2015/06/25 - 2015/07/06
55位(同エリア454件中)
hakodadiさん
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ボローニャ滞在の実質最終日。前日購入の24時間乗り放題パスでを使って路線バスで初めて旧市街の外に出て産業博物館に出かけました。帰路は市内をバスで周遊して街並を視察。その後旧ボローニャ大学を見学、いったん宿に退避して疲れを癒し、夕方懸案のアシネッリの塔の登攀を敢行しました。さすがに60代半ばのふたりには500段の昇降はきつかったが、ご褒美に近くのジェラートで回復。地上100mの絶景はさすが。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
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朝一番、宿泊先の近くの気になる場所を再訪。マジョーレ通りを奥へ向かってすぐ。
市内のポルティコのなかでももっとも由緒ある場所という Corte Isolani。ポルティコの柱がなんと木製です。そしてここから不思議な空間が始まっています。入口の看板にはカフェ、商店、レストランがあるという表示。 -
なにやら内庭に通じていそうな不思議な通路。果たして入っていいのか一瞬躊躇います。
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木製の梁が見えています。これがポルティコを支え元祖の姿とか
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さらに進むと、最初の内庭。左側はおしゃれなレストランです
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ここの中庭もシックなレストラン
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まだまだ「通路」は先に伸びています。かなりのアップ&ダウン。それにしても次々に現れる空間が非常にリズミカル。わくわく感が高まります。
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2番目の内庭。壁の色がベージュからイエローに変化。心地よい散策路です。
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やっと終わりが見えてきたかと思いきや。
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ふと右手を見ると自転車屋さん?それにしてもショーウィンドウの意匠が素晴らしい
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3つめの内庭。明るい日差しの中に上品なレストラン
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結構長かった小路を抜けると、マジョーレ通りの隣の街路、サン・ステファノ通りに出てしまいました。街路側から振り返ると、名前を示す大きな幕と小路の出口の大扉が見えます。不思議な小路探検、これにて了。
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出たところからすぐ先が7つの教会の集合体で有名なサン・ステファノ教会と同名の広場。写真は教会の入口側から広場方面を撮影したもの。
サント ステーファノの教会群 寺院・教会
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教会の内庭から建物を撮影。7つの教会の集合が壁の色彩や材料の差異にも反映しています。
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一見してイスラム風にも見える内庭。光と影の対照が妙
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教会をあとにして、バスで産業博物館を目指しました。サイトで路線探索をして示されたバス停から公園のようなところを歩き出すと、小川に遭遇。
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なんとこの先「工事中」立ち入り禁止!でも人目がないのをいいことに無視して直進。
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やっと到着した産業博物館。かつては工場だった建物です。意外に地味な建物。
工業遺産博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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古くは12世紀から勃興した絹織物業に発する産業都市ボローニャには、その後も各種産業があいついで起こり、近代には機械・自動車産業なども栄えた。そうした町の発展の歴史を豊富な展示物で紹介している。
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かつてのボローニャのジオラマ。最盛期に200以上もあったとされる塔の林立がよくわかる。そして、ポー川に繋がる水路が街の中を縦横に走っていたこと、外敵から町を守る城壁の様子も。
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街の発展を領導してきた先駆者たちの肖像画
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12世紀のボローニャの主要産業であった絹織物製品の展示。最先進地機だあったが、後にリヨンなどとの競争に敗れて衰微する。
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初期のころの機織り機械
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フェラーリ、ランボルギーニなど、ボローニャからほど近い場所にあります。ボローニャの機械産業との連携があるようです。
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これは、アイロン。
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旧市街に戻って、カブール広場付近で下車。サン・ペトロニオ聖堂が見えてきた地点のすぐ近くの旧ボローニャ大学(アルキジンナジオ宮)へ。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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内庭ではなにかのイベントの準備が
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解剖学教室。右下に大理石でできた解剖台。周囲が急な階段状になっていて、学生はそこから覗き込んでいたという。
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旧図書室に向かう回廊
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さて、いよいよ問題の斜塔挑戦です。もちろんエレベータはなし。約500段をひたすら登るのみ。
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50段くらい登ったところに突然料金所。入場料は3ユーロ
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急な階段は木製。手すりは多数の客が触れているのでしょう、ピカピカです。
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階段の幅が狭いので途中の踊り場で入れ違うこともしばしば。なんとか頂上は近そうな気配に
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頂上に近く鉄格子のはまった小窓が。市街地が遠くまで広がっている様子がかいま見える。
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手前の旧市街、そして旧城壁の外側の新市街が際立った対照だ。
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真下を見下ろすと、塔の長い影が見えている。
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隣にたつ弟分のガリゼンダの塔。建築途上で地盤が不等沈下し工事が中止されたという。兄貴分の半分の約50mの高さ、立ち入りは禁止。
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目線を西に向けると、ローマ時代から延々と続く主要道、エミリア・ロマーニャ街道の遺産、現在にはウーゴバッシ通り。ボローニャ旧市街を東西に貫通する基幹道路。この延長線上にはパルマ、ミラノなどが連なる。
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塔を降りてあらためて見上げる。頂上部分で1.5mほど傾いているという。
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塔の階段に向かう入口。1階の他の部分は工芸品などのショウインドウとして使われている。周辺は旧市街の中心に近い繁華街で夜遅くまで人通りが絶えない。
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