2008/09/05 - 2008/09/05
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Poppyさん
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【“佐渡へ佐渡へとPoppyもなびくよ”定期観光バス&観光タクシーで巡る1泊2日の一人旅】
7月に愛犬・3代目ポピーを看取って数週間が経った。寂しさは拭い切れないものの、長らく続いた彼の看病のために控えていた自分達の用事がはかどることに、いくらか安堵感も感じる日々が流れていた。
ふと手帳に目をやると、まだ消化していない夏休みが残っている。そろそろ泊りがけの旅に復活したいのだが、まだペットロスを引き摺っている母を長期間一人にしておくのは忍びない。かと言って、暑い時期の旅には母は絶対に同行しようとしない。秋になればお墓参りを兼ねた旅行に一緒に出かける約束をしているが、それまでは動きたくないと言う。1泊2日の留守番なら、母のペットロスのリハビリにもなるだろうと、夏は一人で出かけることに決めた。
さて、どこへ行くか、である。いつものように地図を広げて見た。泊りがけの旅はここのところ、昨年の秋の宮崎・鹿児島(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10196656/、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10196945/、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10197265/、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10197481/)、今年2月の沖縄(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10221042/、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10221297/、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10221305/)と、南へ向かう旅が続いている。それなら、今回は北へ向かうべし、どうせなら未踏の県を訪れたいもの。ん〜、どこだ?・・・とオツムの中の“行きたいとこファイル”をめくっていると、地図の1点に目が留まった。佐渡島。新潟県は、過去の旅行の際に列車で通過したのみ。条件にピッタリじゃない!?と、早速プランニングが始まった。
【メンバー】
一人旅。
【ルート】
9/5 伊丹空港−<ANA>−新潟空港−<タクシー>−新潟港−<佐渡汽船ジェットフォイル>
(以上の旅行記⇒本編)
−両津港−〔定期観光バス〕小木(たらい舟)
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10271964/)
−〔定期観光バス〕宿根木
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10272080/)
−〔定期観光バス〕小木民俗博物館
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10272085/)
−〔定期観光バス〕西三川ゴールドパーク
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10272088/)
−相川
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10272161/)
9/6 相川−〔観光タクシー〕佐渡金銀山
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10272165/)
−〔観光タクシー〕尖閣湾揚島遊園
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10272320/)
−〔観光タクシー〕外海府−内海府
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10272324/)
−〔観光タクシー〕道の駅芸能とトキの里−両津港−<佐渡汽船ジェットフォイル>−
新潟港−<タクシー>−新潟空港−<ANA>−伊丹空港
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10272329/)
【表紙の写真】
新潟西港・万代島埠頭にある佐渡汽船のターミナルビルと、新潟港−佐渡・両津港を1時間で結ぶジェットフォイル。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 タクシー ANAグループ 私鉄
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-
■7:20 伊丹空港到着
いつものように大阪モノレールを利用して伊丹空港にやって来た。
5月に東京へ向かった時(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/14040456/)とあまり時間差はないのだが、今日は少し空いているように感じる。
今日はANAを利用するので、左側の南ターミナルへ向かう。 -
■ラウンジで朝食
フライトは8:05、まだ時間の余裕があるので、南ターミナルの手前中央部にある「ラウンジオーサカ」に立ち寄る。
ここは、クレジット会社のゴールドカードと搭乗券や予約情報を見せれば入ることができ、なかなかマイルが貯まらなくて航空会社のラウンジが使えない私には強い味方。
さすがに少々眠気が残っているし、朝6時前に自宅を飛び出して来たので、軽く朝食にしようかと。
あらら?クロワッサンサービス?
この時間帯ならではのサービスらしい。
知っていたら用意する必要がなかったのに・・・と思いつつ、でも、数に限りがあるのだからありつけなかったかもと気を取り直し、用意してきた菓子パンをゴソゴソと取り出して朝食タイム。 -
■保安検査もスムーズに
今回の旅はボストンバッグが1つ、まだお土産が詰まっているわけでもなく軽いので、機内預けにせず持ち込むことにした。
昨年の秋に宮崎へ向かった時の教訓(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12983974/)を思い出し、一人旅には欠かせない三脚は予め申告して別にチェックして頂く。
これから始まる旅が、すべてこんな具合にスムーズに進むと良いなと思いながら、指定されたゲートに向かう。 -
■時間きっちり
指定されたゲートはターミナルの一番端に近い位置だったが、ゆっくり歩いても出発の15分前には到着した。
そろそろ搭乗開始のアナウンスが流れるはず。 -
■お天気に恵まれますように
今年の夏は、ゲリラ雷雨に通勤の帰宅電車が停められたり、不安定な天候が続いた。
伊丹の空は気持ち良く晴れ渡っているが、目的地の天気予報は明日の午後から下り坂。
傘の出番が少ないことを祈りながら、これから乗り込むANA513便を見つめてぼんやり(実はまだ眠い 笑)。 -
■機上からの富士山①
伊丹を飛び立った飛行機は、しばらくして水平飛行に移る。
飲み物が配られた頃、機長のアナウンスが聞こえてきた。
「少し小さいのですが、右手に富士山が見えております」
なぬっ、富士山!?
伊丹のラウンジで頂いたコーヒーでは完全に覚醒していない頭を何とかしようと、機内でもコーヒーを啜っていた私は、通路側の席から身を乗り出して窓の外を探す。
見つけた~♪
やっと旅のワクワク感も湧いてきた。
どうやら「富士山」の一言は、コーヒーよりも眠気を覚ますのに効果的らしい(笑)。
通路側の席を確保したことが今頃悔やまれた。
だが、神様はちゃんと救いの手も用意して下さったらしい。
すぐ後ろの席が1列すべて空いていたのだ。
大急ぎで残りのコーヒーを流し込み、後ろの窓側席へ移動して窓にかじり付く。 -
■機上からの富士山②
確かに小さいけれど、雲の上にしっかり顔を出している。
ちょっとズームしてみようかな? -
■機上からの富士山③
う~ん、これでいっぱいいっぱい・・・。 -
■機上からの富士山④
でも、構図的にはこの写真が今回の一番お気に入り。 -
■一仕事済んだ
富士山とひとしきり格闘して(笑)、通路側5Dの自席に戻る。
その後、新潟に到着するまでとても静かな時間が流れ、今度は睡魔と闘った(爆)。 -
■9:05 新潟空港到着
ほとんど揺れを感じることなく、飛行機は新潟空港に着陸した。
新潟の空も気持ちの良い晴れ、嬉しいなぁ♪新潟空港 空港
-
■新潟空港①
比較的小ぢんまりした印象の新潟空港は、ANAもJALも出口は一つ。
到着口へのルートもシンプルで分かりやすい。新潟空港 空港
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■新潟空港②
こちらは搭乗手続きのスペース。
明日の夕方にはまたここに舞い戻ることになる。新潟空港 空港
-
■新潟空港③
2階に上がるエスカレーターの上には大凧が。
凧揚げでは苦い思い出のある私、当時を思い出してほんの一瞬ブルーになる(汗)。新潟空港 空港
-
■バス・タクシー乗り場
さてさて、空港見物はこれ位にして、そろそろ港へ向かおう。
港までは直通バスがないので、タクシーに乗ることにする。
空港のバスとしては何となく小さい気がするな・・・と思いながら、これまた空港としては何となく台数が少ないと感じる後ろのタクシー乗り場へ。 -
■タクシーで港へ
新潟から目的地の佐渡までは、佐渡汽船のジェットフォイルを利用する。
新潟の港は東と西に分かれているようで、単に「新潟港へ」では不十分と思い、「佐渡汽船の乗り場へ」とドライバーに告げる。
途中から見た新潟市内、とにかく高い建物が数えるほど。
土地がたくさんあるから、上に向かって造る必要がないのかしらん? -
■9:40 佐渡汽船ターミナルに到着
港までの道は比較的空いていたようで、タクシーに乗車してから20分弱で港に着いた。
早速エスカレーターで一気に3階へ上がる。 -
■佐渡汽船ターミナル
3階に上がると、丁度ターミナルの中央。
佐渡航路にはカーフェリーとジェットフォイルがあり、改札や待合室はそれぞれ分かれている模様。
ジェットフォイルを利用する私は、なるべく右側のスペースにいれば良いわけだ。 -
■座席指定を受ける
今回の旅は、交通機関と宿泊のうち可能なものはすべて、旅行社にクーポンを発券して貰って来た。
このジェットフォイルもしかり、片道ずつ購入するより少し安い往復割引でクーポンを持っている。
ナニナニ、旅行社のクーポンはここで交換・・・まだ時間の余裕はあるけれど、先に済ませておこうかな。 -
■クーポンを搭乗券に
窓口に行くと、「もう1本早い10:00発の便にまだ間に合いますよ」と親切に教えて下さった。
折角なのだけれど、ここで早目の昼食タイムを取ろうと思っていたので、予定通りの便で座席を指定して頂く。
「乗船券」ではなく「搭乗券」、何だか飛行機みたい。
座席番号に「A」が付いているのは、もしかしたら窓側かな〜? -
■ターミナル探索①
さてと・・・空いているうちにターミナルの中をちょっとだけうろついてみよう。
真っ先に向かったのは売店。
大阪へ帰るまでに購入するお土産、どんなモノが良いのか事前調査も兼ねて。 -
■ターミナル探索②
さすが米どころ・酒どころの新潟、店先にはお酒がずらり。
お酒好きな方にはたまらない場所なのだろう。 -
■ターミナル探索③
これは・・・あ、トキね、きっと。
今回は見に行く予定に入っていないけれど、「佐渡と言えば」トキの保護飼育だもの。 -
■ターミナル探索④
壁面を利用した佐渡の写真展。
今は花の時期ではないけれど、せめて美しい風景にはお目にかかりたい。 -
■早目の昼食①
そろそろ腹ごしらえをしておこう。
佐渡に到着するのが12:10、丁度お昼時ではあるのだが、次の行動予定まで30分しかない。
今のうちに食事を済ませておかないと、現地では時間が足りないのだ。
このタイミングで食事をしておいた方が、恐らく宿でずらりと並ぶであろう夕食を存分に堪能できることにもなるだろう。
ジェットフォイルの待合室や改札口に近い「佐渡汽船食堂」に入ることにする。
(⇒クチコミ「佐渡汽船食堂-乗船前・下船後の手軽な食事に便利」
http://4travel.jp/domestic/area/koushinetsu/niigata/niigata/niigata/tips/each-restaurant-general-10102253.html)佐渡汽船食堂 グルメ・レストラン
-
■早目の昼食②
店に入ってすぐのカウンターで食券購入なのだが、先客が10名程と空いている時間帯、レジで支払ったらすぐに厨房へオーダーが飛んだ。
本日3杯目のコーヒーはアイス、先に運んで貰ったけれど、口をつけようとした頃にはもう食事が運ばれてきた。
早~い! -
■早目の昼食③
私がオーダーしたのはバラちらし。
今回の旅、折角海に囲まれた場所なのだから、きっと魚が美味しいと踏んでのチョイス。 -
■早目の昼食④
お魚てんこ盛り、初め見た時にはちょっと多いかなと思ったけれど、美味しくて案外ペロリと完食した。 -
■待合室
食事が済んで、そのまま店内でしばらく時間を潰した後、ジェットフォイルの待合室を覗いてみた。
いつの間にか乗客が集まり、結構な数。 -
■改札開始
程なく、ジェットフォイルの改札を始めるアナウンスが入る。
待合室にいた人、ロビーにいた人、飲食店にいた人がわらわらと。 -
■旅客名簿が必要
そろそろ私も乗船しようと、改札の列に近付こうとしてはっと思い出した。
一人1枚、旅客名簿に記入しなくてはいけないのを忘れている。
待合室に入って備え付けの用紙に記入し、改札で搭乗券と共に係員に手渡した。 -
■フェリーターミナル
改札を通って船に向かう途中、左手に見えたのはフェリーターミナル。
次の便を待つ車が既に整然と並び始めていた。 -
■搭乗口へ
通路を突き当たって左に曲がると、下に降りるエスカレーターと階段。
日頃の運動不足のほんのちょっぴり反省で、階段をスタスタ下りて行く。 -
■ジェットフォイル
階段を下りると、佐渡まで乗船するジェットフォイルが姿を現した。
(⇒クチコミ「佐渡汽船−ジェットフォイルなら新潟〜佐渡が1時間」
http://4travel.jp/domestic/area/koushinetsu/niigata/niigata/niigata/tips/each-norimono-general-10102245.html)
トラベラーのSUZUKOさん(⇒http://4travel.jp/traveler/suzuko/)に教えて頂いたのだが、ジェットフォイルは元々ボーイング社が開発したものだそう。
船体にも確かに「KAWASAKI」の下に「BOEING」の名がペイントされている。
それで、「搭乗口」だったり「搭乗券」だったり、飛行機のような表現をするのかも。
SUZUKOさん、有難うございました! -
■11:00 船に乗る
出航10分前、早速乗船して席に落ち着こう。 -
■分かりやすい座席表示
さて、自分の座席は?と見渡すと、シートに掛けられたカバーに大きく席番が表示されている。
これは分かりやすい。
予想通り、進行方向に向かって左の窓側が私の席だった。 -
■これも飛行機由来?
着席して間もなくアナウンスがあった。
「座席のシートベルトをお締め下さい」
高速で航行する船、まるで飛行機みたい。 -
■テレビもある
出航の準備が済んだ船内。
ふと視線を上げれば、テレビも所々に備え付けられている。 -
■11:10 新潟港を出航
定刻になると、船の側面下方から急に大きな音が響いた。
少し高い音だが、丁度飛行機のエンジンが回り始めたような音。
静かに岸壁を離れる船、動き始めたのを感じないほどだったが、乗船場にいた係の人達が少しずつ遠くなり、船に向かって一斉に手を振るのを見ると、出航の実感が湧いてきた。 -
■次の船?
岸壁を離れて初めて、他に停泊していたジェットフォイルの姿が全部見渡せた。
ほぼ1時間に1本ペースのジェットフォイル、この船は次の便なのかもしれない。 -
■港を進む①
外洋に出るまで、船は信濃川の河口をゆっくりと進んで行く。 -
■港を進む②
長い突堤の上には、所々人の姿が見える。
恐らく釣りを楽しむ人達だろう。 -
■いよいよ外洋へ
突堤が見えなくなると、前方には波穏やかな日本海が広がった。
船も少しずつスピードを上げていく。 -
■船のスピード
外洋に出てスピードがほぼ一定になった。
船内に設けられた表示板には、現在の船のスピードが表示される。
70〜80km/h、細かい振動はあるものの、波が穏やかなせいもあるのか、大きな揺れはまったく感じない。 -
■一路佐渡へ
振り返れば、どんどん遠くなる新潟市内の街並み。
また明日!
これから佐渡へ行ってきま〜す!! -
■ここまでのルート
新潟空港~新潟港~佐渡汽船乗船(地図の①ライン)。新潟空港 空港
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