函館発日帰りドライブ　to 羊蹄山

2015/12/11 - 2015/12/13

クリスマス前の函館に、２泊３日で行きました。

函館は有名ですが、小さい街。
２日目は天気も良く、雪も降る見込みがなさそう（どころか晴天）だったので、レンタカーを借りて道南をドライブしました。

函館で車を借りたのは初めてです。
洞爺湖に近づくにつれて山が雪化粧できれいになっていき、ハイライトは羊蹄山。

１２月の函館は１６時過ぎには日没。
夜は五稜郭タワーの夜景を楽しみました。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

宿泊していたホテル「ルートイングランティア函館五稜郭」から、朝７時半頃出発しました。

朝市でご飯を食べて、８時半過ぎにレンタカーを借りるのが目標です。

函館天然温泉ルートイングランティア函館五稜郭 宿・ホテル

函館観光は便利でエコな市電でどうぞ。

五稜郭公園前の停留場から乗車。函館駅まで行きます。

函館市電 五稜郭公園前停留場 駅

函館駅到着後、早速朝市へ。

この日の食事は、実は前日から決めていました。
函館駅方面から入って右手にある「あけぼの食堂」で・・・

あけぼの食堂 グルメ・レストラン

三平汁の定食８００円（だったかな）です。

朝から大根たっぷりの汁物で、胃腸の調子も万全です！
日本の朝という感じの朝食になりました。

国道２７８号線（通称：漁火通）沿いに、石川啄木の像があります。

函館山をバックにしたかっこいい像の絵が空港からのバスの中で流れていて、気になって立ち寄ってみました。

啄木小公園 公園・植物園

晴天だと、像と山のコントラストが非常にいいのです。

でも、雪なら雪で趣深そうな・・・

啄木が21歳の年、明治40年5月5日から 9月13日の僅か132日間を過ごした街、函館（函館大火で離れることになったとのこと）。
短い時間ですが、啄木としては一番のお気に入りの街だったようです。

というか、啄木の人生が短いんだよね。
調べれば調べるほど太く短すぎる感じがします。

国道２７８号→産業道路→函館環状→函館新道と走り、国道５号線へ。

峠下のあたりに北海道昆布館があったので、寄ってみました。

北海道昆布館 美術館・博物館

昆布館にもＧＬＡＹ。

２０１３年に函館・緑の島で行われた野外ライブの写真とポスターです。
この時のライブＤＶＤが最高で、よく見ています。

昆布の歴史。

昆布は健康にいいらしい！（なんか違う）

６世紀頃には既に昆布の食文化の記録があり、この北海道でも８世紀には記録があるとのこと。

実際に昆布を加工しているところを見ることができます。

かねふくの明太子屋さんにもあったけど、見られている方も嫌だろうなぁ。。

昆布館を見たら、健康のため昆布を買って帰りましょうね。
何百円から買えます。

その昆布館からほど近い場所にあるのが、北海道新幹線の当面の終着駅、新函館北斗駅。

うーん。
函館山は遥か彼方。
振り向けば大沼。
周りに人家がほとんどない。

・・・どこが函館やねん。

ただ、函館−七飯間を結ぶ列車を１駅延長して新幹線に接続、またこの駅で新幹線とスーパー北斗を接続することで、便利にはなるようですね。

新函館北斗駅 駅

新函館北斗から、観光地大沼までは車で１５分ほどではないでしょうか。

函館なんかよりよっぽど近いぜ大沼。

駒ケ岳がちょうど雪をかぶり、空も青空。
天候に恵まれてよかったです。

大沼国定公園 公園・植物園

もう１枚どうぞ。

風も無く静かな湖畔に見えるでしょうが、客層はほぼ中国人で異様に騒がしかったのは言うまでもありません。

ただ、騒がしいだけで最低限マナーは守ってたように思います。

大沼湖 自然・景勝地

千の風になって、の碑です。

曲が誕生したのが、この大沼の別荘なのだそうです。

この景色、ずっといても飽きないんですよ。ホントきれい。

でも先があるので、次に進みます。

お土産屋さんの大沼展望閣。
ここで少し休憩、コーヒーを飲んで北海道の味を一つ買って、次の目的地、長万部へ走ります。

大沼展望閣 お土産屋・直売所・特産品

高速道路を一路北に走ります。

森を越えたあたりから、山に雪が目立ち始めました。

路面状態もやや独特。
前の週に雪が降った影響もあり、路面温度が低いこともあり、少しばかり凍結した感じになってました。

走っていて影響はなかったですけど。

洞爺湖です。

え、長万部！？

立ち寄る予定だったカニが食べられそうなドライブインが、きれいにつぶれていました・・・

爆買いは立ち寄ってくれないのでしょうか。

洞爺湖はやや風があったものの、こちらも空が青く湖がきれいでした。

洞爺湖 自然・景勝地

洞爺湖の彼方には白く雪をかぶった羊蹄山。

この景色を見て、羊蹄山の近くまで行ってみようと決心したのでした。

洞爺湖といえばわかさいも！

日帰り温泉が昼休みのようだったので、わかさいも本舗で休憩としました。

夏は爆買い等々で混み合っていたお店も、冬だと空いていました。

オリンピックはすっかり心配な状況ですね。

お・も・て・な・し。（政治家と官僚とゼネコンと広告代理店を）

洞爺湖を見ながらケーキとコーヒーをエンジョイしました！

わかさいも本舗 洞爺湖本店 グルメ・レストラン

日帰り温泉は、洞爺湖温泉の洞爺観光ホテルへ。

深い理由はなく、洞爺湖温泉の中心部で、クルマを停めやすかったから。。

展望風呂かと思ったら、地下１階だったのがまず残念。

露天風呂（洞爺湖温泉は塩化物温泉で底は見えない）で足元に異物を感じて取り出したら、プールに入れるような塩素の錠剤でした。
これも残念・・・

文句言いつつも、ゆっくりしました。

洞爺湖温泉 洞爺観光ホテル 宿・ホテル

ここからは、初冬の羊蹄山に向けてどこまでいけるかをチャレンジ。

洞爺湖畔を走る国道２３０号を登り、坂の上にあるレークヒル・ファーム。

ここも夏は混みあっているのですが、この季節なので空いていました。

レークヒル・ファーム グルメ・レストラン

羊蹄山まで視界を遮るものなっしー！

前回来た時には混雑していて入れなかったレストランで昼食。

ごろごろ野菜のビーフカレー、みたいな名前でした。

牛肉はレークヒル・ファーム産のようでした。
お肉もごろっと入っていて、イマイチ噛み切れなかった・・・
赤身で、脂っぽくないのは良かったです。

国道２３０号を札幌方面に走り、道の駅２３０ルスツまで来ました。

もう札幌まで６０ｋｍぐらいです。
ここで引き返すことにしました。

道の駅からは羊蹄山が見えるかと思いきや、羊蹄山との間に丘があって見えませんでした。

230ルスツ 道の駅

留寿都開村記念碑。

このあたりが留寿都村の中心です。

ちょっと雪があるように見えますが、実は３０ｃｍぐらい積もってます。
前日函館は雨。この辺りは雪だったのでしょう。新雪でした。

国道を外れて田舎道の方に入っていき、羊蹄山を間近で撮影。

満足でした。

かえろ。

道の駅とうや湖。

洞爺湖を一望できる展望台があるのですが、道中がダート道な上、この時期は除雪もしてないので、展望台へのアクセスは断念。

道の駅 とうや湖 道の駅

展望台の様子です。

ちょっと無理そうでしょｗ

サイロ展望台。

洞爺湖の北側にある展望台で、有珠山や昭和新山も含め、洞爺湖を見下ろすことができます。

サイロ展望台 自然・景勝地

ここからも羊蹄山が見えます。

展望台のショッピングエリアは、どこの国だかわからん状態でした。。。

こんなところで爆買いしなくてもいいのにね。

展望台なんだから、景色を見ましょうよ。

あと１時間で夕暮れという時間でした。
結構寒くなってきていましたが、このぐらいの時間の景色も良いものです。

洞爺湖の向こうに見えるは有珠山です。

一番左の少し高くなっているのが、昭和新山のはずです。

なんと、北海道の田舎の展望台に通貨の両替機が！

かなりのぼったくりレートでした。

洞爺湖から道央自動車道を１４０ｋｍ（この間、同一方向で見た車は３台のみ）。

さらに国道５号線を下り、五稜郭タワーまで来ました。
途中、ラッキーピエロの峠下総本店のイルミネーションを見ようと考えていたのですが、１８時からとのことで、早すぎました。

五稜郭もイルミネーションをやっているとのことで、登ってみます。

五稜郭タワー 名所・史跡

五稜郭の模型がありました。

タワーから見るライトアップされた五稜郭です。

うーむ。

問題は３つ。

・タワーが低すぎる
・タワーが近すぎる
・ライトアップが地味（近くに行くと分かる）

１枚の写真に収めるのは、これが限界でした。

五稜郭跡 名所・史跡

赤と青のツリー（赤の方は、点滅が消えているだけ）が展望台に置かれていて、願いことを星形の短冊に思い思いに書いて吊るすようになっていました。

この時は何の疑問も抱かなかったのですが、七夕じゃないかこれ・・・

タワー１階のロビーもイルミネーションに彩られていました。

スープバーを食べるためだけに（あとは買い物し残したお店に行くため）、赤レンガ倉庫に行きました。

この「塩ワンタンスープ」食べたかったのです。

スープ熱々、具はぎっしり、美味しかったですよ。

ただ、お店は出店で、えいやっと作ってる感じもしました。
そんなものかな。

はこだてクリスマスファンタジーの中心イベント、海沿いのクリスマスツリーです。

色が次々変わっていきますので、しばらくじっくり見ましょう。

2023はこだてクリスマスファンタジー 祭り・イベント

夜ごはんは、ホテル前の中華屋さん「尤敏（ユーミン）」へ。

尤敏 グルメ・レストラン

ビールとおかず２品のセットを注文しました。
チンジャオロースと餃子が食べきりサイズで出てきました。

お店の評判を事前に確認したらあまりいいものがなかったのですが、普通に美味しかったです。