稜線漫歩　夏の立山縦走（４）

2006/08/15 - 2006/08/15

立山縦走もいよいよ最終局面。立山の主峰、大汝山と雄山に登ります。今日、本当にラッキーだったのは午後の遅い時間まで雲が湧き出さず、終始展望が楽しめたことです。
タイトルは「稜線漫歩」としましたが、実際には、そこそこアップダウンがあって、結構ボリューム感はありました。特に富士の折立への登りと、雄山から一の越への下りは、なかなか手ごたえのあるものでした。
途中を少しのんびりしてしまったせいで、雄山神社のお祓いの時間には間に合いませんでしたが、自由参拝は出来ましたので、充分にご利益があるものと、信じています。

エリア 立山黒部(富山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急
• 旅行の手配内容: その他

大汝山付近から室堂と大日岳

富士の折立から歩いてきた道を振り返ります。

ゴーロの斜面に彼方に見える浄土山や国見山

富士の折立のピークが良く見えます。

大汝山の山頂にある休憩所。

大汝山の山頂から雄山を眺めました。

から黒部湖を俯瞰しました。

大汝山の山頂の最高地点の岩峰。後ろの青い屋根は休憩所です。

大汝山の山頂から直下の谷を見下ろしました。勾配のきつい谷ですが残雪も沢山残っています。

大汝山の山頂から室堂。

雄山の山頂が近づいてきました。

今日一日、歩いてきた道を振り返ります。剣岳が大きく見えます。

雄山の社務所脇に出てきました。

雄山の山頂にある雄山神社への参道です。

雄山神社の社務所です。
時間が16：00過ぎでしたので、この日のお祓いは終了していました。

雄山神社に参拝します

雄山山頂にある雄山神社の祠です。

雄山山頂から大汝山と遠くに剣岳が見えています。

雄山山頂から雄山神社の社務所を眺めます。

雄山山頂から五色が原方面を眺めます。

雄山山頂から鷲羽岳など黒部源流の山々

雄山神社社務所前にある方位盤

一の越への下りにて、竜王岳

一の越への下りにて、タンボ平への道。東一の越。

一の越への下りにて、御山谷の上部

夕方近くなって雲が湧いてきました

雄山山頂もだいぶ遠くなってきましたが、一の越山荘まではまだまだです。

意外に時間がかかった一の越への下りです。

歩きにくい急な下りに難渋しましたが、あと少しです。

一の越山荘に到着です。小休止の後、更に室堂まで下ります。

一の越から御山谷を眺めます

一の越山荘の売店です

一の越を発って室堂に下り始めます。

室堂への下り道。今年は雪渓が大変多いです。

大日岳も大きく見えています。

称名川の谷には高山植物が咲き誇っています

今年は雪渓が至るところに残っています。

雪渓の横断は家族連れには難儀を強いられます。

高山植物と雪渓のコントラストは本当に美しいです。

室堂山荘です。立山ホテルのある室堂ターミナルまであと少しです。

室堂ターミナルに到着。名水の前は多くの観光客で賑わっています。

高原バスで美女平に下ります。予定通り、最終の高原バスに乗れました。

眼下には雲海が広がっています。

立山ケーブルはそれ程待たずに乗れました。

立山駅に到着です。富山地鉄に乗り換えます。

最終近くなるとガランとした感じの立山駅

富山地鉄電車で富山駅に向かいます

寝台特急「北陸」号で富山を出発。

無事に上野駅に到着しました。

この旅行記へのコメント （3）

• nonmamさん 2012/07/17 21:42:50

  立山の回答、ありがとうございました。

  どーもくんさん
  
  息をのむ程奇麗な景色ですね。
  我々も、どーもくんさんのいらした時の様にお天気に恵まれれば、この様な景色に会えるのですね！
  
  我々の予定は、一の越の方から登る予定ですが、どーもくんさんの写真を拝見すると、大変な急坂。
  ここを下る自信がありません。
  
  雄山→一の越の様な急坂は、このルートには他にありますか？
  
  又、我々の予定しているルートが長丁場、という事ですが、どのくらいの時間が掛かるでしょうか？
  過去に、屋久島・縄文杉、富士山一合目より五合目、大菩薩峠、に行った経験があります。
  
  ご迷惑でなかったら、情報をいただけますでしょうか？
  
  

  どーもくんさん からの返信 2012/07/17 23:15:58

  RE: 立山の回答、ありがとうございました。

  nonmamさん　書き込みありがとうございます。
  
  > 雄山→一の越の様な急坂は、このルートには他にありますか？
  
  雄山から剣御前方向に縦走するのであれば富士の折立からの下りは結構急です。もしも仮に天候の急変などで縦走を打ち切るのであれば、下りきったことろから室堂に下る大走りがありますが、ここは高度感のある結構急な下りが最後まで続きます。
  
  >
  > 又、我々の予定しているルートが長丁場、という事ですが、どのくらいの時間が掛かるでしょうか？
  
  雄山から雷鳥沢ヒュッテまで昭文社のエアリアマップでは４〜５時間となっていますが、例えば剣・黒部方面の展望が素晴らしい内蔵助山荘に立ち寄るのであればかなりの寄り道ですし、別山も寄り道して展望を楽しむと時間は加算されます。
  縦走路の混雑も加味する必要があります。
  
  > 過去に、屋久島・縄文杉、富士山一合目より五合目、大菩薩峠、に行った経験があります。
  
  岩稜帯が続く山域の御経験が浅いような気がします。
  ご来光前の暗い時間帯に、岩場が続く一ノ越から雄山を上るよりは、いっそのこと逆回りにしてはいかがでしょうか。
  後立山連峰があって、ご来光は遮られてしまいます。立山周辺はご来光以上の山岳パノラマがあります。
  
  この時期、あまり防寒具を気にしなくても良いと思います。ご来光を待つ一時的なものです。荷物になって重かったりします。雨合羽でかなり代用できます。S036さんのご意見に反論することになって恐縮ですが、ダウンは濡れてしまうと防寒性が損なわれ、乾くまで重いだけで使い物になりません。
  無雪期のちょっとした防寒には薄手のフリースで十分です。

  どーもくんさん からの返信 2012/07/18 10:10:43

  RE: 立山の回答、ありがとうございました。

  Q&Aコーナーで雨合羽という表現にコメントされていましたので、補足です。
  単に雨具というと傘をイメージされることのないよう、雨合羽と表現しました。本来であれば登山用のゴアテックスのレインスーツであるべきだと思います。ただ、非常に高価で最新モデルで４万円くらいします。
  このクラスのレインスーツであればウインドブレーカーとしても機能します。そこまでは・・という場合に使うビニールの雨合羽は使い捨ての間に合わせです。凄く蒸れるので、下に着ている衣類は汗で濡れてしまうので着替えは必須です。
  
  
  高山の岩稜帯では雨天時は、雨が下から吹き上げるような感じになりますので傘やポンチョは役に立ちません。
  稜線上で雷がなったら落雷の危険がありますので、行動を中止して物陰に隠れた方が良いです。