牛タンを食べに仙台へ

2008/04/06 - 2008/04/06

春の１８きっぷのシーズン終了前の日曜日。最後の１枚を使ってどこに行こうか考えた結果、桜前線北上に合わせ、行って来ました仙台に。
福島の辺りで桜を追い越してしまい、結局仙台では桜を楽しむことができませんでしたが、その分牛タンを堪能してきました。
でも往復で１３時間の長旅、疲れました。

エリア 仙台(宮城)

• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

今朝は早起きして始発電車に乗って仙台まで遠征。
目的は桜でしたが、桜前線を栃木の那須の辺りで追い越してしまい、福島から先はまだ桜は固い蕾のまま。
浜通りの小名浜では桜は見頃との情報に、若干期待はしていたのですが見事にハズレ。
仕方がないのでとりあえずバスに乗って伊達家の霊廟　瑞鳳殿へと向かいました。

霊廟の入り口にある瑞鳳寺は伊達政宗の菩提寺として二代藩主忠宗によって創建された寺です。

ここから瑞鳳殿には石の階段を登っていきます。

途中から階段が左右に別れ、左に進んでいくと入り口がありました。

入館料は５００円を払って中に入ります。ここでお得な情報　るーぷる仙台の一日乗車券を見せると５０円割引きで入れますよ。
これは入り口の涅槃門　青森のヒバ材を使って再建されています。

ここには伊達家の霊廟があり、中でも伊達政宗の瑞鳳殿、二代目藩主忠宗公の感仙殿、三代目藩主綱宗公の善応殿が同じ桃山様式の豪華な霊廟になります。

仙台はこの時期まだ梅の季節でした。

ここが瑞鳳殿
７０歳で生涯を閉じた伊達政宗の遺言により１６３６年この地に造営された霊屋で、戦前まで保存されていましたが、昭和２０年の戦災により消失してしまい、昭和５４年に再建されたものです。

桃山様式の豪華絢爛な霊廟で、日光の東照宮と同じような色彩の仕上げになっています。

屋根には竜頭が追いかけるよう左右に２つずつ乗っています。

こちらは、２代目忠宗公、３代目綱宗公の霊屋の入り口。瑞鳳殿と向かい合うように建っています。

正面に見えているのが忠宗公の感仙殿　瑞鳳殿同様国宝に指定されていましたが、昭和２０年の戦災で焼失し、昭和６０年に再建されたものです。
　

感仙殿と善応殿は２つ並んで建っていて外観もほぼ同じような姿になっています。

手前に見えているのが綱宗公の善応殿　瑞鳳殿同様昭和２０年の戦災で焼失し、昭和６０年に再建されたものです。

感仙殿と善応殿の下にはこんな石灯籠が並んでいます。

うっそうとした杉の巨木に囲まれた参道の石の階段。
その数は伊達家の禄高（６２万石)を表して６２段だとか。数えていないので定かではありませんが・・・。

この杉の巨木も仙台藩の歴史を象徴するように樹齢３７０年を超えるものだそうです。

せっかくなので先ほどの瑞鳳寺の山門をくぐって少し寄り道していきましょう。奥にはこんな本堂がありました。

山門をくぐった脇にはこんなお地蔵さんが数体並んでましたが、真ん中だけやけ体格のいい、新しいお地蔵さんが目立ってました。

境内には先ほどと違って紅梅が咲いてました。
東北は１ヶ月季節がずれているようですね。

すぐ隣には蝋梅が。

仙台での足となったのは、このるーぷる仙台。市内の主だった観光スポットを循環するバスで、一日乗車券（６００円）を購入しての利用です。

このるーぷる仙台に乗って次に向かったのは仙台城

石垣が残るだけで天守閣はありませんが、仙台市内を一望できる高台にあります。山の手前には仙台観音が見えています。

ここからの眺望素晴らしいですね。

夜になれば夜景もきれいそうですね。

仙台市を見下ろすここに立っているのがおなじみ仙台のシンボル　伊達政宗公の騎馬像です。

青葉山の下に流れるのは広瀬川
随分昔に大ヒットした青葉城恋歌に出てきましたね。

お城は戦災で消失してしまい、こんな感じで石垣のみ残っています。

政宗公の銅像の下はこんなかんじになっています。

政宗公の騎馬像の横にも立派な台座に乗った巨大な鳥が翼を広げた像があります。

何か本当に空を飛んでるような感じですね。

今日のランチはここ　
伊達の牛たん本舗
牛タンの本場仙台には牛タンの専門店が数多くあるようですが、よくわからないため、無難に有名店に入ってみました。

限定商品の厚焼き牛タンが売り切れのため、やむなく普通の牛たん定食　塩と味噌のミックス　麦ご飯とテールスープが付いて１４７０円。

でも、実は私牛タン大嫌いなんです。
東京では絶対食べないのですが、ミーハーなのでついつい、仙台に行ったら牛タンかな・・・？
と言うことで食べてしまいました。

食後のデザートはこれ、ズンダシェイク。
これって意外にうまかったです。

この宮城縣護國神社は青葉城本丸跡にある神社。

明治維新以降の諸事変、戦役における宮城県関係あるいは縁故のある殉難者、5万6千余柱の英霊を祀る、いわば仙台の靖国神社のようなところです。

政宗公の銅像の向こうには、こんな感じで仙台の街並みを一望できます。

ケヤキ並木の定禅寺通り　中央分離帯の遊歩道にはイタリアの作家たちのブロンズ像が並んでいます。

今は葉が落ちて緑がありませんが、ケヤキの緑の時期はきれいな通りに変身するんでしょうね。

仙台の歌舞伎町的な歓楽街　国分町　夜来て見たい場所ですね。

アーケードを横道にそれるとこんな懐かしさを感じさせる横丁もあります。

東北一の都市仙台　なかなか賑やかな場所ですね。札幌よりも賑わいがある感じです。

こんなアーケードが続いています。

帰りに宇都宮の駅ですれ違った寝台特急北斗星　
お金と時間に余裕ができれば、いつかはこれに乗って贅沢な気分で札幌に行ってみたいですね。

電車オタクではないですか、そんなのんびりした贅沢な鉄道の旅を味わってみたいものですね。

この旅行記へのコメント （5）

• さとみきさん 2009/04/28 22:50:49

  牛タン

  こんばんわ
  
  今度のGWに石巻の親戚の家にいき、その後観光をして帰ってくるつもりですが、
  今回のテーマは『牛タン』
  これを食してから帰ってくる。
  
  『牛タン』キーワードに旅行記巡りをしています
  
  牡蠣もおいしいですよね。
  でもGWはもう遅いですね・・・。
  牛タン食して来ます!!
  
  　　　　　　　　　さとみき

  ぬいぬいさん からの返信 2009/04/29 00:05:58

  RE: 牛タン

  さとみきさん　こんばんは
  
  昨年の春に仙台に行ったきっかけは、TVで見た松島のスコップですくった山盛りの牡蠣を焼いて食べている、牡蠣食べ放題のシーン。
  
  でも、４月に入ると既にシーズンが終わっていて断念せざるを得ませんでした。
  
  変わりに仙台といえば、やっぱり牛タン
  余り牛タンは好んで食べない私でしたが、ついつい注文して食べてしまいました。
  
  でも、このお店の牛タン結構いけてましたよ。
  
  仙台楽しんできてくださいね。
  それではいい旅を。

• たらよろさん 2008/04/13 13:09:17

  仙台の牛タンは？

  こんにちわ〜〜
  私もミーハーなので仙台の牛タン食べに行きたいな
  ってずっと思ってるのですが、
  関西からだとなかなか遠くて実現してません（泣）
  ところで、牛タンお嫌いなぬいぬいさんが
  よくチャレンジされましたねぇ。
  本場の牛タンはいかがでしたか？
  苦手は克服できるお味でしたか？
  よかったら、また教えてくださいね♪
  
  私の大好きな戦国武将の伊達政宗の地なので
  ぜひとも行きたい仙台です。
  
  　　たらよろ

  ぬいぬいさん からの返信 2008/04/13 20:49:54

  ホントは岩ガキを食べに松島へ行きたかったのですが・・・

  たらよろさん　　こんばんは
  
  往復１３時間もかけて仙台に行ったのですが、実は行き先も目的も特に決めず行ってしまいました。
  子供が小さな頃に行って以来２０年ぶりの仙台。右も左もわからないため、まずは駅に付いて、観光案内所へまっしぐら。
  
  そこでもらった地図を片手に、バスの一日チケットを買って、先代と言えば伊達政宗と言うことで、政宗公ゆかりの瑞鳳殿と青葉城とまわり、青葉城内でこの伊達の牛たん本舗のお店を見つけ、ミーハーなもので食えないくせについつい話の種にと牛タンを食してしまいました。
  
  焼肉屋へ行っても、付き合い程度で１枚食べるだけなのですが、ここでは１０枚も付いてきて大変でした。
  でも、塩味と味噌味のミックスでしたが、味噌味はなかなかいけてました。
  でも、東京に帰っても好んで食べないですね。
  
  今回の仙台行き、実は年明けの２月頃、旅番組で仙台の岩がきを浜辺の倉庫でスコップですくって山盛り焼いて食べているシーンを見て、次は松島だ・・と
  次の旅先を決めたものの、タイミングを逸してしまい、牡蠣のシーズンが終わってしまいました。
  
  と言うことで、仕方なく牛タンとなってしまった次第です。
  
  ところで道後温泉に行ってきたんですか？
  一度行って見たいと思っているのですが、四国に行く機会がなくてなかなか実現できないでいます。
  こうやって見ると、ますます行きたくなりますね。
  

  たらよろさん からの返信 2008/04/13 21:13:13

  RE: 仙台の牛タンは？

  こんばんわ！
  道後温泉、素敵でしたよ♪
  食べ物もどれも美味しくって
  お土産に予算外のお金を使ってしまいました（苦笑）
  でも雰囲気も最高でまた今すぐにでも行きたくなる温泉でした。
  これから旅行記作成していきますので
  よかったら又見てくださいね。
  今度の旅行記は美味しいもの編です。
  
  　　たらよろ