デナリ国立公園周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
野生動物、氷河、マッキンリー山を見るため、アラスカに行ってきました。<br /><br />6日目はデナリ国立公園内の野生動物を見るため、始発のシャトルバスでワンダー湖まで行きました。途中、ムース(ヘラジカ)、カリブー(トナカイ)、ブラウン・ベア(グリズリー)、カンジキウサギ、ホッキョクジリスを見ることができました。特に、カリブーはたくさんの群れに遭遇しました。<br /><br />また、雲がかかっていて北米最高峰のマッキンリー山(デナリ)は見ることができませんでしたが、デナリの壮大な風景を満喫できました。<br /><br />■ アラスカ 北の大地&野生動物 9泊10日 ■<br />1〜2日目) 準備編, 往路, スワード・ハイウェイ<br />http://4travel.jp/travelogue/10905727<br />3日目) キーナイ・フィヨルド国立公園 氷河クルーズ 海の野生動物&鯨のジャンプ<br />http://4travel.jp/travelogue/10906719<br />4日目) キーナイ・フィヨルド国立公園 氷河までハイキング → タルキートナ<br />http://4travel.jp/travelogue/10907645<br />5日目) タルキートナ 植村直己ゆかりの地 → デナリ国立公園<br />http://4travel.jp/travelogue/10908301<br />★6日目) デナリ国立公園 野生動物の宝庫 ワンダーレイク行き始発バス<br />http://4travel.jp/travelogue/10909392<br />7日目) デナリ国立公園 マッキンリー山鑑賞 アイルソン行きバス<br />http://4travel.jp/travelogue/10912237<br />8日目) デナリ国立公園 レンジャー引率ハイキング → アンカレッジ<br />http://4travel.jp/travelogue/10916649<br />9日目) プリンス・ウィリアム湾 氷河クルーズ 26の氷河&ラッコの大群<br />http://4travel.jp/travelogue/10920574<br />10日目) 先住民文化センター, 帰路, 総集編(海と大地の野生動物)<br />http://4travel.jp/travelogue/10923725

アラスカ 北の大地&野生動物(5/全9): デナリ国立公園 野生動物の宝庫 ワンダーレイク行き始発バス

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2014/07/03 - 2014/07/03

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昆虫博士

昆虫博士さん

野生動物、氷河、マッキンリー山を見るため、アラスカに行ってきました。

6日目はデナリ国立公園内の野生動物を見るため、始発のシャトルバスでワンダー湖まで行きました。途中、ムース(ヘラジカ)、カリブー(トナカイ)、ブラウン・ベア(グリズリー)、カンジキウサギ、ホッキョクジリスを見ることができました。特に、カリブーはたくさんの群れに遭遇しました。

また、雲がかかっていて北米最高峰のマッキンリー山(デナリ)は見ることができませんでしたが、デナリの壮大な風景を満喫できました。

■ アラスカ 北の大地&野生動物 9泊10日 ■
1〜2日目) 準備編, 往路, スワード・ハイウェイ
http://4travel.jp/travelogue/10905727
3日目) キーナイ・フィヨルド国立公園 氷河クルーズ 海の野生動物&鯨のジャンプ
http://4travel.jp/travelogue/10906719
4日目) キーナイ・フィヨルド国立公園 氷河までハイキング → タルキートナ
http://4travel.jp/travelogue/10907645
5日目) タルキートナ 植村直己ゆかりの地 → デナリ国立公園
http://4travel.jp/travelogue/10908301
★6日目) デナリ国立公園 野生動物の宝庫 ワンダーレイク行き始発バス
http://4travel.jp/travelogue/10909392
7日目) デナリ国立公園 マッキンリー山鑑賞 アイルソン行きバス
http://4travel.jp/travelogue/10912237
8日目) デナリ国立公園 レンジャー引率ハイキング → アンカレッジ
http://4travel.jp/travelogue/10916649
9日目) プリンス・ウィリアム湾 氷河クルーズ 26の氷河&ラッコの大群
http://4travel.jp/travelogue/10920574
10日目) 先住民文化センター, 帰路, 総集編(海と大地の野生動物)
http://4travel.jp/travelogue/10923725

旅行の満足度
5.0
交通手段
観光バス

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  • 始発の公園内シャトルバスに乗るため、日の出前の3時30分に起床です。<br />今の時期はほぼ白夜で、深夜0時に日没、早朝4時に日の出です。<br />残念ながら、天気は曇りです。

    始発の公園内シャトルバスに乗るため、日の出前の3時30分に起床です。
    今の時期はほぼ白夜で、深夜0時に日没、早朝4時に日の出です。
    残念ながら、天気は曇りです。

  • 昨日、戻ってきたときには あまり車が停まっていませんでしたが、この時間はズラッと車が並んでいます。

    昨日、戻ってきたときには あまり車が停まっていませんでしたが、この時間はズラッと車が並んでいます。

    Denali Park Hotel ホテル

  • ホテルのあるヒーリーからデナリ国立公園までは車で15分ほどです。

    ホテルのあるヒーリーからデナリ国立公園までは車で15分ほどです。

  • 公園近くのサブウェイで、シャトルバス内で食べる昼食を調達します。<br />サンドイッチ1つ 10ドル前後です。<br />このサブウェイは24時間営業で、デナリ滞在中にとてもお世話になりました。<br />シャトルバスでは食料と水を各自で準備する必要があります。<br />

    公園近くのサブウェイで、シャトルバス内で食べる昼食を調達します。
    サンドイッチ1つ 10ドル前後です。
    このサブウェイは24時間営業で、デナリ滞在中にとてもお世話になりました。
    シャトルバスでは食料と水を各自で準備する必要があります。

    サブウェイ (デナリ国立公園店) ファーストフード

    デナリ国立公園の入口近くにあるサンドイッチ店、24時間営業なので 早朝シャトルバスに乗る前の食料調達に便利です by 昆虫博士さん
  • ウィルダネス・アクセス・センターの駐車場前に動物を発見!<br />こんなところで野生動物に会えるとは、さすがデナリです。<br />おそらく早朝だから、こんなところまで出てきているのでしょう。

    ウィルダネス・アクセス・センターの駐車場前に動物を発見!
    こんなところで野生動物に会えるとは、さすがデナリです。
    おそらく早朝だから、こんなところまで出てきているのでしょう。

    デナリ国立公園 国立公園

    アラスカ観光のハイライト、?北米最高峰マッキンリー山、?クマやトナカイなど野生動物、?ツンドラの高山植物の3点は外せません by 昆虫博士さん
  • ムース(Moose, ヘラジカ), メス。<br />メスは角がないので、馬のみたいに見えます。<br />車をすぐ横に移動させても さほど気にせず、一心不乱に木の葉や草を食べています。<br /><br />※ ヘラジカは北米ではムース、ヨーロッパではエルク(Elk)と呼ばれます。また、北米でエルクはアメリカアカシカを指します。

    ムース(Moose, ヘラジカ), メス。
    メスは角がないので、馬のみたいに見えます。
    車をすぐ横に移動させても さほど気にせず、一心不乱に木の葉や草を食べています。

    ※ ヘラジカは北米ではムース、ヨーロッパではエルク(Elk)と呼ばれます。また、北米でエルクはアメリカアカシカを指します。

  • 車を駐車場に停めた後も、まだ同じところで食事をしていました。

    車を駐車場に停めた後も、まだ同じところで食事をしていました。

  • ウィルダネス・アクセス・センター(Wilderness Access Center), 0.7マイル(1.1キロ)。<br />全てのシャトルバスや観光バスは、ここから出発します。<br />15分前集合ですが、席は早い者勝ちなので よい席を確保するため30分前に着きました。<br /><br />※ 以下、マイル表示は公園入口からの距離です。

    ウィルダネス・アクセス・センター(Wilderness Access Center), 0.7マイル(1.1キロ)。
    全てのシャトルバスや観光バスは、ここから出発します。
    15分前集合ですが、席は早い者勝ちなので よい席を確保するため30分前に着きました。

    ※ 以下、マイル表示は公園入口からの距離です。

    ウィルダネス アクセス センター 建造物

  • シャトルバスのチケットです。<br />5ヶ月前にインターネット予約をし、昨日ウィルダネス・アクセス・センターでチケットに交換しました。<br /><br />今日乗るバスは、5時15分発ワンダーレイク行きのシャトルバスで、全てのバスの中で始発です。<br />早朝の始発バスなので、野生動物が見れると期待しています。<br />往復11時間ですが、料金は47.25ドルとかなり安いです。

    シャトルバスのチケットです。
    5ヶ月前にインターネット予約をし、昨日ウィルダネス・アクセス・センターでチケットに交換しました。

    今日乗るバスは、5時15分発ワンダーレイク行きのシャトルバスで、全てのバスの中で始発です。
    早朝の始発バスなので、野生動物が見れると期待しています。
    往復11時間ですが、料金は47.25ドルとかなり安いです。

  • 今日乗るバスが来ました。<br />古いボンネットバスです。<br />緑色のバスはシャトルバスで、ベージュ色のバスが観光バスです。<br /><br />運転手と反対側(進行方向右側)の一番前の席を陣取りました。<br />道路上の小動物も見れるなど、動物観察にはよい席です。<br /><br />この日の運転手は、いろいろ説明してくれますが、ボソボソとしゃべっていて 全然聞き取れませんでした。<br />しかし、目が良く いろんな動物を発見してくれました。<br />また、ヘビースモーカーだったので、自分のタバコのためもあり、各休憩所でしっかりと休憩させてくれました。

    今日乗るバスが来ました。
    古いボンネットバスです。
    緑色のバスはシャトルバスで、ベージュ色のバスが観光バスです。

    運転手と反対側(進行方向右側)の一番前の席を陣取りました。
    道路上の小動物も見れるなど、動物観察にはよい席です。

    この日の運転手は、いろいろ説明してくれますが、ボソボソとしゃべっていて 全然聞き取れませんでした。
    しかし、目が良く いろんな動物を発見してくれました。
    また、ヘビースモーカーだったので、自分のタバコのためもあり、各休憩所でしっかりと休憩させてくれました。

  • バスのナンバープレートには、ゴールドラッシュが描かれています。

    バスのナンバープレートには、ゴールドラッシュが描かれています。

  • 出発です。<br />出発してすぐのところに、簡易の信号があります。<br />工事により1車線になっています。

    出発です。
    出発してすぐのところに、簡易の信号があります。
    工事により1車線になっています。

  • サベージ川までの14.8マイル(23.8キロ)は舗装道路で、一般車両も走れません。<br />周囲にはタイガ(Taiga)と呼ばれる針葉樹林が広がります。

    サベージ川までの14.8マイル(23.8キロ)は舗装道路で、一般車両も走れません。
    周囲にはタイガ(Taiga)と呼ばれる針葉樹林が広がります。

  • タイガからツンドラ(Tundra)に替わるあたりで、遠くにムースを発見!<br />走ってすぐに動物が出てきて、乗客は大興奮です。

    タイガからツンドラ(Tundra)に替わるあたりで、遠くにムースを発見!
    走ってすぐに動物が出てきて、乗客は大興奮です。

  • ムース(Moose), オス。<br />立派な角をもっています。<br />ヘラのような角をもつのでヘラジカ、鹿の中で最大なのでオオジカとも呼ばれます。<br />低木の葉や草を仲良く食べています。<br />寿命はオスが12年、メスが20年です。<br />デナリには約2000個体が住んでいます。

    ムース(Moose), オス。
    立派な角をもっています。
    ヘラのような角をもつのでヘラジカ、鹿の中で最大なのでオオジカとも呼ばれます。
    低木の葉や草を仲良く食べています。
    寿命はオスが12年、メスが20年です。
    デナリには約2000個体が住んでいます。

  • サベージ検問所(Savage Check Station), 14.8マイル(23.8キロ)。<br />もう少し遅い便だと レンジャーによる人数確認と国立公園の説明がありますが、早朝なのでレンジャーは不在でした。<br />この先には一般車両は通行できません。<br />ただし、許可を取った研究者と写真家は、一般車両でも奥地に入れます。

    サベージ検問所(Savage Check Station), 14.8マイル(23.8キロ)。
    もう少し遅い便だと レンジャーによる人数確認と国立公園の説明がありますが、早朝なのでレンジャーは不在でした。
    この先には一般車両は通行できません。
    ただし、許可を取った研究者と写真家は、一般車両でも奥地に入れます。

  • サベージ川(Savage River)。<br />一般車両でも入れる終点に駐車場があるので、ハイキング・トレイルがあります<br /><br />デナリ最終日に、この川沿いを少しハイキングをしました↓<br />8日目) デナリ国立公園 レンジャー引率ハイキング → アンカレッジ<br />http://4travel.jp/travelogue/10916649

    サベージ川(Savage River)。
    一般車両でも入れる終点に駐車場があるので、ハイキング・トレイルがあります

    デナリ最終日に、この川沿いを少しハイキングをしました↓
    8日目) デナリ国立公園 レンジャー引率ハイキング → アンカレッジ
    http://4travel.jp/travelogue/10916649

    サベージリバー 滝・河川・湖

  • この検問所から先は、未舗装道路です。<br />そして、タイガがなくなり、ツンドラになります。<br /><br />※ ツンドラは、英語では “タンドラ” という発音です。

    この検問所から先は、未舗装道路です。
    そして、タイガがなくなり、ツンドラになります。

    ※ ツンドラは、英語では “タンドラ” という発音です。

  • テクラニカ休憩所(Teklanika Rest Area), 30.7マイル(49.4キロ)。<br />最初のトイレ休憩です。

    テクラニカ休憩所(Teklanika Rest Area), 30.7マイル(49.4キロ)。
    最初のトイレ休憩です。

  • テクラニカ川(Teklanika River)。<br />レース状の川、いわゆる網状河川(Braided River)です。

    テクラニカ川(Teklanika River)。
    レース状の川、いわゆる網状河川(Braided River)です。

  • ポリクローム・パスに向かいます。<br />カードレールもない切り立った崖の道です。

    ポリクローム・パスに向かいます。
    カードレールもない切り立った崖の道です。

  • ポリクローム・パス休憩所(Polychrome Pass Rest Area), 45.9マイル(73.9キロ)。<br />展望台のような場所で、トイレはありません。

    ポリクローム・パス休憩所(Polychrome Pass Rest Area), 45.9マイル(73.9キロ)。
    展望台のような場所で、トイレはありません。

    ポリクローム パス 自然・景勝地

  • ポリクローム・パス(Polychrome Pass)とは、“極彩色の峠” の意味です。<br />天気が悪くても、絶景が広がります。<br />紅葉の時期は、もっと極彩色になるのでしょうね。<br />紅葉の時期にも来てみたいです。

    ポリクローム・パス(Polychrome Pass)とは、“極彩色の峠” の意味です。
    天気が悪くても、絶景が広がります。
    紅葉の時期は、もっと極彩色になるのでしょうね。
    紅葉の時期にも来てみたいです。

  • ツンドラにはいろんな花が咲いています。<br />イワウメ (Lapland Diapensia, 岩梅)。

    ツンドラにはいろんな花が咲いています。
    イワウメ (Lapland Diapensia, 岩梅)。

  • キク科の植物。<br />ウサギギク(Frigid Arnica)か。<br />

    キク科の植物。
    ウサギギク(Frigid Arnica)か。

  • トクラット休憩所(Toklat Rest Area), 53.5マイル(85.4キロ)。<br />望遠鏡で裏山をのぞいています。

    トクラット休憩所(Toklat Rest Area), 53.5マイル(85.4キロ)。
    望遠鏡で裏山をのぞいています。

  • ドールシープ(Dall Sheep)。<br />このヒツジは山の高いところに生息しているので、地上から見ても白い点にしか見えません。<br />デナリ国立公園は、元々はこのヒツジを保護する目的で自然保護区が作られました。<br />寿命はオスが12年、メスが20年です。<br />デナリには約2000個体が住んでいます。

    ドールシープ(Dall Sheep)。
    このヒツジは山の高いところに生息しているので、地上から見ても白い点にしか見えません。
    デナリ国立公園は、元々はこのヒツジを保護する目的で自然保護区が作られました。
    寿命はオスが12年、メスが20年です。
    デナリには約2000個体が住んでいます。

  • この休憩所にはトクラット・ビジターセンター(Toklat Visitor Center)がありますが、着いたのが9時前だったので、まだ開いていませんでした。<br />“国立公園パスポート” にスタンプを押すため、帰路に立ち寄ることにします。

    この休憩所にはトクラット・ビジターセンター(Toklat Visitor Center)がありますが、着いたのが9時前だったので、まだ開いていませんでした。
    “国立公園パスポート” にスタンプを押すため、帰路に立ち寄ることにします。

    トクラット ビジターセンター 散歩・街歩き

  • トクラット川(Toklat River)。 <br />この川もレース状の網状河川(Braided River)です。

    トクラット川(Toklat River)。
    この川もレース状の網状河川(Braided River)です。

  • 休憩所を出て走っていると、道路の上に小動物がいます。<br />カンジキウサギ(Snowshoe Hare)。<br />冬毛は白ですが、夏毛は灰色です。<br /><br />冬毛のカンジキウサギは、この3月に見ました。<br /><br />■ 関連旅行記 ■<br />ユーコン 極北&オーロラ(3/全5): クルアニ国立公園 → ホワイトホース(野生動物保護区)<br />http://4travel.jp/travelogue/10871196

    休憩所を出て走っていると、道路の上に小動物がいます。
    カンジキウサギ(Snowshoe Hare)。
    冬毛は白ですが、夏毛は灰色です。

    冬毛のカンジキウサギは、この3月に見ました。

    ■ 関連旅行記 ■
    ユーコン 極北&オーロラ(3/全5): クルアニ国立公園 → ホワイトホース(野生動物保護区)
    http://4travel.jp/travelogue/10871196

  • ホッキョクジリス(Arctic Ground Squirrel, 北極地リス)。<br />1年のうち9ヶ月を冬眠して過ごすリスです。<br />デナリでは、よく見かけました。

    ホッキョクジリス(Arctic Ground Squirrel, 北極地リス)。
    1年のうち9ヶ月を冬眠して過ごすリスです。
    デナリでは、よく見かけました。

  • トクラット休憩所からストーニー・ヒルの間では、カリブー(Caribou, トナカイ Reindeer)の群れをいくつも見ました。<br /><br />遠いですが、角が短いのでメスです。<br />カリブーはシカの仲間で唯一オス・メス共に角を持ちますが、オスの角の方が立派です。<br />寿命はオスが12年、メスが20年です。<br />デナリには2000個体以上が住んでいます。<br /><br />※ 英語ではヨーロッパの個体群を “レインディア”、北米の個体群を “カリブー” と呼びます。なので、デナリのトナカイは “カリブー” と呼びます。なお、北米でもクリスマスのトナカイは北欧のトナカイなので、“Reindeer” と呼びます。

    トクラット休憩所からストーニー・ヒルの間では、カリブー(Caribou, トナカイ Reindeer)の群れをいくつも見ました。

    遠いですが、角が短いのでメスです。
    カリブーはシカの仲間で唯一オス・メス共に角を持ちますが、オスの角の方が立派です。
    寿命はオスが12年、メスが20年です。
    デナリには2000個体以上が住んでいます。

    ※ 英語ではヨーロッパの個体群を “レインディア”、北米の個体群を “カリブー” と呼びます。なので、デナリのトナカイは “カリブー” と呼びます。なお、北米でもクリスマスのトナカイは北欧のトナカイなので、“Reindeer” と呼びます。

  • こちらにも、カリブー。

    こちらにも、カリブー。

  • カリブーが道路に出てきました。

    カリブーが道路に出てきました。

  • このカリブーは、首に発信機を付けています。<br />調査の対象なのでしょう。

    このカリブーは、首に発信機を付けています。
    調査の対象なのでしょう。

  • こっちでもカリブーが座っています。<br />角が長いのがオス、短いのがメスだと思います。

    こっちでもカリブーが座っています。
    角が長いのがオス、短いのがメスだと思います。

  • またもカリブー。<br />これは明らかにオスです。

    またもカリブー。
    これは明らかにオスです。

  • こちらには、カリブのメス。

    こちらには、カリブのメス。

  • ドールシープ。<br />山の中腹に5匹います。<br />点のようにしか見えませんが、同乗者が指摘してバスを停めてくれます。

    ドールシープ。
    山の中腹に5匹います。
    点のようにしか見えませんが、同乗者が指摘してバスを停めてくれます。

  • マッキンリー山の展望ポイントであるストーニー・ヒルを目指します。

    マッキンリー山の展望ポイントであるストーニー・ヒルを目指します。

  • ストーニー・ヒル(Stony Hill), 61マイル(98.2キロ)。<br />この丘はマッキンリー山がきれいに見渡せることで有名ですが、あいにくの曇りでまったく見えませんでした。

    ストーニー・ヒル(Stony Hill), 61マイル(98.2キロ)。
    この丘はマッキンリー山がきれいに見渡せることで有名ですが、あいにくの曇りでまったく見えませんでした。

    ストーニー ヒル 山・渓谷

  • 快晴ならば、ここにマッキンリー山が大きく見えるはずでした。<br /><br />翌日は、ここからきれいにマッキンリー山が見えました↓<br />7日目) デナリ国立公園 最奥部ビジターセンターでマッキンリー山鑑賞<br />http://4travel.jp/travelogue/10912237

    快晴ならば、ここにマッキンリー山が大きく見えるはずでした。

    翌日は、ここからきれいにマッキンリー山が見えました↓
    7日目) デナリ国立公園 最奥部ビジターセンターでマッキンリー山鑑賞
    http://4travel.jp/travelogue/10912237

  • ストーニー・ヒルを出てすぐのところで、ブラウン・ベア(Brown Bear)を発見!<br />デナリではブラウン・ベアと呼ぶことが多いですが、グリズリー・ベア(Grizzly Bear)や日本語ではハイイログマと呼ばれることもあります。<br />北海道にいるヒグマと同じ種類のクマです。

    ストーニー・ヒルを出てすぐのところで、ブラウン・ベア(Brown Bear)を発見!
    デナリではブラウン・ベアと呼ぶことが多いですが、グリズリー・ベア(Grizzly Bear)や日本語ではハイイログマと呼ばれることもあります。
    北海道にいるヒグマと同じ種類のクマです。

  • かなり遠くて点にしか見えませんが、動いています。<br />写真を拡大してみました。<br />歩いたり、寝そべったりしています。<br /><br />結局、デナリで見れることができたクマはこの1頭だけでした。

    かなり遠くて点にしか見えませんが、動いています。
    写真を拡大してみました。
    歩いたり、寝そべったりしています。

    結局、デナリで見れることができたクマはこの1頭だけでした。

  • 皆がクマの撮影に夢中になっていると、道路にはホッキョクジリスが出てきていました。

    皆がクマの撮影に夢中になっていると、道路にはホッキョクジリスが出てきていました。

  • カリブーの大きな群れです。<br />1頭のオスが20数頭のメスを率いています。

    カリブーの大きな群れです。
    1頭のオスが20数頭のメスを率いています。

  • アイルソン・ビジターセンター(Eielson Visitor Center), 66マイル(106.2キロ)。<br />2008年にリニューアルしたビジターセンターで、半地下のようになっています。<br />デナリ国立公園のビジターセンターの中で最も公園の深部にあるので、環境に配慮した設計になっています。

    アイルソン・ビジターセンター(Eielson Visitor Center), 66マイル(106.2キロ)。
    2008年にリニューアルしたビジターセンターで、半地下のようになっています。
    デナリ国立公園のビジターセンターの中で最も公園の深部にあるので、環境に配慮した設計になっています。

    アイルソン ビジターセンター 建造物

    デナリ国立公園で最奥地のビジターセンター、マッキンリー山を見ながらツンドラを歩くハイキング・トレイルがお勧めです by 昆虫博士さん
  • 残念ながら、今日も明日も天気が悪そうです。

    残念ながら、今日も明日も天気が悪そうです。

  • このビジターセンターからは、雲がないとマッキンリー山が望めます。<br />この方向に見えるはずですが、厚い雲に覆われています。<br />マッキンリー山が比較的きれいに見ることができるのは、訪れた観光客の20〜30%と言われています。<br />南からの湿った風がマッキンリー山などがあるアラスカ山脈にあたり冷やされて雲になるので、マッキンリー山は特に雲に隠れることが多いです。

    このビジターセンターからは、雲がないとマッキンリー山が望めます。
    この方向に見えるはずですが、厚い雲に覆われています。
    マッキンリー山が比較的きれいに見ることができるのは、訪れた観光客の20〜30%と言われています。
    南からの湿った風がマッキンリー山などがあるアラスカ山脈にあたり冷やされて雲になるので、マッキンリー山は特に雲に隠れることが多いです。

  • ビジターセンター前に置かれている角はムースのものです。<br />オスのムース2頭が角で戦っていて、抜けなくなり、そのまま死んでしまったものです。

    ビジターセンター前に置かれている角はムースのものです。
    オスのムース2頭が角で戦っていて、抜けなくなり、そのまま死んでしまったものです。

  • 晴れていれば、このようにマッキンリー山が見えるはずでした。。<br />

    晴れていれば、このようにマッキンリー山が見えるはずでした。。

  • 翌日、この同じ場所からマッキンリー山の全貌が見てみると、この日は巨大な山体が雲に隠れていたことがわかりました。

    翌日、この同じ場所からマッキンリー山の全貌が見てみると、この日は巨大な山体が雲に隠れていたことがわかりました。

  • マッキンリー山は見えませんでしたが、このビジターセンターからのアラスカ山脈の眺めはとてもよいです。

    マッキンリー山は見えませんでしたが、このビジターセンターからのアラスカ山脈の眺めはとてもよいです。

  • ビジターセンター周囲にはツンドラの中を歩けるトレイルが整備されていますが、天気が悪かったので 歩きませんでした。

    ビジターセンター周囲にはツンドラの中を歩けるトレイルが整備されていますが、天気が悪かったので 歩きませんでした。

  • ワンダー湖(Wonder Lake), 85マイル(136.8キロ)。<br />このシャトルバスの折り返し地点になります。<br />早朝 5時15分に出発して、途中休憩しながら 5時間半で到着しました。

    ワンダー湖(Wonder Lake), 85マイル(136.8キロ)。
    このシャトルバスの折り返し地点になります。
    早朝 5時15分に出発して、途中休憩しながら 5時間半で到着しました。

    ワンダー湖 滝・河川・湖

  • ワンダー湖の周囲はタイガ(針葉樹林)になっています。

    ワンダー湖の周囲はタイガ(針葉樹林)になっています。

  • ワンダー湖キャンプグランドはマッキンリー山が望めるため大人気で、さらにサイト数が少ないので、なかなか予約することができないようです。

    ワンダー湖キャンプグランドはマッキンリー山が望めるため大人気で、さらにサイト数が少ないので、なかなか予約することができないようです。

  • デナリにいると、壮大な風景が当たり前になってきます。

    デナリにいると、壮大な風景が当たり前になってきます。

  • ゴゼンタチバナ(Bunchberry)。<br />赤い実がなります。

    ゴゼンタチバナ(Bunchberry)。
    赤い実がなります。

  • ノバラ(Wild Rose)。<br />ピンクのきれいな花です。<br />茎にはちゃんとトゲがあります。

    ノバラ(Wild Rose)。
    ピンクのきれいな花です。
    茎にはちゃんとトゲがあります。

  • シモツケ(下野)の仲間(Alaska Spiraea)。

    シモツケ(下野)の仲間(Alaska Spiraea)。

  • トウヒ(Spruce)。<br />枝先の赤いボール状のものから、若い葉が生えていくのですね。

    トウヒ(Spruce)。
    枝先の赤いボール状のものから、若い葉が生えていくのですね。

  • ワンダー湖からは、来た道と同じ道を引き返します。<br />休憩地点も、基本的に同じ場所です。

    ワンダー湖からは、来た道と同じ道を引き返します。
    休憩地点も、基本的に同じ場所です。

  • 帰り道は右側の席が見晴らしが良いので、風景を楽しみます。

    帰り道は右側の席が見晴らしが良いので、風景を楽しみます。

  • ワンダー湖とアイルソン・ビジターセンターの間の景色も、ポリクローム・パスに負けず劣らず 壮大です。

    ワンダー湖とアイルソン・ビジターセンターの間の景色も、ポリクローム・パスに負けず劣らず 壮大です。

  • 再び、アイルソン・ビジターセンター。<br />午前中とは違って、ハイキングしている人がけっこういます。

    再び、アイルソン・ビジターセンター。
    午前中とは違って、ハイキングしている人がけっこういます。

    アイルソン ビジターセンター 建造物

    デナリ国立公園で最奥地のビジターセンター、マッキンリー山を見ながらツンドラを歩くハイキング・トレイルがお勧めです by 昆虫博士さん
  • ビジターセンター前のツンドラだけでなく、裏の山にも登っています。

    ビジターセンター前のツンドラだけでなく、裏の山にも登っています。

  • 再び、ストーニー・ヒル。

    再び、ストーニー・ヒル。

    ストーニー ヒル 山・渓谷

  • カリブーのオス。<br />行きと比べると、格段に動物の目撃数が減りました。

    カリブーのオス。
    行きと比べると、格段に動物の目撃数が減りました。

  • こんな名もないところをハイキングしている夫婦がいます。

    こんな名もないところをハイキングしている夫婦がいます。

  • ここにもカリブー。

    ここにもカリブー。

  • トクラット休憩所では、ビジターセンターが開いていたので立ち寄ります。

    トクラット休憩所では、ビジターセンターが開いていたので立ち寄ります。

    トクラット ビジターセンター 散歩・街歩き

  • 中には国立公園レンジャーが駐在し、さらにアラスカ・ジオグラフィク社(Alaska Geographic)の本や小物を売る売店がありました。

    中には国立公園レンジャーが駐在し、さらにアラスカ・ジオグラフィク社(Alaska Geographic)の本や小物を売る売店がありました。

  • 再び、ポリクローム・パス(極彩色の峠)。

    再び、ポリクローム・パス(極彩色の峠)。

  • この山道はヒヤヒヤします。

    この山道はヒヤヒヤします。

  • サベージ検問所が見えてきました。<br />下界に降りてきた感じがします。

    サベージ検問所が見えてきました。
    下界に降りてきた感じがします。

    サベージリバー 滝・河川・湖

  • カリブー, オス。<br />立派な角です。

    カリブー, オス。
    立派な角です。

  • 戻るにつれて、天気がよくなってきました。<br />ウィルダネス・アクセス・センターでシャトルバスを降ります。

    戻るにつれて、天気がよくなってきました。
    ウィルダネス・アクセス・センターでシャトルバスを降ります。

  • ミューリー科学学習センター(Murie Science and Learning Center)に立ち寄ります。<br />着くと同時に閉館で、あまり見れませんでした。<br />デナリにいる動物の骨などが展示されていました。

    ミューリー科学学習センター(Murie Science and Learning Center)に立ち寄ります。
    着くと同時に閉館で、あまり見れませんでした。
    デナリにいる動物の骨などが展示されていました。

    ミューリー科学学習センター 博物館・美術館・ギャラリー

  • このミューリー科学学習センターで6つ目のスタンプを押し、デナリ国立公園の全スタンプを揃えました。<br />そして、デナリ・ビジターセンター横の本屋で、国立公園ピンバッチ (5.95ドル)も いつも通り購入しました。<br />デナリ国立公園のピンバッチには、マッキンリー山とドールシープが描かれています。<br /><br />■ デナリ国立公園 スタンプ ■<br />1) タルキートナ・レンジャー・ステーション(Walter Harper Talkeetna Ranger Station)<br />2) ウィルダネス・アクセス・センター(Wilderness Access Center)<br />3) デナリ・ビジターセンター(Denali Visitor Center)<br />4) アイルソン・ビジターセンター(Eielson Visitor Center)<br />5) トクラット・ビジターセンター(Toklat Visitor Center)<br />6) ミューリー科学学習センター(Murie Science and Learning Center)

    このミューリー科学学習センターで6つ目のスタンプを押し、デナリ国立公園の全スタンプを揃えました。
    そして、デナリ・ビジターセンター横の本屋で、国立公園ピンバッチ (5.95ドル)も いつも通り購入しました。
    デナリ国立公園のピンバッチには、マッキンリー山とドールシープが描かれています。

    ■ デナリ国立公園 スタンプ ■
    1) タルキートナ・レンジャー・ステーション(Walter Harper Talkeetna Ranger Station)
    2) ウィルダネス・アクセス・センター(Wilderness Access Center)
    3) デナリ・ビジターセンター(Denali Visitor Center)
    4) アイルソン・ビジターセンター(Eielson Visitor Center)
    5) トクラット・ビジターセンター(Toklat Visitor Center)
    6) ミューリー科学学習センター(Murie Science and Learning Center)

  • 宿のあるヒーリーに戻ります。

    宿のあるヒーリーに戻ります。

  • トーテム・イン(Totem Inn)の中にあるカフェ&レストランで夕食です。<br />ここも、モーテルの受付で教えてもらった店です。

    トーテム・イン(Totem Inn)の中にあるカフェ&レストランで夕食です。
    ここも、モーテルの受付で教えてもらった店です。

    トーテム イン ホテル

    デナリ国立公園近郊にあるアメリカ料理レストラン、観光地にしてはリーズナブルな価格設定で地元民に人気です by 昆虫博士さん
  • アラスカにしてはリーズナブルな値段設定で、地元の人がけっこう入っていました。

    アラスカにしてはリーズナブルな値段設定で、地元の人がけっこう入っていました。

  • ポーク・ステーキ&マッシュポテト(15ドル)。

    ポーク・ステーキ&マッシュポテト(15ドル)。

  • ハワイアン・ピザ(13ドル)。<br />どちらも美味しかったです。<br /><br />翌日は、快晴だったので もう一度アイルソン・ビジターセンターまでマッキンリー山を見に行ってきました↓<br />http://4travel.jp/travelogue/10912237

    ハワイアン・ピザ(13ドル)。
    どちらも美味しかったです。

    翌日は、快晴だったので もう一度アイルソン・ビジターセンターまでマッキンリー山を見に行ってきました↓
    http://4travel.jp/travelogue/10912237

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