2013/11/16 - 2013/11/16
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Tam-Kさん
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秋の豊島、少し肌寒さを感じさせる季節、でもこの日は晴天に恵まれたこともあり、柔らかな日差しの下、爽やか風を感じながら豊島をめぐることができました。
豊かな島と書いて豊島、この島は古くから瀬戸内海の海の幸はもちろん、農作物も豊富な収穫が得られていたことからこのような名がつけられたということです。ここ豊島の中央部には檀山をはじめとする濃い緑で覆われた峰々が連なっています。小さな島にも関わらず標高300m程度の高い山々が連なることから、豊富な湧水が島のあちこちで見られます。この美しい湧水こそがこの島に豊かな収穫をもたらすものなのでしょうね。
今回の豊島は、朝10時、宇野発のフェリーで家浦へ、そして定番の電動アシストサイクルを借り、島をほぼ一周し、14:55の高速艇にて宇野へ、
ちょうど瀬戸内国際芸術祭も終わり、冬が近いということもあり、休日でも人が少なく、静かな島を楽しむことができました。
・行きのフェリー 宇野10:00発、 家浦10:40着 \750-
・フェリー乗り場横でレンタサイクル(電動アシスト付)
\1,000-/4時間
・帰りの高速艇 家浦14:55発、 宇野15:20着
・JR宇野線 宇野15:40発
豊島では、家浦から自転車で唐櫃方面に向け出発、今回は島を一周するのが目的だったので、なるべく電動アシストは上り坂以外は使わないようOFFを心掛け、おもに島の芸術作品を鑑賞しながらのサイクリングにて島を巡ってきました。
豊島での行程
家浦 → トム・フェリーナ → 豊島美術館 →
唐櫃岡(清水、空の粒子、あなたの最初の色(私の頭の中の解
-私の胃の中の溶液)、島キッチン、ストームハウス) →
甲生(遠い記憶、かがみ-青い海への想い、国境を超えて) →
家浦(豊島横尾館、100年の闇、あなたが愛するものは、あなたを
泣かせもする(日本フランチャイズバージョン) )
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 2.5
-
JR宇野線の終点、宇野駅
新幹線で岡山へ到着後、瀬戸大橋線で茶屋町で宇野線へ乗換、
茶屋町から宇野へは30分の各駅停車、
なお、宇野線は1時間に1本か2本しか運行されていません。 -
宇野港、宇野駅から徒歩3分くらいで港に到着、
駅前広場の前の道を渡るともうフェリーの駐車場です。 -
豊島へのフェリーです。
このフェリーは、宇野から豊島の家浦、唐櫃に立ち寄った後、小豆島の土庄港まで行きます。 -
フェリーの屋上の壁に貼ってありました。
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イチオシ
宇野港を出航してまもなくフェリーは直島の沖合を進みます。
-
直島を後方に眺めながら一路豊島へ
山の上に精錬所の高い煙突が目立ちます。
直島の北側は三菱マテリアルの精錬所などたくさんの工場が建っています。 -
瀬戸に浮かぶ小さな島、とてもいい形の島です。
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豊島、家浦港に到着
まずはフェリー乗り場すぐ横の豊島交流センターへ、
ここで電動アシスト付きのレンタルサイクルを借ります。
ここは4時間\1,000-、ちなみに直島は1日\1,500-でした。 -
まずは「トムフェリーナ」に向かいます。家浦と唐櫃岡の中間あたりにあります。
自転車を止め、山道を進んだ先に池があります。 -
イチオシ
「トムフェリーナ」
森万里子さん作、生と死を象徴する現代モニュメントだそうです。
飛騨にある東大の神岡宇宙素粒子研究施設のスーパーカミオカンデと接続され、超新星の爆発を検知することで光を放つようです。
なかなかスケールの大きい作品ですね。
また、超新星、それは星の最後を意味しますが、その最後に発する輝きは新たな星の誕生へと続くものでもあります。正に生と死の象徴ですね。 -
次に豊島美術館を目指して進んで行くと、途中で瀬戸の海を進むフェリーが見えました。
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自転車で結構坂を登り切ったところで、遠くに豊島美術館を望むことができました。
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唐櫃岡、清水、この前すり抜け、豊島美術館方面へ
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この先に豊島美術館バス停があります。
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まっすぐ海へと続く道、
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イチオシ
ここ、豊島美術館バス停前から海を望む景色、最高です!
ここは、豊島で一番のお気に入りポイントです。 -
道路脇には美しい棚田が広がります。
これこそが豊かな島の象徴ともいうべき場所ですね。 -
島一番の景色を楽しんだ後は、豊島美術館へ向かいます。
右の大きな白い穴のあいたドームが美術館で、左の小さなドームがミュージアムショップ&カフェです。 -
「豊島美術館」/内藤礼、建築:西沢立衛
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ゲートで入館料\1,500を支払い入場します。
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先ずはゆっくりと美術館の外側の森の中をぐるっとまわる小道を一周します。美術館の白いドームの入口はこの先になります。
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森の中を歩いていると眼下に唐櫃の港が見下ろせました。
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更に先に進むと、森の先に白いドームがようやく見えてきました。
美術館の中に入る前にまず、係りの方から説明があります。
中へは靴を脱いで専用のスリッパに履き替えて入ります。 -
コンクリート打放しの大きなドームには、2箇所の大きな穴があります。
床に小さな水滴があり、この水滴の動きがこの美術館の作品です。
ここは、ドームの中という閉じられた空間であるにも関わらず、大きな開口から差し込む光と風によって、外の自然の空間と同じ雰囲気を感じることができるためなのか、全く閉塞感を感じることなく、心地よい気分で過ごすことができました。
芸術作品と建築が見事に調和しています。 -
静かなとても落ち着く空間です。
床のいたる所に小さな水滴があります。
小さな水滴に別の水滴が流れ込み、水滴は少しずつ成長していきます。
やがて大きくなった水滴は一筋の流れとなり、速度をどんどん増して流れ去る。
小さな水滴によって誕生から成長、そして終焉、ひとつの生から死への小さな物語がここで繰り返されているようです。 -
館内では係員の方がおられ、ここの水滴の流れや建物などについて、非常に丁寧にレクチャー頂けました。本当に親切な方でした。ありがとうございます。
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今回はショップ&カフェで豊島美術館のハンドブックをお土産に買って帰りました。
ここでは、お茶の他、ピラフなどの軽食も食べることができます。 -
豊島美術館を楽しんだ後は、もうお昼も過ぎていたので、唐櫃岡の島キッチンでお昼にすることにしました。
-
ここはやはり、「島キッチンセット」\1,500-を注文
まず出てきたのは、前菜の風呂吹き大根と島サラダ、
風呂吹きの上には味噌といっしょにゆずの小さな切り身も載っており、このゆずがアクセントとなり、真まで味がしゅんだ柔らかな大根とのコンビネーションがなんとも言えない優しさを感じるような味でした。
また、サラダにはここの庭の柿の木に成った柿が添えられており、季節を感じながら頂くことができました。島キッチン グルメ・レストラン
-
メインの定食が出てきました。
お魚とごはん、お汁にお新香、 -
メインは鯛の身を蒸したものに生玉ねぎのスライスと南蛮漬け風のさっぱり味のソースがかかっていました。また、鯛の身の周りにはしまで採れた野菜の天ぷらが散りばめられていました。
酸味の効いたソースがとてもあいます。また、野菜の天ぷらのこのソースとの相性が抜群なのに驚きました。天ぷらに酸味のソースが合うなんて本当にびっくりでした。
柔らかい白身を酸味のソースに少し浸す。ふかふかの柔らかい身とサッパリ -
鯛の身は裏側の身がなかったのですが、その部分がどうやらその部分はあら汁となっているようです。
すまし汁に鯛の旨みがギュッと詰り、ほっこりするとても優しい味でした。 -
満足の食事の後は、島キッチン裏にあるピピロッティ・リストの
「あなたの最初の色(私の頭の中の解、私の胃の中の溶液)」
を鑑賞してみました。
右側の白い蔵の中に作品があります。
鑑賞料\300- -
蔵の中の真っ暗な空間の中、天井に楕円形のスクリーンがあります。
このスクリーンに音声とともに映像が流れます。島キッチン グルメ・レストラン
-
イチオシ
不思議な音楽と映像、
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島キッチンから清水方面へ向かいます。
-
唐櫃の清水
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青木野絵さんの「空の粒子/唐櫃」
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島の街並みを再び進みます。
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「ストームハウス」/ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー
3度目の正直でやっと今回入ることができました。
中に入ると、畳の座敷が二間あり、この部屋の窓の外は横殴りの雨と強風が吹きすさみ、正に嵐の中の家、ストームハウスです。電灯も停電で点いたり消えたり、天井からは雨漏り、、、でも部屋の中央部で畳に座ると意外に落着いてた気持ちになってしまいました。窓の外は嵐で、まどを雨風で音をてていますが、床は安定しており、このアンバランスが座るとかえって安心感を呼ぶのでしょうか、、、
ただ、周りに人がいればそれほどでもないのですが、やはり一人になると何となく心細い気持ちになってしまいます。 -
次は甲生へ向かいます。
甲生へは、一旦家浦へ戻ってから行く道と、この唐櫃岡から島中央部の山の裾をまわっていく2つのルートがあります。今回は初めてでこの先登りが続くのか、道が険しいのかわからないのですが、さみしい感じの唐櫃岡から山の裾を回り込んで島の裏側へ抜けるルートを選ぶことにしました。
豊島美術館手前の角を右にまわり、少し細い道に入ります。その道に入ってすぐのところに牛さん達がのんびりくつろいでいました。 -
ミカン畑などを通り過ぎながら、道はしばらく緩やかな登りが続きます。
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豊島の東側へ回り込んだあたりから、となりの小豊島や小豆島の土庄方面を見渡すことがで、瀬戸のきれいな島景を楽しみことができました。
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さらに進み、島の南側へ回り込んでいくと、高松の屋島や大島などを遠くに望むことができました。
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坂を上りきったあたり、この道で一番標高が高い付近でミニ電気自動車が止まっていました。これもレンタサイクルを借りたところで借りれるみたいです。
この車、とても気持ちよさそうに走っていました。 -
壇山の裏側にまわり込むと、豊島の表側のなだらかな山の表情とは打って変わり、断崖絶壁、とても荒々しい姿となっていることがわかりました。
-
壇山頂上の左側に絶景ポイントのあずまやがあります。
機会があればこの山も登ってみたいですね。きっと素晴らしい景色が見れることでしょう。
さて、甲生への道はここからはつづらおれの急こう配の下り道となります。電動アシストをOFFにしてトップギアで駆け下りていきます。 -
長い下り坂を下りると、甲生の集落です。
いい感じの火の見櫓か建っいました。
こういう光景、何か懐かしい感じがして、いいと思います。 -
イチオシ
「かがみ - 青への想い」/クレイグ・ウォルシュ&ヒロミ・タンゴ
甲生の港にあるギンギラギンの船 -
「国境を超えて・海」リン・シュンロン(林舜龍)
とにかくデカいです。 -
中に入ると大きなドラがあり、鳴らすこともできます。
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「遠い記憶」/ 塩田千春
甲生に昔あった学校跡、講堂を使って造られた作品です。 -
校庭の遊具が今も残っています。
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イチオシ
このトンネルは、島で集められた使われなくなった木製建材を集めて造られています。隙間から差し込む光が心地よいです。
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行動の中は昔の名残が残っています。
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この作品は2010年の前回の芸術祭の時に造られたそうです。
月日の経過とともにあちことで老朽化が進み、維持が難しくなってきたのでしょうか、今年で公開が終わり、解体されるということをここにおられた係員の方から教えて頂きました。 -
今回ここに来てなかったらもう見ることができないところでした。
ラッキーでした。
恐らく、次回、3年後の芸術祭に向けて新たに生まれ変わることを期待しています。 -
それでは、甲生を後にして家浦へ
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「横尾豊島館」 建築:永山祐子
現代美術の巨匠、日本のへそ、兵庫県西脇市出身の横尾忠則さんの美術館です。
島を一周し、家浦に帰ってきました。 -
エントランスからの中庭、赤いガラスがはめ込まれ、庭が着色されたように見えます。
横尾豊島館は、元々この位置にあった古民家をリノベートして造られています。道路に面した入口部分が納屋、そして納屋には新たに塔が追設されています。エンタランスの納谷から庭に入ると倉と母屋があり、庭中央部にカラフルなタイルで敷き詰められた池があり、この池は母屋の床下まで伸びています。母屋に入ると池の上の部分はガラス床となっており、足の下を泳ぐ鯉と共に池の底のカラフルなタイルを観ることができます。 -
豊島銀座の商店
昭和の頃には、香川県の優良タバコ店舗第一号店にも選ばれたという歴史もあったということです。
このお店は、タバコのみならず、駄菓子、から農機具や日用品までところ狭しと並んでいます。
今も、この島にとってなくてはならない存在なんでしょうね。 -
この通りはこの島の目抜き通り、過ってはパチンコ屋などもあり、賑わっていたということです。
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豊島銀座、港の方からの眺めです。
豊島横尾館の塔が正面に見えます。 -
「あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする」/トビアス・レーベルガー
中はカフェになっています。 -
家浦の港を歩いているとねこが一匹歩いていました。
島にねこ、瀬戸の島々はどこにいてもねこをよく見ます。 -
イチオシ
港の写真を撮っていたら足元にジャレついてきていました。
とても人なつっこい、かわいい猫でした。 -
家浦港の「豊島鮮魚」、5月に来たときに煮魚定食を食べました。
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煮魚定食、小鉢に白子がついてきました。
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刺身丼
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食堂、「豊島屋」、港のまん前にあります。
お魚とお肉の2種類の定食があります。 -
地元のマダム達もよく集まっておられます。
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おさかな定食、この日は鮭のフォイル焼きでした。
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喫茶「大西」
豊島屋の前にある喫茶店です。
船の待ち時間に便利です。 -
家浦港
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豊島を後にし、宇野へ
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帰りの宇野行き高速艇が到着しました。
14:55 宇野港へ向け出発、約25分で宇野に着きます。
フェリーのほぼ半分の時間で行けます。 -
-
宇野港に到着
隣の埠頭に止まっていた警察の船です。 -
宇野のアラーキーの壁画アート、
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イチオシ
「宇野のチヌ」/淀川テクニック
海岸に打ち上げられた漂流物を組み合わせて造られた作品です。 -
「船底の記憶」/ 小沢敦志
これも漂流物でできているみたいです。 -
今回は行けなかった唐櫃浜の「マルチバスケットボール」、
5月にいた時に撮ってきた写真です。
5月の旅行記
http://4travel.jp/traveler/koichitamehira/album/10771827/ -
「心臓音のアーカイブ」
唐櫃浜の一番奥にあります。これも5月に行きました。
これもその時のクチコミです。
http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/kagawa/shodoshima/naoshima/tips/10647190/
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2013/12/04 21:14:33
- やっぱり豊島も行かなきゃ!
- こんばんは、Tam-Kさま。
豊島のアートだけじゃなく、
海を見下ろす道路など、島全体も素敵ですね。
豊島は、行きたい行きたいと思いつつ、
なかなか機会に恵まれず。。。
でも、やっぱり、この素敵な海を見たら、
絶対に行かなきゃ〜!と確信しました。
暖かくなったら計画したいと思います。
背中を押していただいて、、、ありがとう♪
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
たらよろ
- Tam-Kさん からの返信 2013/12/05 22:59:16
- RE: やっぱり豊島も行かなきゃ!
- こんばんは、たらよろさん
是非豊島、行ってみてください。
豊島は、落ち着いた雰囲気で、自然が豊か、また自然と共生した豊島美術館など、とても落ち着いた気分になれる場所、気に入ってます。
お薦めです。
それから、たらよろさんの銀閣寺の旅行記を見させていただきました。ここで京風焼きがとても気になってます。是非私も京都に行ってみたいと思っています。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
Tam-K
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