西ヨーロッパ博物館と飛行機と建築と(パリ編2)

2015/03/04 - 2015/03/15

去年のヨーロッパ一人旅は、鉄道を使っていろんな都市を周遊しましたが、春のヨーロッパはまだ寒く、天気もあまり良くないと聞いていたので、博物館めぐりに集中して、パリ、ロンドン、ミュンヘンを回ってきました。
成田からパリへ飛び、パリで見そびれたスポットを回った後、ユーロスターでロンドンに向かいました。その後、またまたユーロスターでブリュッセルに行き、滞在2時間でワッフルを食べた後、ICEでミュンヘンに向かいました。
ロンドン→ミュンヘンの移動がどこから見ても無駄ですが、ワッフルをどうしても食べたかったのです。
パリで美術館と建築三昧だった3日間です。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

あまりにも広すぎて、去年はゆっくり計画的に見れなかったルーブル美術館にリベンジします。会場と同時にまずは有名どこを抑えることにしました。
とりあえず、サモトラケのニケ

やぱっぱり人混みができていましたモナリザ

こちらも人混みができていましたミロのヴィーナス

一方で、エジプトやオリエントコーナーは人が少ないです。こちらはハムラビ法典。
古代文明とかが好きな身としては、こういう遺物をゆっくり見れることができたので、ルーブルリベンジは果たせました。

次は、ルーブル宮の一角にある装飾芸術美術館に行きました。
家具などの展示物が多かったです。
こちらはピエール・シャローの作品です。

時代を追って家具デザインがどのように移り変わっていくか、よくわかりました。

少し時間が余ったので、パサージュに行ってみました。
おしゃれな雑貨店が立ち並んでいました。

現代美術館にいくためポンピドゥーセンターに行きました。
しかし、現代美術館は工事中で、常設展は見れませんでした。

ちょっと早いですが、夜景を見るためモンパルナスタワーに向かいました。
ところがそれが正解で、夜景時間よりもちょっと早めだったせいか、夕景がきれいな時間でした。

エッフェル塔の夜景を楽しむならモンパルナスタワーがベストです。

すっかり夜になりました。
2時間位は屋上にいたような気がします。

夕食は、モンパルナスにあるカフェ、ラ・ロトンドに行きました。
すこし敷居が高く感じられましたが、料理が他のカフェと比べて一段美味しかったです。

次の日はパリ最終日です。今日はコルビジェ建築めぐりと決めていました。
まずは、パリ郊外のサヴォワ邸へ向かいます。
RER-A5線に乗り、終点ポワシーでおります。

ポワシーからはバスで向かいます。
ポワシー駅に、サヴォワ邸への行き方を示した案内があるので、そのとおりにバスに乗ります。
バスを降りるとすぐ案内があります。

来ましたよサヴォワ邸。
この美しい外観どうです？
これが何十年も前にできたなんて思えないですよね。

中に入ります。2階部分のメインフロアです。
ちなみに、パリ・ミュージアム・パス使えます。

中庭部分もしっかり見れます。

パリ市内に戻り、同じくコルビジェ建築であるラ・ロッシュ邸に向かいました。

この開放感あるギャラリーも、モダンで素晴らしいです。

書斎部分。
サヴォワ邸とは違い、狭い空間を有効に使っているという印象を受けます。

この旅行の1つの大きな目的である、コルビジェのアパルトマン・アトリエに向かいました。
ここは土曜日しか開いてなく、去年行きそびれていました。
今年はうまくスケジュールを合わせて、土曜日にパリをぶつけたので行きます。

入り方がちょっと難しいです。
まずはインターホンで呼び出して、見学したい旨を伝えます。すると、正面玄関のドアを開けてくれます。
そこからエレベーターで最上階に上がり、さらに一段階段を登ったところにある玄関で、さらにインターホンで呼び出すと、ドアを開けてくれます。
インターホンを押すのに少し勇気が必要ですが、そこは度胸です。ちなみに、係の人はとても親切でした。

ここがコルビジェの住んでいたリビングです。
実際に見れるとは

ダイニングルーム
ここからパリの景色を毎日眺めていたのでしょうか

コルビジェ設計の家具もいくつか置いてあります。

外観も、他のアパルトマンに比べて少し洗練されたデザインです。
これで、パリでやり残したことはありません。

夕方のユーロスターでロンドンへ向かいます。
出入国があるので、時間に余裕を持って駅へ行った方が良いです。
待合室では免税店やカフェがあるので、そこも楽しめます。