壇蜜に誘われハアハア鹿児島へ③(川内から枕崎編)

2014/11/21 - 2014/11/24

2014年11月22日(土)午後

出水平野で首長鳥を観察した後は、隣の薩摩川内のひなびた温泉、高城温泉へ。その後、枕崎へ向かいます。

エリア 阿久根・薩摩川内・いちき串木野(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

武家屋敷、ツル観察はこちら
http://4travel.jp/travelogue/10962082

出水でツルを見た後、コンビニ弁当で昼食(しょぼ！)
阿久根市を抜け、右手に東シナ海が広がってきました。

場所は薩摩オレンジ鉄道、牛の浜駅。

自動車を更に南に進め、オレンジ鉄道の西方駅から内陸に入ります。
向かうはこの4travelの情報で知った「川内高城温泉」

ここにも皇帝ダリヤの花がダイナミックに咲いています。

西方駅から30分くらいで高城温泉に到着。
なんでも、あの西郷さんお気に入りの温泉だそうです。

温泉街の入口にはなぜかこのような貨物車が置いてありますが・・・
駐車場がありません。

奥に行ってみても、あるのは旅館専用の駐車場で、通りすがり客の駐車場がありません。

更に奥に行くと、ありましたありました、市営駐車場。(無料)
ゲートボール場の向かいです。

自動車を停め、温泉街をぶらぶらしましょう。
三連休の初日なのに誰もいません。

旅館「梅屋」
時間があったら泊ってみたいものです。
ここへは西方駅からバスでも来られるようです。

で、ここに来た目的は、この写真の右手に写っている「共同湯」

川内高城温泉 温泉

が、入口がわかりません。
ここから入って声をかけても誰もでてこん。

川内高城温泉 温泉

で、どこから入るのかいな、とウロウロしていると・・・

このすだれの右、「ゆ」ののれんが見えているところから地元の人が出てきました。
共同湯はここから入るとのこと。

入ってみると、人の気配がありません。
それに電気も消えていて暗い。やってないのか?

「クルッ」と後ろを振り返ると・・・写真右下の白い筒に代金(200円)を入れてください、とのこと。無人だったのですね。

お金を入れ、男湯の方に向かいます。(ゆうは手前の女湯)

ドアがあるわけでもなく、のれんがかかっただけの脱衣所に入ります。

これが湯ぶね

そしてこの低い塀の向こうが女湯。この半露天風呂的なワイルドさ。

そして湯船と脱衣場もこのように低い塀があるだけで、事実上仕切りがありません。

「ケロリン」洗面器完備。

シャワーもあります。

お湯はやや熱めでした。他にお客さんもいなくて、あ〜、極楽極楽。

こちらは女湯。女湯も貸し切り状態でした。
塀が低いので盗撮できます。(よい子は真似をしないでね)

西郷さんはこの共同浴場によく通っていたそうです。

「熱い熱い」と言いながらゆうも出てきた。

ここの二階には休憩所もありましたが・・・ちょっと怪しい雰囲気。

ドライヤーとかも全くないので、髪の毛がびしょびしょの美女
それにしてもワイルドでほったらかし感が最高のいいお湯でした。

川内高城温泉 温泉

何軒か温泉宿があるようです。今度は泊りで来たいものです。

さて、自動車を南に進めましょう。
温泉から西方間にきれいなもみじがありましたが、これは個人の庭に植わっていた紅葉でした。それにしても立派。

西方駅から国道3号線をまた南下します。
たまたま薩摩オレンジ鉄道の車両がやってきました。
さっき阿久根市付近を走っていたときは「くまもん」の絵がかかれた車両が走っていたので期待したのですが。
今度はこんなローカル鉄道で来てみたいものです。

人形岩 名所・史跡

実はこの上の写真を撮っていた場所の向かい側には何やら人の顔のような岩が・・・

人形岩と呼ばれる有名なスポットでした。

人形岩 名所・史跡

いちき串木野市で国道３号線から270号線に分岐、枕崎方面に南下します。
その途中、特徴ある地形の岩肌の断崖が見えてきました。

断崖の岩肌の下にあった「江口蓬莱館」へ。
今晩、どこに泊るかまだ決めていませんが、最悪、車中泊になったときのために、弁当とさつま揚げを買っておきました。

なんか不思議な海岸が続いています。

歩道もあるようです。

ザ・カゴシマな風景。

さらに南下しましょう。
が、途中でこんなにコスモスがきれいに咲いているところに捕まってしまいました。

11月も下旬なのにこんなにきれいなコスモス。やはり南国です。

夕陽に照らし出されて、花の色がますます鮮やかです。

で、結局この場所はどこだったのか、未だに謎です。

夕陽に映えるコスモスがあまりにもきれいだったので、急に「夕陽を見に行こう」と思いつき、海岸へ。
まるで「蟻地獄か」と思わせるような砂丘状のところを足を取られ登っていくと・・・

じゃーん、東シナ海。

南方向は砂丘が延々と続いています。

残念ながら夕陽は雲に隠れて見えませんでした。

更に南の吹上浜へ。
へぇ、ここで増元さんたちが拉致されたのですね。
注意して行きましょう。

吹上浜 自然・景勝地

またまた東シナ海。

南方向

北方向

夕陽は見られませんでしたが、素晴らしいグラデーションでした。

さて、またまた蟻地獄地帯を帰りましょう。

ここにはトイレもありここで車中泊しても良かったのですが、拉致されてもいかんし、枕崎まで行ってみましょう。

松林から見る夕焼け。

時刻は18時、枕崎に到着しました。
で、どっかビジネスホテルを探そうときょろきょろしていると「シティーホテル福住」を発見。飛び込みで聞いてみると３連休の初日にも関わらずあいているとのこと。二人で10,000円、即決です。
写真は翌朝撮影。

シティーホテル福住 宿・ホテル

今晩の夕食は先ほど立ち寄った江口蓬菜館で買った弁当とさつま揚げがあるのですが、お酒の買い出しに行きましょう。
暗くなった枕崎市内を駅方面に歩きますが、コンビニがありません。

で、結局駅近くのスーパー「タイヨー」まで来てしまいました。
写真は翌朝撮影。

さつま揚げとビール、テレビで放送されていた高倉健主演の「駅」を見ながらご機嫌です。

部屋は和室。
このようにして二日目も無事過ぎて行ったのでした。

翌日の開聞岳編へ続く
http://4travel.jp/travelogue/10963878

この旅行記へのコメント （2）

• picotabiさん 2022/02/10 17:58:37

  なんと11月ですか!

  くわさん　こちらにおじゃましてます。
  
  お風呂はあちらに書くとして、コスモス!
  めっちゃ綺麗ですーー
  くわさん写真上手ですよね。
  夕日に照らされてるコスモス畑素敵ですね。これ11月ですか。
  
  鹿児島も未踏なんです。行かねばです!

  くわさん からの返信 2022/02/10 20:29:55

  Re: なんと11月ですか!

  picotabiさん、コメントありがとうございます。
  
  コスモスの写真?　改めて見てみると確かにきれいですね。誰が撮ったんや?
  私、前ボケの写真は苦手だと思い込んでいたのですが、なんか奇麗に撮れていますね。
  
  ホント、この日は11月下旬の夕方。緩い陽射しがよかったのかも分かりません。まぐれです。
  
  くわ