コスモポリタン ドバイ体験 5 - ペルシャ湾で泳いで ゴールドスークで値切った

2012/06/01 - 2012/06/18

初アラブ圏 初中近東は18日間のドバイ研修。
マドリード、バルセロナ、リスボンから30名以上の大勢の仲間と共に行った。

研修の合間に、時には仲間達と、時には一人で散策したドバイ。


6月8日
やっと金曜日　研修中の週に1度の休日です。
大分遊んでいるように見えますが、実際には毎日6時前に起床して、頭も体も疲れ果てて毎晩22時半には寝ちゃってるんです。
丸1日フリーのこの日。
どこへ行くか、前日に特に誰とも何の約束もしなかったので、朝食の席で会った仲間のプランを聞いて興味が沸いたら便乗し、そうでなければ一人で海を見に行こうかなと思っていた。
そしたら、朝食の席で一緒になったバルセロナのホルヘが「ビーチへ行く」と。「有料のパブリックビーチを知っている」と言うので「一緒に行かせて！」と同行依頼。
夕方も一緒にモールとゴールドスークに行きました。
特にスークは先日一人で出掛けた時に余り良い体験をしなかったので、今日は連れが出来てありがたかった。
ホルヘの値切り技に脱帽！ （笑）
楽しいゴールドスーク巡りが出来ました。


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ドバイ旅行記　目次

1 - まずはドバイ モール
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10682579
2 - ひとりでスークへ行ってみた
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10683083
3 - At The Top は夜がいい
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10683852
4 - 砂漠のジェットコースター「デザート・サファリ」
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10684034
5 - ペルシャ湾で泳いで ゴールドスークで値切った
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10684199
6 - 仲間内の「マディナ・ジュメイラ」ブーム火付け役は私
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10686091
7 - 幻想的な夜のバスタキヤ＆最後はやはりモール
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10687961

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: タクシー

朝、ホテルの送迎バスでモール・オブ・ジ・エミレーツまで何人かと一緒に行った。

ここでホルヘと私はタクシーを拾う。

いってらっしゃーい！　
　　　　楽しんで来てねー


彼女達はこの後、ハマムで垢擦り体験。
スッポンポンの姿でモロッコおばさんに足まで上げてゴシゴシされる様子をお互いに見たという話を後で聞かせてくれて大笑い。

タクシーで向かった先は
【ジュメイラ・ビーチ・パーク】

ホルヘの言っていた、有料のパブリックビーチです。

モール・オブ・ジ・エミレーツじゃなくてドバイ・モールからの方が距離的には近かったかな。
でもいいや、ドバイのタクシー安いから。

公園内には軽食店、トイレ、更衣室、シャワー、ライフガード、BBQエリアなどの施設が揃っています。

砂漠の中に造られた街にいるとは思えないこの芝生！

手入れが行き届いています。

ビーチには欧州人が多くて中東にいることを忘れてしまうようでした。

それでも、ビーチでの写真撮影は禁止されているので、遠くから撮ったこの写真しかありません。

水の透明度は高く、波打ち際に泳いでいる魚がよく見えた。白い砂もとても綺麗。
もっと沖に人工島群のザ・ワールドがあるはずなんだけど、ここからでは当然分からない。

真昼間の一番暑い時間帯にいたのですが、海風が吹いて暑い中でも気持ち良くいられました。もちろんパラソルは借りました。

ロッカーはなく、貴重品も持ってたので念のため荷物番に一人が残り、交代で2度ずつ海に入りました。

ホルヘはシュノーケリング用具を持って来ていたので、海水浴可能な範囲まで泳いで中を覗いてみたけれど、そんなに大して魚はいなかったと。

水温は最初に入った時は適度でしたが、2度目に入った時には温まってた。波はほとんどなし。昼過ぎには風が強くなったのでちょっと波立ちましたが。

風がどれくらい強かったかというと、借りたパラソルの柄が折れてしまって、吹き飛ばされそうになったパラソルを掴んだ私も一緒に吹っ飛んだくらい。（笑）

途中でホルヘが良く冷えたミネラルウォーターを売店で買って来てくれて水分補給。　ビーチには2時間近くいました。

公園入場料・・・5Dhs

パラソル・・・・10Dhs

デッキチェア・・15Dhs


後になって他の無料のビーチに行った女の子3人の話を聞いたところ、そこはインド・パキスタン系の男ばかりで、彼女達のことを舐めるように見、海に入ったら遠くから囲まれて、結構怖い思いをしたとか。別に男子用ビーチだったわけではないらしいのですが。

だから、たった5Dhsで施設も整っている有料パブリックビーチへ行ったのは大正解だったようです。
ビーチ沿いのホテルに滞在しない場合、こういうビーチを利用しましょう。

「風見キャッチャー」（私のこと）はスペイン国外でもアンテナが働く

鳩はドバイ自治体のシンボルみたい

バックにはブルジュ ハリファ

こちらはヤシの木は分かるけど、左は何だろう。

ランチは公園内で軽く食べました。

「夕方は Deira City Center （モール）にでも行こうかなー」って丁度考えてるときに、ホルヘが同じことを言うので笑ってしまった。

ホテルまでタクシーで帰り、着替えてからまた出掛けましょう。

Deira City Center へはメトロで行きました。
待ち合わせ場所を決め、ホルヘとは1時間半後に落ち合うことにしました。

ここはドバイ・モールと比べるともっと庶民的で、スペインにもよくあるタイプのショッピングセンターです。

グローバル化された昨今、入っている店舗も同じ物ばかりだし。

でも、時々こういう店が現れるのでドバイにいることを思い出す。

ペルシャ絨毯かな

どうして暑い国なのに絨毯を使うんだろう？

ホテルやオフィスでもカーペット敷き詰めてて、フローリングが一般的なスペインから来ると、カーペットはちょっと不潔に感じて嫌。

モール内にもモスクがあるのねー

どうかするとトイレの標識よりもモスクの標識の方を多く見かける。

カルフールの雰囲気はスペインと全く一緒　当然か。
入ってみようかなーと思ったけど、余りの人混みと広さに怖じ気づいてやめた（笑）

金の単純なボールピアスが欲しかたんだけど、金メッキのものしか見つからず、今度ゴールドスークで探してみよう。
化粧品店で数点買い物しただけで、待ち合わせ場所に戻りました。

ホルヘはスウォッチ買ったら、おまけでブリーフケースくれたのでご機嫌。

「ここから近いし、ゴールドスークで探したいものがある」というので、「丁度良いわ」と付いて行くことにした。なんか今日はホルヘと行きたい場所が全て一致して、1日で気のあったお出掛けパートナーになった感（笑）

Deira City Center からタクシーでゴールドスークまで来ました。

やはりここも観光客以外は男性ばかり。
でも、今日は一人じゃないから気分的に楽。

ホルヘが探しているのはレザーのネックレスで留め金が銀のもの。
4年前にドバイに来た時に1本買って、気に入っているのでもうひとつ買いたいと。

私は先に書いたように金のボールピアスが欲しい。

欲しい物があるのならウィンドーを覗いているだけじゃ始まらない。そもそも値札なんて付いていないんですから。

適当な店を見つけては中に入って、目当てのものがあるか聞く。あったら値段を聞く。そしてちょっと値切ってみる。最初に入った店でホルヘの探しものは見つかったけど、まだ相場確認の段階。まだ買わない。

数件目に入った店で、私の目当ての物が見つかった。
大きさもちょうど良い。

キンキンキラキラ派手派手のものばかりと思ったけど、単純なボールピアスもちゃんと取り扱ってました。

言い値は360Dhs　18金
そこで即ホルヘが「300Dhsでどう？」と交渉。
結構あっけなくOKで、購入する。
ホルヘ　ありがとう。

後日、同じようなピアスを探しに行った仲間が、なかなか見つからず、やっとあったと思ったら600Dhsと言われたのでやめたと話してくれた。

私、運が良かったのかも。

指輪はゴッツイのばかり。

こんなの私しない・・・

ブレスレットはこのくらい細いのならまあ良いかも。

でも、余りブレスレットはしないので買う気はなし。

さて、私はさっさと目当ての物を手に入れたので、後はホルヘの店襲撃を面白く拝見させていただくことにした。

ある店で見せられたのはレザーじゃなくてラバーのネックレス。留め金は銀じゃなくてホワイトゴールド。
気に入ったようで値段を聞くと、最初は1700Dhsと言われた！
「そんなお金ないよ もっと安くして」と言うと
650Dhs にいきなり下がった。
それでも引き下がらないホルヘ
「最高 250Dhsしか出せない」って言ったら交渉成立してしまった。
どういう値段の付け方しているんだか。　

綺麗だけど

どんな女性がどんな機会に付けるのやら

すご過ぎ・・・

どうもインド人のド派手な結婚式用らしい。

貴金属店のみでなく、土産店もたくさんありました。

このブラウスを見つけて「あら素敵、彼女のお土産に買ってあげたら？」ってホルヘに言うと、すっかりその気になって店に入った彼。

ひとつ40Dhsだって、今度は私が値切る番（笑）
「ふたつ買うから60Dhsにして」

お店の人「精一杯なんだ 70Dhs」と。
「え、そんなこと言わないで 買うからさ 60Dhs」と値切り上手のホルヘ。
お店の人、渋々とした顔でOKしてくれました。
やったね！
私は自分用に茶系のを選んだ。

パーム型のペンダントトップ
小振りのなら良いかも

日本からの皆さんは、ゴールドスークで、名前をアラビア文字で書いてもらった金のペンダントトップを購入されるみたいですね。

こんな指輪したらあちこちに引っかかりそうだ

こんなブレスレットは腕が疲れそうだ・・・

エンゲージリングは普通だったので安心した


レザーネックレスを探している我々のことをどこで見たか聞いたか知らないけど、ホルヘがあるインド系の男に掴まった。

こっちに来い、と・・・

ゴールドスークのメイン通りを外れて裏道を右へ左へ・・・
ちょっと、どこへ連れて行く気？
ホルヘと一緒なので全然怖くないけど。

ある店に入って「あるか？」と聞く、そこにはなくて店員さんが「どこそこへ行ってみろ」と言っているようだ。

どうなっているんだろう？　系列店に観光客を引き寄せる係なのか、それともただの小遣い稼ぎの兄ちゃんなのか？

また引き連れられて次の店に行く前に、SILVER と書かれた店を見つけたので、「僕たちこっちに入るよー」と兄ちゃんに合図すると、彼も入って来てお店の人と二言三言話して、私たちにチップを要求するでもなく「バイバイ」と出て行った。
分からん・・・

この店ではホルヘの探し求めていたレザーネックレスが色々とありました。

「もうこれしかお金ないの」攻撃で（笑）銀のペンダントトップも一緒にかなり値切って良い値段で購入。

買い物好きで買い物上手の面白い人です。

「奥さんは、何もいらないの？」
アハハ　奥さんじゃないんだけどね（笑）
「そう、私はもう何もいらないの」

気の良いお店の人達でした。

ゴールドスークの裏道、結構穴場かも知れません。

時間帯か場所柄か、観光客が多かったです。

今日のスーク巡りは本当に楽しかった！
一人だったらこんなに楽しめなかったと思う。

ゴールドスークを出て、夕暮れ時のクリークをちょっとお散歩します。

ひっきりなしに運行するアブラ船

今日は乗らない
ホテルはこっち側だから

ちょっと古めかしい感じの貨物船は何を積んでどこへ行くのか。

可愛い船です

瞑想中の船員さん？

その船に積まれていくのは洗濯機に電子レンジにベットに箪笥... お引っ越しみたいね。

ホルヘが「どこまで行くの？」と聞いた。

イランへ行くんだって
ペルシャ湾を突っ切るのね。

ビーチ、モール、ゴールドスークと楽しんだ充実の1日が過ごせました。

偏にホルヘのおかげね
どうもありがとう。

ホテルへタクシーで戻りました。

本日の私の収穫

小さくて見辛いけど、ゴールドスークで値切ったピアスも写ってます。

ゴールドスークでの話を他の仲間たちに聞かせたら、「じゃ、ゴールドスークへはホルヘと行かないといけないのね」と、すっかり値切り上手の有名人になってしまいました。　（笑）


ドバイ旅行記５（完）