2014/04/18 - 2014/04/18
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MILFLORESさん
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イースター休暇を利用して、隣国ポルトガルへ行ってきました。
今回はマドリードから車で、以下の旅程を組みました。最後の1泊だけスペインです。
1日目 マドリード → モンサント → カステロ ブランコ(泊)
2日目 トマール → バターリャ → ナザレ(泊)
3日目 カルダス ダ ライーニャ → オビドス → セトゥーバル → アゼイタオン → パルメラ(泊)
4日目 エヴォラ → メリダ(泊)
5日目 帰路 マドリードへ
何故ポルトガルでは、どの町もどの村もこう坂道が多いんだろう?
丘の上に城や修道院や宮殿があって、町がその周辺に広がった造り。
趣はあるけれど、決して歩きやすいとは言えない石畳につまずきながら、上へ下へ。
2日目。宿泊したカステロ ブランコから次の宿泊地ナザレに向かう途中に、世界遺産に指定されている修道院が3ヶ所あります。トマール、バターリャとアルコバサです。その内のトマールとバラーリャに寄りました。
トマールの発展はテンプル騎士団と密接な関係があります。テンプル騎士団は、この地方のレコンキスタで、アフォンソ エンリケス(AFONSO HENRIQUES、ポルトガル初代国王アフォンソ1世)を支援した報奨として、1159年にこの地方を贈られました。そして、ポルトガルのテンプル騎士団初代団長が、この場所に城とその内部の修道院の建設を命じました。テンプル騎士団は14世紀に解散し、キリスト騎士団と生まれ変わりました。テンプル騎士団の莫大な資産はキリスト騎士団に受け継がれ、ポルトガルの大航海時代に重要な役割を果たします。
CONVENTO DE CRISTO キリスト修道院は、何世紀にも渡る増築の末17世紀に完成した、広大で美しい建物です。今回のポルトガル旅行で見学したモニュメントの中では、一番圧倒され印象に残っている建物です。
ここでも、城・修道院は丘の上、町は下。でも、今度の登り下りは車でしちゃいました。修道院見学後は、町の中心を散策。買い物や食事を存分に楽しみました。トマール、良い町でした。
【登れ!下れ! 中部ポルトガルの町巡り】 目次
-01- MONSANTO モンサント http://4travel.jp/travelogue/10879089
-02- CASTELO BRANCO カステロ ブランコ http://4travel.jp/travelogue/10881444
-03- TOMAR トマール http://4travel.jp/travelogue/10881829
-04- BATALHA バターリャ http://4travel.jp/travelogue/10884412
-05- NAZARE ナザレ http://4travel.jp/travelogue/10886686
-06- CALDAS DA RAINHA カルダス ダ ライーニャ http://4travel.jp/travelogue/10888703
-07- OBIDOS オビドス http://4travel.jp/travelogue/10892237
-08- SETUBAL セトゥーバル http://4travel.jp/travelogue/10892869
-09- AZEITÃO アゼイタオン http://4travel.jp/travelogue/10893698
-10- PALMELA パルメラ http://4travel.jp/travelogue/10911527
-11- EVORA エボラ http://4travel.jp/travelogue/10924065
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
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今回の行程です。寄ったのはポルトガル11ヶ所+スペイン1ヶ所。
CASTELO BRANCO から TOMAR までは、約120km。 -
トマールに到着。まずは車で直接、丘の上のキリスト修道院を目指しました。いくつかある駐車場にどうにか車を入れ、入り口を目指します。イースター休暇でポルトガル人とスペイン人の観光客がとても多かったです。
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まずは「城」の姿が目に入ります。
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イチオシ
そして、修道院が目の前に現れました。一番の見所である円堂の部分です。 (夫撮影)
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庭園にあったタイル張りのベンチ。
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入ってきた方向。城壁と城門、幾何学模様に刈り込まれた植木。中世風の衣装を着ている人々は、何かのイベントでもあるのかな。 (夫撮影)
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修道院の正門はスペイン人建築家によるもので、プラテレスコ(銀細工)様式。
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門の中央上部、御子を抱く聖母。
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門脇の彫刻。
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通常の入場料はひとり6ユーロ、トマール・バターリャ・アルコバサの世界遺産3修道院の共通券は15ユーロ。だけど、この日はたまたまユネスコの「国際記念物遺跡の日」だったので無料で入れました。(夫撮影)
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ちょっとした通路もアズレージョで装飾されています。
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Claustro da Lavagem 日本語では「沐浴の回廊」と訳されるようですが、Lavagem とは「洗浄」の意。回廊中庭にあった水槽で修道服を洗濯したことからこう呼ばれる。1426-1453年建設のゴシック様式。
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イチオシ
アズレージョが美しいこの回廊を見ただけで、この修道院に来た甲斐があったと思いました。
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下を覗いたら、テンプル騎士団の扮装をした人々が並んでいました。 (夫撮影)
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(夫撮影)
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こんなアズレージョのベンチがあったら座らずにはいられない!
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Claustro da Lavagem 沐浴の回廊とその奥の円堂。
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次の Claustro do Cemitério 墓の回廊は、騎士と修道僧のために建設された墓所。(夫撮影)
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墓の回廊に小さいけれど全面アズレージョで装飾された綺麗な礼拝堂がありました。
Capela dos Portocarreiros ポルトカレイロス家の礼拝堂 1626年建築 -
礼拝堂内のタイル絵 受胎告知の場面ですね。
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Sacristia Nova 新聖具室、新しいと言っても16世紀のもの。
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新聖具室を抜けると、円堂 ROTUNDA 又は CHAROLA に出ました。修道院の一番の見所です。
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イチオシ
この修道院で最も古い部分です。このテンプル騎士団の礼拝堂は、城と同じく12世紀の建築で、エルサレムの聖墳墓教会に想を得て建設された、ビザンチン風ロマネスク様式の堂です。内部は8角形、外部は16角形の構造。
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天井
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壁には全面キリストの生涯を描いた絵画が飾られています。
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この日は聖金曜日、ちょうどこの絵の出来事(キリストの受難と死)が起こった日。
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どっちを向いても溜息ものの礼拝堂です。素晴らしい・・・
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イチオシ
CLAUSTRO PRINCIPAL 主回廊 修道院で一番大きな回廊です。1530-1562年建設。
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とても大きな修道院で回廊がたくさん、しかも各階に行けるので面白い。主回廊の最上部まで来ました。
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トマールには緑が多い。修道院の麓に広がる国立森林公園 MATA NACIONAL DOS SETE MONTES (夫撮影)
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面白いガーゴイルがたくさん! 人間のような獣のような・・・
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こっちにも、奇妙なのが3つ。
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入ってきた前庭を見下ろすと、中世の扮装をした人々が輪になって踊っていました。(夫撮影)
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テンプル騎士団はチャンバラを始めました。
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四隅にある螺旋階段を下ります。
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2階の廊下では、サックスの四重奏をやっていました。広い回廊の石の壁に反響してなかなか良い音でした。
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質素な長い廊下は NOVICIADO ノビシャド(修練院)。他にもこれに似たような、修道士の独房が並ぶ廊下もありました。 (夫撮影)
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あちこち行ける廊下や階段や扉がいっぱい。探検が面白い修道院です。 (夫撮影)
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有名な JANELA MANUELINA マヌエル様式の窓。1510-1513年作。
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イチオシ
船のマストやロープ、鎖、天球儀や海藻といった大航海時代を象徴するモチーフがたくさん。
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窓の下部の人物
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窓のあるファサード上部の他の彫刻。苔の生え具合が良い。
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窓のあるこの回廊は CLAUSTRO DE SANTA BARBARA 聖バルバラの回廊。この窓も違う高さ4レベルから見ることができます。日本人の団体客が来ていました。
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人間型ガーゴイル。
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これは聖バルバラ回廊の階下から見た窓。
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イチオシ
まだまだ行っていない回廊があります。本当に大きな修道院です。
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CLAUSTRO DA HOSPEDARIA 宿舎の回廊、1541-1542年建築。巡礼者を受け入れた場所。
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修道院内の土産店で見たタイルには、サンティアゴ巡礼のシンボル。そっか、トマールはサンティアゴ巡礼路ポルトガルの道上にあるのですね。
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ここは16世紀のパン窯 (夫撮影)
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こっちはもっと近年、19世紀に油を貯蓄していた部屋。 (夫撮影)
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最後に CLAUSTRO DOS CORVOS カラスの回廊
キリスト修道院、来て良かった! -
修道院の出口にあった土産物店で一目惚れして購入した眼鏡ケース♪ アズレージョがプリントされた布製です。
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修道院見学後、トマール旧市街へ下りることにしました。車を rio Nabão ナバオン川近くに駐車しました。(夫撮影)
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なかなか趣ある町並です。丘の上の城が見えます。15世紀、スペインから追い出されたユダヤ人たちは、この辺りに居留地を作りました。トマールにあるシナゴーグはポルトガルでも最も古い時代のものです。
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(夫撮影)
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旧市街のメインストリートに出ました。両サイドに店が並び、夫が靴屋を見つけて入りました。
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その間、私はタイル張りの建物が面白くて外。
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これは、ペンションのファサードにあったタイル絵。ナバオン川。
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こちらはキリスト修道院のマヌエル様式の窓。窓も素晴らしかったけれど、このタイル絵も素敵!
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町の中心、PRAÇA DA REPÚBLICA レプブリカ広場に出ました。
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丘の上の修道院をバックに市庁舎が建っています。
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イチオシ
単純な市松模様の広場。
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像は、城・修道院を建てたポルトガルのテンプル騎士団初代団長、グアルディン パイス Gualdim Pais です。
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Igreja de São João Batista 洗礼者ヨハネ教会(15世紀)と、鳩と遊ぶ女の子。
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店が色々と並んでいた通りに戻って、夫は運動靴を、私はタオルセットを買いました。
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これが買ったタオルセット。ポルトガルのタオルって良質で、スペインでもポルトガル製が多く売られています。私も、ポルトガルに行くとついタオルに目がいってしまう。
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13時過ぎたので、いくつかメモしていたレストランの中から良さそうな所に入りました。
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RESTAURANTE ALMINHAS この後、フランス人観光客や地元の人でいっぱいになりました。(夫撮影)
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パン、オリーブ、ガーリック入りバター 何も言わなくても出てきますが、有料です。
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メニューはポルトガル語のみでしたが、大体分かります。分からない言葉は私の持っていた日本語のガイドブックで調べました。COGUMELOS って何だろうと思ったら、マッシュルームのことでした。この地域のチーズとグリルされています。美味しい!やたらとパセリが多いのを夫は嫌がっていましたが。
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私はメインにはタコ Polvo Salteado con Azeite e Alho にんにくとオリーブオイルで炒めてある。
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夫はまたタラ、Bacalhau assado フライされています。トマトライス付き。
コーヒーがまた格安(1杯0,70ユーロ)! お会計トータル31ユーロでした。 -
川の方へ戻ります。
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全面アズレージョ張りの建物。
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観光案内所、もう散策終わりなので用はないのですが、外からタブレイロス祭の飾りが見えたので入ってみました。タブレイロス祭 Festas dos Tabuleiros はポルトガルで一番華麗な祭りだそうで、4年に1度催されます。通りには花の絨毯が敷かれ、白い衣装を着た500人もの女性が写真のような盆(タブレイロ)を頭に載せて練り歩くそうです。
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お盆には串刺しのパンが花と共に飾られ、重さ30kgにもなるとか。祭りは、14世紀に町の修道院が貧しい人達にパンを配ったことに由来するそうです。
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橋を渡って、川と町と城が撮れる場所へ。 (夫撮影)
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川には、アヒルやガチョウの他に、名も知らない鳥が色々いました。
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イボだらけで赤ら顔のアヒル。
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イチオシ
トマールで半日過ごしてしまいました。修道院だけでなく町も良かった。
この後はバターリャに寄ります。 (夫撮影)
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