2016/03/12 - 2016/03/12
119位(同エリア212件中)
たれたびさん
マイレージの有効期限が来てしまった。
休みは1日、行けるのは国内。
どこに行こうか。北も良いがまだ寒そうだ。よし、南の温泉に入りに行こう、ということで大分行きの航空券を予約してみました。
当初は別府地獄めぐりのつもりが、少し足を伸ばしてこの際国宝の臼杵石仏を見に行きたいなー、ということで、臼杵・別府を訪ねることに。
九州日帰り弾丸旅行のはじまりです!
恒例のお供として、我が家に住み着いているたれぱんだが同行します!
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羽田空港から出発です。土曜の朝なだけに出発の人で混み混みでした。
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春休み前にもかかわらず、大分便は満席。観光客でごったがえしていました。
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いよいよ搭乗。何度乗っても空の旅は少し非日常な感じがしてワクワクします。
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3月とはいえ寒気が押し寄せて寒い朝でしたが、その分機窓からは美しい日本の景色が広がっていました。
こちらは南アルプス。 -
こちらは瀬戸内海上空(呉市の沖合あたり。手前が倉橋島、左奥が江田島)。
スマホの地図アプリ(オフラインで使えるmapfan等)を入れておくと、自分がどこを飛んでいるかが分かるので空の旅がいちだんと楽しくなります。
ちなみに今回の旅の記録はすべてスマホのカメラです。思った以上にキレイに撮れました。 -
1時間半弱のフライトで大分空港に到着しました。おんせん県の看板が出迎えてくれます。
大分空港 空港
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と、空港を出る前に、、、預け入れ荷物もないのに荷物受取場に立ち寄ったのはこれを見たいがため!
ターンテーブル上に巨大回転寿司だーーーー!大分空港 空港
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他にもネタがあるみたいですが、今日は売り切れていたみたいでエビのイチ押しでした。
車えびのにぎりになんて豪勢です!大分空港 空港
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空港からはバスに乗って大分駅に到着です。
できて1年の駅ビルはピカピカで大勢の人で賑わっていました。
大分は九州の県庁所在地にしては珍しく、ターミナル駅と繁華街が同じ場所にあるので、旅行者にとっては動きやすい街です。大分駅 駅
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大分駅から目的地の臼杵までは日豊線の特急で移動します。
いつ来ても九州の特急デザインには目を奪われます。大分駅 駅
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のどかな風景を眺めつつ南に進むこと30分…
特急 にちりん 乗り物
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目的地の臼杵駅に到着しました。
ここから臼杵大仏までは約6km。バスの便も不定期で少し行きにくい場所にあります。
さて、どうしたものか。臼杵駅 駅
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駅から延びる、いい感じにひなびた商店街を10分ほど歩いて、中心部にある観光交流プラザをめざします。ここにレンタサイクルがあるそうで、貸してもらうつもり。
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館ドーピス???
あ、スピード館ね。どうやら床屋さんみたいです。今も昔も仕事の早い床屋さんは人気だったのでしょうか。
なんともレトロな商店街です。 -
通りの先には、臼杵城址がありました。
3月末には桜祭りが行われるそうで、青空に映えるとキレイなことでしょう。臼杵城跡(臼杵公園) 名所・史跡
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通りの先に観光交流プラザがありました。駐車場も併設なので、クルマで訪れた方は直接こちらに来ると良いかと思います。
情報通り、自転車の貸し出しがありました。太っ腹なことに普通の自転車は無料。電動自転車も1日300円とのこと。石仏までは距離があるので電動自転車を借りました。20インチのママチャリ仕様と23インチのマウンテンバイクを選べます。臼杵市観光交流プラザ 名所・史跡
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借りた自転車で臼杵石仏をめざします。よく整備された国道を走っていけば良いのですが、途中でこんな素敵な道を見つけたので寄り道してしまいました。
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臼杵石仏まで20分強の道のりです。
実は臼杵駅にもレンタサイクルがあるのですが、電動タイプはなかったので交流センターまで行ったのが正解でした。なだらかなアップダウンがあるので、普通の自転車だと30〜40分くらい見たほうが良さそうです。 -
やってきました臼杵石仏。
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平安時代から鎌倉時代にかけてつくられた摩崖仏とのこと。
誰がどのような目的で造ったかは、今でもわからないそうです。国宝臼杵石仏 名所・史跡
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石仏は全部でおよそ60体。国宝に指定されています。
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穏やかなお顔の仏様がたくさんいらしたのが印象的でした。
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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仏様のお顔を見ると心が落ち着きます。
少し心残りが、いちばん大きく有名な古園石仏が保全工事のため拝観中止だったこと。
また今度の楽しみとします。国宝臼杵石仏 名所・史跡
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臼杵石仏を後にして、街に戻ります。
臼杵は古い城下町として街並みも残っており、こちらの散策も人気があります。
まずは腹ごしらえ。
観光交流センターで教えていただいた小手川商店にやってきました。小手川商店 グルメ・レストラン
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ここは九州で有名なフンドーキン醤油さんのアンテナショップ(?)で、美味しいお味噌汁がいただけるとのこと(醤油さんなので味噌も作っています)。
フンドーキンさんの創業時の本店とのことで、素敵な雰囲気が漂ってます。小手川商店 グルメ・レストラン
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お願いしたお昼は「風」1000円なり。
クチナシで色付けした黄飯と特製の味噌汁。左上の黄色いのは黄身の味噌漬け。右上は「かやく」とよばれる野菜たっぷりのけんちん汁風の煮込みで、黄飯と一緒に食べるものだそうです。絶品だったのは黄身の味噌漬け。黄身の旨味が凝縮され、味噌の風味と合わさってなんとも言えないお味でした。飯の友にも酒の肴にも合いそうです。
(あとで知ったのですが、これはすごい有名な品だそうです。お土産としての販売もあるようですが、この日は売り切れて残念でした)小手川商店 グルメ・レストラン
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美味しい臼杵の郷土料理をいただいて大満足。
小手川商店では、フンドーキンの製品や先ほどの黄身の味噌漬けをはじめ、小手川商店オリジナルの商品も販売されています。お醤油と鯛みそをお土産にしました。 -
お向かいは系列?の酒蔵です。
看板娘?のネコさんが挨拶に来てくれました。
お酒を買う予定がなかったので今回は立ち寄りませんでしたが、お店の前にたたずんでいると看板娘のねこさんが挨拶しに来てくれました。小手川商店 グルメ・レストラン
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おなかいっぱいになったので、電車の時間まで街歩きをします。
臼杵は、フンドーキンのほかにも醤油・味噌蔵がいくつかあります。
こちらはカニ醤油さん。1600年創業ということで、臼杵では一番古い醤油屋さんだそうです。カニ醤油合資会社 専門店
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こちらのお店はとにかく商品の種類とネーミングセンスが秀逸です。
ジョニーパンディップ パンにディップする味噌ジャム
ダーシィハリー ダシのもと
ナッタレ 納豆のタレ
店内のポップも思わずフフっと笑ってしまうセンスのものばかりで、創業400年の伝統とこのゆるーいセンスのギャップに脱力してしまいました(笑)。
ここで問題です。私が思わず買ってしまったカボスポン酢のネーミングはなんでしょう(答えは最後に)カニ醤油合資会社 専門店
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カニ醤油さん。中にはカフェスペースもありました。まかないメシうまそー。
今度来たらこちらにも足を運んでみたいです。カニ醤油合資会社 専門店
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さて、気を取り直し街歩き再開。
美しい家並みを自転車で疾走します(石仏に行かず、街並み散歩だけならハッキリ言って自転車不要です)。 -
まだひな祭り(うすき雛めぐり)をやっていました。
まちのそこここで雛人形が展示されています。臼杵のひな祭りは天保の改革の際に、紙雛のみに制限されてしまい、大変質素なひな祭りとなったそうです。
でも逆に楚々とした紙雛が素敵でした。 -
電車の時間が来たので、臼杵から別府に向かいます。
弾丸ツアーの宿命ともいえる駆け足での見学になりましたが、臼杵はまたゆっくり来てみたい街でした。臼杵駅 駅
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ちなみに九州の電車は各駅停車でも配色が派手です。
外はあかで中はきいろ。乗るとげんきになる電車…かも。 -
さて1時間ほど電車に揺られて別府駅へ。
今日の旅のもう一つの目的である温泉をめざします。別府駅 (大分県) 駅
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駅前にはななななんと、混浴の露天風呂が。
さすがは温泉の都、別府!
たれぱんだ、瞳孔が開きました!!別府駅 (大分県) 駅
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混浴は混浴でも、足湯ならぬ手湯でした。
駅前のモニュメント? 実際に手湯を楽しむこともできます。別府駅 (大分県) 駅
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別府は駅周辺にもたくさんの温泉が湧いていて、市営の共同浴場として開放されています。
こちらは駅2分の立地にある駅前高等温泉。
レトロモダンな素敵な建物です。
ここは以前訪れたことがあるので今回はパスして別のお湯に向かいます。 -
今回目標にしたのは、駅から5分ほどのところにある海門寺温泉です。
5年くらい前に立て直されたばかりのきれいな共同浴場で、なんと入湯料は税込み100円。
市民向けの共同浴場にお邪魔させてもらう感覚です。海門寺温泉 温泉
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浴槽は「あつ湯」と「ぬる湯」の2種類。かけ流しです。
カランは4つ。地元の人が多いので、あまり雰囲気を壊さないように静かに入ります。
基本的に市民向けの公共施設なので、スーパー銭湯みたいな休憩処や飲食店はありません。お湯にゆっくり浸かって、温まったら引き上げる感じです。海門寺温泉 温泉
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40分ほど温まったら駅に戻ります。ちなみにこれが先ほどの手湯。
結構あつ湯でした。別府駅 (大分県) 駅
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再び列車で大分駅まで戻ります。
写真は弾丸ツアーの友(笑)。これのおかげで後半戦も元気に過ごせました。別府駅 (大分県) 駅
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大分駅に戻ってお土産探しです。
駅ナカにもおみやげ市場がありますが、5分ほどのところにある大分最大の百貨店「トキハ」を訪ねました。
ここの地下2階はおみやげ品が充実です。県内のおみやげ品の中でも上質なものが手に入ります。海産物やシイタケなどの農産物、湯布院の「亀の井別荘」「無量塔」の食品をはじめ、県内の銘菓も1個売りしてくれるので、良質なものや少量でたくさんの品数をそろえるにはオススメです。買い物袋もひまわりが描かれたきれいな紙袋に入れてくれます。トキハ本店 大分銘菓コーナー グルメ・レストラン
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おみやげも買ったし空港バスで大分空港に戻ります。
大分空港 空港
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ちなみに空港バスには電源がついています。進行方向左側の座席にあって、ちょうどスマホ電源が切れかかっていたので重宝しました。
大分空港アクセスバス (大分交通) 乗り物
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本当は空港で地魚丼「りゅうきゅう」をいただく予定でしたが、バスが渋滞に捕まってしまい、時間がなかったので売店で買った鶏飯おにぎりを持って飛行機に乗り込みます。
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弾丸ツアーもいよいよクライマックス。
最近の飛行機は時間や状況に合わせて天井の色が7色に変わります。 -
帰りのフライトも天気に恵まれ、美しい夜景を見ることができました。
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無事に羽田空港に帰ってきました。
羽田を発って13時間の旅でしたが、なかなか楽しめたかな。 -
今回のおみやげは以下のとおり。
小手川商店の鯛みそ、フンドーキンの醤油、無量塔のマスタードやザビエルをはじめとしたお菓子多数他です。
大分駅前のトキハのおみやげが充実してたのであれこれ買い込んでしまいました。
鯛みそは、少し甘めの麦味噌にほぐした鯛の身がたくさん入っていて美味しゅうございました。 -
最後に、さっきカニ醤油で買ったカボスポン酢の答え合わせです。
「ジェームズポンズ」
…おあとがよろしいようで。
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