2009/05/08 - 2009/05/08
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kankonokiさん
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2009年のGWに、釜山→大邱→晋州→順天→宝城→和順→光州→全州→扶余→ソウルと12日かけて踏破した。
http://4travel.jp/traveler/kankonoki/album/10460906/
10日目は全州を出て、扶余に向かう。扶余は1300年以上前に滅亡した百済最後の都。古代日本とも深い関係が知られる。日本史で登場する白村江の戦いもここで行われた。
夕方、全州のバスターミナルで、扶余行きのチケットを窓口で尋ねると、直通のバスは存在しないと言われ、えっ?と絶句。全州から扶余までは直線で70kmもないのに。。。さらに、大田近郊の儒教(ユソン)まで行って、そこで乗換えて扶余に行くらしいが、ユソン行きはもう終わっているという。トホホ、仕方ないので朝チェックアウトしたモーテルにもう一泊することになった。地図でユソンを探すと、殆どテジョンの近くなので、とんでもなく大回りで行くことになる。そこで鉄道で論山(ノンサン)まで行って、そこからバスで行くことにした。その方が最短距離で移動出来きる。ホテルのPCで鉄道の時刻を調べて、9時発のムグンファ号に乗る事に決めた。
論山で市外バスに乗って、扶余に11時に着く。扶蘇山城、皇蘭寺、白馬江、国立扶余博物館、定林寺址を廻って、夕方ソウル行きの高速バスでソウルに移動した。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー
- 航空会社
- JAL
PR
-
(前の旅行記は↓)
http://4travel.jp/traveler/kankonoki/album/10477233/
全州駅(チョンジュヨク)
バスターミナルからタクシーでややはずれにある駅へと向かった。列車は本数が少ないので、乗り損ねると1時間無駄にする。だだっ広い駅前広場をもつ古風な駅舎に感心する。 -
自動切符発行機
タッチパネルで座席指定の切符が買える。窓口でも買えるが、珍しもの好きなので、わざわざ苦労しました。なぜか英語表示にならないので、ハングル読んで買うことに。 -
それで、やっと切符が買えました。ムグンファ1502号、3号車41番の席。論山まで一般席で3900w。
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駅のホットサンドイッチの売店
15分程時間があったので、腹ごしらえをしようと思って、覗いてみます。 -
キャラクター・トースト
クマさん、ブタさんのかわいいトースト。面白いので、1つ買ってみることに。値段は1800〜3000w程度。 -
まあ、想像程度の味でした。
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ムグンファ号が時間通りにホームに入ってきました。ホームは低いので、乗り込むには列車内のステップを3段登ります。
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車内はバスと違ってかなり広いのでくつろげます。
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1時間で論山に到着
改札横のインフォメーションでバスターミナルへの道を訊くと、目の前のバス停から市内バスでも行けるが、バスターミナルまで行って、市外バスで行った方が早いとも。そこで、歩道橋で線路を乗り越えて、右に200m程行く。道を尋ねた女性が親切にも連れて行ってくれました。 -
論山のバスターミナル
扶余方面のバスは、30分おきくらいに出ているようだが、時刻表にBu-Yo行きとある本数は少ない。このバスは扶余経由でソチョン行きで、フロントグラスにBu-yoの赤い札が掛かっています。 -
聖明王の像
バスは20分程で、扶余郡街に入り、伽耶復興会議を呼びかけ、新羅との戦いで戦死した聖明王の像のあるロータリーまで来た。日本に仏教を伝えた。 -
扶余市外バスターミナル
聖明王の像からすぐのとこにあります。夕方のソウル行きのバスをチェックして、コインロッカーを探すが、無いらしく、ターミナル内の売店のおじさんに預かってもらう事に。おじさんは日本語の勉強中で、観光マップもくれました。 -
扶蘇山門
扶蘇山城の城門。入場料2000w。バスターミナルから歩いて15分程で着きます。 -
三忠祠
百済末期の3人の忠臣、成忠公・與首公・階伯将軍をまつった祠。 -
成忠公・與首公・階伯将軍の絵
なんとなく、全州の慶基殿に似た雰囲気です。 -
泗枇楼(サジャル)
扶蘇山全体で標高が一番高く、眺めが良い事で有名らしいが、周りの木が大きくて。。。 -
百花亭
百済滅亡の時、3000人の宮女が辱めを畏れて、そばの落花岩より白馬江(ペンマガン)に投身自殺をはかった。その宮女を祀るために1929年に建てられたもの。 -
白馬江を百花亭より眺める
663年、白村江の戦いはこの河口付近で行われた海戦だと言われています。こんなとこまで4万人も派兵した中大兄皇子に感心します。ちなみに、後に天智天皇になる皇子は645年の大化の改新で実権を握ってから23年間も即位せずに国を動かしていました。 -
城内はお土産物を売る出店が多い
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皇蘭寺
百花亭より山道を降りて、白馬江遊覧船に乗るために皇蘭寺まできた。
百済時代は尼寺で、日本から2人の女僧が修行に来たという記録があります。 -
皇蘭薬水
有名な泉がある。昔若返りの噂を聞いたおじいさんが、飲み過ぎて赤ん坊になってしまったという魔法の水。1杯で3歳若返るという。 -
試しに一杯
今のところ効能は実感出来ていません。。。 -
白馬江遊覧船乗り場
ここからクドレの船着き場まで遊覧船にのってみます。売店があるのでここで、ビールなど飲みながら、ひとときを過ごします。 -
白馬江遊覧船
15分程待ってから船がやってきた。 -
これが落花岩
落ちたら死ねますね。 -
クドレの船着き場にある雅な観光船
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クドレの船着き場
百済の使いが船出をしたという場所。百済のことを日本では「ペクチェ」と呼ばずに、「クダラ」と読むのは、一説には、ここ「クドレから参った」というのが語源ではないかという。 -
トルソッパブ
韓国の釜飯。クドレから中心部へ向かう道沿いにある「クドレドルサムパブ」というお店。味は韓国にしてはとても淡白。
他に葉物で手巻き寿司のようにご飯とおかずを包んで食べるサムパブもある。 -
その店内の様子。なぜか、往年のフィルムのポスターなどで飾られている。
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扶余国立博物館
腹ごしらえを終えて、タクシーで10分程で着く。無料開放日らしく、地元の生徒であふれている。 -
国宝の香炉
百済の工芸技術の粋。ソドンヨでも出てきましたね。 -
七支刀
日本の石上神社にあるものと同じもの。百済王から大和王朝に送られた。これも、ソドンヨのオープニングの始めにチャンが振り回している刀ですね。 -
遺構の瓦
日本の遺構と共通の文様が見られる -
定林寺址
現存するものは、石塔と仏像1体のみ。石塔は焼け跡があり、唐が百済を平定したと銘がある。
扶余博物館からは、歩いて10分程のところ -
これがその仏像。統一新羅時代のもの
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池の遺構を発掘調査していました
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敷地内には資料館があり、
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様々な展示があります。法隆寺の伽藍の配置と同様な配置の遺構が百済との深い関係を示唆しています。
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夕方バスに乗って、ソウルに向かいます。風景は近くの公州の町並み
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