優雅に３泊２日の南紀白浜アドベンチャーワールド三昧（４）レッサーパンダ特集：自然哺育のレッサーパンダの赤ちゃん！～ライラちゃん母子＆シンシンくん＆后ちゃん

2014/09/17 - 2014/09/20

今年初めて会えたレッサーパンダの赤ちゃんです、ライラっ娘ちゃん！！
自然哺育のレッサーパンダの赤ちゃんは、生まれてだいたい３ヶ月、自分から巣箱から出て来るようになるまで母子とも公開されないのがふつうですが、私が行くとになっていた前の週からライラっ娘ちゃんの公開も開始となったのは、ほんとうにラッキーでした！
レッサーパンダに見慣れていないと、「これが赤ちゃん？」
と首を傾げるほど大きいのは確かです。
でも、やっぱり赤ちゃんは赤ちゃんです。母親より一回り小さく、寸足らずで、しっぽは短く、顔はさらにあどけなく、動きはおぼつかなく、そして好奇心一杯でやんちゃです！！
大人のレッサーパンダも癒される可愛らしさバツグンですが、子供は悶絶しそうなくらい可愛いです！

埼玉からではとても遠い南紀白浜のアドベンチャーワールドにぜひぜひ行きたいと思ったきっかけは、jilllucaさんの旅行記を通じて私もファンになった后ちゃんと、「レッサーパンダとKOOL」というブログですっかり気に入ったライラちゃんが移動したためです。
ライラちゃんは、2012年の函館・札幌旅行のときに、円山動物園で会えたはずなのです、８月下旬の札幌があんなに暑くなく、レッサーパンダの屋外展示が中止になっていなければ。
当時はまだ新しいアジア館ができていなかったので、ココちゃんの育児のため、室内展示はもともと中止でした。事前に確認しなかったので、行くまでそのことは知らなかったけれど。

そのライラちゃんと后ちゃんにやっと会えました！

ライラちゃんは、ブログで写真を何度も見て、ぜひ実物に会いたいと焦がれていました。
世界一可愛いと称されるライラちゃん！
甘えん坊さんだったライラちゃん。双子の姉妹のリリィちゃんが埼玉こども動物自然公園に移動となり、初めて離ればなれになったときには、すっかり落ち込んだというライラちゃん。
双子の妹ができて、同居することになった後、時にはお姉さんらしくふるまい、時には意地悪っ子になったというライラちゃん。
アドベンチャーワールドに移動してから、シンシンくんと上手に恋ができたライラちゃん。
そのライラちゃんの可愛らしさがそのまま、お母さんになった姿を、ライラちゃんの幼い頃によく似ているという女の赤ちゃんと一緒に会うことができました！

ライラちゃんの可愛らしさは子供と違う可愛らしさですが、確かにすんごく可愛らしかったです。
双子の姉妹のリリィちゃんは麗しく美しいのですが、ライラ・ママはちょっとつり上がった目もとがいたずらっぽい表情を作って、ほんとに可愛いママでした。

ライラっ娘ちゃんは、一生懸命木登りをしていました。
まだまだあぶなかっかしくて、はらはらしました。
ライラ母さんは、娘をときどき気にしつつも、もうだいぶ大きくなったからか、公開時間の１時間、大半は放任でした。
なのでときどき親子がからむシーンは貴重でした。
でも、２日目、ライラっ娘ちゃんが木の股に首がはさまって抜けなくなったとき、ライラちゃんは全然気付いていなくて、毛づくろいを続けていました（苦笑）。
見学者の一人がすぐに飼育員さんを呼びに行ったので、飼育員さんがライラっ娘ちゃんの脱出を手伝ってくれましたが、あれが野生だとしたら、時間をかけても一人で脱出しなければならなかったんでしょうね。
ただ、ライラっ娘ちゃんは何度も足をすべらして脱出に失敗し、くたくたになっていていたので、無事にすんだあとから思えばその様子もすごく可愛らしかったのですが、その最中は、ケガしやしないかはらはらし、可哀想で可哀想で見ていられなかったので、さすがの私も写真は撮れませんでした。

后ちゃんはエントランスドームのウェルカムルームにいて、１日目はうっかりスルーしてしまい、ホテルに戻るまでそのことに気付かなかったのですが、２日目にしっかりリベンジしてきました。
あたりまえですが、jilllucaさんの旅行記で見てきた后ちゃんそっくりでした！
逆ハの字につり上がった白眉毛と口元の白い毛に混ざったそばかすみたいな黒いぽちぽち、そしてちょっとぶすっとした表情など、まったくそのまんまでした。
后ちゃんのいるウェルカムルームを実際に見てみて、あの狭いウェルカムルームでは、元気有り余っているはずの若い后ちゃんが思いっきり走り回れないので可哀想だとしみじみ思いました。

ライラちゃんの子供たちのパパのシンシンくんにはあまり長い時間会えなかったのは残念です。
というか、朝一番から10時半までのライラ母子の屋外展示のあとに交代で出てきたシンシンくんは、１日目も２日目も行動パターンが同じだったので。
すなわち、ごはんを食べて、木に登り、軽く毛づくろいをして、そのままお昼寝。
夕方なら活発に動くシンシンくんが見られるのを期待して、閉園前30分にもう１度見に行ったのですが、そのときにはすでにレッサーパンダの運動場にはだぁれもいませんでした。
ジャイアントパンダは17時まで外で営業しているようですが、レッサーパンダの終業時間はちょっと早いようでした。

他に、人工哺育のライラちゃんの双子の男の子も、jilllucaさん情報で、メディカルセンターで終日公開されていることを知っていましたが、13時45分からのミルクタイム（＆飼育員さんによるレクチャータイム）には目を覚ましている確率が高いため、その時間帯を狙って会いに行きました。
狙い通り、起きているライラっ児ちゃんにばっちり会えましたし、ミルクを飲んでいる様子はもちろん、ミルクタイムのあと、飼育員さんが抱っこして外に連れてきてくれて、ガラス越しでない対面ができました。
そのライラっ児ちゃんの写真は、次の旅行記にまとめました。

＜念願叶ったアドベンチャーワールド行きのための３泊２日の南紀白浜の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）アクセス編＆宿泊編：羽田空港から南紀白浜空港へ＆コガノイベイホテルと姉妹ホテルの古賀の井
□（２）ちょっぴりグルメ編＆たっぷり買ったおみやげ編：とれとれ亭の海鮮夕食バイキングとホテルの朝食バイキング＆南紀白浜・アドベンチャーワールドみやげ
□（３）平日狙いで２日通った初アドベンチャーワールドいろいろ＆エントランスドームの動物たちやシロクマの子とさまざまなペンギンたち
■（４）レッサーパンダ特集：自然哺育のレッサーパンダの赤ちゃん！～ライラちゃん母子＆シンシンくん＆后ちゃん
□（５）パンダ特集：人工哺育のレッサーパンダの赤ちゃん一人遊びがちょっと切ない＆入園前１時間待ちで勝ち取れた１日15人限定ジャイアントパンダ・バックヤードツアー
□（６）ジャイアントパンダ特集：永明パパ・良浜ママ・双子の海浜と陽浜・今は末っ子の優浜
□（７）動物たちの可愛いアトラクション：思わず笑いがこみ上がるアニマルアクション・迫力のマリンライブ・よちよちペンギンパレード・くるくる楽しいラッコのフィーディング
□（８）ケニア号とウォーキングによるサファリワールドめぐり

アドベンチャーワールド公式サイト
http://aws-s.com/

＜タイムメモ（アドベンチャーワールド編）＞
１日目：2014年９月18日（木）
09:30　タクシーでアドベンチャーワールドへ
09:40～10:30　レッサーパンダのライラちゃんと自然哺育のライラっ娘ちゃん
10:40～11:00　パンダラブの陽浜ちゃんと優浜ちゃん
11:05～11:10　レッサーパンダのシンシンくん
11:20～11:35　海獣館のシロクマの子供といろんなペンギン
11:35～11:45　アニマルアクション
（開始は11:30～）
11:55～12:15　レッサーパンダの人工哺育のライラっ児くん
12:15～12:45　マリンライブ（イルカのショー）
12:45～13:00　ブリーディングセンターのジャイアントパンダの永明パパと良浜ママ
13:05～14:00　レッサーパンダの人工哺育のライラっ児くん
（13:30～飼育員さんによるお世話／13:45～ミルク＆レクチャータイム）
14:15～14:25　ケープペンギン・パレード
14:30～14:55　ケニア号でサファリワールドへ
15:05～15:40　海鮮丼でランチ兼夕食
15:50～16:20　ウォーキングサファリ（途中まで）
（動物が見られるのは基本16:20まで）
16:30～16:40　センタードームでショッピング
16:45～16:55　パンダラブの優浜ちゃん・海浜くん・陽浜ちゃん
17:00～17:10　エントランスドームでショッピング
17:10頃　アドベンチャーワールドを出る
（閉園は17:00）

２日目：2014年９月19日（金）
08:30　タクシーでアドベンチャーワールドへ
（入園前１時間待ちで１日15人限定のパンダラブツアー参加権獲得）
09:30　入園＆パンダラブ（バックヤード）ツアー受付
09:35～09:40　エントランスドームのレッサーパンダの后ちゃん
09:45～10:35　レッサーパンダのライラちゃんと自然哺育のライラっ娘ちゃん
10:40～11:20　エントランスドームの動物たち＆レッサーパンダの后ちゃん・シンシンくん
11:30～11:45　アニマルアクション
11:50～11:55　フィーディング中のラッコ
12:00～12:15　パンダラブの海浜くん・陽浜ちゃん
12:20～13:15　パンダラブ（バックヤード）ツアー
13:25～14:10　レッサーパンダの人工哺育のライラっ児くん
（13:45～ミルク＆レクチャータイム）
14:20～14:50　キノコゆずうどんランチ兼夕食
15:00～15:20　マリンライブ（イルカのショー）
15:40～16:40　ウォーキングサファリ（ぎりぎりまで動物が見られた）
16:45～17:00　レッサーパンダの人工哺育のライラっ児くん
17:05～17:10　エントランスドームでショッピング
17:10頃　アドベンチャーワールドを出る
（閉園は17:00）

※これまでの動物旅行記は目次を作成しています。
動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 南紀白浜(和歌山)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー JALグループ JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

レッサーパンダ展示場の様子

jilllucaさんの旅行記で見慣れたアドベンチャーワールドのレッサーパンダ展示場をこの目で見ることができました。
お客さんはだいたいずっとこんなかんじでした。
ライラちゃんとライラっ娘ちゃんの親子展示は10時半までなので、２日とも入園時から10時半までここにへばりつきました。

寸胴なライラっ娘ちゃんのサイドビュー

東屋のすぐそばの木を見上げています。
レッサーパンダは木の上が大好きなので、赤ちゃんもチャレンジします@

よちよちながらも、しっかりと幹を伝って登るライラっ娘ちゃん

上にはライラ・ママがいるよ

バックヤードへ続く扉のガラス窓に映っているのは

おお、シンシンくんです！

外の様子をうかがうシンシンくん

10時半にライラちゃん母子の展示が終わったら、交代で出てくるはずですが、フライングでガラス越しでも見られてラッキーでした。

葉っぱを口にした木の上のライラっ娘ちゃん

レッサーパンダ屋外展示場では、70-300mmの望遠レンズを使いました。
私の一眼レフはAPSサイズなので、300mmの望遠でもそれ以上のズーム効果があります。
こんな風にどーんとでっかく撮れるわけです。

ライラっ娘ちゃんの豪快なあくび@

東屋でお水を飲むライラちゃん

よだれを垂らしたまま、にこっ@

「世界一可愛いレッサーパンダ」のライラちゃんにやっと会えました。
双子のリリィちゃんが美しいママですが、ライラちゃんはママになってもほんとに可愛らしいですね！

吊り目が可愛い、ちょっとおすましライラちゃん

しっぽのツーショット

娘を抱っこするライラちゃん

毛づくろいをしてあげた直後です。

ライラっ娘ちゃんの顔に枝がぺちっと当たった@

ぜぇんぜんへっちゃら@

つぶらなおめめで見学者をじーっ

悶絶しそうな可愛らしさです！

頭から、よいしょ、よいしょと木を下りる

まだまだとってもおぼつかなかったです。

「ママがちょっとじゃま〜！」

一生懸命に木から下りようとしているライラっ娘ちゃんのしかめっ面も可愛いです。

下がっては上がり、上がっては下がる

そうやって木登りを覚えていくんだよね。

いないないばぁ

お口半開きの可愛いライラ・ママ

親子で地上を散歩

10時半になるとバックヤードに戻ることが分かってるので、親子は少しそわそわした様子で地上を歩き始めました。

可愛い笑顔を披露するライラ・ママと

ライラ・ママのしっぽで遊ぶライラっ娘ちゃん

愛すべき寸胴@

飼育員さんがやってきて、ごはんをもらったライラちゃん

まずは大好物のりんごから食べますよ。

ライラちゃんの美味しい笑顔@

ごはんを食べるライラちゃんをよそに、ライラっ娘ちゃんはまだレッサーごはんに興味なし

まだライラちゃんからお乳をもらっているんだと思います。

でも、ママがすることは気になるライラっ娘ちゃん

ごはんうまうまライラちゃん

そばでもそもそするライラっ娘ちゃんを毛づくろい

「つかまえたっ！」

ご機嫌なライラちゃんとむっつりなライラっ娘ちゃん

表紙候補でした。

お母さんなライラちゃん

ママのあとを追いかけるライラっ娘ちゃん

ママのしっぽは楽しいな〜

日影に避難して、ほっ

１日目の９月18日の午前中は、どんどん気温が高くなって、暑くなってきました。

ライラっ娘ちゃんだけバックヤードへ

屋外に残ったライラちゃんの期待に満ちた顔

「頭なでなでじゃなくって〜」

「りんご、あるんでしょう？　ちょーだい！」

抱きつき方がめっちゃくちゃ可愛かったです。

やっぱりもらえたね、りんご@

このときのライラちゃんはちゃんと２本足でたっちしていました。
でもこのときは後ろにも人がいたので、下がってライラちゃんの立ち姿全体を撮ることは叶わず、望遠レンズではこの画角がせいいっぱいでした。

飼育員さんと一緒に屋外放飼場をぐるぐる回った後、ついにライラちゃんもバックヤードへ

親子がバックヤードに戻った後、水が抜かれていた池に水が張られ、ミストも噴射開始

しばらく待っていましたが、交代で出て来るはずのシンシンくんはなかなか出てこなかったので、その間に隣のパンダラブのジャイアントパンダを見に行ってしまいました。
その写真は次の次の旅行記「優雅に３泊２日の南紀白浜アドベンチャーワールド三昧（６）ジャイアントパンダ特集：永明パパ・良浜ママ・双子の海浜と陽浜・今は末っ子の優浜」にて。
http://4travel.jp/travelogue/10933640

シンシンくん、ごはんをもぐもぐ

ジャイアントパンダを見て来た後、戻って来たら、待望のシンシンくんが出ていました！

ごはんを食べ終わって、ぺろり

東屋のそばの木に登り

シンシンくんのいたずらっぽい表情が撮れた@

もう１つの木に登って毛づくろい開始

シンシンくんはライラちゃん母子お気に入りの東屋のそばの木ではなく、木と木をつなぐ丸太の上を歩いて、もう１つの木の上に登りました。

前脚を毛づくろい

鼻の頭をぺろり@

しっぽをたぐり寄せた可愛いポーズ@

日射しがまぶしいので目が三角@

そしてまもなくお休みになったシンシンくん

タイミングが悪く、起きているシンシンくんを見ていられた時間はほんの５分でした。
でも代わりに、このあと他の動物やいろんなアトラクションを見に行くことができました。
というわけで、１日目に屋外展示のレッサーパンダに会えたのはこの午前中だけとなりました。
閉園間際の夕方なら、起きているシンシンくんに会えるかと思ったのですが、16時半ですでにレッサーパンダの姿は影も形もなかったので。

レッサーパンダ屋外展示場のサイド側

ライラちゃんやシンシンくんたちの向きによっては、こちら側に移動して写真を撮ったりもしました。
見学者が少なかったので、展示場の外をかなり自由に動き回れたのです。
そういう自由も期待して平日に出かけたわけですが、狙い通りとなりました。

エントランスドームのウェルカムルームの后ちゃん

ライラっ娘ちゃんに会いたいとはやるあまり、１日目にエントランスドームのウェルカムルームの后ちゃんをスルーしてしまったことにホテルに戻って写真をパソコンに読み込ませているときに気付き、愕然！
でも、２日目にリベンジできました。

jilllucaさんの旅行記の写真を見ていたとき、后ちゃんがいるところはてっきり全面ガラス張りかと思い込んでいたのですが、そうでなく、ガラスは手すりくらいの高さまででした。
つまり、ウェルカムルームに入れば、后ちゃんと同じ空気を吸って、対面できるのです@

ぺろっと舌を出した茶目っ気のある后ちゃん

じーっとこっちを見てくれた后ちゃん

このポーズだと后ちゃん独特の幼児体型は良く分からなかったのですが（というか、ライラっ娘ちゃんの方があきらかに幼児体型@）、逆ハの字の白眉毛と鼻の上のそばかすみたいな黒いぽつぽつも、后ちゃんのチャームポイントだと思います。

２日目のライラっ娘ちゃんも木登りにいそしむ

ライラっ娘ちゃんの目線バッチリ@
ライラちゃん母子の展示は10時半までなので、やっぱりこちらに張り付いてしまいました。

葉っぱをくわえたライラっ娘ちゃん

葉っぱを食べてはいなかったと思いますが、これも一種の、笹を食べる練習みたいなものでしょうか。
ライラっ娘ちゃんはまだミルク中心だと思いますが、葉っぱものを噛むことにとても興味があるようでした。

ライラっ娘ちゃんの子犬みたいに短いしっぽ@

後ろ姿もまるきり子犬です@

上から下りてきたライラっ娘ちゃん

ひとときたりともじっとしてはいません。

ぱっちりおめめで可愛いネ！

ライラっ娘ちゃんは、パパ似でしょうか、ママ似でしょうか。
難しい問題です（笑）。

下りるときは、ほんとにあぶなかっかしくて

しかしレッサーパンダは樹上生活をする動物なので、一生懸命木登りの練習をするライラっ娘ちゃんでした。
ところがこのあと大変なことが……！

飼育員さんに助けられたライラっ娘ちゃん

実は、ライラっ娘ちゃんは木の股に首を突っ込んで、抜けなくなってしまったのです。
ライラっ娘ちゃんは必死に上に上って首を抜こうとしていましたが、足がつるつるすべって、何度も失敗してしまいました。
私は、円山動物園で、柵から首が抜けずに溺れ死んでしまったマレーバクのトーヤくんのことを思い出して、ほんとうにはらはらしました。
溺れ死ぬ心配はなかったけれど、何度トライしても首を抜くことが出来ないライラっ娘ちゃんは、だんだんと疲れて、ぐったりしてきたのです。
ライラちゃんはすぐそばにいたのですが、毛づくろいしていて気付きませんでした。
見学者の１人がすぐに飼育員さんを呼びに行ったので、やがて飼育員さんがやって来て、ライラっ娘ちゃんのお尻を支えて木に登らせて、そこからライラっ娘ちゃんをつかみ上げて助け出しました。

地上を歩くライラちゃん

娘の危機には気付かなかったライラ・ママですが、ライラっ娘ちゃんも、悲鳴をあげて助けを呼ぶことなく、１人で静かに悶々と格闘していましたものね。

ママが大好きライラっ娘ちゃん

樹上でも地上でも、すぐにママのそばに駆け寄りました。

池のそばをちょっぴり探険するライラっ娘ちゃん

万が一を考えてか、水は抜かれていました。

ほんとに可愛らしいライラ・ママ

見学者の方をじーっと見て

にこっと笑顔

２児の母とは思えない可愛らしさです@

てけてけ歩くライラっ娘ちゃん

懲りずに木登りに再チャレンジ！

しっかり幹を掴んで登る、登る！

まだまだとってもおぼつかなかったです。
そんな時期はひとときで、ライラっ娘ちゃんもやがてすぐに木登りが上手になると思うので、ある意味、とても貴重なときに会いに行けました。

お水をごくごく、ご機嫌なライラちゃん

でも２日目は、途中でえさが補給されませんでした。

「ママはここでなにをしたのかな」

樹上で母子のコミュニケーション

チャーミングな笑顔の母と娘

出会い頭にライラちゃんがチュッ！

10時半に飼育員さんが出て来て

そろそろバックヤードに戻る時間なのね。
楽しい時間は過ぎるのが早いです。

りんごをねだるライラちゃんの立ち姿

このとき、２日目は１日目より見学者が少なかったので、望遠レンズでも少し後ろに下がってライラちゃんの立ち姿全体をカメラに収めることができました！
しっかりとした立ち姿でした。

「じらさないで、ちょーだい、ちょーだい！」

りんごをねだるライラちゃんと、そばをうろうろするライラっ娘ちゃん

じーっと待ち構えるライラちゃん母子の超絶可愛いサイドビュー

ライラっ娘ちゃんは、なにが出て来るのか、よくわかっていないと思います（笑）。
というか、まだりんごには興味なさそうでした。

もちろんこのあとライラちゃんはりんごをもらえました。

そしてライラちゃん母子はバックヤードへ

このあと交代のシンシンくんが出て来るまで少し間があるので、再びウェルカムルームの后ちゃんのところへ戻りました。

后ちゃんのいるウェルカムルーム再び

后ちゃんはすっかりおねむ

幸せそうな寝顔@

あれっ、薄目が開いてるネ！

口元を少しむにゃむにゃさせていて、ちょっぴり舌が出ていました。

再び屋外展示場に戻ってみると

シンシンくんが、きのうと違って見学者に背を向けてごはんを食べていました。
なんとかこっちを向きかけたところをパチリ。

そして木に登って毛づくろい

前腕を丹念に舐める@

シンシンくん、鼻の頭にごはんがくつっいてるよ？

毛づくろいの合間のひととき

この座り方も超かわいいシンシンくんです。

シンシンくんもちょっと吊り目でつぶらな瞳@

鼻の頭にごはんをつけたまま、少しだけぼーっ

どうやら眠くなった様子

べええーっ

レッサーは舌が長いですね。
舌で笹を引き寄せる必要があるからかな。

とろんとしてきたシンシンくん

鼻の頭にごはんが残ってるようだけど、毛づくろいはすんだんだね？

次第に眠りに入ったシンシンくん

シンシンくんには２日目もちょっとしか会えませんでしたが、いままで写真でしか見たことがない生シンシンくんに会えたのはほんとうに良かったです。
バックヤードにいるはずのポリンちゃんには、もうお年で展示は引退なのかもしれませんが、会えませんでしたから。

レッサーパンダのライラちゃんと女の子、シンシンくんと后ちゃんは以上です。
人工哺育のライラちゃんの男の子の写真は次の旅行記「優雅に３泊２日の南紀白浜アドベンチャーワールド三昧（５）パンダ特集：人工哺育のレッサーパンダの赤ちゃん一人遊びがちょっと切ない＆入園前１時間待ちで勝ち取れた１日15人限定ジャイアントパンダ・バックヤードツアー」にて。
http://4travel.jp/travelogue/10933638