2013/08/01 - 2013/08/02
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miharashiさん
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2013年の7月末から三度目の世界一周旅行に行きました。最初に北米のウォータートン/グレイシャー国立公園、その次にヨーロッパのイタリア/オーストリアアルプス、ベルギー、スコットランド、最後にアフリカのナミブ砂漠とワイルドフラワー満開の南アフリカを訪れました。本旅行記は、これまで5回も訪れているイタリアのドロミテ地方を再びドライブした記録です。6度目にもなる執念が実ったのか、2日間ともほぼ快晴の天気に恵まれ、素晴らしい山岳写真がたくさん撮れました。(表紙写真は、ジアウ峠の眺望)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イタリアアルプスの中でもっとも変化に富んだ山岳風景が見られるドロミテ地方。これまで5回も訪れているが、それでもまだ見ていない地域がたくさん残っていた。今回は6度目の訪問で、いままで行っていなかったコルチナ・ダンペッソの南西にあるジアウ峠と、マルモラーダ、チベッタおよびペルモといったドロミテの代表的な山々の周辺を2日間でドライブした。2日間ともほぼ快晴の天気で、これまででベストな条件でたくさんの山岳写真を撮ることができた。(写真は、ジアウ峠下に見えるチンクエトッリ(五つの塔)。
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7月31日、前日の夕方にカナダのカルガリーをたち、フランクフルト乗り継ぎでインスブルックに入り、空港でレンタカーを借り出して、イタリアまで南下。ブレッサノーネの手前のフォルテッツァのSS12沿いのホテル(Hotel Sachsenklemme)に宿泊。部屋はとてもモダンなイタリアらしい内装だった。後になって、部屋にデジカメの電池を忘れてきた(充電している最中に落ちてしまった)ことがわかり、 後日またこのホテルに立ち寄る羽目になった。
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8月1日、朝ホテルを出た後、天気が良いので昨年訪れたフネスの谷(別ブログ)に立ち寄る。しかし、山は完全な逆光状態だったため(写真)、奥まで入らずに手前で引き返し、これも昨年通ったガルデナ谷に入り、セッラ峠への道を走る。
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ガルデナ峠への道を左に分けて、セッラ峠へ登り始めると、右手にサッソルンゴの姿が見えてきた。昨年は雲がかかっていたが、今日は快晴で完全な姿で見えた。
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登ってきた方角を撮影。北の方角にあたり、フネスの谷の奥に聳えるガイスラー山群が見えた。
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セッラ峠の道沿いには多くの車が道路わきに駐車していて、立ち止まることもできない。おまけに工事中の箇所もあった。やはり夏の最盛期はかなり混むようだ。峠は素通りして、少し下ったところで車を止めて撮影タイム。ここは2009年にドロミテを訪れた時にも車を止めた場所だった。写真は、ドロミテの最高峰マルモラーダ(3342m)。これまでは逆光のためあまり良い写真が撮れなかったが、今日は逆光ながらもベストの写真が撮れた。頂上付近に氷河もあるのがはっきり見える。
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同じ場所から撮影したサッソルンゴ(3181m)。これも2009年とまったく同じ写真だが、今回は夏なので、山の手前に花を入れて撮影することができた。
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セッラ山群(3151m)。これも2009年とほぼ同じアングルだ。
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セッラ峠を下る。セッラ峠もこれまでに3回通ったことになるが、北から南に抜けたのは今回が初めてだった。
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峠を下ったところのカフェで休憩。このカフェには以前にも入っている。写真はそこから見上げたセッラ山群。何度見ても実に大きな山塊だ。
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峠を下った後、左にカナツェイの町に入る。ここからマルモラーダの北側の道をフェダイア峠まで登っていく。この道を通るのは今回が初めてだ。
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カナツェイを過ぎると、右手にマルモラーダの北側の絶壁が現れた。逆光の中を無理やり撮影。遠目には穏やかでどちらかというとパッとしない山だが、近くで見るとやはりすごい。
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道は徐々に高度を上げはじめてきた。この道は登りがさほど急ではないせいか、やけに自転車が多く走っていて、追い越すのにかなり気を使った。それにしてもこの暑い中よくぞ登るものだと感心させられる。道路沿いに車を止めるスペースを見つけて、マルモラーダの北面を撮影。
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氷河をいだいたマルモラーダ北面と花。
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やがてフェダイア峠の人造湖(Lago Fedaia)が現れた。湖越しにマルモラーダを撮影。
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同じ場所からパノラマ撮影(画像をクリックしてください)。
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走ってきた方角を撮影。ダムの方向にあたる。順光で水の色がきれいだ。
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湖の端を通り過ぎると、そこから道は一気に下りにかかる。
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今夜泊まるホテル(Hotel Garni Il Cirmolo)。峠を下ったところのロッカ・ピエトーレという町にあり、やや陰になる場所にあるせいか比較的すいていて予約が簡単に取れた。ホテル自体は部屋がとてもきれいで、ご主人もきさくで、飼い犬がかわいいホテルだった。
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ホテルにチェックインした後、来た道をそのまま進み、SR203をアッレゲ方面に南下する。道の行く手をふさぐようにチベッタ(3220m)が姿を現した。
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道端に車を止めてチベッタを撮影。この山は今回初めて目にする山だ。前に何もないため山がとにかく高く見える。
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アッレゲを過ぎてからしばらくして右に入る。この道(SS346)はマルモラーダの南側を走る道だ。しばらく走って、Felcade(ファルカーデ)という町に到着。険しい山肌を背にした町だった。
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教会をフィーチャーして撮影。写真に写っている険しい山群はマルモラーダの南側の山々だ。ここで引き返すことにする。
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SR203に出てからアッレゲで湖越しにチベッタを撮影したあと、ホテルまで戻る。
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夕食はホテルの向かいのピッツァリアでおいしくいただいた。特にピザが絶品。
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8月2日、今回の一番の目的地ジアウ峠に向かう。昨日走った道の途中にジアウ峠への分かれ道があったが、案内板が南側からしか見えないようになっていたため、分岐点を通り過ぎてしまい、また戻ってからジアウ峠への道に入ることができた。やがてセルヴァという町に出て、そこを左に曲り峠への登り道(SP638)を入る。道の行く手には奇妙な岩山が見えてきた。ジアウ峠そばのAverau(2648m)という山だ。
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ジアウ峠の手前にはリフト乗り場があった。ここからリフトでAverauの肩まで登れるようになっていたので、駐車場に車を置いて、リフトに乗車。
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リフトに乗っているときに撮影。前方にはAverauが大きくたちはだかっている。
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リフトの終点。Averauが鋭い岩峰となっていた。
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リフトの終点から南西方向を見た写真。チベッタが大きな山塊となって聳えている。やや逆光気味。
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同じ場所からパノラマ撮影(画像をクリックしてください)。左端のチベッタから右端のマルモラーダまで実に幅の広い眺めだ。
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右端のマルモラーダを拡大。
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反対側(北東側)にはトファーナが堂々たる姿で控えていた。
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左にずらして撮影。
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北東方向のパノラマ写真(画像をクリックしてください)。中央のトファーナがひときわ高い。その右横遠くにはコルチナ・ダンペッソの北に聳えるクリスタロが見える。両者の間に見える小さい、しかし形が特異で存在感の大きな山は、Cinque Torri(チンクエ・トッリ)という山。
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黄色の花を入れて撮影。
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チンクエ・トッリの拡大写真。五つの塔という意味だ。どうしてこんな山ができたのか不思議だ。
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トファーナを拡大。前面に見えている山はTofana di Rozes(3225m)で、トファーナの最高峰ではないが(最高峰はその背後に見えるTofana di Mezzo,3243m)、その姿は実に堂々としている。
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トファーナを背景にトレッキングする人。人を入れると山の大きさがよくわかる。
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お花畑とトファーナ・その1。
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お花畑とトファーナ・その2。
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この尾根線沿いを登っている人がいた。山の頂上にむかっていると思われる。
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リフトの終点から下る。普通なら歩いて下るところだが、道が滑りやすそうなので、無理をせずにリフトで下る。終点の山小屋の窓にトファーナの姿が写っていた。
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自転車をもって上がってくる人も。下を見ると、マウンテンバイク用と思われる道もたしかにあった。
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下りのリフトから見えたジアウ峠に登る車道。
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リフトの起点の山小屋で休憩。花の飾り付けがとてもきれいだった。このリフトの存在は来る前は知らなかったが、トファーナの眺望に関しては、車で行くいわゆるジアウ峠よりも断然いいので、是非乗ることをお勧めする。
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窓にも向かいの山が写っていた。
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リフト乗り場から車でジアウ峠に向かう。頂上手前の道路わきに駐車スペースがあったので、そこに車を止めて、峠まで少し歩いて登る。写真はその途中で撮影。鋭い三角形の岩山は、La Guselaという山。
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峠の駐車場にあった自転車の飾り。
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峠の風景。La Guselaを背景にお花畑の花が満開だった。
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パノラマ写真(画像をクリックしてください)。ここからだとトファーナはLa Guselaの陰に隠れて、一部しか見えない。右側遠くにはクリスタロ。
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上の写真のさらに右側のパノラマ写真(画像をクリックしてください)。トファーナが一部しか見えないこと以外は、素晴らしくパノラミックな景色だ。
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お花畑の向こうのクリスタロを拡大撮影。
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峠の西側には、お花畑の向こうにマルモラーダ。
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この峠にも自転車が登ってきた。
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峠からの下り道に広がるお花畑。
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その中をまたしても自転車が登ってくる。
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お花畑の上には険しいLa Guselaの姿。ジアウ峠は、ヨーロッパアルプスのほとんどの峠を走破したブロガーがNo.1の峠として挙げていた峠で、実際に訪れてみると、その名にふさわしい素晴らしい峠だった。
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ジアウ峠で見られた花(その1)。
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ジアウ峠で見られた花(その2)。
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ジアウ峠から引き返し、登ってきた道を戻り、セルヴァの町でSP638をそのまま直進して南に走ると、今度は道の行く手に写真の山が見えてきた。ペルモ(3168m)だ。この山も今回初めて目にすることができた。逆光だが、その高さが際立っている。
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道はペルモのすぐ北側をかすめた後、スタウランザ峠へと登っていき、峠を下ると、再びペルモがその峻険な姿を現した。
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さらに下ると、マレゾンーペコルという町に到着。写真は、そこから見えたペルモ。山の形がやや穏やかになっていた。
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ペルモの反対側には、チベッタの大きな山容が見える。
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休憩したレストラン(上の写真に写っている建物)の窓辺。色の組み合わせが絶妙。当初二泊目をこの町にする予定だったが、一泊目のホテルから近すぎるのと、次の日にグロスグロックナーを走ることを考えて、リエンツの宿に変更してしまった。結果的にはその方が正解だったが、この町がこれほど両方の山が良く見える場所だとは予想外だった。ちょっぴり心残りのままさらに南に走る。
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当初、ペルモの南麓の町ゾッペ・ディ・カドーレにもよることも考えたが、ペルモが意外に早くからよく見れたことと、後の行程を考えてパス。フォルノ・ディ・ゾルノの先で左折してSP347に入り、チビアーナ峠を通りすぎて、チビアーナの町に到着。
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この町からも険しい山々を望むことができた。午後なので逆光だった。
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SP347自体の眺望はそれほど良くはないが、ときどき高い山が見えるところがあった。これはその一つで、見えている山はおそらくアンテラオ(3264m)。
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チビアーナを過ぎ、山道を下りきると、SP347はコルチナ・ダンペッソに向かう道に合流するので、左折してコルチナ方面に走る。右手にはアンテラオがすぐ横に見える。
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道の左手にはペルモがその姿を大きく変えて現れた。
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そのうち道の前方にも高い山が見えてきた。ミズリナ湖の南に聳えるソラピス(3205m)だ。
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ソラピスのすぐ横を通り過ぎる。
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今度は左手にトファーナの巨大な山群。ジアウ峠で大きく見えたTofana di Rozesは左端になり、その代わりにTofana di Mezzoが中央に大きく控えている。
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コルチナの町が近づくと、正面にクリスタロが大きく見えてきた。この道は、以前逆方向に一回走ったことがあるが、これほどのすばらしい山岳眺望路線とは知らなかった。
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コルチナ・ダンペッソの街中を通り抜け、ミズリナ湖への道を登る。途中で車を止めて、上がってきた道の方角を見ると、トファーナが屏風のように広がっていた。
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クリスタロとコルチナ郊外の街並み。
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この写真は、19年前にはじめてドロミテを訪れた時に撮影したもの。上の写真と同じ場所だ。看板は違うが、それ以外の風景は全く変わっていない。
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ミズリナ湖の手前で、トレチメ(3003m)が姿を現した。ここから見ると、二つの岩峰となって高く聳えている。
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ミズリナ湖に到着。ここに来たのは、はじめてドロミテに来た19年前と2009年で、今回が三度目。19年前は湖畔が混んでいて素通りしてしまい、2009年のときは天気が悪く何も見えなかったが、今日はこれまででベストな条件だ。湖畔のきれいなカフェに入って、アイスクリームとコーヒーで一息入れる。このカフェも二度目だった。
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湖畔から見上げるトレチメ。実際の高さよりも高く見える。
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湖畔に出て、北の方角を撮影。順光で水の色がきれい。
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こちらは湖畔から南側を撮影。逆光だが、晴れているのできれいな風景写真になった。背後にソラピスが聳えていて、ミズリナ湖の紹介でよく使われる風景だ。
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ミズリナ湖をあとにして、ドッビアーコに向かう。トレチメに登る道を右に分けた後、しばらく走ると写真の場所に出た。良く見ると山の間にトレチメが顔をのぞかせていた。
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トレチメを拡大。ここからは三つの岩峰がはっきり見える。この道も以前に二回走っているが(逆方向)、この道からトレチメが見えるとは夢にも思っていなかった。
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ドッビアーコの手前のドッビアーコ湖。水の色が他の湖とも違って独特だ。
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湖には白鳥がたわむれていた。
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ドッビアーコに出た後、右折して今夜の宿のあるリエンツ方面に向かう。イタリアからオーストリアに入るが、道のまわりにはドロミテと同じような山がまだ続いていた(リエンツ・ドロミテ)。
今回のドロミテドライブは、これまで見ていなかったところをまとめて見尽くしたようなドライブだった。これが最後のドロミテになっても良いと思えるほど素晴らしい二日間だった。
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この旅行記へのコメント (7)
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- jun1さん 2016/02/01 23:22:49
- はじめまして。
- miharashiさん、こんばんは。
足跡から参りました。
6度目のドロミテドライブですか!
私、昨年、初めて行ってまいりましたが、素晴らしいところでした。
miharashiさんが何度も行くはずで、絶景だらけでした。
今回チンクエ・トッリ、トファーナ、ジアウ峠も行けませんでしたから、いつか行きたいと思います。
miharashiさんのようにヨーロッパのような複雑な道はドライブ出来ないので、バス便は不便なところですね。
アメリカの国立公園のような、1本道のようなところなら迷わなそうなのでドライブしましたが。
世界1周を3度もなさってるとは、凄いですね!
旅の達人さまの御訪問、有難うございました。
これから、ゆっくり拝見させていただきますので宜しくお願い致します。
jun1
- miharashiさん からの返信 2016/02/02 19:35:57
- RE: はじめまして。
- jun1様へ
書き込みありがとうございます。ドロミテは去年もスキーで行ってるので7回訪れたことになりますが、最初に訪れたときが、一番印象的だったきがします。今年の2月にもコルチナ周辺でスキーをしようと思って、どこを拠点にしようかあれこれ迷い、jun1さんのオルティゼーからコルチナダンペッソまでのバス移動の旅行記にお邪魔したしだいです。冬はレンタカーが使えないので移動が大変です。まだ航空券も購入していないので、どうなることやら。実現したら、旅行記をアップしたいと思います。
miharashiより
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- フルリーナさん 2014/03/30 23:40:54
- こんにちは
- すばらしい青空にそびえたつドロミテの個性的な山々!
すばらしいお写真を堪能させていただきました!
-
- フルリーナさん 2014/03/30 23:40:53
- こんにちは
- すばらしい青空にそびえたつドロミテの個性的な山々!
すばらしいお写真を堪能させていただきました!
- miharashiさん からの返信 2015/03/21 10:42:38
- ドロミテ旅行記ヘのコメント
- フルリーナさんへ
今日なにげなくドロミテの旅行記をながめていたら、あなたの書き込みに
返事を差し上げてないことに気づきました。本当に失礼しました。
いつも天気に恵まれているので、ラッキーです。いつもフルリーナさんのフネスの谷の紅葉の写真を思い出し、いつか紅葉の時期に再訪したいと願っています。いまごろになっての返事をさしあげることになって、ほんとうに失礼しました。
miharashi
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- 裕美子バーバさん 2014/02/15 09:56:06
- レンタカーの旅
- miharashiさんの旅行記を拝見させてもらい,写真の綺麗さを実感しました。
私たち夫婦も2000年からレンタカーの旅をしています。
私たち二人では地図を見てばかりで景色も見る余裕もなく,何時も友人の
夫婦と四人で旅行していました。
その後,四年前に購入した,ガーミン ナビは,ヨーロッパ地図ソフトを挿入して海外で大活躍しました。
主人の病気で海外旅行できませんが?
- miharashiさん からの返信 2014/02/15 13:00:52
- RE: レンタカーの旅
- 書き込みありがとうございます。私たちは20年前から海外とくにスイスをドライブしてまわっています。いつもだれも通っていないけわしい山道を走ることになってしまいます。ナビはほとんど利用していませんので、事前に地図でコースをチェックしています。最近はいいものができているようで、利用したいなと思い始めていたところですので、ナビの情報ありがとうございます。写真がきれいなのは、いつも天候に恵まれているからだと思います。
旅行中はほとんど晴れですよ。4月初めにヨルダンをドライブする予定ですので、旅行記にまた訪問してみてください。
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