コスモポリタン ドバイ体験 1 - まずはドバイ モール

2012/06/01 - 2012/06/18

初アラブ圏 初中近東は18日間のドバイ研修！

マドリード、バルセロナ、リスボンから30名以上の大勢の仲間と共に行ったドバイ。

我々だけでもスペイン、ポルトガル、イギリス、イタリア、コロンビア、日本（私）と多国籍。
研修中に出会った講師の出身国はアラブ首長国連邦、インド、コロンボ、モーリシャス、エジプト、トルコ、フィリピン、シンガポール、ユーゴスラビア、イギリス、カナダ。
滞在中に利用したタクシーの運転手はインド人かパキスタン人。
エステサロンのお姉さんたちはフィリピン人やネパール人。

知ってはいたけれど、なんと国際色豊な街！
「出身はどちら？」と挨拶のように普通に誰からも聞かれて誰にでも聞ける、こんな体験は初めて。

研修の合間に、時には仲間達と、時には一人で散策したドバイ。
初ドバイなので定番ドバイ観光から外れたような体験は余りしていないし、研修なので高級リゾートホテルに宿泊はしていませんが、滞在は長かったのでひとつひとつをゆっくり見ています。


6月1日にマドリード発　ドバイ到着は日付が変わった2日深夜
着いたその日は「ドバイの時間と気候に慣れろ」とのことでフリー

ゆっくり起きてマドリードの仲間と朝食の席で「どこ行こうか？」と相談する。
「ジュメイラ行ってみようか　ペルシア湾見たいね」
メトロへのホテルバスを待つため外に出ると、
朝11時なのにモワーーッとすごい熱気！
「涼しい所へ行こう！ モールにしよう！」と
皆の行き先変更意見が一致（笑）
モール行くならやはりドバイ モール、ということで
初日から「世界一」を色々と見ることになりました。


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ドバイ旅行記　目次

1 - まずはドバイ モール
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10682579
2 - ひとりでスークへ行ってみた
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10683083
3 - At The Top は夜がいい
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10683852
4 - 砂漠のジェットコースター「デザート・サファリ」
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10684034
5 - ペルシャ湾で泳いで ゴールドスークで値切った
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10684199
6 - 仲間内の「マディナ・ジュメイラ」ブーム火付け役は私
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10686091
7 - 幻想的な夜のバスタキヤ＆最後はやはりモール
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10687961

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: タクシー

マドリードを昼過ぎに発って深夜にドバイ着。

初めてパスポートにアラビア文字が押された！

日本人はUAEへの入国前にビザを取得しておく必要はありません。入国審査でパスポートに30日間の観光査証のスタンプが無料で押されます。

初めて屋外の空気に触れた時、サウナに入ったかと思った。深夜なのにこの暑さ！
40度超す気温はスペインの夏でもあります
湿度は日本の夏も相当高いですよね
でもその両方だと・・・これか・・・

でも日が経つにつれ体が慣れ、屋内からセーターを着たまま（クーラーが効いてて寒い）外に出てしばらくそのままでいてもヘッチャラでした。


写真はドバイのタクシー　
ボデイーはクリーム色で、屋根の色が様々。

ピンク色の車は女性ドライバーで女性客専門、空港でしか拾えません。　女性ドライバーはピンクの帽子に白いベールを被っています。
赤色の車と共に国営のタクシーです。

街中には他に黄色・緑・青・オレンジなど他の色の他の社のタクシーも走っていますが、メーターとGPSは国営タクシーが貸しているので値段はどの車に乗っても同じ。
（これ、ある日乗ったタクシーでパキスタン人の運転手さんが説明してくれた）

ドバイのタクシーは安くて速くて便利です。
６〜７人乗れるヴァンも結構あるので、グループでも1台で済んでお得です。
運転は荒いけど・・・

17泊したホテルの部屋

「ドバイ滞在中の我が家」なので、使いやすいように始めから荷物置きは入念にしました。

Premier Inn Dubai International Airport
http://global.premierinn.com/gcc/en/hotel/UKPDU1/dubai-international-airport

空港に近いし24時間シャトルバスが運行しているので、到着便や出発便が深夜や早朝の場合に便利かも。

ホテルの廊下の窓から、ドバイ空港ターミナル３がすぐ目の前に見えました。

いつの時間にもずらずら〜っと並んでるエミレーツの飛行機の図は壮観でした。

先に書いたように、初日はドバイ モールで涼しく過ごすことに意見が一致したラファ、セルヒオ、ロサナと私。

まずはドバイ メトロ体験です。

メトロと言っても地下を走っている部分はわずかでほとんどが高架です。
駅も電車もとても綺麗！
でも路線は２本しかないし、観光地が駅から歩いてすぐという場合の方が少ないので、余り便利とは言えない。それに、こちらの週末に当たる金曜日は13時まで開かない。

料金はゾーンによって違い、1ゾーン・2ゾーン・オールゾーンとカードがあります。初回にこのカード代として2ディルハム取られますが、その後はチャージできます。

先頭車両はゴールドカード所持者（グリーン席みたいなもの？）、次が女性専用車両。
この時はラファとセルヒオが一緒だったので普通の車両に乗りました。男性率がかなり高いです。それも出稼ぎ労働者風のインド、パキンスタン、東南アジア系の人々が多い。

メトロ内での飲食は罰金とられます。
ガムもいけないと聞いたけど本当だろうか。

「○○禁止　罰金いくら」という標識は街中や建物内でよく見かけました。

欧州人の過度なスキンシップも、罰金やどうかすると逮捕の的になるとか。
仲間同士でも簡単に肩抱いたり抱擁したりするスペイン人だからどうかと思ったけど、暑くて誰もベタベタしたがらない（笑）

Burj Khalifa 駅で下車

メトロ駅はどこもこの近未来のシェルターのような形

夜は中のエスカレーターの明かりが綺麗に見えて、なかなか芸術的でした。

ドバイ モールまで歩けない距離ではないけれどバスがあるらしい。みんなが待ってるから私たちも一緒にバスを待ってみた。
ところがバス内で現金で運賃を払えなくて（チャージしたカードがないとだめらしい）、結局歩くことに・・・

Burj Khalifa ブルジュ ハリファを目指して正午過ぎのドバイを歩いた。

スペインの方がジリジリとダイレクトに陽は射して来る。
滞在中のドバイは毎日晴れているんだけど靄がかったような空で、すっきりとしたスペインのような青空が拝めなかった。
　
とは言え40度前後、日陰がない中15分ほど歩いたのはキツかった。
4人とも汗だく・・・

セルヒオが「汗が出るとは知らなかった所からも汗をかいている」と（笑）

途中の街並

日中の屋外を歩くのは我々のみ・・・

Burj Khalifa ブルジュ ハリファが近くに迫ってきた！

世界一の高さの超高層ビル　（160階）
高級ホテルやマンションやオフィスが入っているらしい

124階にある展望台 At The Top は滞在中に行ってみたい

その隣にやっと姿を見せたドバイ モール

世界最大のショッピングモールはこちら側から見るとそんなに大きく見えないけど、いやはや中に入ると驚きます。

滞在中多分何回か来るでしょう。
とりあえず今日は下見。

4人一緒にプラプラと当てもなく中を歩きます。

初めてのアラブ圏だから、知られたブランド名がアラブ文字で書かれているのを面白く感じる。

英語が普通に通じる国なのに、何でもかんでもアラブ文字でも書かないと気が済まないようです。

高級ブランドばかりが並んだ場所に出ました。

カンドゥーラ（UAE男性の白い民族衣装）とアバヤ（UAE女性の黒い民族衣装）姿の男女がいなければ、どこの欧州の街かしら？と思うようなモールです。

アルマーニもアラブ文字で・・・

ルイ・ヴィトンもアラブ文字で・・・

グッチもアラブ文字で・・・

こういうの、看板しか目に入っていない。
ブランド物には縁がないし興味もない私。

ドバイモールの名物を見に「Aquarium」の表示を追ってきました。

世界最大のアクリルパネルの水槽だそうです。

無料で見られるこの水槽だけで充分楽しい！

ダイビングもさせてくれるみたいで、ライセンス持ってるセルヒオがやりたがった。

楽しいよね〜

大人でも面白いもん　

水槽のある部分はこのように３フロアー吹き抜けで広々としています

気が付けば、天井には星空の演出
洒落てます

ランチはフードコートで食べることにしました

私はこういうの日本で慣れているけど、スペインにはないので他の３人は喜んでいました。
皆揃ったところでそれぞれのお盆を見れば、ラファはSubwayのサンドイッチ、セルヒオは中華料理、ロサナはメキシカン、私はインド料理と、これまた国際的なランチになりました。（笑）

モール内にはスケートリンクもありました

外は40度なのに、このギャップ！

補助ペンギン♪

突然現れたエミレーツのカウンター

なんだこれは？

エミレーツの飛行機もあるぞ〜

Kidzania

子供達が本物そっくりの制服着て、クルーの真似事ができるそうです。

ちょうどセールの時期でもありました。
一目瞭然でしょう？　（笑）

Part SALE 25% up to 60%
と書いてあります。

1日でアラブ文字覚えたんじゃなくて、
この隣に英語の看板も出ていたの（笑）

なんなの！
モール内にこんな大きな噴水

筋肉モリモリの銀色の男たちがシュール・・・

ドバイファウンテンの方へ一旦出てみた

こちらから見るとモール大きいです。

16時に噴水ショー始まるのかと待ってみたけどそんな様子はなし。

人に聞いたら18時からだというので、ではもう少し中をブラブラすることにした。

子供服を見てきたいというロサナとは別行動

私はスーパーを見てみたいと言うと、ラファとセルヒオも興味を示して付いてくるという。

余り欧州のスーパーと変わらない

商品メーカーもほとんど同じ、パッケージにアラブ文字も書いてある他は。

で、気になってどうなっているのか見てみたかったのが肉コーナー

普通に並んでいるのは、ハムもソーセージも豚肉を利用していないものばかり

でも、これだけイスラム圏外の移民も多い国。
豚肉は買えるのかなーと気になっていた

ありました、PORK SHOP。下にご丁寧に
「For Non Muslims」と書いてあります。
完全に隔離された別コーナーになってました
入り口はこれともうひとつ
中は結構広くて、生肉も冷凍肉も加工品も（スペインの生ハムもドイツのソーセージも）色々と揃っていました。

スーパーを出た前にはアラブコーナーがありました

UAEの民族衣装を扱っている店が並んでいました

アバヤにも色々とあって、ただ黒いだけでなく、刺繍やちょっとしたカラーなど、女性はなかなかお洒落に着こなしていました。

それと、UAEの女性が美しいのに驚きました。
ほとんどの女性が顔だけしか出していないのですが、メイクもしっかり決まっていてどの人も美人！
チラチラ見える足下は、ヒールの高い色のサンダルなんか履いていて、とてもお洒落のようです。

ロサナと落ち合って、フレッシュ生ジュースでのどを潤した後、今度こそドバイファウンテンのショーを見るために暑い外へ出ました。

ブルジュ ハリファの前の階段に座って見物します

この時見たのはアラブ風の音楽でした

水が踊るようで、面白かった！

ただ、とても短い。
３分くらいでした　
え？もう終わり？って感じ

水が勢い良く高く吹き出す時にはすごい音がします。

結構高く吹き上がります

夜ライトアップされたショーは、また今度見にくることにします。

ショーが終わってシーンと落ち着いた噴水

世界一大きな噴水です

ね、この旅行記一ヶ所だけで「世界一」がたくさん出てきました。

帰ろうとメトロに向かおうとしたら、モールの入り口に高級スポーツカーばかりが何台も停まっていました

フェラーリ　ランボルギーニ　ポルシェ　など

ラファとセルヒオが喜んだ

帰りはメトロで空港ターミナル３まで
そこからホテルのシャトルバスに乗ってホテルへ戻りました。

あまり遊んでもいられません
明日からは早起きして研修のスタートです


ドバイ旅行記１（完）