2014/04/19 - 2014/04/19
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イースター休暇を利用して、隣国ポルトガルへ行ってきました。
今回はマドリードから車で、以下の旅程を組みました。最後の1泊だけスペインです。
1日目 マドリード → モンサント → カステロ ブランコ(泊)
2日目 トマール → バターリャ → ナザレ(泊)
3日目 カルダス ダ ライーニャ → オビドス → セトゥーバル → アゼイタオン → パルメラ(泊)
4日目 エヴォラ → メリダ(泊)
5日目 帰路 マドリードへ
旅3日目の宿泊はパルメラのポウサーダ。
パルメラに向かう前に、アゼイタオンのタイル工房 São Simão Arte に寄りました。
伝統的アズレージョの製作過程を見学、記念にタイルを購入しました。
http://www.saosimaoarte.com
アズレージョは元々、スペイン南部でイスラム教徒の影響を受けて作られたタイルが、ポルトガルにも渡って生産されるようになったもの。azulejo と書いて、ポルトガルではアズレージョ、スペインではアスレホと読みますが、この言葉はアラブ語の az-zulaiŷ(磨かれた石)から来ています。
【登れ!下れ! 中部ポルトガルの町巡り】 目次
-01- MONSANTO モンサント http://4travel.jp/travelogue/10879089
-02- CASTELO BRANCO カステロ ブランコ http://4travel.jp/travelogue/10881444
-03- TOMAR トマール http://4travel.jp/travelogue/10881829
-04- BATALHA バターリャ http://4travel.jp/travelogue/10884412
-05- NAZARE ナザレ http://4travel.jp/travelogue/10886686
-06- CALDAS DA RAINHA カルダス ダ ライーニャ http://4travel.jp/travelogue/10888703
-07- OBIDOS オビドス http://4travel.jp/travelogue/10892237
-08- SETUBAL セトゥーバル http://4travel.jp/travelogue/10892869
-09- AZEITÃO アゼイタオン http://4travel.jp/travelogue/10893698
-10- PALMELA パルメラ http://4travel.jp/travelogue/10911527
-11- EVORA エボラ http://4travel.jp/travelogue/10924065
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東アゼイタオンの Vila Fresca de Azeitão に目当てのタイル工房 São Simão Arte はあります。近くに観光バスが1台停まっていたのですぐに分かった。ちょうど、イギリス人のグループが工房から出てくるところでした。
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工房の門に出ているタイル サンプルのひとつは、ポルトガルらしく船の絵。アズレージョによく描かれるモチーフです。
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São Simão Arte サン シマオン アルテでは、16世紀の手法でアズレージョを作っています。
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グループが出てきた直後に工房に入ると、このおじさまが英語で「アズレージョ作りを見たいか?」と聞いてきた。もちろん! 「英語?ポルトガル語?」って聞くので、スペイン語って言うと、「じゃぁ、ポルトガル語で分かるね」って。はい、完全にポルトガル語とスペイン語で通して、お互い100%理解できました。
まずは、工房奥のタイル ベースを作る所に案内されました。粘土はポルト付近から持って来られます。生地が1,5cmの厚みになるように、こうしたレーンに沿って麺棒で伸ばします。 -
16cm四方の型を当てて、タイル生地を切ります。この生地をまずは、夏場は3ヶ月間、冬場は5ヶ月間自然乾燥させます。
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乾燥前、自然乾燥後、そして完成後のタイルです。生地は最初は大きさ16x16cm、厚み1,5cm。自然乾燥して水分を飛ばした後、1100度で1度焼くと15x15cmに縮みます。そのタイルに釉薬をかけ、色付けし、1000度で焼き上げて出来上がったアズレージョは、大きさ14cmx14cm、厚さ1cmまでに縮みます。この大きさだと、壁を飾るアズレージョとして絵の大きさを計算しやすい。というのも、14cmx7=98cmで目地部分を含めると大体1mになるのです。
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「やってみるか?」と言われて、そりゃーやりますよ! スペイン タイルの絵付けは以前にスペインのバレンシアでやったことありますが、その際には工場生産の出来合いのタイルを利用しました。だから、生地から作るタイルは初めてです。生地を伸ばした後カット! けっこう、重みあって固いです。 (夫撮影)
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ジャーン 出来ました。カットしたタイル生地です。 (夫撮影)
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絵付け作業をする工房に移りました。素敵なタイルがたくさん!
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昔のリスボンを描いたアズレージョ。いいね〜♪
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アズレージョに使用される色。黄色系は富の象徴である金を連想させるため人気だった。
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昔ながらの手法で製作されるタイルは、工場生産のタイルよりも丈夫な上、伸縮性もあるので、ファサードの飾りとして長持ちする。
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1度焼かれたベースタイルに釉薬をかけて色付けの準備をします。下絵の付け方はスペイン タイルと同じ。トレーシングペーパーに写した絵の線に沿って針で穴を開け、その上からカーボンの粉末を叩いて、釉薬をかけたタイルに下絵を写します。
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この作業は過去にやったことがあります。
(注) これは、バレンシアでスペイン タイルの絵付けをした時に使った下絵です。
トレーシングペーパーに描く絵を写し、針でボツボツと絵の線に穴を開けていく。 -
(注)これは、私が過去にバレンシアで作成したスペイン タイルです。
上の下絵を使って出来上がったタイルがこれ。 -
絵付けのパフォーマンスを見せてくれるように、休憩に入っていたと思われる職人さんを呼んでくれました。
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手がぶれないように、棒で手を支えながら色付けします。リスボンのケーブルカーが描かれたアズレージョです。この女性はドイツ人。ポルトガルに魅せられて居着いてしまったとか。
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スーイスーイスーイと色付けされていきます。
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売り物や注文品がたくさん並んでいます。
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ひょうきんな猫♪
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色々なところから発注された記念タイル。
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地元の企業や何らかの会からの注文品サンプル。
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オーブンが置いてある仕上げ部屋。我々にアズレージョ作りの説明を終えたおじさまは、仕事に戻った。
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おじさまは、ある学校の注文品のタイルにマグネットを貼付けていました。フィンランドの学校との友好10周年記念らしい。小さなタイルですが、ひとつづつ手描きです。
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焼き上がって冷却過程にあるアズレージョ。時々、ピシーッとタイルが冷える時の音がします。絵付け前のタイル焼き上げで割れてしまうものが10%ほど。でも、それらのタイルは切って小さいタイル用に再利用できる。絵付けも終えた最終焼き上げの際に割れてしまうのは5%ほどとか。
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売り物かな。庭があれば、白壁にこういうタイルを埋め込みたい。
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こういうワイン生産過程を描いたもの、スペインにも多いモチーフです。
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こちらもワイン生産をモチーフにしたタイル。
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せっかくだから、記念に何か買いたい。ショップに並んでいるタイル色々。
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船もいいけど・・・
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買ったのは自分たちのイニシャル。裏に薄いタイルが貼付けてあるので、そのまま玄関先に置いて飾っています。最初から最後まで手作りのアズレージョは、温もりがあります。
São Simão Arte 大変面白かったです。
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