2015/06/30 - 2015/06/30
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hakodadiさん
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ボローニャからフィレンツエは特急で約30分と至近。ボローニャに長逗留するのが主目的の今回の旅だが、その滞在中の6日のうち2日は日帰りで外にでることにした。大観光地のフィレンツエは本来なら、とても日帰りで見切れるところではないが、今回は予備的?偵察。
写真はかの名高い「花の聖母教会」=サンタ・マリア・デル・フィオーレのクーポラ内側の巨大なフレスコ画「最後の審判」
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝7時のボローニャ駅
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ボローニャからフィレンツエへ向かうには中央駅の地下4階に降りる。トレニタリアご自慢の超特急列車Frecciarossa(フレッチャロッサ)の専用ホーム。地上からは10分ほどかかるが、もともと4−5路線が交錯する重要な乗換駅だけに新幹線が割り込む余地がなかったのであろう。かなりの頻度でFrecciaシリーズの列車が発着している。到着番宣表示や乗り込む列車番号の表示なども完備していてスマート。
ボローニャ中央駅 駅
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フィレンツエ・サンタ・マリア・ノッヴェラ駅に到着
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フィレンツエで最初に訪れたのは駅からほど近い、メディチ家礼拝堂。17世紀、すでに政治権力を失っていたメディチ家がその最後の富を尽くして建てたものとされる。
メディチ家礼拝堂 寺院・教会
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イチオシ
ここの新聖具室にはミケランジェロの制作した彫刻がある。15世紀後半に、当時フィレンツエの政治の中枢にあったメディチ家を倒すべく起きた暗殺事件(パッツイ事件)で犠牲となったジュリア―ノ・メディチと危うく難を逃れた、兄のロレンツオの柩が置かれ、・・・・・
と思い込んでいたら、なんとここのロレンツオとジュリアーノはパッツイ事件の当事者の子孫(息子と孫)だということが判明。イタリアの歴史に出てくる人物名にはダブりが多くて混乱することが多いが、その典型例。失礼いたしました。
その上にはミケランジェロの有名な彫刻。 -
さらにミケランジェロのデッサンも。
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「花の聖母教会」=サンタ・マリア・デル・フィオーレの外観。教会の外観としては不思議なほどの華やかさ。「荘厳にして豪勢」というデザイン方針という。さすがにメガ観光ポイント、ドウオーモ広場は観光客でほとんど埋め尽くされている。聖堂だけだと無料だが、有名なクーポラに登るには鐘楼・洗礼堂などを併せた共通入場券(15年7月現在、10?)が必要。なお、入場の際はバッグなどの持ち物検査の他に服装チェックもあり、露出過多の場合はスカーフなどで隠すことを求められる。
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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かつてのフィレンツエ共和国の政庁舎、ヴェッキオ宮殿。500年前のパッツイ事件の首謀者、そして映画「ハンニバル」では刑事のパッツイ(子孫という設定らしい)がバルコニーから吊るされるというショッキングな場面の舞台にもなった。ちなみにマキャベリが執務したのもこの建物。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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ヴェッキオ宮殿の前に立つミケランジェロ作のダヴィデ像。記念撮影の人垣が絶えることはないが、さすがにこれはコピー。
ネットゥーノの噴水 (ネプチューンの泉) 建造物
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少し歩いて、ウフィッツ美術館の横の通りに多数の彫像。その中にかのマキアベリを見つけた。ほかにもアメリゴ・ベスブッチやボッカチオなどお馴染みの名前も続々。
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ウフィッツ美術館横の通りを突っ切るとアルノ川河畔に到着。かの有名なヴェッキオ橋が間近に。このあたりの舗道は観光客で満杯状態。
ヴェッキオ橋 建造物
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ヴェッキオ橋中央付近。周囲の店は大半が金細工などの店。さすがに粗利の高い商品の販売でなければ成り立たないのかも。凄い人出。中国系の団体が目立つ。
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ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会)入場を待つ人の群れ
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いったん戻って、30分ほど並んでドウオーモの見学(ここだけなら「拝観」なので無料)とはいえ荷物検査とドレスコードが厳しく、肌の露出著しい方はオフリミッツ。旅慣れた女性たちはスカーフなどで露出部分を覆ってまんまとクリアーしていたが。
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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クーポラの天井のフレスコ画を遠望。これをまじかに見るためには別途料金を払って上るという方法がある。もちろんパス。
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フラッシュさえ使わなければ内部撮影はフリー。一度に1万5000人がミサに参列できたというが、なるほど巨大な空間。
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多数の参拝客?が入ってもそうと感じないほどの大空間。
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周辺の小路を歩き回っていたら、ダンテの家を発見。ここも結構な観光名所
ダンテの家 博物館・美術館・ギャラリー
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ドゥオモとベッキオ宮殿の間にある、ちょっと目には地味な外観のオルサン・ミケーレ教会。建物の外側に10体以上の聖像(といってもルネサンス期の様々な職業人をモチーフとしたもの)が異彩を放っている。
オルサンミケーレ教会 寺院・教会
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駅に戻ってバス(12,13番)で郊外の丘の上を目指した。ミケランジェロの広場というここからはアルノ川の向こう岸にフィレンツエ旧市街が一望できる。CMや映画などで随分お馴染みになった景色。
ミケランジェロ広場 広場・公園
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イチオシ
さきほどまで歩きまわっていた、ヴェッキオ橋〜ウフィッツ美術館方面。
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帰りのボローニャ行特急。お洒落な外観だ。
トレニタリア (イタリア国鉄) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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