圏央道開通記念！　清水・白糸の滝・御前崎・浜松のドライブ

2015/11/20 - 2015/11/22

２０１５年１１月に圏央道が開通し、東北道と東名が東京を迂回して１本につながりました。

その道を走ってみたくて、紅葉の時期の静岡に行ってみることに。

案外紅葉は早く終わっていて外しまくったのですが、白糸の滝にかかる虹や、浜松／御殿場のテーマパークの夜景など違った楽しみを道中で見つけた旅となりました。

御前崎で強風に吹かれまくったのも、いい思い出です。

エリア 静岡

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

圏央道が開通したので、その圏央道を通って東北道→関越道→中央道→東名まで突き抜けました。

幸手ICから海老名JCTまで約１００ｋｍ。
最後にある休憩所がこの厚木PAでした。

B級グランプリのレストランがあります。

そんなこんなで少し休んでいる間に、東名集中工事の影響で渋滞がどんどん長くなっていったのでした。

厚木パーキングエリア (内回り) 道の駅

宿泊は、由比海岸（興津）の健康ランド併設ホテル「クア アンド ホテル駿河　駿河健康ランド」。

渋滞に巻き込まれ、０時半頃到着しました。

昭和の香りだなぁと着いた瞬間思ったのですが、結構な混雑。
健康ランドの温泉もなかなか良く、混雑も納得。

夜３時までストレッチを行ってくれるマッサージも営業しており、夜な夜な受けてしまいました。気持ちよかった！

クア アンド ホテル駿河　駿河健康ランド 宿・ホテル

朝です。

ホテルからは由比海岸と富士山が一望できます。

歌川広重の作品「東海道五十三次・由比」が、ほぼこの景色です。
（目の前に見えている低い山から描いたものだと思われます）

翌朝。

白糸の滝を見るため、富士宮に向かいました。
国道１号線を走ります。

正面には富士山！

白糸の滝に到着。

駐車場に車を停めて、滝に向けて歩きました。

最初に訪れたのは「嚴磐叢神社」。
神社からは音止めの滝が見えます。
そして何故か南京錠の山・・・

桂由美が降臨するのでしょうか？

音止の滝。

白糸の滝とは対照的な豪快な滝です。

嚴磐叢神社の少し先から見ることができます。

音止の滝 自然・景勝地

そして、奥に行くといよいよ白糸の滝。

昭和を思わせるお土産物屋さんを抜けていくと見えてきます。

階段を下りるとさらに近くに行かれますので、行ってみます。
できればエスカレーターが欲しい！

白糸の滝 自然・景勝地

午前11時ころだと、滝に虹がかかる様子がきれいに見えます。

こちらは、虹２つ。

奥の滝と手前の滝と、２か所に虹がかかっているのわかりますか？

帰り道に、昭和のお土産屋さんにも立ち寄りました。

こちらは、「滝元屋」。

滝元屋 グルメ・レストラン

ニジマスの塩焼きを頂きました。

大好きです♪

山の中で食べるニジマスって、なんでこんなに美味しいのでしょう！

紅葉がきれいな場所をグーグル先生で探し、訪れてみました田貫湖。

富士山に雪はないのに、湖の周りの木々は落葉。
難しいものです。

田貫湖 自然・景勝地

なんとか紅葉の遅い木々を見つけました。

辛うじてですが、紅葉が見れて良かったです。

次に訪れたのは富士ミルクランド。

牧場が近くにあると知り、アイスを食べたくて。

富士ミルクランド テーマパーク

お昼はここに決めていました。


清水港の魚市場です。

清水魚市場 河岸の市 お土産屋・直売所・特産品

魚市場の中を散策。

お魚系でボリュームを求めてたどり着いたのが、２階の「大間新栄丸」。

大間新栄丸 グルメ・レストラン

お刺身たっぷり、マグロのカマまで付いて１８００円ぐらいでした。

この魚市場は比較的リーズナブルで、賑わっています。
車を停めるのが大変・・・

三保の松原に向けて走っていると、「エスパルスドリームプラザ」が見えました。

清水といえばエスパルスでした。

来年はＪ２になりますが、頑張ってください。

エスパルスドリームプラザ ショッピングモール

清水港から三保の松原までは、海沿いに走って１５分ほどで着きます。

砂浜に近い場所まで車で行ってしまったので、三保の松原に続く神の道を一往復しました。

神の道 名所・史跡

羽衣の松です。

現在三代目なのだそう。
子供の頃来た時に見たのと姿が違うなと思ったら、そういうことですね。

羽衣の松 自然・景勝地

ちなみに、こちらが２代目羽衣の松。

古くなった枝などを切り落として、今も姿を見せています。
その枝から、そのうち４代目が生まれてくるのかもしれませんね。

三保の松原は富士山を見渡す名所ですが、「砂浜」「海」「富士山」が揃って入る場所を探すのがなかなか難しい。

歌川広重、景色を脚色したんじゃないだろうな、と思うぐらいです。
（綺麗に見せるために、そりゃ脚色してるでしょうね）

三保松原 自然・景勝地

海がもっと近い場所まで行くか、あるいは三保の松原のさらに南側に行けばうまく撮れるみたいですが、砂浜に足を取られて歩くのも案外キツイものです。

行く場合には、どの靴で行くかは考えたほうがいいでしょう。

また、光の関係でお昼ぐらいだと、丁度後ろから光が明るく射すので良さそうです。

砂浜にあった、羽車神社です。

羽車に乗って三保の浦に降臨した神を国土和平のために鎮座しているとのこと。
神様は三保の松原を抜け、神の道を通り、その先の御穂神社に渡るのだそうです。

納得。

１１月も中旬で、だいぶ早い日の入りとなっています。

夕方４時も過ぎていたので、この日の最後の目的地である日本平に向かいました。目標は、久能山東照宮を見ることです。

日本平パークセンター（お土産屋さん兼ロープウエー乗り場）に車を停めて、ロープウエーで久能山東照宮に向かいました。

日本平パークセンター グルメ・レストラン

家康様のおひざ元、こんなところにも愛のカギ。

恋人の聖地、って書いてあるということは、つまり、俺たちの由美さんの仕業ってことですね。

「私が儲からないから、さっさと結婚しちゃいなさいっ！」
というブライダルマザーの声が聞こえてくるようです。

ブライダルマザーはおいといて、ロープウエーに乗ります。

確か、ＪＡＦカードの提示で割引があるはずです。

意外だったのは、久能山に向けて「下る」ロープウエーだったこと。

日本平ロープウェイ 乗り物

籠の中には葵のご紋。

ロープウエーの車窓から。

屏風のような山肌が見えました。
その名も「屏風谷」というのだそうです。

ロープウエーを降り、階段を下っていくと、そこはもう境内です。

というか、ここまでロープウエー延ばしてくれれば、帰りは階段を上がらないで済むのに・・・

神茶、おいしそうですね。
でも時間がなくて帰りに立ち寄るのを忘れました。

徳川家康公の眠る久能山東照宮に、いよいよ入っていきます。

写真は、入口となる楼門（ろうもん）です。

久能山東照宮は、外敵から攻めこまれないよう、階段の段差が急でステップも狭くなっており、バリアフリーとは程遠い感じです。

これでもか、とばかりに段差があります。
文明の利器の整備が待たれるところです。

徳川１５代の「葵の御紋」が並んでいます。

実は、将軍ごとに少しずつ違うんです。
とくとご確認あれ。

徳川家康公をお祭りする神社である社殿。

漆と金箔の目立つ重厚感のある建物です。

実はこの建物の復元と関係があるのが・・・

静岡といえば思い浮かべる人も多い、プラモデルのタミヤ模型。

久能山東照宮などの建造にあたり、日本中から優秀な技師がここ静岡に集まったのだそうです。建造後も職人はこの地にとどまって木工細工などの職業に就いており、この地にプラモデル産業が創業されたのは、その職人技が伝承されていることの証なのだそうです。

久能山にガンダムがいたりしますからねｗ

久能山東照宮にお勤めの方々は、ロープウエーは使わず、海から１１５９段の階段を毎日登ってくるのだそうです。

絶対おかしいよ！

徳川家康公の遺骸が埋葬された場所に立つ神廟です。

当初は小さな祠があっただけだそうですが、３大将軍家光公によって、この場所に石塔が建てらてたそうです。

家康公の手形です。

触れますので、自分の手と大将軍様の手を比べてみましょう。

久能山からの駿河湾です。

ここを毎日登ってくるなんて（呆）

いやいや。

日本平パークセンターに打っていた超高級な玉露のお茶。

１本１０００円ですよ１０００円。

アベノミクスの成果です。絶対こんなものは買えない。
途中でスーパー寄って、コーラ買って帰りました。

こちらは日本平の展望台です。

日本平 自然・景勝地

少し坂を登ると、富士山や三保松原を見渡せる場所に出ました。

さすがに時間が遅すぎましたね。お昼過ぎ、午後２時ぐらいまでが明るく太陽が後押しするので、写真を撮るには良いのではと思います。

お土産屋も併設されています。

月日星。

しかし、月と星が出る時間には閉まってしまう・・・

月日星 お土産屋・直売所・特産品

２泊目はルートイン御前崎に宿泊。

浜岡原発に近い場所柄、その工事の人が多く宿泊しているように感じました。
（再稼働のため、津波の来ない高い場所に非常電源を作っています）

原発がこの調子なので、最近は中国人の爆買いマップなども提供して、がんばっていました。

ホテルルートイン御前崎 宿・ホテル

午前中に御前崎を観光。

御前崎は静岡県最南端の岬です。
台風のニュースがあるとよく出てくる場所ですね。

御前崎灯台の下までは、原発マネーで国道１５０線などの道が良く、ホテルから１５ｋｍ以上離れている割に、２０分かからず到着しました。

灯台のすぐそばまで車で上がることができます。

お土産屋さんに車を停めさせていただきました。

御前埼灯台 名所・史跡

灯台自体の高さは高くなく、階段も１００段無いぐらい。
ですが、灯台のてっぺんに登る最後の階段は。まるで梯子！

遠州灘の荒波が見えます。
高台沿いに遊歩道が整備されているので、この後歩いてみます。

海はサーファーで賑わっていました。

海岸沿いの拡大写真。

岩礁が広がっていて遭難する船が多く、昔から航海の難所だったそうです。

灯台の隣には、灯台の資料館があります。

御前崎灯台の当時の設計図も置かれていました。

海外の技師が作成したもので、明治初期の日本ではワインを飲んで奥さんと手をつないで街を歩く技師の夫妻に最初は地元の方も度肝を抜かれたのだとか。

ワインなんて知らないですもんね。
欧米人は血を飲むのか？みたいな騒ぎだったようです。

御前崎灯台のある丘を少し歩いてみました。

こちらは「ねずみ塚」。

地元の伝説は以下。

その昔、遍照院の住職が海上を漂流する子猫を助け育てた。
ある時、住職を食い殺そうと大ネズミが旅僧に化け寺に逗留した。
猫はこの大ネズミと格闘し住職を助け命を落とし「猫塚」に葬られました。
大ネズミの死骸は海に捨てようとしましたが、夢枕に改心したネズミが現れ
海上の安全と大漁を約束したため海の守り神として海の見える場所に葬られました。

つまり、改心したとはいえ伝説の悪いほうがこのネズミ。
でも、海の守り神なので目立つところにあります。

ねずみ塚・ねこ塚 名所・史跡

ねずみ塚からさらに奥に行くと「夕日と風が見えるん台」があります。
（途中まで車で来ることもできますよ）

写真の像は「潮騒の像」と呼ばれており、なんと・・・

あの桂由美おばあちゃんの商売道具です。

あなたたち、結婚しちゃいなさい。
私が儲からないのねん！！

御前崎灯台を通過して、静岡方面に少し走ると、なぶら市場があります。

御前崎海鮮なぶら市場 市場・商店街

思ったより規模は大きくなく・・・普通のお土産屋さんという感じも。

食事もできる場所がありましたが、なんとなく魅かれませんでした。
（それは、この後うなぎを食べるつもりだったからだけど）

漁船の展示と、あとは海に向かって子供たちが遊べる遊戯施設が揃っていたのは良かったと思います。

うなぎ、いや、浜松目指して遠州灘沿いをドライブです。

途中、民主党政権で菅総理が停止を命じた浜岡原発に行ってみました。
きれいな記念館が建っています。

浜岡原子力館 美術館・博物館

原発の敷地や、近隣のエコ発電の取り組みを模型で説明しています。

３Ｄ映画なんかもやってます。

原子炉の冷却装置の模型です。

このあと、原発敷地内を一望できる展望台に上がりました。

ただ、展望台からの写真は機密情報になってしまうため、写真撮影は禁止です。福島の事故を受けて、かなり高い位置に盛り土をして非常電源を確保したり、古い原発を廃炉にして新しいものだけを使う取り組みなどをしていました。

ただこの場所、特に冬は事故があれば西風に乗って（ただでさえ偏西風で）東京直撃になるので、今後どうするのでしょうね。

その原発も立地しているのが、浜岡大砂丘。

砂丘の高さが数ｍあり、その地盤を生かす形で原発がたてられました。

浜岡砂丘 自然・景勝地

もう少し雄大な景色を想像してました。
それは鳥取砂丘か・・・

途中、道の駅「風のマルシェ御前崎」に立ち寄りました。

まだできたばかりの新しい施設。
地元の農産物を活用したレストランや、農産物の直営所が賑わっていました。

道の駅 風のマルシェ御前崎 道の駅

御前崎から国道を走り、浜松市街に来ました。

浜松といえばやはり・・・

浜名湖うなぎ 丸浜 グルメ・レストラン

うなぎでしょう！

駅前のショッピング施設にある「丸浜」で、うなぎ２段乗せのうな重大盛りを食べました。

うまい。でも大盛は余計だった・・・

丸浜の入っているモールの中にあるビックカメラです。

新幹線の高架下なので、１フロアでそんなに大きくはないお店です。

浜松駅です。

自動車の街、楽器の街浜松。
駅の中の展示もお見逃しなく。

近隣にはやや古いモールと新しい高層ビルが混在しています。
西側に行くと、飲み屋さんなどの商店街がありますよ。

浜松駅 駅

浜松駅の駅ビル的な存在である「メイワン」です。

メイワン (エキマチウエスト / エキマチイースト) ショッピングモール

駅前では地元のオジサマバンドが浜松を盛り上げていました。

楽器の町・浜松。

浜松城を見に行きました。

目印はホテルコンコルド浜松。
ホテルから通りを挟んだ反対側が大きな駐車場になっております。

ホテルコンコルド浜松 宿・ホテル

浜松城内の一角では、徳川流？の結婚式をしてました。

荷馬車に乗って大名行列みたいなのがあったり、なんか本格的だったので野次馬しました（笑）

家康公の像です。

２０１５年はゆるキャラグランプリでも天下統一を果たしました。

浜松城では、１９５８年に鉄筋コンクリート製の復興天守が再現されました。

浜松城の北側には、風情ある日本庭園もあります。

戦災被爆者の慰霊碑もありました。

選挙前になると、犬顔のおバカさんは、戦争のできる国作りではなく、経済と言い出すんですね。まぁ経済もダメだけど・・・

浜松城を出て、はままつフルーツパーク時之栖へ。
ここでは夜にイルミネーションが開催されます。

イルミネーション開始までやや時間があったので、途中国道152号沿いにある「サンストリート浜北」に立ち寄りました。

サンストリート浜北 ショッピングモール

ウインドーショッピングしてコーヒー飲んで休憩。

ショッピングモールの中にスーパー銭湯があるのが面白いです。
「風と月」、源泉かけ流しの温泉だそうです。

はままつフルーツパーク時之栖に到着。

はままつフルーツパーク時之栖 テーマパーク

フラワーパーク内では、大道芸人さんがショーをされていました。

イルミネーションの一部です。

イルミネーション自体は、別の旅行記にまとめました。

はままつフルーツパーク時之栖の園内の池の部分でショーをしていました。

噴水もきれいな色合いですね。

庭園のライトアップが行われているとのことで、井伊家菩提寺「龍潭寺」へ。

龍潭寺 寺・神社・教会

庭園のライトアップ。

こちらも、別の旅行記にまとめました。

帰り道に、こちらは本家・時之栖へ。

東京からも近い、ライトアップもメッカと言える場所です。
一部優良な場所もありますが、多くを無料で見せてくれるのも嬉しいです。

ビール飲みたいぜ！

時之栖内の「手づくり工房」で、バームクーヘンやビールを買って帰りました。

手作りパン工房 グルメ・レストラン

もう23時ぐらいでしたが、温泉に入って帰ることにしました。

国道138号沿いの須走にある時之栖系の温泉。

入り口分かりにくすぎだＹＯ！

通り過ぎると山中湖まで直行しちゃうし・・・

時之栖　須走温泉　天恵 宿・ホテル

夕食は日も変わってから松屋（笑）

その後、246号を秦野まで走り、高速代節約しつつ帰りました。