2013/03/24 - 2013/03/25
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Tam-Kさん
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瀬戸内に浮かぶアートな小島、直島
春の家族旅行ではじめてこの島を訪れてみました。
ちょうど「瀬戸内国際芸術祭」も行われており、島はたくさんの
観光客で結構賑わっていました。
この旅行に当たっては、
最初、尾道やしまなみ海道でも行ってみようかぁ、
と、いうことで瀬戸内のガイドブックを買ってきました。
このガイドブックで、娘がコンクリート打ち放しの空間に置かれた
黒い球体の芸術作品を見つけ、
「地中美術館、ここに行ってみたい!」
と言いだしました。これが今回の直島訪問のキッカケです。
瀬戸内にアート作品がたくさん置かれた島があるというのは
ニュース等で見聞きしていたのですが、当然ながら大した興
味もなくこれまで見過ごしてきました。
でも、今回、娘の一言で地中美術館のある直島について色々と調
べているうちに、いつの間にか完全にこの島の魅力にはまってし
まっている自分がいました。
また、この島には別の側面でも気になることが有り、
-- 20年来の疑問 --
今回、直島へ向かうこととなりました。
芸術祭HP http://setouchi-artfest.jp/
直島ガイド http://www.naoshima.net/index.html
http://www.naoshima.net/en/pdf_guidemap_download/naoshima_guidemap.pdf
日経の芸術祭関連記事
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO53230590W3A320C1000000/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずは宇野港から直島行きフェリーに搭乗(1人280円とリーズナブルです)、
今回、「瀬戸内国際芸術祭」が始まり、たくさんの人が来るということだったので、朝6に自宅(兵庫県)を出発、途中一切休憩はとらず直行し、ちょうど8時に宇野港に到着しました。
先ずは朝ごはん、フェリー乗り場にはたいした売店がなかったのですが、表の道の向こうにセブンイレブン(フェリー乗り場から徒歩2分、駅との中間付近)があり、朝ごはんを調達、フェリーに乗ってから食べることにしました。
また、フェリーの中には瀬戸内国際芸術祭のブースがあり、島のガイドマップがおいてありました。
直島ガイドマップ
http://www.naoshima.net/guide_map/naoshima-areamap-info.pdf
フェリーの時刻表
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~shikoku/ -
ここで新たな発見です、宇野港に1日500円の臨時駐車場が出現!!
駐車場は”教えてトラベラー”で事前情報(たらよろさん、soramameさんありがとうございました。)を得てたのですが、「瀬戸内国際芸術祭」に合わせ、臨時駐車場ができていました。
フェリー乗場のすぐ隣にある産業振興会館(港にポツンとある大きなビルなのですぐに見つかります)の南側に一日500円で駐車することができました。
ここは停めれる台数がそれほど多くありません、
でも、産業振興会館の東側の埋立地にある空地も臨時駐車場
(同じく1日500円)となっており、こちらは相当数の駐車が可能です。 -
宇野港を8:22に出発、約20分で直島宮ノ浦港に到着、
いきなりかわいい「赤かぼちゃ」くんが出迎えてくれました。 -
まずは町営バスでベネッセアートサイトの入口、つつじ荘へ向かうべくバス停へ
時刻表を見ると9:05発があり、1番の乗り場でこれを待つことにしました。
バスの時刻表
http://www.naoshima.net/guide_map/naoshima_timetable_of_town_bus_2013-01.pdf
すると案内係をしてくださっている感じのお兄さんが、「どちらへ行かれます?」と声をかけてくれたので、「先ずは、地中美術館に行こうと思ってます。」と言うと、「それでしたら、9時過ぎに地中博物館行きの臨時便が出るかもしれません、確認してきますのでしばらくここで待っててください。」との返答、数分後、まもなく臨時の地中美術館行き直行便が来るとのこと、3番乗り場に移動して待つこととしました。
するとまもなくバスが到着、同時に高松からのフェリーも到着し、地中美術館直行バスは立乗客一杯の超満員状態となり、いざ出発!
バスは、路線バスのように本村方面には向かわず最短距離で地中観術館チケットセンターへ、約10分で到着しました。
距離的には歩きでも行けそうですね、時間があれば徒歩でゆっくり島の自然を感じながら巡るのもいいかも、
直島ウォーキングマップ
http://www.naoshima.net/guide_map/naoshima_walking_map.pdf地中美術館 美術館・博物館
-
イチオシ
チケット売り場に到着すると、係員の方から入場について説明ありました。
地中美術館へは入場制限が有り、1回130名までで人数にったすると1時間半後の次回入場まで待たなくてはならないようです。
今回は早めに行ったこともあり整理券No.20-22を獲得、無事第一回目の入場となりました。
チケット販売開始 9:45、入場10:00
大人2000円 子供(15歳以下)無料
http://www.benesse-artsite.jp/chichu/地中美術館 美術館・博物館
-
イチオシ
地中美術館は、建物のほとんどが地下に設置されており、多くの地形が原型通り残されているようです。これは表参道ヒルズとかのように周囲の環境にとけ込んだ造りという点で苦心されたんだなぁ〜などと安藤忠雄氏の設計に思いを馳せながら中を巡ってみました。
美術館の入口を入るとコンクリートむき出しの照明のない薄暗い通路が続き、その先に自然光の採光が取り入れられており、この光を目指して進んでいきます。このような光の演出は豊中の「光の教会」でもあるように安藤さんの建築の特徴ともいうべきものではないでしょうか。
光の教会 http://www46.tok2.com/home/arc/osaka/osaka_32.htm地中美術館 美術館・博物館
-
建物の内部は、コンクリートという非常に無機的な空間であるにも関わらず、室内と作品が調和するよう工夫された空間となっています。
特に作品が柔らかな光に包み込まれるよう、間接照明や自然光の取り入れが工夫されており、どれも室内空間そのものがアート作品の一部になっています。
今回の旅の一番の目的だった黒い球体、ワルター・デ・マリア室などは、室内が十分な明るさとなっていたのですが照明は一切ないようで、これは自然光によるもののようでした。
天井から差し込む日の光が、半透明の天井板中央の開口を透過すると共に、この天井がなだらかな凸型をしていることから、天井の上面で光は一旦反射し、屋根裏を照らした後、その光は天井板と側壁の隙間から差し込む構造になっているようです。
ここでは、自然光すら間接照明のように用いられ、日の傾き、天候による光の変化など、単なるオブジェのみならず、科学的計算にも裏打ちされた空間が設計されているところなど、この作品の奥深さを感じます。
とにかく素晴らしい空間でした。 -
一通り見終わったあとは地中カフェでティータイム、
カフェの中は一面がガラス窓で、瀬戸内の光景を眺窓のめることができ、また窓の外にはテラスもあります。
ここは、飲みもを持ってテラスに出て、籐製の座布団に腰掛け、春の柔らかな光の下、瀬戸の島々を眺めながらのティータイムを楽しみました。
コーヒー500円、バナナアイスクリーム550円、ちょっと割高かな、、、
でもこれはローケーションの値段と思い、
とりあえず納得しておきましょう〜、
http://www.benesse-artsite.jp/chichu/cafe_store.html地中カフェ グルメ・レストラン
-
地中美術館からベネッセのバスでつつじ荘まで移動し、ベネッセアートサイトのビーチやパークエリアへ行ってきました。
サイトの入口にある忘れ物でできたアート???、です。
サイト内無料バス時刻表
http://www.benesse-artsite.jp/access/pdf/shuttle_bus_timetable_201210.pdf
ベネッセアートサイトHP
http://www.benesse-artsite.jp/地中美術館 美術館・博物館
-
ネコ!!
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蛇のベンチ?
-
パークのショップ横に「腰掛」がありました。
何かを読む御主人と、愛犬、、、 -
何を読んでるのかな、覗き見、覗き見!
-
イチオシ
この島のシンボルともいうべき黄色い「かぼちゃ」
-
桟橋の端にあります。
-
つつじ荘バス停の前で、海に向かって立っている不思議な鳥居、
と思いきや、海方面から見ると山側の神社に向け建てられていました。
次は本村へ向かうため町営バスを待つことしました。 -
つつじ荘の入口にある作品、バス待ちの間散歩です。
入口の警備員のおじさんに昼食が取れる場所がこの近くにあるか聞いてみると、「つつじ荘に食堂がありカレーくらいなら食べられるれど、本村へ行けば色々食堂もあるからそっちの方が便利」とのこと、本村へ向かって間違いないとの確認を得ました。
親切なおじさん、ありがとうございました。
つつじ荘HP http://www.tsutsujiso.com/ -
バスで約10分、本村農協前に到着、バス停のすぐ横に石井商店さんを発見、
ここで昼食をとることにしました。
石井商店さんの情報
http://www.naoshima.net/food_shop/food/ishi_syoten_syokudo/index.html -
@石井商店
かき揚げうどんとおにぎりを注文、
お出汁がやさしい味で、ほっとする味のおいしいおうどんでした。
(うどん450円、かき揚げ100円、おにぎり100円) -
本村をぶらぶらと散策することに、先ず最初に見つけたのがこの空き缶のアート??
これは面白ですね、路地を進むとお店があり、たくさんのアートな空き缶たちがいました。 -
港の方へ歩いていくと感じのいいカフェを発見!
カフェ「koniciwa」
http://konichiwa.jp/ -
安藤さんのミュージアムです。
http://www.benesse-artsite.jp/ando-museum/index.html
古民家の中は安藤さんらしいコンクリート打放しの壁と床になっており、更に地下室もあり、ここでもまた光のアートともいうべき空間がありましいた。 -
Ando Museumから八幡さんを頂上まで登りきり、少し降りたところに到着、
護王神社、
神社までアートになっていました。 -
家プロジェクト、「はいしゃ」
http://www.benesse-artsite.jp/arthouse/index.html家プロジェクト 美術館・博物館
-
中に自由の女神と思しき像が! 興味津々です!!
中に入りたかったのですが時間がなく残念、 -
本村の街の中はいたる所にアートが点在しており、歩いているだけで楽しい気分にさせてくれます。
街のなかでは所々にボランティアと思しき案内の方がおられ、町プロジェクトの場所やバスの時刻など親切に教えて頂きました。
お世話になりました。 -
朝、同じフェリーに乗っておいた出店カー! 農協の裏側にいました。
クレープ、たこやきなどがありました。 -
バスで宮の浦へ戻り、宇野へ戻るフェリーを待つ間にたこ焼きを頂きました。
フェリー乗り場から道を隔てたたこ焼き屋さん「ふう」、 -
最後に再び「赤かぼちゃ」くん
楽しかった直島ともお別れ、早朝からこの島にやってきたのにあっという間にもう夕方、
楽しい時間が過ぎるのは早いものです。
次回は島で宿泊し、もう少しゆっくりとこの島を楽しみたいところです。
直島の宿 http://www.naoshima.net/stay/index.html -
フェリーは直島を後にして宇野港へ
左の写真は直島の北端です。
山に地肌が露出した部分がやたらと目立つ気がしませんか?
二十数年前、ツーリングで鷲羽山へ行途中、島の一面だけ地肌の土がやたら露出し、真ん中に煙を上げる工場がある島を見かけ、なんと異様な島だろうと思ったことがありました。あの島はいったいなんなんだろうとその時以来ずっと疑問に思っていました。
今回の直島訪問で島について調べていると、大正時代にここに銅の精錬所ができ、その後、この工場から排出される亜硫酸ガスの影響で周囲の森林が枯れ果てていったとのこと、、、
この光景こそ二十数年前に見た光景だったようで、
あの島は直島だったことが今回ようやくわかりました。
現在では、工場の改良等で自然がずいぶん戻っているようですが、高度経済成長期の公害問題の名残とでもいうのでりでしょうか、、、
ここにきて長らく抱いていた疑問をようやく晴らすことができました。 -
宇野港に帰還、
車を止めた臨時駐車場の横にはこのおさかなアートがありました。
どうやら海の漂着物で作られたようです。 -
これも上のお魚の近くにあった「スクリュー?」、
同じく漂着物で作られているようです。 -
おみやげに買った「2013瀬戸内国際芸術祭」
と「地中博物館」のバッチです。
明日は、しまなみ海道、尾道へ向かいます。
http://4travel.jp/domestic/area/chugoku/hiroshima/onomichi/tomonoura/travelogue/10761700/
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この旅行記へのコメント (2)
-
- katanさん 2013/04/30 23:15:24
- 旅行記への投票、ありがとうございました。
- Tam-Kさん、こちらでははじめまして。
ご家族で直島を楽しまれたようで、何よりです^^
娘さんは、デ・マリア作品に興味を持たれたのですね。あの空間で、娘さんがどう感じられたのか、ちょっぴり興味があります。
直島へは3年前の芸術祭で訪れて以来です。ANDO MUSEUMも新しくできたことですし、私も芸術祭の夏会期か秋会期のいずれかで再訪を考え中です(パスポート買っちゃったので)。
犬島・豊島だけでなく、他にも個性ある島々がありますので、ぜひ訪れてみてくださいね(回し者ではありませんが 笑)
katan
- Tam-Kさん からの返信 2013/05/04 10:22:28
- RE: 旅行記への投票、ありがとうございました。
- ktanさん、メッセージありがとうございました。
前回の直島は時間がなく、早足でザッと回った程度で、ちょっと物足りなさが残りました。このためこのGW、直島と豊島などの島々を巡る旅に行ってしまいまいました。近々旅行記を立ち上げますので、是非ご覧いただければ幸いです。
このサイトもまだ初めて1ヶ月の初心者です。まだまだ勝手がわからず、悪戦苦闘しながらやっております。どうぞ、よろしくお願い致します。
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