弾丸モルドバ1508　　「ヨーロッパ制覇最後の国は、あんまり見所がありませんでした。」　　～キシニョウ～

2015/08/19 - 2015/08/20

夏期休暇を利用して、ヨーロッパで未訪の地となる「ベラルーシ」「モルドバ」を訪れました。移動する上で立ち寄った「ドイツ」「沿ドニエストル共和国」「ウクライナ」「タイ」を含め、8日で6箇所といういつも通りの弾丸の旅です。

各国の歴史・宗教・世界観について、深く語ってはおりません。
いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。

≪全行程≫

１日目：夕方、成田→バンコク　　　　　[デルタ航空]
　　　　　　　
２日目：深夜、バンコク→キエフ　　　　[ウクライナ国際航空］
http://4travel.jp/travelogue/11085462　
　　　　午前、キエフ→ベルリン　　　　[ウクライナ国際航空］
　　　　午後、旧西ベルリン散策。
http://4travel.jp/travelogue/11086085

３日目：午前、旧東ベルリン散策。　
http://4travel.jp/travelogue/11087021　　　　
　　　　午後、ベルリン→ミンスク　　　[ベラヴィア航空]

４日目：午前、ミンスク市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11087343
　　　　夕方、ミンスク→キエフ　　　　[ウクライナ国際航空］　　　
　　　　夜、キエフ→キシニョウ　　　　 [ウクライナ国際航空］

５日目：午前、キシニョウ市内散策。　
≪★今回のお話はココです≫
http://4travel.jp/travelogue/11087647　　
　　　　午後、沿ドニエストル共和国のティラスポリ往復。
http://4travel.jp/travelogue/11088893
　　　　　　　　　
６日目：朝、列車でオデッサへ。　
　　　　午後、ウクライナのオデッサ市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11089110
　
７日目：午前、オデッサ市内散策。
　　　　午後、オデッサ→キエフ　　　　[ウクライナ国際航空]
　　　　夜、キエフ→バンコク　　　　　[ウクライナ国際航空]　　　

８日目：朝、バンコク到着。
　　　　終日、バンコク市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11090156
　　　　　　　　　　　　　　
９日目：深夜、バンコク→上海 　　　　　[中国東方航空]
　　　　朝、上海→成田　　　　　　　　 [中国東方航空］

エリア キシニョウ(モルドバ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベラルーシの首都ミンスクを散策した後、
http://4travel.jp/travelogue/11087343
ウクライナ国際航空(PS)でキエフを経由し、モルドバの首都キシニョウに移動します。

ベラルーシからモルドバに行くには、キエフ経由がほぼ直線ルートのようです。

機内の飲食物は有料です。

キエフ・ボルィースピリ国際空港に無事到着。乗り継ぎ便が30分ほど遅れるとのことで、プライオリティパスで利用できる「Airline Lounge」で食事をとることにします。

キシニョウ到着は21:30頃となりました。

無事キシニョウに到着しました。モルドバの入国はスムーズです。これによりヨーロッパ完全制覇達成です。最初に訪問した1983年のイギリスから数えて、なんと32年もかかったことになります。

キシニョウ国際空港です。夜も遅いのでタクシーでホテルへむかうことにします。

モルドバの通貨はレイ(Lei）。1レイ＝6円です。ホテルまでのタクシー代は120レイ(720円)。バスだと3レイだそうです。

宿泊した「HOTEL ZAREA」です。1泊330レイ（1,980円)。Wifiありということで予約したのですが、到着してみると設備そのものがないとのこと。最近、海外ではこういうこともままあるようで困ったものです。連泊して仕事に没頭しようと考えていたのですが、2泊めをキャンセルし早めにオデッサに移動することにして、きょうは早寝です。

翌朝チェックアウトし街歩きを開始します。たいして見所もない街なので、午前中さっと観光して午後は沿ドニエストル共和国を経由しウクライナのオデッサに抜けることにします。

24時間営業のスーパーがありました。

朝食用のパンを購入します。

どこかで見たようなカフェもあります。

ホテルから10分ほど歩いて、キシニョウ大聖堂に着きました。

大聖堂の向かい側には、何やらよくわからない塔が建っています。

塔の前には、大きなチェス盤があります。

実際に勝負をしているところを見てみたいものです。

一帯は公園になっています。

さらに行くと門が見えてきました。

勝利の門です。

ここがキシニョウの観光の中心のようです。

勝利の門の前の通りは、目抜き通りのシュテファン・チェル・マレ大通りです。

近くにはシュテファン・チェル・マレ公園もあります。建っている像はモルドバ建国の父と呼ばれるシュテファン大公です。

市庁舎を見ながらシュテファン・チェル・マレ大通り(長い｡｡｡)を歩いてゆきます。

通り表示もあります。

キシニョウも旧ソ連の街ではありますが、ミンスクほどではありません。

両替商が並んでいます。

我がJAPANESE YENも扱っているようです。

トロリーバスが市内交通の中心です。

さらに通りを進んでゆきます。

街のあちこちで青空市場を見かけます。

ここは民芸品が多いようです。

こちらでは衣服を販売しています。

キオスクで「コーヒー10レイ」の表示をよく見かけました。

さらに通りを進んでゆきます。

モルドバのクルマのナンバープレートです。

解放広場のオベリスクが見えると、シュテファン・チェル・マレ大通りの南東の端になります。

近くに建つのは、聖ティロン大聖堂です。

キシニョウの見所もこのくらいなので、この後は沿ドニエストル共和国を経由してウクライナのオデッサにむかうことにします。

マーケットを抜けるとバスターミナルがあります。

沿ドニエストル共和国（以下沿ドニ)とは、モルドバの東部ドニエストル川東岸のウクライナ国境に接する地域をいいます。事実上独立状態にあり、首都はティラスポリに置かれています。キシニョウからティラスポリへのバスは頻発しているようです。

たくさんのバスが停車しています。

こちらはミニバスです。

ティラスポリ行きミニバスはすぐ発車するようです。

運賃は36.5レイ(220円)。安いです。

何年か前に沿ドニを訪問したトラベラーの旅行記を読むと、入国の際賄賂を要求されたとか、なかなかに香ばしい状況もあったようです。

現在はかなりスムーズだとは聞いていますが、それなりに緊張はします。

空港のそばを通り、バスはティラスポリへ向かって走ってゆきます。
さてこの後は、沿ドニエストル共和国の首都ティラスポリの様子をご紹介します。
http://4travel.jp/travelogue/11088893