2013/12/28 - 2013/12/31
339位(同エリア1034件中)
ぬいぬいさん
毎年1月3日に仕事の挨拶回りがあるため、今年の年末年始の連続休暇は5日間。
仕事柄連続休暇の取れない私にとって、年末年始とゴールデンウィーク、お盆休みの年に3回が海外に旅に出れるチャンス。
でも、この時期はいずれも旅行代金はバカ高。
久しぶりに夫婦でベトナムでも行こうかとチケットをチェックすると高!
それなら台湾 これも高!
今年は10年ぶりにどこにも行かずに寝正月かな・・・
そんな感じで一度はあきらめたものの、やっぱりどこかへ行きたい。
そう思ったのがクリスマスイブ
どこへ行こう・・・?
前から気になってる場所が2ヶ所
最近グーグルCMで話題の「日本のマチュピチュ 竹田城」
それともうひとつか一昨年世界遺産に登録された平泉
久しぶりに18きっぷを使って各駅停車の旅をしよう。
あわてていろいろ調べてみると竹田城で雲海が見れるのは9月から11月までで、ベストシーズンは秋
2月まではいろいろ条件が重なれば見れる可能性はあるとのこと。
でも、18きっぷではアクセスがよくない。
と言うことで行き先が平泉に決定。
そうなるととりあえず宿の確保
旅行の予約サイトでたまっていたポイントを有効に使って、仙台に3泊分の宿を確保。
あとはいつものように思いつくまま気の向くままの街歩き。
今回も気ままに旅を楽しんできました。
こちらでは2日目の山形の旅を紹介します。
雪の東北は寒かった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
土曜の12時からの終礼で今年は仕事納め。
思いのほか時間が長引いてしまい、予定していた電車が間に合わず1時間遅れのスタートとなりました。
仙台に到着したのは夜の10時過ぎ
初日はホテルにチェックイン後はおとなしく寝ました。 -
翌朝起きると外は薄っすら雪が積もっていたものの晴れ。
この日は仙山線に乗ってまずは山寺に -
仙山線のホームにとまっていた電車に雪が付いてます。
ということは山形は雪? -
正解!
山寺に到着したら一面の雪景色 -
結構積もってますね
-
山寺は名前の通り、山の上にあるお寺。
登山口から山のてっぺんの奥の院までずっと階段が続きます。
ちゃんとその数を数えた奇特な方がいたようで、その数は1070段あるそうです。 -
イチオシ
階段を上って正面にあの根本中堂。
ここから奥の院までは、雪のない状態で往復小一時間かかるようです。 -
この山門をくぐると有料の拝観エリア
拝観料を300円払って中に -
ここからトレッキングシューズに簡易アイゼンのゴムをセットし、山登り開始
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山寺の正式な名前は宝珠山立石寺。
宝珠山立石寺 寺・神社・教会
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清和天皇の勅願によって慈覚大師が860年に開山したという古刹です。
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氷柱すごい
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青空が見えてきましたね
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イチオシ
ようやく仁王門が見えてきました。
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モノクロの景色にくっきり浮かぶ色とりどりの千羽鶴
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青空が見えていたかと思うと雪が降り出したりして、
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奥の院は雪で埋もれていました。
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山寺といえば真っ先に思い浮かぶのが松尾芭蕉の「奥の細道」
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「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
夏の俳句ですが、冬はイメージが違いますね -
お寺の境内のこんな山の上になぜか郵便ポストが
いくつかある塔頭に確かに人は住んでいるもののわずか数名のために、郵便やさん大変ですね -
雪で登り口が埋もれているのか、向こう側の山の上にある胎内堂と釈迦堂は行けませんでした。
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イチオシ
山寺のビューポイント五大堂
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眼下に見下ろす一面の雪景色
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駅の反対側の山の上にある、芭蕉記念館や後藤美術館も雪で埋もれていますね。
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東北も地域によって積雪量が随分違うようで、仙台はほとんど雪がなかったのにこの山寺周辺が、今回尋ねた中では一番雪深い場所でしたね。
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五大堂の足元はこんな感じ
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向こうの山の上に見えるのは胎内堂 あそこに登るにはどう行ったらいいのか、雪に埋もれてわからずじまいでした。
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長く続く階段の途中に、いろいろ見どころがあるようですが、雪に埋もれてしまいよくわからない状態
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おまけに木の枝に積もった雪が、風にあおられて雪崩のように塊で落ちてくるため、気を付けないと直撃したら雪だるま状態になってしまいます。
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イチオシ
下りの電車まで40分
まだ11時前 ちょっと早めですが駅前のおのやでランチを
山形といえばやっぱり芋煮
このおのや今はペンションになっていますが、昔は宿坊だったそうで、創業は500年以上も前にも遡り、あの松尾芭蕉も宿泊した宿だそうです。 -
駅前からは山寺の全貌を窺うことができます。
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仙山線のダイヤは1時間に1本 山寺に来る際は帰りの電車の時間をチェックしてから上ることをお勧めします。
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次に向かったのは山形
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こちらの目的は、私の大好きな近代建築巡り
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イチオシ
山形で一番楽しみにしていたのが、こちらの旧山形県庁の文翔館
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事前のリサーチ不足で、29日から年末年始の休館で中を見ることができませんでした。
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こちらの建物は大正5年に、2代目の山形県庁舎として、地元米沢出身の中條精一郎が顧問となり、実施設計を田原新之助が担当し建築されました。
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イギリス・ルネサンス様式を基調としたレンガ造りの建物
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その西側にあるのは山形県庁舎と同時に建設された県会議事堂
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旧県庁舎とは渡り廊下で繋がっています。
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できた当時の県会議員数は35名だったそうで、議会のない時は演奏会や展示会などが開催され、イベントホールとして使われていたようです。
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内部を見ることを楽しみにしていただけに残念です。
年末年始の旅はこれがあるから・・・ -
次に向かったのは旧山形師範学校本館
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イチオシ
こちらも残念ながら休館で外観のみの見学
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明治11年開校した山形師範学校
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明治34年にこの地に移転してからこの建物は建築されました。
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戦後は山形大学教育学部となって、昭和38年以降は県立山形北高等学校ととして使われています。
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現在は山形県立博物館教育資料館として公開されています。
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木造二階建ての外観は、ルネッサンス様式を基調とし、竪瓦型レンガを下地としたモルタル塗の外壁などに特色がある建物です。
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その隣にある講堂。こちらも明治34年に造られたもの。
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この下見板張りの講堂は、切妻の屋根になっていて、正面の破風はハーフティンバーと装飾を施したファサードはなかなか見応えがあります。
残念ながらこちらの建物は、老朽化のため立ち入り禁止になっていました。 -
こちらは正門を入ってすぐ横にある門衛所
こちらも明治34年に建てられたもの。 -
予定の電車の時間が迫ってきたため、最後に向かったのは霞城公園
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山形城は天守閣は現存せず、あるのは二の丸東大手門だけ
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こちらは城主だった最上義光の像
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ここに来た目的はこちらの旧済生館本館を見ること。でも、残念ながらこちらも年末で休館中。
これで山形の近代建築の見学はすべて空振りに終わってしまいました。 -
こちらの建物は、山形県令三島通庸の病院新築の大構想のもとに、明治11年に建てられた県立病院「済生館」の本館の一部で、当時は医学校も併設していたとか。
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雪の街歩きで冷え切った体を暖めるために作並温泉で途中下車。
ここでトラブル発生。
年末でお風呂が大混雑のようでシャトルバスに乗せてもらえずしばらく駅で待つことに。 -
ゆづくしsalon一の坊は日帰り入浴もできる温泉。
温泉内は撮影禁止だったため画像がありませんが、2つあった露天風呂も大浴場もなかなかの湯でした。
宿泊客以外の日帰り入浴の利用客も使えるサロンでは、ソフトドリンクと蒸しケーキと一口ドーナツのサービスがあり、湯上りに寛ぐことができました。
生ビールも280円で飲むことができました。 -
作並駅のこけしのお見送りで2日目の山形の街歩きは終了しました。
明日はいよいよ世界遺産平泉です。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 夏への扉さん 2014/01/27 01:49:44
- 雪の山寺きれいですね!
- こちらも拝見!
3年前の2月に山寺に登ったのですが、雪が降ってから時間が経ってしまって、参道に雪は積もっているものの、一面の雪景色は見れませんでした。
5年前ぐらいには12月のはじめに登ったのですが、スキー場開きの日なのに全く雪がありませんでした。
こちらの旅行記のような雪景色を見たかったのに、残念です。
ところで、山の反対側のお堂は、今は危険なので行けないと書いてありました。
雪がなかったので、立て札読めました。
文翔館や郷土館に入れなくて残念でしたね。
特に文翔館は素敵で、もう3回も見に行っています。
議事堂でコンサートをしていた時もありました。
次回はぜひ、ご覧になってください。
なつ
- ぬいぬいさん からの返信 2014/01/28 18:38:07
- 山寺の雪景色 よかったですよ
- すぐ近くなのに仙台と山形で全く別世界
仙山線を20分ほど乗るとあたり一面雪景色に変わりました。
雪の山寺を楽しみにしていたので、期待通りの雪景色に大満足。
でも、近代建築を見に行った山形では、ことごとく年末の休館でこちらはがっかりの連続でした。
外観だけでなく、やっぱり中も見ないといけませんね。
また近いうちに行くようですね。
-
- みかりさん 2014/01/02 17:22:50
- あけましておめでとうございます。
- ぬいぬいさん
あけましておめでとうございます。
昨年は素敵な旅行記&沢山の旅の情報を教えていただき
ありがとうございました。今年もお互いに素敵な旅が沢山出来ます様に!
明日からお仕事なんですね。お疲れ様です。貴重な連休に海外に
行けなかったのは残念ですが・・・雪の山形。ホントに素敵ですね。
山寺は憧れのお寺ですが・・・あの階段がネックで訪れる勇気がなかなか
出ません。それなのに雪の山寺にすご〜く憧れているんです。
雪が積もって、とっても静かな山寺・・・・ホントに素敵ですね。
若い頃はスキーにハマッテ、毎年山形に行っていましたが・・・
白銀の山形、たっぷり堪能しました。続きも楽しみにしています。
本年も、宜しくお願いいたします。
みかり
- ぬいぬいさん からの返信 2014/01/03 00:12:02
- あけましておめでとうございます。
- みかりさん こんばんは
あけましておめでとうございます。
こちらこそよろしくお願いしますね。
山寺は数年前の秋に 、お客様をお連れしていったときに反対の山の上にある芭蕉記念館によってし下から見上げただけで、いつかまた来て上ってみたいと思っていた場所でした。
ようやく実現しました。
「閑さや 岩に染み入る蝉の声」
季節は違うものの、雪景色の閑さもまた格別なものがありました。
山の途中にいくつかの塔頭があって、御朱印をここで4箇所いただいてきました。
普通に歩いて山門から奥の院まで40分から60分と言われましたが、雪のこの状態でも40分で十分だったので、機会があればぜひ雪の山寺チャレンジしてみてくださいね。
山門のところで長靴も貸してくれますよ。
今回はノープランながら気ままにいろんなところに行って、ほっこり温泉に浸かって、大好きな近代建築も見れたし、30数年ぶりに中尊寺も行って、おいしい牡蠣も食べれたし、中々満足度の高い旅でした。
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