2014/10/04 - 2014/10/05
38位(同エリア128件中)
MILFLORESさん
- MILFLORESさんTOP
- 旅行記352冊
- クチコミ221件
- Q&A回答161件
- 1,624,773アクセス
- フォロワー115人
アラゴン州 サラゴサ県北部、ナバーラ州との境に近い Sos Del Rey Catolico ソス デル レイ カトリコへ、マドリードから週末旅行で行ってきました。
パラドール泊、今回は溜まったポイントを利用するので、宿泊費はタダです。
マドリードから車で4時間かかって到着。途中、サラゴサを過ぎるまでは国道でスイスイ来られるのですが、その後、一車線の県道をおっちらおっちら、それで時間がかかりました。
チェックインして、楽しみのランチを取り、食後の休憩をし(シエスタとも言う…)、17時過ぎに町歩きに出て、20時パラドールのカフェテリアでのんびりと寛ぎながら、この旅行記のアップを始めました。
**********************************
今までのパラドール旅行記リスト ↓ (パラドール = スペイン国営ホテル)
サフラ
(2004年)
http://4travel.jp/travelogue/10156934
(2011年)
http://4travel.jp/travelogue/10598368
アビラ
http://4travel.jp/travelogue/10260552
レオン
http://4travel.jp/travelogue/10262580
トレド(食事のみ)
http://4travel.jp/travelogue/10325154
プラセンシア
http://4travel.jp/travelogue/10374581
モンフォルテ
http://4travel.jp/travelogue/10412568
サント エステボ
http://4travel.jp/travelogue/10417085
カルモナ
http://4travel.jp/travelogue/10467976
グアダルーペ
http://4travel.jp/travelogue/10475669
オロペサ(食事のみ)
http://4travel.jp/travelogue/10482557
グラン カナリア島 クルス デ テヘダ
http://4travel.jp/travelogue/10494712
テネリフェ島 テイデ国立公園
http://4travel.jp/travelogue/10501539
モンテ ペルディド (ビエルサ)
http://4travel.jp/travelogue/10537892
レルマ
http://4travel.jp/travelogue/10541936
グレドス
http://4travel.jp/travelogue/10551205
オリテ
http://4travel.jp/travelogue/10559279
トゥルヒージョ
http://4travel.jp/travelogue/10563295
ビジャフランカ デル ビエルソ
http://4travel.jp/travelogue/10570984
リンピアス
http://4travel.jp/travelogue/10577187
エル サレール
http://4travel.jp/travelogue/10580428
アルマグロ
http://4travel.jp/travelogue/10610389
セゴビア
http://4travel.jp/travelogue/10659070
シグエンサ
http://4travel.jp/travelogue/10670681
クエンカ
http://4travel.jp/travelogue/10689484
サモーラ
http://4travel.jp/travelogue/10723899
アルカラ デ エナーレス
http://4travel.jp/travelogue/10737569
チンチョン(食事のみ)
http://4travel.jp/travelogue/10833774
ロルカ
http://4travel.jp/travelogue/10869960
メリダ
http://4travel.jp/travelogue/10941774
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
このパラドールは歴史的建造物ではありませんが、アラゴン様式の石造りで、高貴な雰囲気があり、中世の面影を残すソスの街並みにしっくりと馴染んでいます。
-
入口のプレート
-
幼いフェルナンドと母フアナ エンリケスが出迎えてくれます。臨月のフアナ女王は隣国ナバーラ王国にいたのですが(当時、アラゴン王国と戦争中)、息子をアラゴン王国で産みたいと、両王国境に近いソスまで移動して、1452年3月10日 フェルナンドを産みました。
-
レセプション
ちょうど我々が入って来る時にフランスナンバーの大型バスがパラドール前に駐車して、グループが降りて来た。こりゃ、レストランいっぱいになるな〜と思ったので、チェックインの際にレストランの予約も頼みました。 -
レセプション脇のホール
-
歴代ルームキー。一番左の大きいのすごい!1995年とあるタイプのは、現在でも時々見かけます。
-
ダブルベッドの部屋を予約しました。「ツインベッドとソファーの部屋にもできますが」、とレセプションで言われたのですが、こっちでいいですと。家具が小さい分、部屋が大きく感じるはず。
-
バスルーム
-
そして、いつものアメニティー
-
部屋からの眺め。町を囲む中世の城壁が所々残ってい、その一部がパラドール敷地内にあります。登れるようなので、食後に行ってみましょう。この右側には、パラドールのカフェテリアとレストランが入っている棟があります。
-
お腹空いた! パラドールのレストランへ上がりました。
部屋は2階、レストランは4階にあります。
レセプションですれ違ったフランス人グループは、食事前にテラスでサングリアを飲んでいます。 -
パンが可愛いバスケットに入れられてきました。
-
ワインは、お隣ナバーラのものを夫が選びました。飲みやすいワインでした。
-
お通しのキュウリの冷スープ
あっさりとして、もう少し量多く頂きたいようでした。 -
前菜+メイン+デザートで、29ユーロのパラドールメニューにすることにしました。パラドールによって、メニューの指定は様々。ここでは、通常のメニューの中から選ぶシステムになっています。だから、かなりお得です。どのパラドールでも、その地域の郷土料理を豊富に提供しているので、旅行者には非常に嬉しい。
写真は私の前菜 Cardos de Muel salteados con jamon de Teruel y Almendras.
スペイン語で cardo、日本語では英語名のカルドンで通ってるようですが、アザミの一種で、茎を食べます。セロリのお化けのような茎ですが、セロリのような独特の風味はないので、誰にでも食べやすいです。
茹でたカルドを、細切りにしたテルエルの生ハムと砕いたアーモンド共にソテーしています。
カルドがとても柔らかくて、美味しかった! 繊維たっぷりのひと皿。 -
夫の前菜は、これが前菜なの?と目を疑いたくなるようなひと皿でした。
Huevos Fritos del Monasterio de Leyre con Magras y Pisto
ソスから28kmの距離にあるレイレ修道院の目玉焼き(フライ)、とあるのですが、目玉焼きがどう修道院と関係あるのか分からない。(修道士の朝食なのか?修道院で養鶏しているのか?夫と色々と説を立ててみました。)
焼いたマグラ(生ハムの塩っ気が強くなく厚めのもの)3切れ、ポテトとピストと呼ばれる野菜炒めが付いています。
これだけで、ボリュームたっぷりの朝食になりそう。
レイレ修道院には過去に行ったことがあります。http://4travel.jp/travelogue/10561397 -
メインには2人ともアラゴンの伝統郷土料理テルナスコを頂きました。
(これを選ぶと、3ユーロの追加料金がかかった)
テルナスコとは、生後70〜100日、体重10〜13キロの若い羊です。Ternasco de Aragon と肉の原産地呼称があり、品質のコントロールがされています。
一番代表的な料理法は、足の部分のローストです。
因に、カスティージャ イ レオン地方で有名な Lechazo レチャーソは、母羊の乳しか飲んでいない内に食用にしてしまいます。最大で35日まで、体重は9〜12キロ。
肉の味は、アラゴンのテルナスコの方がしっかりとしています。肉の柔らかさは、断然レチャーソの勝ち。
我々は、テルナスコもレチャーソも大好きです。
パラドールのテルナスコ、とても美味しかった! -
お料理だけでかなりお腹いっぱいになったのですが、メニューにはデザートも付いてくるので、あっさり系のものを注文しました。
Melocotones al Vino con Helado 黄桃のワイン付けとバニラアイスです。 -
夫はアイスにビスキュイが入ったもの。
なかなか満足のいく昼食でした。 (夫撮影) -
こっちは、カフェテリア。
-
カフェテリアのテラス席。
-
テラスからそのまま城壁の方へ行けます。そこから撮ったパラドール。
-
右下に見えるのがメインエントランス。我々の部屋の窓は2階(日本の3階)の左側の窓。
-
レストランの裏側に行ってみたら、ソスの町並が見渡せました。 (夫撮影)
-
周りには他に町はない。畑と台地が続くのみ。
この後1時間ほど休憩してから、町へ出ましたが、それは次の旅行記で。 -
部屋から地上階に階段で降りて来たら、一角にこんな瓶を利用したライトが置いてあった。
良いアイデア! 素敵なインテリア! -
パラドールってどこも、赴きある家具をあちこちに置いていますが、こんなのは初めて見ました。壷が置いてある板(テーブル)はソファー備え付けで、折り畳んで収納できるようになっています。いつの時代のだか知りませんが、面白い。
-
ソス デル レイ カトリコの町章。
-
散策から帰って来てから、パラドール内の他のフロアの探検をしました。
7階の図書室。冬は暖炉に当たって、ここで読書。いいですね〜 -
図書室からカフェテリア・レストランのある棟を見下ろす。
-
6階の廊下には、何故か窓に向いてこうしてベンチが並んでいる。
-
窓からはソスの町並が見えますが、それだけではないような・・・
-
窓際に、こんな野鳥の説明書きが置かれていました。「気長に座って待っていれば、野鳥がやってくるのかな?」と言うと、夫は「うん、水槽の中の人間を野鳥が見にくるんだよ」と。あのねぇ〜
-
カフェテリアとレストランの近くにある広いラウンジは、人通りの多い所にある割のに、全然利用客いず。ちょっと肌寒いけれど、まだテラス席の方が人気です。
-
カフェテリアで、アミーゴ特典のドリンク券利用して、のんびりします。夫は新聞よんだり、私は4トラアップしたり。
-
泊まり客にはフランス人とドイツ人の年配夫婦がとても多かった。フランス国境に近いから、フランス人はバスツアーでやってくるようです。20時半にレストランが開くと、ドサドサドサっと中へ入っていきました。20時半って、スペイン人にはディナーには早すぎるけど、他の国の人には遅いくらいよね。
夫は2杯目、アラゴン地方のビール AMBAR を注文。 -
ディナーはお昼重かったから、ほとんどいらない。カフェテリアで軽く摘むことにしました。
私は、caldo (出汁スープ)とチーズフライ。(共に2ユーロ) -
夫はサーモンサンド。
-
日曜日の朝。宿泊費はポイント利用で無料ですが、朝食込みではない。パラドールではどこも朝食が充実しているので、ちょっと高めでも(ここはひとり16ユーロ)いつもとっています。
オレンジジュースは生絞りですが、まだ時期でないからか酸っぱかった。
手前のクリームロールパンがフワフワで美味しかった! -
夫は、また目玉焼きとってるし、しかもトルティージャも。
ちょっと、またコレステロール上がるよ! (夫撮影) -
私は、2度目のソスのパラドールでした(前回は20年以上前)。
この次の旅行記では、素敵なソスの町並をご紹介します。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
41