景観上の美しさや、1mを超える長い花房、樹齢、株の大きさといった植物学的な希少性に加え、その由緒から歴史的価値も高く貴重なもので、仙台市の天然記念物・保存樹木に指定されています。 -
藤棚は、株を中心に、三方へ広がっています。お庭の通路が狭いので、順路は一方通行に決められています。
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伊達政宗が持ち帰ったという1株の藤が、めいっぱい枝を広げ、約300?もある藤棚は、栗の柱68本で支えてられています。
今年の開花は、1日頃・・・と早く、ちょうど今日あたりが見頃。今年の公開は12日までとなっています。
花房は、昨年夏の暑さの影響で、40〜50cm程と例年より短めです(長いときには、1m以上に伸びるそうです)。確かに、今まで訪れた時と比べてみると、やや短めかなぁ〜と思います。でも2013年には、やや見頃前だったし、2014年にはだいぶピーク過ぎだったし・・・今年は、見頃時期にはピッタリ!合いました〜。 -
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出入り口付近のあたりは、奥の方よりも開花が遅めなのですが、今年はこここらへんのお花もめいっぱい咲いていて、見頃を迎えていました。
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い〜い香り!なんて品の良い香りなの〜〜!
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蜂も香りに惹かれて寄ってきます。刺されることはないらしい・・・けど、やっぱりちょっと怖いな〜。
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九輪草。つい藤の花ばかりに気を取られてしまいますが、ほかにも、色々な花木が植えられているお庭なのです。
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首が疲れるほど高い藤棚・・・ではなく、わりと目線から近い高さなので、お花が間近で見られるのもいいです。
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奥の方まで来ました。真っ白いツツジもほぼ満開のようです。
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今年はツツジとのコラボもバッチリ。
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中門を入ったところと、奥の母屋の前あたりにいくつか椅子が置かれているので、腰かけて、藤棚をゆっくり眺めて過ごすこともできます。
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藤の花柄の着物を着た女性がいらして、もう一人の方が写真を撮っていました。わざわざ、この藤を見るために、藤の着物を着ていらしたようです。
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花房が垂れ下がるトンネルのようになった通路を通って、東側へ・・・。
これが、おおもとの1本の株です。ここから蛇のように・・・枝がうねって絡みつき、藤棚を構成しているのですね。 -
房の上部が咲いても下部はまだつぼみで、下部まで咲く頃には、上部がしわしわになっているので、満開という表現は難しいそうです。
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伊達政宗ゆかりの藤のほかに、奥の方に、1本こじんまりとした別の藤もあります。こちらは藤棚にはなっていません。
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出入り口の方へ向かう東側の通路あたりも、ふっさふっさの花房で満ち溢れています。
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顔を写さないように撮ったものをブログに載せてもいいですか?と尋ねると、顔を出してもかまわない・・・と言ってくださったので・・・ありがとうございます!
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絵になりますね〜〜!
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この東側あたりの花房も、以前に来た年にはもっと長かったなぁ、確かに・・・。
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しばらく腰かけて、香りと藤色の世界を堪能させていただきました。
千田さん、今年もステキな藤をありがとうございました〜〜!
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この旅行記へのコメント (6)
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- aoitomoさん 2016/05/10 23:26:47
- 着物姿の女性にも一票!
- こあひるさん こんばんは〜
GWは満喫されたようで、また旅行記期待してます。
私はGWなど、まとまった休みがない仕事ですから、
『世間はGWか!』とぼやきながら、いつもの平日のような感じで過ごしてました。
おなじみの『子平町の藤』見にいかれたのですね。
私も1か月前より、昔の藤の旅行記のアクセス数が増えていたので、
藤の季節だな〜と思いながらも、出て行かずで、
相方は父と近所の藤を見にいっていたみたいです。
しかし、藤も元々の花のボリュームも関係しますし、開花のタイミングが難しいので中々見事な藤を見るのは難しいですね。
今回、こあひるさんグッドタイミングな感じで、しかも旅行から帰った翌日に飛び出すとはパワフルです。
お屋敷の庭の藤というのが雰囲気ありますね。
満開ツツジとのコラボも見事です。
さらに、藤の花柄の着物を着ている女性。
藤娘〜、コンパニオンさんかと思いましたよ。
写真アップの許可もいただけるなんて有り難いことです。
旅行記にこれまた花を添えてくれましたね〜
着物姿の女性にも一票投票したいです〜(笑)
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2016/05/12 09:24:49
- RE: 着物姿の女性にも一票!
- aoitomoさん、おはようございま〜す。
記憶が薄れないうちに、南イタリア旅行記を始められるよう(って、毎年言ってますが)頑張りま〜す。
世間がお休みで遊んでいるときに、働いてくださる方々がいるからこそ、われわれが楽しく過ごすことができるので感謝しています〜。
昨年は、あ!と気づいた時には、藤が終わっていたので・・・今年は、GW前から、帰ってきたらすぐかな・・・と心しておきましたが、GW旅行直後・・・ってのは肉体的にちょっとつらいものがありました(笑)。
aoitomoさんのご近所にも藤の花があるのですね。お花は、近所が一番と思いますよ。タイミングを合わせやすくて・・・失敗してもまたすぐ再来できますし。
子平町の藤、いつ公開してるのか探すのにちょっと手間取りましたが、千田さんらしき方がブログで公開日を公表してくださっているのを見つけて・・・助かりました。
藤の柄の女性、モデルかコンパニオン・・・そういうお仕事もされている方なんだと思います。写真も撮り慣れている様子でした。着物も、ご自分のではないっておっしゃってましたので、わざわざ借りて着付けて、この藤を見に(写されに)きてらっしゃったようです。いつもと違うフォトジェニックなシーンを撮らせていただいて、超ラッキーでした。
こあひる
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- ムロろ~んさん 2016/05/10 22:07:09
- 藤の花と日本女性♪
- こあひるさん
こんばんは、ムロろ〜んです。
GW旅行後に行かれた子平町の藤を見に行かれた旅行記を拝見しました。
私も旅行後って結構疲れたりします。ここのところ弾丸旅行が多いせいか、どっと(;´Д`)。楽しいはずなのに不思議です(;^ω^)。
「GW旅行の疲れで、どよ〜んと」と、妙にその紹介のくだりに共感できました。
藤の花がきれいですね。
藤以外にもきれいに手入れされていないとここまで見やすくなれないのではないかと思ったんです。
しかし、その女性さん、藤の花に合わせて着物を着られたとのこと。
驚きです!
着慣れている感がありますよね。
ムロろ〜ん(-人-)
- こあひるさん からの返信 2016/05/11 10:02:48
- RE: 藤の花と日本女性♪
- ムロたん、おはようございま〜す!
ムロたんでも(修行などで体力ありそう・・・)、旅行後にはやはり肉体的に疲れますかぁ〜〜!?ファーストクラスで思いっきりリラックスしても、あれだけ弾丸で歩き回ればそうなんだろうなぁ〜(笑)。
あれだけの大きさの藤棚を手入れするのは大変なことだと思います。市の名所として、毎年期待されるでしょうから、無事にお花が咲いてくれるまで気苦労もされるんだろうなと思います。
あの女性、藤の柄の着物は、自分のものではないんだそうです。わざわざ誰かから借りて着付けして、藤の花を見に(撮影されに?)くるのですから・・・気合い入っていますよね。モデルのようなお仕事もされている方のようで、着物も着慣れているようだし、写真も撮られ慣れているようでした。当然、あのお庭で注目されることもわかっているだろうし。撮影会のような・・・いつもとは違う思わぬ被写体が加わり、とても有り難いことでした〜。
こあひる
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- ウェンディさん 2016/05/10 01:32:08
- 美しき藤の花
- こあひるさん こんばんは。
欧州旅行で疲労困憊の筈なのに、凄いバイタリティですね。
美しいものを見たいと思うパワーは、肉体的な疲れの次元とは異なるのかもしれません。
政宗公縁の藤の花、密集して房になっている様子は圧巻ですし、淡いピンク色のツツジとのコラボも春の色ですね。
藤の美しさを更に引き立てる(もしかしてその逆か…)藤の花柄のお着物の女性との写真も素敵です。
そして、藤の樹の根元。
まるで絡み付くかのように木の幹がクネクネとうねる様子は妖艶です。
(私も今年のG.W.前半は藤を見に行きましたが、藤の花そのものよりもその根本に魅せられてしまいました)
藤は樹齢を重ねるほど枝ぶりが大きくなりますが、その花を上手に咲かせるためには非常に手がかかる樹だそうです。
これだけの庭園を維持し続けている千田家の方々に感謝ですね。
ウェンディ
- こあひるさん からの返信 2016/05/10 09:45:22
- RE: 美しき藤の花
- ウェンディさん、おはようございま〜す。
旅は相変わらず好きなのですが、最近はなんだか肉体的に追いつかなくて・・・体力のなさが嫌になっちゃいます。ウェンディさんの冒険心あふれる旅に比べたら・・・バイタリティなんて言葉は虚しく聞こえます(笑)。
今年の藤は、早めだった昨年よりもさらに早く開花が進み・・・ツツジも早かったようで、晩春のコラボが楽しめました。
GW前と後とでは、ほんの10日ほどなのに、明らかに気候が変わり・・・ポソポソと芽生え始めていた新緑は、あっという間に元気いっぱいの新緑あふれる風景に変わっていました。
蛇のような藤の枝や蔓は、なんとも艶めかしいですよねぇ。梅の枝ぶりもけっこう好きです。
山藤なんかは、木にお花が絡みついているような形なので、それをああいう美しい藤棚に形づくっていくだけでも、大変そうだなぁと思います。5月にお花が終わると、花房を全部つみとり、夏ごろに剪定をして・・・と、毎年、何百年も手入れ続けてきたことを思うと、スゴイな〜ぁ、有り難いな〜ぁと思います。今では、市の藤の名所となってもいるので、お花が無事に咲いてくれるとさぞかしほっとするんだろうな〜ぁと思います。
毎年、訪れるタイミングによってお花の開花具合も違うし、花つき具合や花房な長さなどが異なるという点で、自然のものは毎年楽しみがありますね。
こあひる
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