2006春、韓国紀行15(3/20)：4月27日(2)：木浦(モッポ)、韓国の新幹線のKTXで木浦へ

2006/04/27 - 2006/05/02

4月27日の旅行写真の続きです。インチョン国際空港に到着したその日に、韓国の新幹線KTXで木浦まで南下しました。(ウィキペディア)

エリア 木浦(韓国)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー

KTXの先頭車両です。日本の新幹線などと同じく、流線型をしていますが、残念ながら、日本で造られた車両ではありません。

北側の出発地は、ソウルの龍山（ヨンサン）です。先回りして、光明（クァンミョン）からの乗車でした。列車は、定刻に到着しました。

KTXの車内風景です。航空機と同じように、ポケットにはパンフレットが入っていました。座席の向きを変えられないのが、玉に瑕（キズ）です。

車内表示のアップです。時速表示は300キロを指しました。今の表示は298キロ弱です。

光明駅から木浦駅までは、約3時間の行程です。光明駅から暫くは新しい線路でした。時速300キロで走りましたが、その後は各駅停車でした。

光明駅から1時間ほど走って半分以上の距離を走った感じでした。在来線利用部分では、のろのろ運転でした。終点の木浦駅への到着です。

木浦市に訪れたのは、私の場合3回目でした。先の2回は市街バスでやって来ましたから、電車を使って到着したのは初めてでした。

翌日は、紅島まで渡り1泊の予定でした。その後また木浦へ戻ってくる予定でしたから、ソウルまで戻りのKTX便のダイヤの確認です。

KTXのダイヤが確認できたところで、もう二つの仕事が残っています。宿探しと、木浦港から紅島へ渡るフェリー埠頭探しと、運行時刻の確認です。

木浦駅には17時半頃に到着しました。今晩の宿探しは、これからですが、すぐに見つかる予感がしていました。韓国南西端の港町です。

私も駅構内の観光案内所で、木浦観光マップを入手しました。日本語版もありました。宿探しの場所は、駅南の百済ホテル方面と決まりました。

宿探しの場所決めを検討中の皆さんです。日本でも日が長くなりましたが、時差の無い韓国では、1時間程の実質的な時間差を感じます。

大雑把な方向を決めて、宿探しの始まりです。地図で下調べをしましたが、複数の民宿、ホテル、モーテル等が記されていました。

夕方の6時に近い時間ですが、十分に明るい空です。白いアーチには、沢山の小型ランプがセットしてありました。夜の散策では、必見です。

商店街のような通りに出ました。目的のホテルは商店街の中ではなく、少し外れた位置でした。車も人も余り通行がありませんでした。

ホテルはすぐに見付かり、チェックインを済ませました。意識的にビルの陰になった方角を撮影しました。あと、1時間足らずで日没のようです。

左手に、入り江になった波止場が見える場所までやって来ました。夕食の前に、翌日の紅島までのフェリーの運行状況の下調べの方が先です。

花壇では、真っ赤な躑躅が満開でした。この一帯は、良く街路整備が行き届いていました。添え木を渡した木は、松です。

白いマストが2本並んだ漁船です。マストの間には二本の通信線が張られていました。電球はありませんでしたから、イカ釣船以外の漁船のようです。

河口ではなく、入り江になった部分です。地図でも確認してみましたが、やはり木浦港の内港になっていました。停泊した漁船のようです。

賑やかな色の積荷の船です。積荷は浮きのようですから、やはり漁船のようです。先ほどの白いマストの船の隣です。

港風景が続きます。桟橋に一番近い位置には、青い小船がへさきを並べていました。船尾に外付けのスクリューが付いています。

右手に見える紅白に塗り分けられた4本のポールは、一体なんでしょうか？港湾作業に必要なもののようですが、見当が付きません。

この一帯には、国際線と国内線のターミナルが集合しています。ここは、国内線の第３ターミナルです。木浦行きの船は就航していませんでした。

木浦行きのフェリーターミナルは、もっと先の方にあることを、係りの人が指差しで教えてくれました。その指差し方向へ向かっての移動です。

次のターミナルは、国内線の第２埠頭でした。ここからも紅島便は出ていませんでした。やはり一番遠い第1埠頭の方でした。

新しいターミナルビルの建設工事が進んでいました。国際線の方は立派な建物ですから、国内線を統合したものかも知れません。

明日の紅島往きの下調べの最中にも、今晩の晩酌のお店の下調べをしました。この右側の鮮魚店も、その候補店になりました。

新しいターミナルビルは、従来の建物と比べると、かなり大掛かりでした。桟橋はそのまま使って、ターミナルビルを複合ビルにする工事のようです。

目的の第1ターミナルへやって来ました。左手の方から人が溢れてきました。丁度今、フェリーが到着したようです。夕日で顔が赤く染まってきました。